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● 第30回いたスト関東オフのレポート ●

 2006年5月6日 〜 5月7日の 2日間で第30回関東いたストオフがおこなわれました。今回はGW最後の2日間でしたが、関西オフの直後ということもあり、遠征組は少なめという感じでした。というわけで、いつも通り主観レポートをお送りします。


- 1日目の試合前 -

 前回は早く来すぎて外で待つハメになったので、今回は余裕を持って 9:40 くらいに会場に来ました。今度は、メンバーもすでに集まっているみたいでした。

 さっそくおみやげなどを置いて、機材をセッティングして、フリープレイの時間にしました。発売されたばかりの「テトリスDS」を、8人くらいの大人数でやってみました。調布オフの時もそうでしたが、やはりアレはカニですね。

 今回は、20人ということもありましたし、初参加者もいなかったので、ごくごく簡単に自己紹介をして、ストリート決めをして、組決め抽選までやりました。ちなみに、今回の組決め抽選は「ワードバスケット」を使用しました。


- 1日目 本戦 -

● 1戦目 スペースコロニー (GK)

 1戦目は、私が参加したばかりのころはかなりの頻度でプレイされたものの、最近はめっきり少なくなったスペースコロニーです。いつも通りストリート紹介から。

 いたストGKからのマップで、所持金は 2000G ですが、サラリーが安く、飛び地に捕まると周回が乱れやすいので、最初の 2周はとにかく流動資産不足に悩まされるマップです。ルート取りの自由度は高めですが、銀行周り、飛び地など要所となるエリアは多く存在します。GKの中でも事故が起こりやすいストリートとされています。

 1週目は、順調に周回して、お店も買えていたものの周の後半で飛び地に捕まりました。税務署、ヘリポートと購入に成功し、店取り事態は悪くなかったのですが、周回遅れにちかい状況になっていました。

 ところが、いきなりヘリポートの5倍買いが入り、飛び地をぐるぐる回っていた分の遅れを取り戻すことに。銀行周りのガバメントエリアを2軒にして、先行することに成功しました。

 ここからは、スタジアムロード、アップタウン、セントラルスペース、ダウンタウンと、ほぼ1人1エリアという状況になって、牽制し合うような状況になりました。私はというと、増資後は、高いお店をひろっていく展開になっていたため、半独占以上のエリアはない状態でした。

 税務署などの、要所となるお店が5倍されたのと、相乗りでのもうけがあり、その資金でガバメントエリアとキャンバスロードを3軒に伸ばし、あとはインサイダーをして目標金額を目指すという展開になったところで、雲行きが怪しくなってきました。

 1つは銀行周りのセントラルスペースが 4軒まで伸びたことです。これによって、うっかり株を買うことができなくなってきました。他にも、アップタウンも独占されていましたが、こちらはルート取りでどうにかなる感じですね。

 もう一つは、所持金不足から、飛び地所有者に、サウスブリッジの独占を渡す交渉が入ったことでしょうか。この交渉自体は、利害関係もありやむなしと思いますし、サウスブリッジは 3軒まで落としましたが、流動資産が入るようになり飛び地が成長するようになりました。

 全員集合のカードが出ていないということもあり、要注意と思っていたところで飛び地へ。7マス先には 6300G のお店が待ちかまえています。この直後に、とんでもない事件が起こりました。

 チャンスカードの交通渋滞で、1人が飛び地確定、飛び地所有者が増資確定、私は脱出できないことが確定したのです。これで、買い物料は 8600G までアップしています。

 そして、次のターンに、私も含め 2人から合計 17200G の収入が入り、一瞬でゲームが終わりました。のうじょうブロックの株を持っていなかったのと、店売りになったことが災いし、トップから一気に最下位に転落してのゲームセットでした。

 まあ、この展開だと破産まであったわけで、破産しなかっただけ御の字といえるかと思います。明らかな事故なので、特に反省材料はなかったでしょう。ちなみに、渋滞を引いた本人は 4位から 2位に浮上しています。

 他のテーブルでも、交通渋滞で増資確定 + 振り込み確定という事態がありトップが確定したケースがありました。マップの構造もさることながら、全員集合、隕石、渋滞などのカードも、事故が起こりやすい原因のひとつになっているのではと思いました。

● 2戦目 回転寿司 (3)

 1戦目は、大敗北でしたが事故が起こったということで、あっさりと2戦目へ。ちなみに、1戦目、2戦目はプラチナチケットが出るくらいのメンバーと当たっています。

 回転寿司はいたスト3のストリートです。スイッチを通過すると外周がぐるぐると回る仕組みになっています。サイコロが 8まで出ることや、内周に入りやすいことから、お店を回避しやすく、いただき回数が極端に少なくなりやすいという特徴があります。また、脱出率の低い飛び地も特徴のひとつですね。

 101番などのカードを序盤に引いたこともあり、流動資産がかなり豊富な状態での序盤になりました。いつも通り、あまり店は押さえられなかったものの、銀行周りのいたまえセンターが 3軒に伸びて、増資に成功し、株を買いやすい形を作ることに成功しました。

 外周は、3軒エリアがそこここでできあがっていましたが、株を押さえることができていたので、じりじりとした展開になりそうな感じでした。

 銀行周りを5倍買いで 4軒にした瞬間に、独占交換が入り、場が一気に動きました。直後に、3軒に戻されて、相乗り株も有効にのばされないまま、半分手詰まりの状態で、まわりのお店がじょじょに高くなっていくという感じでした。

 レジラウンドは、一等地が序盤で予約されてから、しばらくの間はまったりとしていたのですが、予約したプレイヤーがそのまま飛び込んで 4軒まで伸びる形に。株だけ押さえていたものの、防衛増資だけされていて、どこを踏んでも 500Gくらいの買い物料が出る状態になっていました。

 終盤になって、こちらも銀行周りの5倍買いをおこない、勝負できる形になった矢先におあいそブームが入りました。70株程度持っていて、半分エサの状態ではあったものの、なかなか飛び地から出られずに、インサイダーの収入がすべて所有者に流れ出ていくようなそんな感じでした。

 レジから脱出できないうちに、目標金額までのばされて、そのままゲームセットでした。こちらも、脱出できなかったことがそのまま 4位転落の原因になっているので、あまり問題はなかったとは思います。株のブロックもあのくらいが精一杯でしょう。

 1戦目、2戦目を後で振り返って思ったのは、飛び地所有者に本土のインサイダーエリアを渡すのは危険ということでしょう。ふたを開けたら、どちらもそのパターンで逆転に成功しています。もっとも、2ゲームとも飛び地所有者はどちらもかなりの上級者で、もらったエリアをうまく活用しての結果ではあるのですが。

● 3戦目 オラクルベリー (SP)

 さて、2戦連続で事故での最下位ということで、優勝争いにほぼ絡まないことから肩の力を抜いてのプレイに切り替えようと思った3戦目はオラクルベリー(SP)です。このマップは相性があまりよくなかったりするわけで。

 オラクルベリー(SP)は、いたストSPからのマップです。大小3つのループからなり、同じループをぐるぐると回ることができるのが特徴です。一筆書きで賞金をもらうことができないため、歩数がかかるのと、それを補うかのごとくカジノが3つ存在します。8まで出るマップなので、お店の回避率は高めです。

 いきなり75番で、神殿を 400G で建てられたりしましたが、1週目からカジノでどこでもカードを1枚入手し、ひかえしつが 2軒まで伸びた状態でいち早く賞金をゲット。店数は少なかったものの、幸先のいいスタートになりました。

 しかも直後のチャンスカードで、57番を引き、ひかえしつが 3軒に。ちょうど、株価上昇狙いで 170株を所有していたのです。2ターンほどして、1人だけ相乗りを許したもののおおよそ 900G のインサイダーをかけて、一気に 2000G を超える利益を出しました。

 そこからのチャンスカードの引きもよく、さらに、増資後の 910G のお店からのいただきがあり、ほぼワンサイドの展開になりました。

 銀行周りの大ぶたいが 2軒まで伸びていたので、とりあえずインサイダーをした後は、ひたすら安全地帯を通りつつ、株のブロックに走りました。中盤は、スロット置き場のお店を押さえて、4軒をつぶす5倍買いで3軒に持っていき、一応の増資幅を作りつつ、賞金を取りに行くような感じになりました。

 交渉が入ったり、かくとうじょうが 4軒まで伸びたり、さかばが独占されたりして、歩きにくい状態にはなったものの、株のマークを入れつつ、大ぶたいが 4軒に。地道に増資を繰り返して、19500G までのばしたところで、資産差が 5000G 近くついており、目標金額達成の瞬間から 2位争いの様相になり、そのままゴールしました。

 ここは、とにかく序盤の 170株インサイダーにつきますね。ここまでひどい事故はあまりないですが、お店が比較的買えない展開になったときには、十分狙う価値はあります。中盤も慎重に株を抑えていたということもありましたが、交渉でお店を揃えるような展開になりにくかったのも勝因でしょう。

 結局 1日目は、4位、4位、1位で、5ポイント。3戦目はたまたま全員が終了していた卓だったので、先行でプレイしていたのと、こんな展開になったので先行でカツを食べに行くことができました。カツから戻ってきて、最大いただきのプレゼンターをやって終了ですね。


- 1日目終了後 -

 カツを先に食べてきたこともあり、宿舎ではいつもよりかなり時間がありました。3人の持ち込みゲームがまったく重ならなかったのは、読みあいのたまものでしょうか?

 準備運動の「ゲシェンク」は相変わらず好評でしたし、一応プレイ可能な6人「マジカルアスリート」もやってきました。人数の関係で抜け番でしたが「時代劇3600秒」はかなりウケがよかったようです。

 その裏では、まったりといたストポータブルの話などをしつつという感じで、いつもより早い時間に寝ることにしました。


- 2日目の試合前 -

 2日目は、いつものごとく早起きをしてBlogの投稿から。宿舎で軽く「テトリスDS」をプレイして、朝食をとって会場へ。対人戦のハンデは落下速度が上がるわけですが、3レベルと4レベルのあいだがかなり大きいですね。

 会場では、「テトリスDS」だけではなく、「間違いミュージアム」と「アソビ大全」からソーダーゲームをプレイしていました。DSのワンカートリッジ対戦は、こういうときに効果を発揮しますね。今後は「いたストポータブル」があるのでDSとPSPの 2台体制になりそうな感じがします。


- 2日目 本戦 -

 そんなこんなで、2日目は4卓でのプレイです。プラチナチケットが大量に出てしまったので、あとは4卓に減ったのがどう影響するかですが、実は抜け番のプレイヤーとはたいてい当たっていたりとか。マップは、ジパング(3)、飛空挺(SP)、そして原始時代(3)が当たっていましたが、最終マップは変更の可能性がという感じでした。

● 4戦目 ジパング (3)

 4戦目は、いたストオフ独自ルールが入っている「ジパング」です。最大いただきを出したマップでもありますし、逆に破産した唯一のマップでもあります。

 いたスト3 に登場するマップで、本州 5エリアからスタートし、チャンスカードで最大 11エリアまで拡張されます。初期状態は、まるでかいがら島のような、ルート選択のないマップですが、島が出ると船で移動できるようになります。

 マップの特性上、ワープ系のカードが一切出ません。また、いたストオフ特別ルールで、島は最大で 1周までしかまわれません。このため、本土を移動する時間が長くなり、本土の店数がとても重要になってきます。

 と、紹介しておきながら、序盤からお店が買えない展開でした。しかもワープで周回まで乱されて、店が売り切れるころには、2軒エリアすらない 4軒という布陣でした。序盤は、東北 2軒、甲信越 2軒、関西 2軒、山陰 2軒と、細かく2軒エリアを作られる展開でした。

 増資があらかた完了するころに、甲信越が自力3軒に、さらに山陰が5倍買いで3軒にまで成長しました。店数が全くない状態で、4軒以上のエリアができるのはかなりまずい状態です。この時点では、佐渡しか出ていませんでした。

 このあたりで、関西2軒と山陰3軒の所有者が、増資の足を鈍らせて、株をために走ったので、相乗り株を持っておきながらも 10株売りで抗議行動に出ました。店を持っていないプレイヤーは相乗りで食いつなぐ必要があるので、相乗りを絶たれるのは戦略上あまりよろしくないのです。

 一方で、序盤で店を持ったら早めに増資をして買い物料を取るというのがセオリーと思っています。島が出てくるとルートの自由度が上がってしまうのと、エリアが増えてしまい、交渉などのチャンスが増えてしまうからです。

 結局、山陰は 3軒でそれなりに増資されたのですが、200株オーバーしつつ株価が 11G と、原価割れをするまでに変動率が下がりました。5軒の補正を含めても変動率は 0.5程度でしょうか? 先に言ってしまうと、この 10株売りの連続で一気に勝ちを逃してしまっているような気がします。

 一方の甲信越も、山陰の相乗りで十分な現金を稼がれていなかったので、40株しか相乗りできなかったのですが、それでもあまりインサイダーされなかったような感じがします。佐渡がすでに出てしまっていましたが、おそらく私なら、早めに増資をして佐渡脱出時のゾーンを張って5倍買い待ちをしています。

 そんな店状況から、山陰が5倍買いされて 4軒になりました。佐渡と沖縄しか出ていない状況での 4軒はかなり危険な状態です。山陰所有者は10株売りの影響で流動資産が 1400G ほどしかない状態だったので、ここで勝負に出てみることにしました。

 次に有利な、甲信越の所有者に独占となる店を渡して、代わりにこちらが沖縄の独占を取るという交渉です。本土有利ということで、甲信越の1軒は 5倍とみて現金調整の交渉でしたが、東北の2件目のお店を要求され、2倍の値段で評価して渡すことにしました。

 この東北の1軒が、最終的な勝負を分けることになるのですが、この時点では 3倍の交渉はなかったかと思っていました。確かに 410Gのお店なので、5倍買いのしにくさを考えればもうちょっと高くつけてもよかったかもしれませんが、絶対に外せないタイミングでの交渉だったので。

 結局、沖縄は増資チャンスがほとんど来ないうちに、甲信越所有者に100株オーバーの相乗りをされて、2軒まで落とされる展開になってしまいました。が、逆に言えば甲信越が思ったよりも増資をしてもらえず、やはり 10株売りを多少入れる展開になりました。

 相乗りすら許してもらえないというプレイを上位陣にされたこともあり、中盤はひたすらまったりとした展開になりました。まったりとした展開だと、下位からの追い抜きがしにくいというのはありますね。ただ、沖縄交渉で流動資産を手に入れたおかげで、資産は 15000G くらいまで増えていました。

 ターニングポイントは、突然やってきました。ワープにはまったあげく、「4」で甲信越の 4000G のお店に突っ込む目を振ってしまい、山陰にはじかれる展開から、ほぼ1点増資の 5000G のお店に突っ込んでしまったのです。店がほとんどなかったこともあり、店売りにはなりませんが、これで 2位から 4位に落ちました。

 流動資産を渡してはいけないプレイヤーに流動資産がいってしまったため、ここから山陰で 200株オーバーのインサイダーがおこなわれ、一気にマッチレースの様相を呈しました。ここで変動率を大きく落としていなければそのまま逃げ切られていたことでしょう。

 結局、最後は 2人が目標金額を超えるマッチレースになりましたが、手数の差で甲信越所有者が逃げ切りました。中盤からほとんど安全な周回しかしていなかったのが、直接的な勝因になるのでしょうか。

 このゲームは、完全な負け試合ですがゲーム展開という意味では、Objection がいろいろとあったりしており文章が長くなっています。実に 4時間越えの超長期戦になってしまっていたのです。

 序盤の山陰の相乗り拒否は、後々の展開(いずれにせよ 4軒まで伸びることは予期していた)に影響を与えて、島が浮かんだ後の伸び幅で追いつこうという作戦のもとです。現に 5000G のいただきがあるまでずっと停滞していましたから、プレイ時間はかかるにしても、作戦上まずいことはしていなかったはずです。

 あとは、甲信越の相乗り拒否もかなり厳しいものがありましたが、所有者の伸びも大幅に遅くなってしまい、結果として山陰の事故を許してしまったと考察します。山陰の変動率が高い状態だったら、きっと 5000G のいただきで逆転されていたことでしょう。

 ちなみに、このゲーム最終盤で無理矢理サラリーを取りに行ったことなどもあり、10G 位の差で 3位になっていたりします。優勝争いに影響しましたが、さすがに 1000G の振り込みでもサラリーの 1500G と株を買えることは大きいですからね。

● 5戦目 飛空挺 (SP)

 さて、ここまで 4戦中 3戦が事故で順位を落としていたこともあり、まったりとプレイしようと言うことにしました。メンバーは調布オフというか京王カップに近い感じでした。

 ここは、序盤からスムーズにお店をかうことができています。個人的に使いやすい左からの周回で、空き地の神殿をゲットした後、ラグナロクの空き地に 2件目の神殿を建ててすぐに脱出という感じでした。なお、個人的に 1ターン目の「6」で飛び地は、全く周回できない危険性があるので避けていますが、正論でしょうか?

 スムーズに周回し、なおかつ神殿から都合 3回の収入があったので、かなり資金的に余裕がありました。豊富な資金を活かして、セルシウスが高め含む2軒と、要所となるファミコン、じゃなくて、ファルコンの 1等地と、1強3弱のインビンシブルの 1等地を押さえていたのです。

 また、今回の地味なファインプレイですが、お店が買われていないインペリアル、ヒルダガルデ側の飛び地に他人が到達したターンにチャンス 75を引き、2倍で空き地を抑えるプレイをしました。いたストオフでは改築がないので、いったん建てた建物はなかなか変わらないという特徴をつかってみました。

 神殿が品切れだったため、建てられると困るものを消去して、使えない建物を建設したのです。結果は、有効活用されにくい関所を建てたのですが、直後に1を振って危うく空き地を取られていたところでした。

 順調に増資できたものの、飛び地のラグナロクはいったん独占まで伸びて、事故が起こりやすい展開と思われましたが、本土にお店がなく増資チャンスがないうちに 1軒を 5倍買いして、99株所有してとブロックをかけました。

 この時点で、増資あまりはおおかたなくなっていたのですが、増資かつ株撤収後に 33番を引いて、増資済のエンジンの店を 4320G で売却。これで流動資産におおきな差をつけ、さらにお店を買い戻すという暴挙をやらかしました。

 これと時を同じくして、右側の 2つの1等地を 5倍買いしてくれたこともあり、資金の差で押さえ込むことに成功しました。伸びそうな株をことごとく押さえ、相乗りされてもかまうことなく伸ばし、プリマビスタと、セルシウスを 3軒ずつで止め、客足を呼び込みながら 20000G まで伸ばしていきました。

 そこからは、プリマビスタを 4軒に伸ばし一気にと思ったのですが、5倍買いの応酬で、神殿のぞく 3軒の所有となり、微妙に増資あまりを確保しつつ、他のプレイヤーはほぼ全撤収の状態にし、最後にエンジンの店の 2000G の増資あまりで、セルシウスに増資をしてゲームセットの予定でした。

 が、チャンスカード 23番でうっかり単独株になったプリマビスタに 660G のウソ増資が入り目標金額達成。ほどなくゲームセットでした。

 今回は、順調にお店が買えたことと、必要なときに必要以上の流動資産が入ったこと、あとは丁寧に相乗りをしてブロックしたことが勝因だったでしょうか。いろいろなものがきれいにかみ合っていたと思います。

 この試合終了後、エキシビジョンで早打ちでスラリン(GK)がプレイされていました。考えずに打つというプレイでしたが、それなりに派手に盛り上がりながら 30分程度でゲームセットになりました。こういうプレイもたまにはやってみたいものですね。

● 6戦目 ゴールドソーサー (SP)

 ここまで、11ポイントでしたが、トップが独走態勢と言うこともあり、2番テーブルでの最終戦となりました。マップも、時間の都合で時短マップとされているゴールドソーサーSP)に変更となりました。

 序盤からいきなり、銀行周りの Sスクウェアが 3軒になっていましたが、肝心のお店が取られていない状態でした。また、Bスクウェアを 2軒にするものの、飛び地に阻まれて周回が若干遅くなりました。そうこうしているうちに、チャンスカード 33番効果で 4000G 近くまで流動資産を伸ばし、出遅れた感が満載になりました。

 が、Bスクウェアの一等地を押さえたり、ちょこちょことお店を押さえたり、相乗り株をつかむことに成功したりと、いいことを繰り返しているうちに、ちょっとずつ盛り返してきました。

 依然としてお店があまり持てなかったので、飛び地勝負と思われたのですが、Sスクウェア所有者に1等地含む 3軒までのばされて勝負あったかと思いました。が、浦島太郎状態になっているうちに株を押さえられ、流動資産が乏しい状態になっていました。

 ここから、ちょっと手が止まるのですが、チョコボロードの大量株インサイダーに乗れたり、Bスクウェアを5倍買いで 3軒にのばしたり、本土で周回できたりと、現金だけはあるような感じになってきました。

 今回の目玉ですが、飛び地所有者が、賞金獲得後にのこり 200G ほどしかないBスクウェアの株をブロックし、飛び地の株を積み増さなかった直後に、チャンスカードでワープして 4軒目をゲットするというイベントが発生しました。

 ここは、積み増しされて飛び地が一気に伸びると警戒していました。一等地付きの布陣のため、それだけで 3軒でも 2400G は増資できますし、遅かれ早かれ安いお店を5倍買いされて4軒になることは予期してたからです。ゴールドソーサーの飛び地は狙って入れるのが、大きな要因でしょう。

 結局、この飛び地の滞在が長くなり、全員で 99株インサイダーで資産をのばすことになってしまいました。これで、16000G くらいまで資産を稼いだ後で、5倍買いでBスクウェアを独占にし、200株インサイダーで差しきりました。最後は、チャンスカード 31番でうっかり株価が上がってゴールできました。

 この1戦も、相乗りできたことは大きかったのですが、何よりも飛び地の伸び方に尽きます。おそらく、198株インサイダーだったら、飛び地で逆転まであったことでしょう。あとは、飛び地滞在が長く Sスクウェアが独占にならなかったもの地味に影響しているかもしれません。

 結局、この日は 11ポイントで、第2部優勝をとっていました。幕切れが 23番、31番とうっかりしていたので、ニアピンをとりました。あとは、2日連続で最大いただきのプレゼンターをやったことでしょうか?

 決勝卓は、ワンサイドゲームでしたが、総合優勝の条件は勝利だけではなかったので、最後までもつれました。幕切れはいたストSPのチャンス 24番の仕様により、資産が目減りしたことという事態になりました。


 翌日が、平日になるので、閉会式終了後すぐに帰宅しましたが、2日間たっぷりと楽しめたと思います。今回、24ポイントでも優勝できなかったくらいの展開ではありましたが、結局事故がなければ決勝卓まで行けたようなそんな感じになりました。

 次回の予定は未定ではありますが、スケジュールを空けてまた対戦したいと思います。週末まるまるいたストといのはある意味、最高の贅沢ですからね。


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