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● 第43回いたスト関東オフのレポート ●

 2010年5月1日 〜 5月2日の 2日間で第43回関東いたストオフが開催されました。5月連休の開催で、今回はフル参戦ができました。いつも通りですがレポートをお送りします。

 なお、作業期間中のため今回も 1日目、2日目の2回に分けて更新します。まずは1日目の2試合だけを更新します。


- 1日目 本戦 -

 今回は、いろいろと実験的なことが行われたり、ルールの変更があったりもしました。大きな変更点としては前回オフで超長期戦になった「ミッドガル」が関東オフのマップ候補から外れるようになりました。エリア数は少ないものの、株のつかみ合いになりやすく時間がかかる展開があると思ったのですが、さすがに前回の 4時間30分ゲームがありましたから。

 あとは、長時間マップになりそうな「天空城」も今回の対象マップから外れています。状況をみて対象から外す可能性アリとのことですが、どうなることやら。

 そして、39回のオフから録画して動画の投稿をやっていたりもするのですが、今回はストリーミングでの放映も実験的に行われました。そんなこんなで変わりつつあるオフのレポートをお送りしましょう。

●1戦目 原始時代(3)

 1戦目はいたスト3の原始時代です。GKから登場のマップで5〜6軒エリアを含む10エリアの広いマップです。サラリーまでのルートはおそらくシリーズでも最長に近い部類に入るのではと思います。いたスト3なので、空き地の建物は重要ですし、定点ワープの行き先にも気をつけなければなりません。

 序盤から順調にエリアがそろわず、空き地も取れずという感じになりました。このマップ周回までに時間がかかるので空き地のヘリポートがかなり強いのですが、他のプレイヤーにすべて取られました。定点ワープの行き先となる土器の店テコドントには遊園地が建ちました。

 そして、2周目の頭で強力とされている銀行周りのマグマだまりを独占されました。このマップは所持金はゆとりがあるのですが、株を買えるチャンスが少ないので、いかに株を買えるルートを押さえるかが勝負を分けると思っています。早いうちに増資も入り歩けない展開になりました。

 1強3弱と思われたのですが、マグマだまり所有者が相乗りに入り、その相乗りを嫌うように動いたこともあり、全員で流動資産が少なく長期戦の様相になりました。こちらはマグマだまり相乗りでもう少し伸ばしてもらえるかと思ったのですが、早めに株を切られたため変動率を落とすプレイに。無意味な10株売りは避けるのですが、マグマだまりのみの展開になるのが目に見えていたので、将来的な伸び目を落としておくという意味があります。

 勝負を分けたのは、中盤の独占交渉でした。銀行右のブルーマウンテンとデボネアどうくつの独占交渉が入りました。100株持ちだったものの資産差 2000G があったため差額調整のみで成立。これが思ったよりも早いタイミングだったこともあり、株を持っていたプレイヤーがするすると伸びました。こちらは店撮りは悪くなかったのですが、相乗り株をずっと放されず、2軒止まりでサラリーも取れずという展開に。

 そして、中盤にワープで左下に飛ばされて、脱出で見事に独占エリアのゾーンにはまりました。サラリーを取れずで 1700G 1回ですんだのですが、休み中に同じくらいの店に 2回入っていました。いたスト3独特の伸びのよさもあるのですが、全部捕まっていたら勝負にならなかったですね。

 終盤もまったりとした展開が続き、ブルーマウンテン所有者とマグマだまり所有者の一騎打ちの形まで伸びました。が、立地条件のよさと、最後に2つめのエリアとなるレッドマウンテンを4軒まで伸ばしてゲームセットでした。さすがに半ばワンサイドゲームだったので早く終わりました。こちらは33番狙いで増資するしかなく、3位終了でした。

 独占交換については、あの展開では仕方がないところもありますが、銀行周りとのゾーンになるのと、100株もたれているもがあるのでもう少しいい条件で望めた可能性は高そうです。というより 3軒くらいから様子を見るのもあるのかと思っていました。

 あとは、交換交渉が入る前後のトップ目の株の動きも若干気になりました。あの展開であれば、銀行周りが封鎖できるので、マグマだまりに集中投資して一通り増資してから他の株の相乗りに入っても十分に間に合うはずです。2軒のカンブリーへいげんの相乗りは、普通に優勢という程度であれば十分アリですが、圧倒的な優勢なのでそこまでする必要はなかったかも。その結果は、中盤から終盤に書けての資金ショートが物語っているはずです。

 さらにいえば、中盤のヘリポートの 5倍買い合戦が若干もったいないと思ったりとか。この展開だとサラリーを取る手段もなく流動資産を減らしている余裕はないので、4倍の交渉で回していかないとまずいのです。

 何だかんだで原始時代は勝てないマップなのですが、交渉で動かしにくいことと、お店の評価/エリアの評価がどうも他のプレイヤーとあっていないこともあるのかもしれません。

 早めに終わったので、昼食を食べに出かけたのですが、その間に決定的瞬間があったのを見逃しました。わくわくロープの「ハズレ」のひとつに「
お姉さん」があるという話があったのですが、いたストオフで本当に出ました。ここまで見なかったので相当確率は低いものと思われます。

●2戦目 世界樹(SP)

 2戦目はいたストSPの世界樹です。4軒×8エリアの構成ですが、スイッチによってルートが変わったり、ホークマンでの移動があったりとテクニカルなマップです。

 こちらは、1周目から軽快に進んでいき、周回が早いのと左上のミノーンが早めに3軒になり好調と思われたのですが、周回を遅らせてマンイーターが3軒になったりと気になる場所もあったりします。リリパットが全く動かないの怖いところです。いっかくうさぎは所有者がばらけました。

 ミノーンは増資チャンスの関係でホークマン出口の1軒だけMAX増資。他はしばらく増資できないまま残りの1軒を買われて防衛増資をされる展開に。他も所有者が別れ、最高でも3軒というまったりとした展開になりそうでした。

 そうこうしているうちに、2軒+3軒で有利ということもあり交換交渉が入りました。これによりおばけキノコ3軒、おおめだま3軒の形になって全員に持ちエリアができるように。ここまでは右が高くなりそうな展開だったので普通に進めればお客が左に流れてミノーンで捕まえることもと思っていました。

 実際にふたを開けると、おばけキノコもおおめだまも増資が入らず。マンイーターも独占になるものの動かずでお客が思ったよりも左に流れない展開に。33番の売却からピクシーが3軒になったりしたのですが、相乗りが入ったりで思ったように増資ができず、リリパットのほうが先に5倍買いとチャンスカードで独占まで進み、左が歩けないような展開にされました。こうなるとおおめだま+リリパットで安定した形になるかと思われました。

 そして終盤戦。リリパットが少なめの株で伸びてきて、1000G台のお店に捕まるという事態が発生。右もマンイーターに増資が入り出し1000G大のお店が建ち並ぶ状態に。まともに周回ができず、流動資産が稼げないまま振り込みがかさむことに。ここでチャンスカードの売却でリリパットの増資済みのお店が売られ、ゴール直前まで伸びました。が、それと同時に左がそれなりに歩けるようにもなりました。

 この時点で総資産は 14000G 程度しかなく、周回もできないのでやれることは独占に持ち込んだ奥目のピクシーで 6000G の買い物料をもらうことくらいでした。50株低度ではあったものの増資を2回入れて6000Gのお店を作りあとはお客を待つ展開に。それとときを同じくしてじんめんじゅがようやく 3軒になり、こちらをインサイダーエリアとして残すことに。

 最終版、サラリーの関係などで人が左に集まるタイミングができました。ホークマンも地道に右に寄せておいたので最低1人がピクシーを通過することが確定しました。そして、左からの周回で 1人とらえて 6000Gを獲得、一気にゴール条件が整いました。さらにもう1回 6000Gの収入があり、気がつけば 30000Gを超える資産ができ、徒競走にも勝ち逆転優勝しました。

 このマップで事故狙いの買い物料勝負というのは分が悪いとは思っていたのですが、やってみるだけの価値は十分にあったと思いました。最終的にゲームを決めたのは倍売りで売られたお店ということになりました。

 おそらく客足が左に流れるのを嫌っておおめだまの増資があまり入らなかったと思いますが、店の所有状況から独占交渉が入りにくい形なので、リリパットの終盤の増資をおおめだまに振られていたらパワーゲームで終わりそうな気もしました。

 基本的に株の持ち合いの展開で、こちらの卓も時間がかかったのですが、もう1卓がさらに時間がかかり 2戦目終了が 18:00 くらいに。ここからもう1戦できるマップがない状態になったため、初の 2戦終了という事態になりました。2戦目終了の時点で 14:00 を過ぎていましたし、5卓もあれば長期戦になる卓も出てくるのですが、それにしてもここまで伸びるのはなかなかないと思います。

 調布オフも2戦に減らしたり、千葉オフもマップ変更があったりと、ここ2〜3年くらいは、どうも卓あたりのプレイ時間がかかりやすい傾向があります。時間がかかるケースは主につかみ合いの展開だったりするのですが、クリスタルカップのように伸び目がない展開から、交渉が多く入って時間がかかる展開もあったりするので、なかなかプレイ時間短縮は難しいのかもしれません。常に早打ちは心がけているのですが。

 1日目終了後は2戦の効果で余裕ができたので、とんかつ+αのアフターになりました。宿舎は人数の関係で回避してそのまま帰宅し翌日に備えることに。


- 2日目 本戦 -

 いったん帰宅したこともありますが、荷物も軽く2日目を迎えることになりました。早めのスタートですが、時間通りに終わるかどうかが一番気になっていました。

●3戦目 ムーンライトクルーズ(3)

 3戦目は、いたスト3からムーンライトクルーズです。対人戦は久しぶりかもしれません。4エリアからなる2つの島とそれをつなぐ銀行+レッドブリッジの構成です。左右のマップはレッドブリッジ以外にも船で移動することができます。このあたりの構造は昨日の世界樹と似ています。ただいたスト3なのと、全体的に高いお店が点在していることもあり、雰囲気はだいぶ違います。

 序盤からパープルタウンが上から3軒という恵まれた状態になりました。チャンスカードも101番でマークが全部そろったと思ったら70番でいきなりサラリーの没収にあったりと無駄にいいカードを引いていたりとか。パープルタウンの残りのお店はマップ上で一番安いため、あわやわくわくロープで独占かと思われたのですが、他のプレイヤーがお店を引き、阻止されました。

 さっそく、株購入後にMAX増資が入りルート阻止と、流動資産稼ぎが完成し、リードを保つ展開に。店どり的には2強2弱という感じで、銀行周りが染まりそうな気配もあったのですが、2軒止まりになったりとか。

 中盤は、こちらがもたついているうちに右上のグリーンハーバーが3軒に。相乗りで株を押さえるものの増資が入らず、そのうちに奥目のスカイブルーベイとイエロービーチの店の取り合いという感じになりました。こちらは序盤に左周回をしていたせいで店どりが若干偏り、2軒止まりが立ち並ぶ展開に。

 そして、そうこうしているうちに右下のブルーマーリンの3軒目と左上ブラウンポートの3軒目の交換交渉が成立。左側に対抗エリアができてしまいました。それよりもこの交渉でまずいと思ったのは、右が1人のプレイヤーが4エリアともに 3軒+3軒+2軒+2軒という構成になったり、銀行周りもあわや3軒で右側に誰も近づけない展開になりそうだったのです。

 結局銀行周りは2軒止まりで、スカイブルーベイとイエロービーチは私と5倍買い合戦になったものの、グリーンハーバーの独占が入りました。その頃、にぎやか3人組が登場し、マハラジャから900Gをもらったり、マークエンジェルと戯れてどこでもカード欄に「5」という珍しい数字が見えたりしました。8ターン滞在で最後の2ターンはマークエンジェルが重なる展開になったのですが、ここまでうまくいくのも珍しいのです。

 サラリーは倍の早さで入りますが、だんだん右側が高くなりサラリーを取りに行くのが大変な展開に。そしてまだ出ていないレッドブリッジの封鎖と事故が起こる要素はたくさんありました。

 終盤、ようやくパープルタウンの独占が入ったものの、対抗エリアのブラウンポートにも独占が入り、左側も買い物料勝負の展開に。グリーンハーバーの中盤の株押さえと、10株売りが効いて伸びが少なくなっている間に、お互いに自株を持っての伸ばしあいになりました。

 このあたりで、個人的に有効活用したいと思っているチャンスカード103番に遭遇しました。このカード、めくられたチャンスカードを1枚元に戻すのですが、イベント系のカードが再発生することもありやり方によっては大きな武器になるのです。103番自身も戻せますが、せっかくなら有効活用したいところ。

 リードしているのなら、にぎやか3人組や、街の明かり(全エリア株価15%アップ)あたりを戻すのですが、前者は右側で引かれると危ないのと、後者もエリアが大量にあるプレイヤーが有利になるのであきらめ、珍しく全員にプラスのあるカードを戻しました。そう、戻したカードは 93番(増資効果2倍)です。タイミング的に自分が引けば 99株×1998Gの増資で 3000G程度のもうけが出るので採用しました。直後に阻止されましたが。

 最初にこちらがブラウンポートで 3000G を振り込み交代したものの、そのあとで逆に 3400G をいただき再逆転。ここでレッドブリッジに戻れなくなると変な展開になるのですが、レッドブリッジ手前のチャンスカードで引いたカードが 62番。伸ばしあいの展開だったのでこのカードだけで 2600G を入手してゲームセットでした。

 おそらく今回のオフで一番カードに恵まれ、一番苦労しなかった展開でしたが、対抗エリアがどんどんできる中盤の状況はかなり怖かったですね。

●4戦目 ダーマ神殿(SP)

 次のマップは、いたストオフではほとんど登場したことのないダーマ神殿(SP)です。4軒3エリアからなる2つのループと5軒エリアの飛び地からなるマップです。7エリアとエリア数はそれほど多くないのですが、最大出目は7まで出ます。

 序盤から2で左交点を手に入れ直後に1で2軒目に。早めに染まるかと思われたのですが、そのまま通過したところでチャンスカードの73番が。これで左のあそびにんが3軒になりました。マップの構成上、ここは高いところからではなく交点となる100Gの職業案内所を増資してスタートです。

 MAX増資が1回入り、流動資産は稼げたもののそこから先につながるのがなくなりました。増資ポイントが分岐から2マス目と浅い地点なのでよけられやすいという難点もあります。そうこうしているうちに、右奥のまほうつかいが3軒になったり、左上のぶとうかが1等地を含む2軒になったりとだんだん怪しい雰囲気に。こちらはあそびにんの3軒以外に有力なエリアがありませんでした。

 このマップ、4人でプレイするには若干狭いようで、どうしても店撮りの厳しいプレイヤーが出てきてしまいます。飛び地のけんじゃは中盤に飛び込んだプレイヤーはいたものの、まさかの3連続店を買わず脱出という事態が発生したり。2人で回ったりするとマークが集まりにくく若干使いにくい印象はあります。一等地の810G はチャンスカード 75番で200G高く買われました。

 3軒がなかなかできない中、5倍買いでぶとうか3軒+まほうつかい独占という形になり、まともな周回がしにくい状態に。こちらもあそびにんの最後のお店がようやく5倍買いできて、マッチレースになりました。

 といっても、今回は伸ばしあいではなくつかみ合い気味の展開で、あそびにんはずっと60株が乗ったまま、こちらも、まほうつかいに50株ほど載せて変動率を下げながらという展開に。お互いに自分の周回を回るのでじりじりとしていますが、残りの2人はとにかく周回するしかない厳しい展開になっています。

 けんじゃなどの5倍買いはあるものの、店数の差と50株増資でどんどん店の値段を上げたこともあり、まほうつかい所有者が目標金額突破寸前に。こちらは周回+増資が条件と若干厳しい展開に。けんじゃの1100Gを振り込んで賞金をもらうことが前提になってしまいました。

 最終盤にきて事故が起こりました。目標金額突破を10株売りで何とかしのぎ、こちらが周回+増資で目標金額を若干上乗せして突破。あとは残り7マス対、残り15マスというかなり分が悪い徒競走の状態に。ここで、他のプレイヤーが 3000 - 3000 - 2000の大ゾーンの目を振ってしまい、周回+支払いの安い方ということで収入が転がり込んできました。これは増資できなかったぶんの反動かもしれません。

 直後、徒競走の相手がチャンスカードで引いたものは 88番のテレポ、他のプレイヤーのコマ位置が入れ替わり、なんと銀行から3マスに出てきました。方向転換が可能だったため、次のターンにそのままゴールで逆転勝利でした。総資産も直前のターンで上回ったので本当の優勝ということに。

 中盤、かなりいいチャンスカードを立て続けに引かれ、3軒+4軒ではどうしようもないかと思われたのですが、回るしかないような展開になったのと、最後のチャンスカードに救われた形になりました。

 この時点で 4戦の合計点は 16点、決勝卓行きが決定しました。

●5戦目 左半球(GK)

 最終戦は、関東オフでは出走回避などと重なりやすくなかなかプレイできなかった左半球(GK)です。しかも今回は決勝卓の優勝条件もほぼ勝利でOKのため、順位関係を気にせずのびのびとプレイできます。初代いたストからあるいわずとしれたルートの自由度の高いマップです。株勝負になりやすいのですが、最大出目の関係などでいかに我慢していかに出し抜くかがポイントになってきます。

 序盤、エジプトの一等地から中近東が集まり出すという形になりましたが、早いうちにとうなんアジアが3軒になり、ここの動向が今後の周回を左右することになります。ただ、決勝卓ということもあり2軒ずつ持ち合いのエリアからの増資や、株の押さえあいの展開になり全体的に周回数は増えるものの重い展開でした。

 フランスは2軒で一等地が空き、インドは2-1で1軒空き、ドイツは2-2、ロシアが2-1-1、中国も一等地単独、オーストラリアも一等地単独、エジプトは2-1-1、中近東は2-2と3軒は東南アジアのみ、インドの3軒目とフランスの一等地の出方次第か交渉次第ということになりました。が、全体的に値段が安く、走っているプレイヤーもいないので5倍買いが中心になりそうな感じです。

 そんな重い展開から、私が中近東の一番安い店を5倍買いで購入し、MAX増資に成功、先手を打つことになりました。独占には若干高いものの届かなくはないという感じでしたし、これでダイヤ周りが若干通りにくくなりました。

 中盤から終盤にかけて店どりも動き出しました。フランスは私が1等地をブロックし 1-3 に。東南アジア所有者はインド3軒+ドイツ3軒も持ち出し3エリア体制に。オーストラリアが3軒になって株をため始めたりという展開でした。

 そうこうしているうちに、店撮りはよくなかったものの相乗りで稼いでいたプレイヤーが総資産 17000Gまで伸びて、フランス3軒が残っている展開に。周回にとり無事に回ることができれば勝利という条件に。トップは15000Gほどではあるのですが、増資できるエリアは多いものの最後のサラリーが中近東があるダイヤで手が出しにくい状態に。私はエジプトの株を蓄えて逆転を狙っていたり。オーストラリア所有者も同じような感じでした。

 フランス所有者はドイツのお店に阻まれて、サラリーでも20000Gまで届かない状態に。そうなるとエリアを持つプレイヤーが有利かと思われたのですが、こちらもルート阻止のため中近東を5倍買いで独占、チャンスカード5番でエジプトの独占店舗を獲得。200株が生きる形になり、かつこれから通る中近東とのゾーンを張ることに成功しました。

 増資チャンスで一等地どうしの「3」を狙い撃ち、2000G獲得で目標突破を狙ったのですが、空振りで3軒に落とされました。ここですぐに4軒復旧の出目が出たので、よくよく計算したら目標突破しないことが判明したので 5倍買いで独占に戻しました。ここからの出目がものすごいことになっていました。

 3軒所有者はここの株買いで、増資が入れば目標突破のフランスを取らず、ブロック目的のエジプトを選択。最終的に、この株買いが勝負を分けることになりました。このままでは、フランスとドイツのゾーンに突っ込む形になりしばらく増資チャンスがないと思われたのですが、銀行停止で危険回避。直後の出目は「2」でカジノに行ったところ、こともあろうかワープを拾いました。これは増資チャンスのあるほうにとり、1回増資に成功。

 その後、増資できなかったものの銀行に止まれる目で株を買い足し 300株に載せましたが、トップはもうゴール1マス手前に。チャンスカードの 37番(お店価格 30%アップ)という物騒なカードもあり、2/9 で大当たりがあったのですがこれはハズレ、直後のダイスはまたしても「2」。これもカジノに行くしかない状況で、スロットを回したところ「増資チャンス」を引きました。

 これで 300株の増資が入り、資産は 22000Gまで伸びましたが、もうひと伸び足りずに終了でした。この時点で 1000G 位の差で、株を買われてから 2回の増資チャンスがありましたし、エジプトは変動率がほぼ100%の状態だったので、相乗り対象が違っていれば最後の増資で逆転できていた計算です。とはいえ、17000G の 3位ほぼ確定状態から最後の増資で2位に浮上しゲームセットでした。

 増資チャンスの関係はあったとはいえ、あの場面でフランスではなく最大限のブロックでエジプトの株を選ばれたのが最終的な結果になったようです。といっても、3軒×3でもとから有利な展開ではあったのですが。

 プレイ時間は 3時間越えでしたし、重い展開ではありましたが、かなり充実した試合でした。マップの妙、メンバーの妙もありますが、決勝卓らしい展開になったのではと思います。


 最終的に 5戦19ポイントで、最後の増資で総合順位も2位に入れ替わりました。2日連続で最大総資産のトップを取っていたこともあり、同点順位でかなり有利な状態になったようです。今回、1日目は 2戦で終わってしまいどうなるかと思ったのですが、2日目は 19:00台に最終戦まで決着がつきました。スタートの1時間の違いと、マップ構成が大きいような気がします。いつもなら、次は8月になるでしょうか。また楽しみたいと思います。


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