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● 第24回いたスト関東オフのレポート ●

 2004年1月10日 〜 1月11日の 2日間で第24回関東いたストオフがおこなわれました。このあとしばらくない 3連休の初日と2日目で開催されました。今回もいつも通りのレポートをお送りしたいと思います。


- オフ前日まで -

 中目黒忘年会から 2週しか経過していないのと、実家に戻っていたこともあり、個人的にネタを仕入れることもなかったですね。G1 は試合間のサブバトルがないので、あまりネタを用意しておくこともないのです。

 ぎりぎりで出走表を確認したり、幹事長のページが 400000ヒット目前だったりと前日にいろいろと用意するものもありましたが、大きなこともなく進んでいきました。


- 1日目の試合前 -

 珍しく、試合前に何もしませんでした。「みんゴル」を見ていたり、ねーぽんさんの戦利品を見ていたりで終了してしまいました。1時間くらいしか時間がないので、まったりとしているのもいいかという次第です。


- 1日目 本戦 -

● 試合前

 今回は 10:30 くらいに開会式でした。初めての方も何名かいらっしゃったので、自己紹介をやったりとか。アナログゲーム係は G1 ではあまりネタにできないですし、いたストもネタ満載のプレイスタイルでもないので、紹介しづらいところですね。

 今回は 5戦目までの組み合わせが先に発表となりました。対戦相手の妙で「プラチナチケット」が何枚か飛び出しました。組み合わせはランダムになるのですが、たまにものすごいことがありますからね。ちなみに私のところにも 1枚登場していました。

 1日目のストリートは、カジノタウン(GK)、ソフィーの洞窟(GK)、宇宙星雲(GK)とゴージャスキングのみになりました。カジノタウンは 3回連続ですね。


● 1戦目 カジノタウン (GK)

 今回のレポートも、恒例のストリート紹介から始めましょう。いたスト 2 から収録のストリートです。あみだくじをたどるように動くのですが、最大出目が 6 の割にマス数が多いので、銀行に行きにくいストリートなのです。直進を続けていると独占しやすいですが、資金的に厳しいですからね。

 最初のダイスで 4 を振って、いきなり税務署。同一周回でヘリポートをたてるというかなりいい展開になりました。GK の場合は空き地が早い者勝ちなので、いいものをたてておくことが重要になりますね。

 今回は、自分のルートをしっかりと取ってインサイダーをかけることに成功しました。銀行を回りやすくしておくとやはり強いですね。他のプレイヤーがなかなか銀行に戻れないスキに、3エリアをぐるぐると回しながら総資産を稼ぐようになりました。

 結局リードを保ったまま目標金額に達成したのですが、チャンスカード 25番を引いていたせいで、破産させを逃してしまいました。順位自体は 1位でした。


● 2戦目 ソフィーの洞窟 (GK)

 いたスト 2 からの定番ストリートです。最新版ではレギュラーとして登場しています。なんといっても地下3階が勝負を分けるところですが、エリアごとの特徴がよく現れているストリートです。いたストオフではこのストリートの相性はかなりいいです。

 今回も地下3階に何人かが飛び出す展開になりましたが、思うように店がそろいませんでした。私も3番目に飛び込んで、宿屋だけを建てて戻ってきました。

 人気のない地下 2 階が伸びだしたり、悪魔の沼地が 3件になったりと序盤から軒数はそろう展開になったのですが、早めのインサイダーだけで終わっていました。

 中盤にはいるところで、私が地下3階に飛び、3件まで集めることに成功。チャンスカードで輝きの宝石店を売却したところを買われてしまい、3階が激戦区となりました。

 中盤で 5倍買いを活かして 4件を作ったところで、トップから合計 4000G ほどもらったのが勝負を決めることになりました。結局 160G まで育った宿屋を 5倍買いされてしまったのですが、そのまま周回と 3件エリアへの乗り換えで目標金額達成になりました。

 6件エリアだからこそ見られた 3階の取り合いが勝負になりましたね。やはり地下3階をとるのは大きいのです。


● 3戦目 宇宙星雲 (GK)

 3戦目は、初代いたストからのストリート、宇宙星雲でした。銀行に戻れない病が発動する場合があるという珍しいストリートです。自由度の高いマップですが、うっかりしたところにゾーンが潜んでいます。

 序盤は店があまり買えなく、さらに銀行に帰れない病まで発動してどうなることかと思いました。しかし、相乗りに成功し、エリアを集めることもできたので中盤からなんとか持ち直すことができました。

 中盤以降は、3件から4件のエリアをのばしあうような展開になりました。トップの株を 10株売りで落としつつ、なんとか食いついていくようになっていましたね。

 しかし、終盤に来てトップのプレイヤーにエリアの株をしっかり押さえられてピンチに。今回はなかなか銀行に戻れないこともあって、株数を思うようにためられなかったのです。

 最終的には、トップが目標金額を突破した時点で 2位に動くようにしました。ダブルインサイダーを 2回と、通常のインサイダー 1回で 4000G ほどを稼ぎ、差をつけた状態で 2位で終了しました。できればトップを落としたかったのですが、銀行に戻れないのと株をしっかりとブロックされていたので、しょうがないところでしょうか。

 結局、この日は 1位、1位、2位と 13ポイントでした。カジノタウンで 24000G を超える資産を稼いでいたので、総資産差で初の第1部優勝を取りました。あとで、データを見たら合計のふりこみ額が 3戦で 5000G を切っていたみたいです。

 振り込みがかさみやすいストリートが並んでいただけに、かなり地味な記録になったでしょう。


- 1日目のゲーム間 -

 今回も、ゲーム間のサブバトルはなかったのですが、1戦目が早く終わったので、昼食後にかいがら島をやっていました。

 エリアをなかなか作れない厳しい状態でしたが、相乗りを中心にしてなんとかついて行く展開になりました。目標金額は 10000G なのですが、気が付くとみんなが 10000G を超える展開になっていました。

 周回が短いので、私のターンで 3位の状態でゴール確定になってしまったのですが、ゴージャスキングなのでサラリーが入ってから順位が確定することに。サラリーが入って総資産を見て、かなりびっくりしました。

 総資産表示に 11507 が 2つ並んでいたのです。サラリーをもらったら、滅多に見られない「同点2位」になったのです。ちなみに、関東オフルールでは同順位の時は順位点は頭割り(端数切り上げ)、順位は高い順位として扱うのだそうです。

 番外のエキシビジョンのはずなのに、この結果には写真撮影ラッシュになりました。私もデジカメに押さえておいたので、ウソのような本当の結果を出しておきましょう。


- 1日目終了後 -

 1日目終了後は恒例のカツの時間になりました。今回のトークは「新しいいただきストリート」でした。赤マスに止まったりとか、銀次が出たりとか、道がのびたりとか、ツモ上がりしてみたりとか。そして料理が来るとすっかりトーク求まってしまいましたね。

 そのあとも恒例のウノーです。ひさしぶりにカウントマニアのパーフェクトを出しました。くるくるカードも 10秒以上を残したところで、グラスが 5問しか行きませんでした。ナンバーもオールクリアを出して、チェックシートを見たら、グラスが B+、それ以外が SSS というかなり惜しいシートが出てきました。

 宿舎到着は 22:00 ちょっと前で、到着後はまったりアナログゲームの時間になりました。

● ことばであそぼ

 4人でひさしぶりに「ことばであそぼ」をプレイ。今回の破壊力のあることばは「きりたんぽ」でした。「つまのねだん」は残念ながら却下になりましたが、あまりにもネタになることばなのでここでさらしておきましょう。

 今回うっかり通したのは「けてーい」でした。これを通すと、いろいろと連鎖されるという条件付きでの採用ですね。あとで、長音を使うんじゃなかったと後悔の声も聞こえたりとか。

 このゲームが終わるころには、宿舎の人数が増えてきていました。ここからの時間はねーぽんさんからの直々のお誘いということで、冬のイベントで入手した同人ゲーム特集になりました。

● Dragon Steak (ドラゴン・ステーキ)

 ねーぽんさんから、私にプレイして感想を聞きたいという流れでスタートしたのですが、まずどれをプレイするかを選ぶことになりました。

 「ピンと来たのを選んでください」といわれたのですが、ほぼ迷うことなく Dragon Steak を選びました。意図していなかったようですが、オークを一番上にしてカードを出しておくのは「これを選んでください」といわんばかりですね。狙われたのかと思いました。そうでなくても、ファンタジーもの料理ものですからね。

 バトルありのカードゲームです。手札マネージメントの要素が強いかもしれませんが、一昔前の「モンスターメーカー」とかそういった雰囲気に近いかもしれませんね。

 雰囲気は楽しいゲームで、ゲームとしてもそんなに難しくはないのですが、バランス調整はもうちょっとできるような気もしました。空腹の呪いと、その関連の効果がちょっと大きすぎる気もします。あとは、食材も種類がある程度ある割に、必須食材があったりしてちょっともったいないと思ったり。

 今回は、ドラゴンまで行かずにゲームセットになってしまいました。TRPG あたりを楽しんだ方なら楽しむことができる作りになっていて、個人的にはなかなかいい雰囲気のゲームだと思いました。あとは、バランス調整ですね。値段を聞いてびっくりした作品だったりします。

 きわめて個人的な追記ですが、ドラゴン、モンスター周りのイラストはなかなかだと思いました。

● 銀水晶の魔女

 お次は、ちょっとダークな世界観の「銀水晶の魔女」をプレイ。最近はこういったものの方がウケがいいのでしょうか?

 自分が魔女にならないように気をつけながら、敵を倒していくといった感じです。ただ、パートナーが魔女になってしまうとペナルティーを受けてしまいます。

 3ラウンドプレイしたわけですが、こちらも一昔前のカードゲームっぽい雰囲気ですね。ダイスによる戦闘というテーマはあります。世界観はしっかりとできていますし、カードの質もイラストもなかなかきれいにできています。

 肝になる戦闘に今ひとつ爽快感がなかったかと思うのですが、テーマがテーマだけにこれでもいいのかという気もします。あと、安い武器が手札にたまってしまうのはどうにかならないかと思ったり。

 ちょっとホラーで、ちょっとダークなストーリーですが、好きな人には好きな作品なのではと思います。ゲームとしてもそれなりによくまとまっていると思いました。

 これをプレイしていたら 2:00 を回ってしまったので、1日目は終了になりました。ひさしぶりに遅くまで遊んでいましたね。


- 2日目の試合前 -

 2日目は 6:30 くらいに起きました。書き込みをしたりとかで時間をつぶしていましたが、最終的にはまったりとした感じでゲームもせずに行きましたね。

 2日目の試合前は、昨日の続きということでねーぽんさんの持ち込みゲームをプレイしました。

● 魔女裁判

 魔女裁判をテーマにした、こちらもダークな世界観のゲームです。建物を発展させていくのが目的ですが、なんといってもこのゲームのポイントは魔女裁判のシステムでしょう。

 最初に白票も含めた投票権があり、ターンのはじめに魔女を告発したときに、全員で投票します。最高票を集めたプレイヤーが魔女裁判にかけられるのです。

 魔女裁判では得票数に応じてカードをランダムに捨てさせられます。捨てられない「魔女カード」を引かれてしまうと有罪でペナルティーを受けるのです。また、捨てるカードがない場合も有罪です。裁判で、カードを引かれる前に自白することも可能です。

 これは、ルール自体はそんなに難しくないのですが、投票がかなり面白いです。カードの種類もうまく絞られていて、戦略も立てられますし、かなりいい作りになっていると思いました。

 ドロドロとした感じになってしまうので、プレイヤーを選ぶゲームだと思うのですが、そんなに思いゲームでもなく、こういうのを楽しめるのはものすごいと思いました。今回プレイした同人ゲームの中で飛び抜けて完成度が高いと思いましたね。好き嫌いは分かれそうですが、これは、おすすめです。


- 2日目 本戦 -

 今回の 2日目はやや早いスタートになりました。ストリート決めのスロットでは日本列島(GK)、まちゅぴちゅ(3)、呪いの館(3) と今回もたたき合いのストリートが続きました。

● 4戦目 日本列島 (GK)

 今回のプラチナチケットは、運良く日本列島になりました。対戦相手はてくてくさん、きっどさん、えたんさんと、22回のジパングの破産を目の当たりにしている方が 3人ですし、21〜23回の優勝者がそろっているテーブルになりました。

 日本列島は、いたスト 2 からのストリートで相性はなかなかいいです。2500G という所持金と、かなりの広さのマップ、分岐の少なさ、2つの飛び地がこのストリートの特徴です。GK のストリート並みに、2週目の資金繰りに苦しみやすいですね。

 というものの、1週目に北ルートを 2回行って上越を3件に、北海道を 2件、九州をヘリポート含む安めの 3件にしました。この周回が早かったのは救いですね。銀行へのタイミングが遅れてしまい、2人に 99株の相乗りを許すものの、上越を 75株から 999G 増資で一気に飛び出しました。

 序盤で多少収入を得ているのが大きかったのかもしれません。この資金を活かして最終的には上越の増資を終了させていました。

 中盤は、てくてくさんが上越と中国、きっどさんは関西と北海道を押さえて、のばしあいの展開になりました。私も、東北 3件、関東 3件と北ルートを固めて勝負の形になりましたね。えたんさんは、結局最初のインサイダーの乗り遅れが響いて資産を稼げない状況に。

 終盤は、私がちょっとリードの状態でむかえたのですが、北ルートに誰も来なくなったのと振り込みがかさんできて接戦になりました。こうなると飛び地が猛威をふるってきます。てくてくさんは、私の安いお店をたてつづけに 5倍買いして、九州を 5件まで、きっどさんも北海道を 3件までのばしました。

 ゴール直前で税務署のある北海道に飛んで、危ない場面もあったのですが。休日で 2400G の大脱税に成功しています。これがなければ逆転されていたことでしょう。九州に飛ばされたあと、全員集合で銀行近辺まで戻ってきました。この時点で目標を突破していたので、そのまま 1位でゴールになりました。

 かなりきわどい試合だったのですが、序盤の上越と、終盤 4件まで伸びた関東がゲームを決めたことになりますね。増資エリアが豊富にあると何かとやりやすいのです。


● 5戦目 まちゅぴちゅ (3)

 お次はまちゅぴちゅです。いたスト 3 からのストリートで、チャンスカードでマップが拡張されない限り分岐がいっさいないという、たたき合いのストリートになります。半周に 1回株が買えるので、株の押さえ愛も熾烈になりますね。25000G が目標なので、長期戦になりやすいのです。

 序盤から、安いお店しか買えず、軒数もそろわないというお店が買えないという厳しい展開でした。そのうちにエルミートさんとちゃたさんに高めが中心の 2件、3件を作られていきなりピンチに。

 私は、この流れから思い切った手段に出ました。株の買う機会を生かして全員に相乗りしようという作戦をとったのです。というのも、こういうストリートではいち早く高いお店をつくって買い物料をもらった方が有利になるからです。

 最初にエルミートさんの株に思いっきり相乗りして、40G くらいまで引っ張ってもらいました。その株をチャンスカード 35番で 35% 増しで売り抜けられたのが大きかったですね。3件エリアを中心に、株をためつつあるねーぽんさんとちゃたさんの株に相乗りをかけにきました。

 けっきょく、ちゃたさんからは思い切ったインサイダーが飛び出さずにあまり伸びなかったものの、これが災いして、エルミートさんのお店に入ってほぼ流動資産をなくすハメになってしまったのです。流動資産を手放すのはあまりにも痛いのです。

 その間に、ねーぽんさんの 200株越えのインサイダーに 200株越えで応戦とか、エルミートさんが 4件までのばして 150株インサイダーのところを 150株程度で乗ったりとか、ちゃたさんの 99株インサイダーに 104株で乗ったりとか本当にやりたいほうだいでした。

 このとき、自分のお店は 3件しかなかったのです。デパートクラスのお店にほとんど入らなかったのは奇跡でしょう。あと、中盤で 62番を引いたら 2500G 近い収入になりました。

 終盤、20000G を超えたあたりで、いよいよ買う株に困ってきたころ、自分の株を多少のばしつつ、引き払ったエルミートさんの株を先行で握る暴挙に出たのです。配当金狙いだったのですが、これが功を奏して、空だきを阻止できたりとか。

 株の売り買いを繰り返しているうちに「目標金額を達成しました」のメッセージを出すことに成功しました。一瞬だけ単独トップに立った時期があったのです。

 その後の半周で、ラストエンペラーとデパートで 8000G 近く振り込んで最終的には 21000G くらいまで資産が落ちましたが、店がわずが 3件の状態で、なおかつマップが初期状態のままで 3位で終了しました。

 これも画面写真を出しておきましょう。全員のいただき合計が 50000G を超える中で、私は 2000G ももらっていませんし、17000G という驚異のふりこみ額を出しています。-15000G オーバーから 20000G 以上稼いだのはかなりウソのような話だと思います。

 これは、順位以上にがんばった試合になりましたね。結局この時点で 19ポイントで、トップの状態で決勝卓に行くことになりました。


● 6戦目 呪いの館 (3)

 最終戦は、呪いの館です。GKからのストリートですが、14エリアという思いっきり広い構成で、2000G 所有の 20000G 終了なので、エリアが余ったまま終わるということが多いです。銀行周りと屋上が強いストリートですね。

 優勝条件は 2位でも OK という内容でしたが、序盤から苦戦しました。銀行周りを押さえられて、屋上を 3件まで押さえられた状態で、ワープ確定の目を 2回振ってしまったのです。

 2週目の開始時に 3件エリアに 999G の増資をかけて流動資産を増やしてはいたのですが、3000G ちょっとで 1週遅れはさすがに厳しいのです。

 気が付いたら店の少ない展開になっていて、相乗りしかできない状態だったのですが、タイミングで屋上の株に乗り遅れ、メンバーを見てもあまり相乗りを受けてくれなさそうな感じだったので、途方に暮れていました。

 チャンスカードで 999G の増資をかけたお店を 2倍で売ってとりあえずの流動資産を稼ぐものの、6000G の状態で風船さんの屋上に捕まって、3500G まで資産を減らしてしまいました。このままではトップどころか 2位キープすら怪しい状態になったのです。

 一番最初に高いお店に捕まったのは自分だったものの、それ以降は大きな振り込みのなく、屋上に建てていた税務署が有効に動いて、ひとり、またひとりと抜いていく形になりました。結局屋上への完全な相乗りにして、2位をキープするというのが精一杯になってしまいました。

 予想通り、風船さんが屋上でそのまま 20000G まで稼ぎ、私もサラリーを勝負に成功して 3位と 2000G 差の 2位まで順位を上げました。あとは、風船さんのゴールが確定すれば総合優勝というところまで持ってきたのです。

 ところが、20000G を超えた風船さんが屋上から出た時点で、キラフラさんがまだ屋上に残っていました。一時期は 3位と 2000G 差の 2位でしたが、デパート、税務署とはまって順位を 3位まで落としていたのです。

 このあとキラフラさんが屋上から抜け出せず、店売りにまでもつれ込みました。2回振り込みで破産するのが先か、風船さんがゴールするのが先かという微妙な競争でしたが、結局破産の方が先になってしまいました。

 私は、優勝条件だった 2位での終了だったものの、風船さんに破産させの +2 点が入って、総合ポイントでの逆転が起こったのです。タイトルは逃したものの、これもそのままでは 4位確定の展開だったので、よくここまで粘れたと思いました。優勝した風船さん、おめでとうございます。

 プレイしていて気になったのは、6件エリアのデンジャーホールの価値がかなり低かったことでした。私は全体的に流動資産がなかったので手を出せなかったのですが、奥まったところにあるエリアよりは確実に使えると思います。増資チャンスにも、ルート制限にもなるので、銀行周りの次くらい高評価なのです。


- 2日目のゲーム間 -

 2日目は、全試合で一番最初に終了したこともあり、他の卓の様子を見ていたりとかが多かったですね。5戦目と 6戦目の前には、ストリート講座をやっていました。いたストの場合は状況に応じて行動を決めることが多いのですが、ストリートの全体的なことなどは聞かれれば答える所存でいます。

 私のように、初代いたストから始めたという方は意外と少ないのかもしれません。いたスト 3 が出てからは 2年くらいしかたっていないのですが、初代は 10年以上前のソフトですからね。

 あとは、ストリート慣れというのも多少は影響してくると思います。口では言い表せないような細かい動きとかは、やってみないと分からないところもあるのです。2週目で所持金が足りる足りないかとか、攻めた方がいいか我慢した方がいいかなどは微妙ですからね。


- 2日目終了後 -

 2日目の終了後は大戸屋でした。3連休ということもあって連泊をしようということなのです。ここでは、属性値の速報とかそんな感じですね。玄武属性が大幅に下がっていました。

 宿舎ではひさしぶりに「たほいや」をプレイしました。

● たほいや

 広辞苑を使った、ことばのゲームです。広辞苑の意味をでっち上げるのが重要になってきます。7人とちょっと人数が多かったのですが、回答は面白いように割れましたね。

 いちばんの珍答はねーぽんさん出題の「はとのかい」に対して「はとバスを応援する会」という回答でしょう。全体的に文字数の多いことばが多かったですね。「ギリシアの哲学者」とか「フランスの数学者」とか「東北地方の遊びのひとつ」とかそういうお約束もありました。

 私は最後の親ということで原点ぎりぎりを保つのが精一杯でした。最後は逆転狙いで大量にかけてくるのと、質草防止のためになかなか攻められないことがあって厳しいのです。プレイ時間とかの兼ね合いも見て、TV 放映時と同じく 5人がベストなのかと思ったりとか。

 とにもかくにも、ひさしぶりに「たほいや」の世界を楽しむことができました。

● キングルイ

 3日目の朝は、短時間のカードゲームからひさしぶりに「キングルイ」をプレイしました。そんなに時間もかからず、そこそこ悩むゲームなのでこういうときにおすすめですね。

● 珍獣動物園

 そして、かつかつな競りゲーム「珍獣動物園」をプレイしました。はじめに大きな競りになったのを契機に、荒れ気味の展開になりました。現金の残し方を気をつけないと、ドライバーとパターでゴルフをするようなことになってしまいますから。これは、慣れが必要なゲームなのかもと思ったりとか。


 そして、3日目は「レベルX」というファミコンの展覧会に行ってきました。最新のゲーム事情から、デザイナーゆかりの品、全ソフトの展示、試遊台など、盛りだくさんでしたね。昔のソフトもいいパッケージのものが入っていますからね。全ソフトの展示はけっこう時間をかけてみていました。

 プレイできる台は軽くしか見なかったのですが、「バルーンファイト」とか「スーパーマリオ 3」とか「ドルアーガの塔」とかかなりツボを突いた選択になっていました。「ドラゴンクエスト」は某氏がエンディングを出していましたね。

 私の年代だと、ちょうど小さいころにファミコンが出て遊びまくった世代でしたから、思い入れが深いのです。昔のソフトで、今も色あせずに遊べるものはありますからね。

 パンフレットは、風船さんの協力でぎりぎりで入手することができました。資料的にも、読み物としても、英語の腕試しとしても使えるものです。お値段はそこそこ高いのですが、十分な価値があると思いました。

 そんなこんなで、3連休を堪能してきました。本当にあっという間の 3日間だったと思いました。次の G1 は 3月開催ということで、今年もいたストな年になりそうですね。今後ともよろしくお願いします。


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