● 第18回いたスト関東オフのレポート ●
2002年8月24日 〜 8月25日の 2日間で第18回関東いたストオフがおこなわれました。今回はいたストオフ初参戦から 1年ということでしたが、初心に返ってお祭りのように楽しんできました。今回も、本編のいたストとアナログゲームの様子をレポートしたいと思います。
なお、今回はデジカメを持ってきたのでいくつか写真をお見せできるかと思います。アナログゲームが中心になると思いますが、ゲーム選びの参考になればと思います。
- オフ前日まで -
8月は遠征が多かったり、直前に長い休みがあったりといろいろとネタを仕入れてプレイする機会に恵まれていました。今回から本格的にアナログゲーム係として動くことになりましたが、いたストオフということで手軽にいつでも中断できるゲームを中心にチョイスしました。
直前に 1つゲームを買ったりもしましたが、前回ほどゲームの選択には悩まなかったですね。いたストオフの場にも慣れてきたこともあるのでしょうね。
いたストオフの調整ということで、8/8 に仙台に行って来ました。オフ初参加となる Candra さんのところで、「例の企画」をやったわけです。「例の企画」の内容はこちらからどうぞ。
今回は、日程にも余裕があったので小道具を用意しました。「キングスコートのアレンジ」Hammer バージョン、手作り「ギャンブラー」(これを作ったあと、ひどい肩こりになりました)、コントローラー識別用のプレートなど盛りだくさんでした。これも、去年の初参加の時を思い出しますね。
- 1日目の試合前 -
今回は、時間通りの会場について設営を手伝い、半月ぶりにあった Candra さんとお話をしたり、切望していた依頼の品を受け取ったりしました。依頼を受けてくださったつかCさん、ありがとうございました(依頼の品は、帰ってから十分に堪能しました)。
今回は、カルドセプトのサブバトルがなかったので、持ってくるようにと要請されていた「マメじゃないよ」をプレイしました。
「マメじゃないよ」は、相手に変なマメを押しつけつつ自分のほしいマメを手に入れる、読みあいのゲームです。ちょっとしたカウンティングはトリックテイキングの技能にもなりますし、展開を読む力もつくことでしょう。はじめは何をしたらわかりにくいというのが難点ですが。
写真は、つまらないマメを親が出したら、言い合わせたかのようにマイナスのマメを全員が出した瞬間です。こうなると親は丸損になってしまいます。難しいゲームではないので、ちょっとゲームに慣れたらプレイしてみてはいかがでしょうか。
あと、「キングレオ V」を見せていただきました。私は普通の「キングレオ」は持っているのですが、DQ 5 バージョンがあったのは当時は知りませんでした。「キングレオ」は簡単にいえば、UNO 系のゲームで、企画が進んでいる「キングスコートのアレンジ」でも参考にしている作品です。
カードの効果などは同じなので、最初に説明書を確認したのですが、ノリではやはり OK 老師のいる「キングレオ」のほうが上だと思いました。分かりやすさは同程度でしょうか。
今回一番見てみたかったのは、DQ 5 をモチーフにしたカードのイラストです。「キングレオ」では普通の数字カードがモンスターになっているので、「キングレオ V」では当然 DQ 5 に登場するモンスターに変わっているはずです。というわけで、写真に納めてみました。
DQ 5 は仲間モンスターが多いゲームでしたし、色違いモンスターは同時出しの対象になるので、両方の条件を満たす例のモンスターは登場していそうだと予想したのですが、見事に的中しました。でも、モンスターの種類が多く、同時出しがしにくいのと、これだというモンスターが少ないのでちょっと微妙ですね。
「カルドセプト」のない、まったりとした試合前でしたが、これもこれで面白いと思いました。
- 1日目 本戦 -
● 試合前
今回も最初の 3戦のストリートを一気に決めることになっていました。決まったストリートは、いたスト 3 のソフィーの洞窟、スペースカフェ(!)、そしていたスト GK のスペースコロニーでした。
1戦目のソフィーの洞窟も十分激しいマップなのですが、対人戦は未経験ゾーンのスペースカフェが 2戦目に出てしまいました。これはどうなるのか予想がつきませんでしたね。
● 1戦目 ソフィーの洞窟(3)
ソフィーの洞窟は、いたスト 2 からのストリートということで経験は十分にあります。いたスト 3 バージョンでは、マイホームの存在が怖いですね。破産もよく見られる派手なストリートです。どちらかといえば得意ストリートですね。
このストリートでは、5〜7 が出たら迷わずワープする人がかなり多いと思うのですが、今回は珍しく誰も地下 3 回に行きませんでした。私はというと、4番手スタートの出目 3 で地下 2 階に行かざるを得なくなりました。ちなみに、地下 2 階はかなりやりにくい場所です。
私は 1周目でいきなり、ゆきのかいろうを 3軒にしましたがその他の店がなかなか買えない展開で、相乗りされるという苦しい展開でした。地下 3 階は所有者が別れたので平和になりました。地下 1 階もそこまで軒数が伸びず、全体的にまったりとした展開になりました。
私は、地下 1 階にほとんど店が持てず、相乗りを受けて苦しい展開になりましたが、他のプレイヤーも手詰まり状態になっていました。私はゆきのかいろうを 4軒まで伸ばし、少ない株数で増資をかけるしかありませんでした。
中盤から終盤にかけて、私のデパート地帯からけっこう収入がありその収入でなんとか 20000G をため、ゴールできました。一時は結構な差がついていただけに、よく逆転できたと思いました。後で振り返ると、いたスト 3 からの 4軒 12倍の増資余りが運命を分けたのかもしれませんね。
ちなみに、お店の数は 7/41軒、株もうけは 4295G、いただき総額は 6553G でした(ふりこみ額との差は +4405G でした)。これでどうやって 20000G まで稼いだのか、今考えると不思議でなりません。
● 2戦目 スペースカフェ
これは、対人戦は初体験のストリートです。離れ小島には宇宙船に乗るため先着 2 名、残ったプレイヤーはヘリポートを建ててぐるぐる回っているしかありません。かなりトリッキーなストリートには間違いないでしょう。
1周目から波乱の展開でした。私は、基本通りにマーブルカフェにヘリポートを建て、宇宙船でサークルウェイにいって、一等地のサリュート飲料水(400G)を押さえて、サラリーをもらいに行きました。ところが、戻り道でヘリポートに止まったので、そのままサークルウェイに逆戻りして空き地にヘリポートを建てました。
ところが、その間に銀行まわりのオープンカフェが 3軒まで伸び、すぐに独占状態になりました。その後、サラリーとチャンスカードの 777G の収入で一気に場が動きました。私も、直後にサークルウェイを独占しました。
先に独占したオープンカフェの所有者が、大量の流動資産を生かして株をため込む中、私のヘリポートが 1軒 5倍買いされてしまいました。ただでさえ銀行が通過しにくいのに、株が買いにくいのでは勝てないと思ったので、遅れを覚悟して、5倍買いし直しました。
この時点で、相手はサラリーをもらっていないので、ヘリポートの 5倍買いは実質不可能になるのです。結局、この遅れが響いて、私が 198株をためたころには、300株以上をためられてしまいました。相乗りも 1人、150株程度と勝負が決まった感じでした。
私も、オープンカフェで増資に走るのですが株の購入数と上昇率の違いからなかなか差が埋まりません。ヘリポートを止めに走ったプレイヤーは、結局銀行に入れず総資産が 2000G 台でストップしてしまいました。
トップの総資産が 18000G くらいになった時点で、2位の総資産は 15000G、私の総資産は 11000G ほどと、実質上 3位確定の展開だったのですが、チャンスカード 62番とか、増資チャンスとかでなんとか資産を稼ぎ、トップのゴール時には 17567G でぎりぎりの 2位まで上がりました。
展開からいうと、序盤にへリポートを買われたのが最後まで響きました。あの展開では、銀行を通過してオープンカフェの株を 99株押さえてくれたほうがよほど楽な展開になったと思うのですが、買われてしまったものはしょうがありません。買い直しに走るのは、間違いではなかったでしょうから。
ちなみに、このゲームは 57分とかなりの短期戦になりました。ふりこみ金額/回数が 285/4、最大ふりこみが 80G という珍しい記録が出ました。他の卓では、サークルウェイにマイホームということもあったのですが、1周目、株なしではさすがにそういうマネはできませんね。
● 3戦目 スペースコロニー(GK)
3戦目は、いたストオフでは何かとプレイする機会の多いスペースコロニーです。マップの自由度がそんなに高くないので、速攻が意外と効いてしまうストリートなのかもしれません。どちらかといえば、苦手なストリートですね。
今回は、やたらと店の買える展開になりました。その代わりに、相乗りのマークがかなりきつくなりました。最終的には、2軒、3軒、3軒と 3エリアの経営に乗り出すことができました。
しかし、このストリートで強いのはやはり銀行まわりです。序盤は、お店を大量に買ったので流動資産がなくまったりとした展開になっていたのですが、外周の 3軒から収入があり、徐々に復活されてしまいました。最終的には 4軒まで伸びて、そのまま総資産を稼がれてしまいました。
私はというと、相乗りをしてくるプレイヤーに対して警戒の意味も含めて 99株からのちょっとずつのインサイダーをしていたのですが、1回銀行まわりの 1412G のお店に入って、そこから足が遅くなってしまいました。私の場合、状況にもよりますがブロッキング目的の相乗りは極端に嫌うので、展開が遅くなるのです。
つまった展開ではあるものの、総資産が伸びずに 3〜4位の展開でしたが、ぎりぎりで増資チャンスをもらい、振り込みのタイミングも良かったので 3位まで上がりました。3エリア経営になると、ノースブリッジも意外と効いてくるものです。銀行まわりが育っていれば、もうちょっと収入があるのかもしれませんが。
しかし、スペースコロニーはもうちょっとどうにかしたいストリートですね。外周から出られない病や、相乗りで苦しむのはしょうがないとしても、仕掛けるタイミングとかが難しいのです。エリア数も多くはありませんから、早仕掛けをすると間違いなく息切れするのです。5軒中 4軒でも十分強力な銀行まわりが強いのでしょうけど。
結局 1日目は 1位、2位、3位と合計で 9ポイントで終了しました。どの試合も、ぎりぎりで順位が上がったというのが多かったですね。ちなみに最低総資産が 3戦目の 16491G で、どれもちゃんと勝負にはなっていたりします。
- 1日目のゲーム間 -
今回は、2戦目が 57分と短時間で終わり、他のテーブルで 3時間近いゲームがあったので、必然的に空き時間ができました。というわけで持ち込んだゲームをプレイしてみました。
● ギャンブラー (2戦目終了後)
サイコロを振って、マスを埋め得点を稼ぐゲームです。ルールは単純ですが、ちょっと考えるところもあり戦略とノリのバランスがいいゲームです。普通なら買わなければいけないのですが絶版なので、手作り版を用意してきたわけです。今回は手軽に終わる 300点ルールでプレイしました。
はじめてプレイする方も多かったのですが、いたストオフに参加される方はこの手のゲームへの適応も早く、すぐに引き際のコツをつかんでいたようでした。最終ラウンドで起こった珍しい出来事です。トップが 300点直前のところで、サイコロを 5個振ったところ写真のような目が出ました。
2〜6 のストレートでゲームが決まりました。サイコロは 5個しか振れないので、この組み合わせが出る確率は 1.5% しかないのです。その直後で、私も 1〜5 のストレートを一発で出してしまったのですが、時すでに遅しでした。
前のオフでもウケていたのですが、やはりこういうゲームは盛り上がりますね。作ったかいがありました。
● 赤箱ニムト (2戦目終了後)
まだ時間が余ったので、「赤箱ニムト」をやりました。普通の「6ニムト!」の経験者は多いのですが、赤箱の方はプレイしたことのない方がけっこう多いですからね。ちなみにこのゲームは Candra さんの提供です。
ゲームを盛り上げるルール説明ですが、「健康な牛を集めるゲームです」というのが一番手っ取り早いですね。ターン制とか、ちょっと重い感じのゲームにはなりますが、これはこれで面白いゲームですよ。
プレイ中に「+5 は中和剤ですね」といわれました。私のまわりでも「解毒剤」といわれるくらいのカードですから、同じゲームをしていると、同じことを感じる人が多いと実感しましたね。
今回は 2ラウンドやったのですが、(11×8 =)88点というものすごい記録が出ました。私はというとそのゲームのでは、1枚もカードが取れず 0点という恥ずかしい結果になってしまいましたが。
- 1日目のクイズイベント -
今年も、1日目終了後のクイズイベントがやって参りました。 今回は、速報のレポートになるので、雰囲気だけ紹介します。詳しい説明はねーぽんさんのところに載ることでしょう。
予選は、お店の値段ハイロークイズでした。今回の 2択はクイズの神様がぜんぜん光臨しなかったせいか、いきなり連続不正解を叩いてさんざんな結果でした。準々決勝は本業の方にはかなわないものの、得意の早押し問題でした。2ポイントをとると通過クイズになります。
通過クイズは、多答問題で早押しに参加している人と答えがかぶらなければ OK という、非常に苦手なタイプの形式でした。「いたストシリーズを通して、空き地に建てられる建物を答えなさい」という問題で、仮設店舗で阻止されたことからも、この手の問題に弱いことが分かりますね。
ちなみに、もらったと思った問題は「アレフガルドに登場するエリア」でした。「例の企画」関係者がいなければ、絶対に槍の店のある「雨のほこら」と書いていました(しかも、その答えで通過していましたし)。
準決勝の残り枠も多答問題だったのですが、いたストの COM のことはすっかり忘れてしまい、落選してしまいました。
- 1日目終了後 -
1日目終了後は、食事会がなく各自で食事と言うことになりました。前回のトンカツ屋に行ったのですが、時間切れということで、軽くすませてしまいました。あそこのお店はおいしかっただけに残念ですね。ゲーセンでは、タッチでウノーと beatmania the FINAL をやってきました。
そうこうしている家に宿舎に戻ってきました。あずまんがクイズが裏で入ってしまったので、Candra さんとちょっとだべったり、あずまんがコートの打ち合わせをしたりして、クイズが終わるのを待っていました。
クイズで負けたプレイヤーも出てきたところで、「6ニムト!」をプレイしました。これは、本当に手軽ですぐにできるいいゲームですね。
写真は、いつも通りカツカツになっている場面です。とった角度から分かるように、私は唯一安全な 30 を持ってまったりとしていたシーンです。
いろいろとあって 2:00 過ぎのスタートになりましたが、目玉の「マジェラン」をプレイしました。このゲームは、大航海時代の航海かを競りで雇い、名声を稼ぐゲームです。
序盤は競りの相場を見る展開だったのですが、ちょっと安いかなと思ったくらいで、そんなに荒れた展開にはならなかったかもしれません。お金のはいる、バスコダガマとマルコポーロがちょっと高いような気がしました。
私はというと、安くクックが雇えたので、お金のはいるものをと思ったのですが、ガマもポーロもぜんぜん出ずに、相場が上がりそうだったので、平均的なコロンブスに固め打ちをしました。1ラウンド目の動きはなかなか重要で、2人に絞ったのが功を奏したのかもしれません。
1ラウンド目終了時にほとんどお金を使い切ってしまったのですが、他のプレイヤーが 2ラウンド目で競り合っているときに、比較的まったりできましたね。
3ラウンド目は、所持金の関係でおとなしくしているしかありませんでした。クックは欲しかったのですが、お金を残されていたならしょうがないという感じでしたね。マジェランの凶悪さは健在だったものの、それなりに高騰しましたね。
結局、最終的には全員が平均的にコマを進める結果になり、最後にお金が残った分で私が勝利しました。今回のピサロは逆転不能な点差からでしたが、2位狙いのチャレンジに失敗して 0点でした。ゲーム終了時のボード状況は写真の通りです。
難しいけど面白かったという感想が聞かれたのが一番うれしかったです。「目玉」で出すゲームは、そのあたりを狙っていますから。次回のネタは何にしようかと、今から考えています。
ゲーム終了時点で 3:30 だったので、持ってきた「ピーナッツ」はプレイしませんでした。これもいずれはやりたいゲームですね。
- 2日目のクイズイベント -
2日目のクイズイベントは、敗者復活の近似値クイズも落としたので観戦だけしていました。準決勝の多答クイズもなかなか難しいものがありましたね。決勝戦は、恒例の早押しクイズでした。このあたりの詳しい結果は、ねーぽんさんのページに載ることでしょう。
結局、クイズを見ていたのでアナログゲームは全くプレイしませんでした。
- 2日目 本戦 -
● 試合前
2日目も 3戦のストリートを最初に決めました。今回は、レインフォレスト、いたスト 3 のドリームワールド、そして、ジパング(!)でした。
いたスト 3 のなかでも正統派なレインフォレスト、いたスト 3 になって最大出目が変わったドリームワールドはともかく、ジパングはかなり恐ろしい物があります。最終戦にしてすさまじいものが出てしまったようです。
● 4戦目 レインフォレスト
2日目の 1戦目はレインフォレストでした。これは、前の「例の企画」で破産したいわくつきのストリートです。3の新ストリートの中ではかなり正統派のストリートだと思いますね。個人的な意見としては、左側の 4エリアと、飛び地のがけしたどおりが強いと思います。
いたストオフでははじめて Candra さんと当たり、メンバーの都合で COM が入ったため仮想「例の企画」状態になってしまいました。COM はようこだったので、相乗りが怖いと思いました。
いきなりヘリポートが買えたので、幸先のよいスタートでしたが、1周目で店売りをしてまで、銀行まわりを独占されて昨日のスペースカフェを彷彿とさせる展開になりました。ところが、ここはレインフォレスト。1周目で無理すると、かなり出遅れてしまうのです。
ある意味怖かったようこは、飛び地に行ってしまいますが、がけしたの空き地にヘリポートと遊園地、他のお店 1軒と、微妙な展開になりました。こちらも周回が遅かったため、苦戦していたみたいです。
Candra さんは、お店がかなりよく買える展開で、周回も多かったためワンサイドゲームが予想されました。私も、パピヨン通りを 3軒にするのですが、一等地を押さえられたため、苦しい展開でしたね。
流動資産と周回の関係から、COM のようこに破産の危機が近づいていました。人間がよってたかって「死ねぃ」といわんばかりの展開になりましたね。結局原点割れはしたものの、破産はなかったのですが。
終盤で、私が4軒エリアを作り、大インサイダーの準備をしていました。このストリートは、飛び地に株屋があるのも手伝って、株価上昇率が上げやすかったので 200株オーバーのインサイダーを狙っていました。トップの相乗りの隙をついて、瞬間的に 1000G 以上の差をつけて、逆転することに成功しました。
ところが、銀行からあと 10マス程度のところで、自分のヘリポートに止まれば優勝でしたが、出目の関係でチャンスを選びました。カードは 1周しており、株も全部売り抜けているため自分にとっていいカードの方が多いはずなのですが、ここで引いたのが 13番。これで再逆転され、2位になってしまいました。
このレインフォレストも、1時間程度とかなり早い展開だったので、ゆっくりと昼ご飯を食べることができました。いたストオフの昼で外食ができたのはかなりひさしぶりですね。
● 5戦目 ドリームワールド(3)
5戦目は、いたスト 3 のドリームワールドです。最大出目が 7 に変わったということもあって、1回やってみたことがあるのですが、空き地にヘリポート 2軒というのも作られると嫌なものがあります。
ねーぽんさん、てくてくさんと、副幹事がそろったテーブルになりました。偶然とはいえけっこう激しいことになりそうです。
序盤は、私がいきなり 7を振り、カジノでおまけサイコロを手に入れ 13をだし、チャンスカードで 101 番を引いて、4ターン目にサラリーというものすごい展開でした。この動きで流動資産が増えたものの、このストリートでは致命的なお店が買えないと言う展開になりました。
ここで、嫌なパターンヘリポート 2軒を作られ、なおかつプリンセスエリア 2軒という展開になりました。プリンセスエリアの一等地をブロックしてくれると思ったのですが、スルーされてしまったので結局独占まで持ち込まれてしまいました。
私は、大量の流動資産をバックに相乗りをかけ、増資の動きを押さえていたのですが、自分の資産も増えず、増資すべきエリアもなくなりかなりきつい展開になりました。
中盤以降、銀行まわりのセンターパークと、ミラクルエリアのお店が動く展開だったので、軒数をそろえ、センターパークは 2軒から 4軒に、ミラクルエリアも 2軒から 4軒に増やしていきました。
5倍買いの連続で流動資産が厳しくなり、80株程度の増資をせざるを得ない展開になったのですが、他のプレイヤーも銀行に突入しなければならず、お客さんが来るたびに「入れ」と念じるようになってしまいました。一時、銀行にちょうど 2人が止まったときには、1の目を期待してセンターパークに 999G の空だきをしました。
一番安いところの先だけ、自分のお店がなかったので、ブロックの意味も込めて増資したのですが、見事に 1 を振ってくれました。ただ、銀行まわりの値段が上がっても、そこまでいただき額が多くなく、勝負で建てたグランドタワーもよけられ、ぎりぎりの 4位になってしまいました。総資産は 16149G とけっこう稼ぎはしたのですが。
ちなみに、ドリームワールドは 3番目に終了したのですが、5番卓が超長期戦に入っていました。結局 4時間ゲームになり、最終戦のジパングがアメリカ大陸に変化すると言うことになりました。この間にいろいろとゲームができたのですが、これはあとで紹介します。
ここでクイズです。5戦目 3番卓の試合結果の画面です。この画面から順位を予想してください。答えは、下の方で発表します。
● 6戦目 アメリカ大陸(GK)
最終戦は、これまでの順位が 8位だったので、2番卓についてアメリカ大陸をプレイしました。このストリートは、初代いたストからのマップで、経験が多い分有利だと思います。
今回は、ここ 2日で一番楽な展開になりました。1周目にロサンゼルスを1軒、ニューヨークを 2軒おさえたところで、チャンスカードで 73番を引いて、ロサンゼルスの一等地カーニバル遊園地(900G)を購入できました。そこから 225G の収入があり、即勝負の形になりました。
このストリートは、南北の 4エリア、特にロサンゼルス、ニューヨークが強いので、80株からカーニバル遊園地に 900G の増資、買い物料を 675G にして待っていたところ、かなり早い段階でそこから収入が入りました。この資金を武器に、ニューヨークを 3軒にしてゲームを決めました。
ハワイがちょっと怖かったものの、自分ではほとんどはまらなかったので、その間に店を増やしていきました。最終的に、シカゴも 3軒まで増やしやりたい放題の展開でしたね。
増資あまりもちょっと心配だったのと、破産させも狙いたかったので、ニューヨークの一等地を 3250G 出して 5倍買いをし、勝負に出ました。グランドタワーまで育てて、いつは待ってもおかしくない状況を作ってみたわけです。
ところが、一番高いところからの収入はなく、株数が思ったよりもたまったので、そのまま目標金額を突破してしまいました。結局大きく差を付けたままのゴールとなりました。店の軒数は 17/39軒とかなり多く押さえていましたね。
アメリカ大陸は、南北 4エリアの一等地をいかに早く増資して、そこから収入を得るかがポイントになると思います。独自の戦い方が必要なストリートですね。
- 2日目のゲーム間 -
2日目は 1戦目、2戦目と大きく時間があいたのですが、特に 2戦目は 1卓以外は全部終了ということもあり、その時間にいろいろとプレイされていました。
私が持ってきたのではないので、見ていただけだったのですが、「スロットブラザーズ」という国産ダイスゲームを目撃しました。軽すぎるゲームなのではと思ったのですが、けっこう盛り上がりそうなゲームですね。これは現在ではかなり入手困難なので、見かけたら即ゲットの方向で行きたいですね。
ダイスゲームの裏に、ダイスゲームをぶつけるのはどうかと思ったので、「ワードバスケット」を出しました。こちらも手軽なコミュニケーションゲームですね。
いろいろな人がいると、いろいろな単語が飛び交うものです。「た」から Wild 6 (6文字の言葉) で思わず「体操服」という単語が出てきてしまいました。どんな単語を選ぶかは個人のセンスにかかってきますからね。
クイズの解答は、こちらです。5倍買いとか、株を買うときのキャンセル行動が引っかけになっているのかもしれませんね。
- 閉会式 -
今回は 6戦でしたが、全部の試合が無事に終わり閉会式になりました。まず最初に、今回のいたストの振り返りです。今回はお祭りということでとにかく楽しむことを考えていたのですが、これは達成できたと思います。
試合結果は 4位は 1回あったものの 2-1-2-1 とそこそこの結果でした。それよりも 4戦で 16000G 以上を稼げたのがポイントでしたね。総合は 5位でしたが、これは3位のタイブレークのあやなのでそんなに悪い結果ではないと思っています。2日とも安定した結果が残せたのがよかったです。
閉会式では、10月にアナログゲームが開催されるということがありました。他のメンバーが忙しそうなので、成りゆきから、私が企画を担当することになりました。すでに大まかなアイデアは出ているので、興味のある方はぜひ参加してほしいと思っています。次回のオフは、11月の 2〜4 のうち 2日になりました。
今回も、まる 2日間いろいろな方とゲームをすることができました。いっしょにプレイしてくださったみなさまに感謝します。ありがとうございました。