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● 第45回いたスト関東オフのレポート ●

 2011年1月8日 〜 1月9日の 2日間で第45回関東いたストオフが開催されました。ここのところ年3回の開催で、5月の連休と、8月末、そして1月の3連休の時期に開催されることが多いようです。今回もいつも通りレポートをお送りしましょう。


- 1日目 本戦 -

 今回は、特にルール変更はありません。マップの全抽選もありますが、それでも時間が足りなくなりそうだったので、一部マップの組み替えが入ったりとか。今回は両日ともに5卓での開催のため、抽選で当たらないプレイヤーも出てきたりします。

●1戦目 ホラーハウス(3)

 1戦目は久しぶりのいたスト3のホラーハウスです。いたストDSではクッパ城という名前で同型のマップが復活していますが、細かいところがいくつか違ってきます。銀行から5件×2エリアの分岐と、中央部の2エリア、そして各マークへの4エリアという形になっています。お店はそれほど高くないものの、初期資金が 1500G しかなく周回が長いマップです。

 このマップの特徴は、変わるマークが変わらなくなるカードと、銀行が入れ替わるカードです。各マークへのルートが固定されやすいので、早く出ると時間がかなりかかってしまいます。

 このマップ序盤の空き地はとても大事なのですが、銀行右のひとだまどおりにヘリポートを建てられたものの、中央のとおぼえどおりの空き地ヘリポートを、直後にどくろワープの空き地にもヘリポートを建て早々にヘリをつぶしました。いたストDSほどではないにせよ、マイホームとのコンボを警戒してと言うのはあります。

 直後にヘリポートに止まったものの、資金計算ミスでコンビニが建てられず、ゾンビ通りの空き地は税務署になりました。空き地争いで大きなリードを取ったため、あとはどれだけヘリポートを活用できるかにかかっていました。が、その代償としてマークのそろいが悪くサラリーが遠い状態が続きました。

 一方その頃、銀行上のゾンビエリアの対抗となる、ひとだまどおりが 3件に伸び、チャンス102番で大きくブロックをかけ、77番で資金を稼ぎと速度を出されて、頭を押さえられる形に。3軒×2エリアで株も回避し放題という状況に。こちらは、少ない株数でとりあえずゾンビ通りの一番奥をMAX増資し、後は相乗りに徹する形に。

 2強2弱だったのですが、クロスワープが 5倍買いで3軒になったところで、早めに交換交渉が入りマイホーム待ちの展開になりました。300Gくらいの 5倍買いをスルーした直後だったのですが、足を止める意味では買いたたいた方がよかったのでしょうか。そして、マーク固定も早いうちに出て、高いハートとスペードが止まってしまい、時間がかかる展開に。

 マイホーム待ちの増資は1回遅れたものの相乗りに間に合う形に。とはいえゾンビエリアは中盤で税務署を5倍買いされ、3軒に。対抗エリアのひとだまどおりはあまり伸びなかったものの、ヘリポートがいつでも崩れるような形に。奥目のひめいどおりは高め含む3軒で、安定した形になっていたかのように見えました。

 中盤は激しい5倍買い合戦でしたが、軒数と値段差でゾンビエリアにお客が流れたのと、タイミングよく5倍買いでとおぼえどおりを独占し、変わるマーク隣のジェイソンスポーツにMAX増資を入れられたのが大きかったようです。独走態勢だったトップの足が若干遅くなりました。

 ヘリポートの取り合いに成功したのも大きく、1回サラリーが回収でき、あとは足を引っ張られずに増資できればという場面まで来ました。終盤、株の買い方の関係でうまくマークが外れた時期があり、その隙に増資で 20000G をかろうじて突破。自力の税務署で資産を伸ばし、あとはゴールだけ。

 マイホーム待ちが怖かったのですが、でたらめな呪文で戻された直後にヘリポートの目が出て、ウィニングフライトでの終了でした。

 序盤の展開からもうちょっと楽ができるかと思いましたし、中盤の展開でもう追いつかないと思いましたが、終盤はもつれる展開になりました。このマップのヘリポートは最大出目 7でも強力ですね。重要なのは、中盤以降の株にもあります。銀行通過の前に現金を作っておくのはとても重要です。終盤はそのあたりで明暗が分かれたかもしれません。

 動きが遅いゲームだったので、14:30 くらいまでかかった超長期戦になりました。

●2戦目 ドリームワールド(GK)

 2戦目は、いたストGKのドリームワールドです。GKでプレイするのは久しぶりかもしれません。外周4エリアと、銀行を結ぶ通路に2エリア、内周2エリアの全8エリアのマップです。いたスト2で登場順に数えて最初に空き地が登場するマップですが、ここの空き地の選択はかなりポイントになってきます。

 序盤、その空き地争いで 1/4 週目からの空き地を「とらず」に取ってきたので、直後にスルーした空き地にコンビニインサイダーを決行。直後にチャンスカードの 18番を引いて、1週目で総資産 4000G という展開になりました。これで外周の店が買えれば楽なのですが、外周のお店がほとんど買えず、逆に何かのフラグを立てた形に。

 とはいえ、内周は比較的集めやすく、ミラクルエリア2軒と、空き地2軒で税務署と動物園を建てることに成功。といっても増資チャンスにも恵まれず、ミラクルエリアの株を転がして稼ぐという待ったりとした展開に。動物園が増資できても、内周をぐるぐる回れてもどちらでもよかったのですが、どちらも来なかったのです。

 こういうとき展開で、無理矢理が異種を押さえられるときついというのは分かっていましたが、まさにそのような展開になりました。左下のサファリランドと、右上のマウンテンエリアや若干無理に押さえられました。残りの空き地は1人に抑えられました。

 ここからが何をやってもうまくいくというフィーバーモードに入られた感じです。サファリランドは少ない株数で増資をスタートしたものの、手つかずの動物園を5倍買いで落とされ、税務署も落とされて内周でも行ける形になりました。ヘリポートを活用されて集会を重ねたのも大きかったのですが、無理矢理内周の経営に乗り出す形に。

 こういう展開では、外周に対抗馬がないといけないのですが、流動資産がないところに、マウンテンエリア止まりで逃げ道にヘリポートという押さえきらない展開に。センターパークとミラクルエリアの独占交渉の準備をして銀行に停止させない戦略をとったのですが、それも全くきかないくらいのフィーバーでした。

 普通なら、確実に流れを乱す、空き地スルーや、ヘリポート見逃しをやっていても全く調子が落ちてこないのです。あとは、流動資産がない状態で、外周の大量のエリアを抱え込んだまま沈んだプレイヤーが出たりというのも大きかったようです。ミラクルエリアは不本意なゾーンでしか活躍しませんでした。

 こういう展開だと、店が多い方が有利と言うことで、そのまま店数順に順位が決まりました。3位での終了です。中盤の店の買えなさもひどかったですが、ターニングポイントに達したときに他のプレイヤーの流動資産が低すぎて全く動けなかったのも、要因かと思います。

 とはいえ、トップも伸びが遅い展開だったので時間だけはたっぷりとかかり、この卓も最終卓でした。18:00 近くになり、時間はかなり押しています。

●3戦目 アメリカ大陸(GK)

 というわけで、振り替えでアメリカ大陸(GK)になりました。2戦で終了かとも思われたのですが。初代いたストからのマップで 9エリア、分岐少なめの買い物量勝負のマップです。

 序盤は、全員でお店が買えないという展開になったものの、フロリダが早いうちに 2軒に。店取りは比較的有利な状態でしたが、チャンスカードで +200G で一等地のクロコダイル動物園を拾って攻められる体制になりました。倍売りで現金を作られたプレイヤーにしっかりと相乗りされたりしましたが、早めに増資をかけ、放置していたところでチャンスカードの63番と、64番が当たりました。

 これで株価が高騰し、しばらく放置して現金を稼ぐことに。早いうちに 900Gの収入があったのは大きかったですが、ケンタッキーあたりでお茶を濁しているうちに、フロリダの独占チャンスが来て独占に取りました。相乗り株がやっかいなものの、防衛増資で 300G の増資をしたら 7Gも株価が上がることに。

 結局、80株くらいでのインサイダーを決行しました。MAX増資で 20G近く株価が上がり後は撤収して3軒にそろえられたコロラドの株に乗り換え、198 -198 - 99- 99 という株数で 900G の増資で、3000G 近いもうけが出たりとか。コロラドは結局 2軒に落とし独占まで戻ることはありませんでした。

 早いうちにフロリダが伸びて、それなりに捕まったりしたので対抗エリアがない状態で、ニューヨーク 3軒、ロサンゼルス 3軒まで伸ばすことに。フロリダの 4軒放置からの収入も上がり、最後はフロリダを下げながら増資、あとはロサンゼルスに乗り換えて逃げの体制に。買い物量収入に後押しされて、きれいに逃げ切りました。プレイ時間はかなり短かったです。

 2強2弱の展開だったのですが、総資産 15000G 位の時のサラリー額で 700G 台を見ました。アメリカ大陸ではお店にお金が落ちやすいので、珍しい数値ではありますね。ちなみに、他のプレイヤーは 1000G 台が出ていました。

 フロリダの株価は 80G ほどと高騰しました。MAX増資自体は 1回ずつで 2000-1800とかそのくらいだったのですが。3軒エリアを作って早く増資するというアメリカ大陸の基本に則ったプレイでした。変動率は予想外に伸びましたが。

 対抗プレイヤーに載せすぎというくらい増資で押し上げてしまったのですが、コロラドの株をしっかり押さえられたのと、他の2人のプレイヤーが交渉すらできない形になったのが勝因かもしれません。下手に独占交渉をされたらいつでもひっくり返るのがアメリカ大陸ですから。南北4エリアが半分は自分のもの、残りもシカゴが 4人バラバラになったのが大きいですね。

 1日目は、11ポイントでポイントだけでは首位、資産差で 3位という状況でした。


 最終戦は早く終わったので、とんかつにはありつくことができました。宿舎では時間があったので、「ゲシェンク」2回、「シティープラン デルタ」2回とそれなりに遅くまで遊んでいました。

 早朝「はなふだ」は 9月から全く流れがこずに、ハコ下に突っ込みました。「ことばさがし」は2回やったのですが、わかりにくい開き方が多かったですね。このゲームも奥が深いです。


- 2日目 本戦 -

 本戦前は、まったりとしていることが多いのですが「喧嘩グランプリ」を久しぶりに見たりとか。見ていても面白い隠れた名作だと思うのです。

●4戦目 アレフガルド(SP)

 4戦目は、関東オフでは久しぶりのアレフガルド(SP)です。ここはローカルルールがあります。銀行右の5エリアのループ、銀行右のラダトーム、ロトの洞窟、ガライのループ、そして、死の砂漠、聖なるほこら、メルキドのループの3つは、同じところをぐるぐると回れません。分岐点にさしかかったらループの外に出る必要があります。銀行に停止したときは方向転換できますが。

 ここですが、1週目でラダトームの銀行すぐ左を含む3軒ができ、なおかつ周回が早いという展開になりました。銀行左のお店は周回するときに2回通るクロスポイントで、こういうお店はかなり重要になってきます。3桁株でのインサイダーが入り、買い物量収入もあり早々に勢いが止まらなくなりました。

 他のプレイヤーは周回が遅かったのもありましたが、対抗勢力として雨のほこらの3軒、マイラの3軒、ガライの2軒というところまでは行きました。マイラは5倍買いで崩されるものの 33番で一等地を売却し、何とか流動資産を手に入れることに。2番手にはなったものの、トップの勢いが全く止まらない状態に。

 マイラを自力3軒し、ロトの洞窟も3軒と、インサイダーし放題、なおかつ収入も安定していて、株のブロックまでできているという状態ですが、チャンスカードもかなり勢いがありました。マイラの神殿を6倍買いチャンスで落とした直後に、4倍買いチャンスで取り返したりといった場面もありました。

 ロトの洞窟は対抗エリアとなるガライを、リムルダールとの交換で3軒にし、5倍買いで 3軒に落としたもののそれが限界ではありました。マイラの独占で伸びたのと、ラダトームも独占が入ったこと、精霊のほこらの高め含む 3軒などで手のつけられない状態でした。

 それでも、雨のほこらは流動資産を削って独占からの増資。3000Gのお店を並べますが、ここが全く入ってこない状態になりました。終盤はガライと死の砂漠の独占交渉をかけたものの、勢いを止めるまでには行かず、最後は流動資産がつきて竜王の島の3軒を自主競売にかける展開に。狙いはガライの増資資金という状態だったりしました。

 結局、3位で終了でした。取ったエリアともらってきたエリアが対抗エリアに市価ならかかった(直接収入が望めるエリアではなかった)というのがあったりしますが、交渉で逆をやるというのは考えにくいですね。何にせよ勢いが全く止まらなかったというゲームではあります。なので、比較的早くに終わってはいます。

 いたスト2のアレフガルドの移動ルールに近いのですが、店配置とお店価格の関係でかなりやり方は違ってきます。ラダトームは関東ルールでも十分強力ですが、通常の移動ルートだとさらに強いですね。ガライ、ロトの洞窟はお店価格が下がった分で弱体化し、数少ない高めのお店があるエリアが強そうです。

 左側は基本的にルート取りの都合で強いですが、雨のほこらと沼地の洞窟は場所が若干悪いですね。奥目の聖なるほこら、リムルダールは十分強力ですが。マイラは空き地次第というのはありますが、最安値のお店もあり扱いにくいかもしれません。竜王の島は、買い物量エリアではないと見ています。

 今回、雨のほこらを経営しましたが、いたスト2より店取りがさらに悪くなっていると思いました。分岐手前に一等地、一番奥目が 80 なので、抑止力になりにくいのです。

●5戦目 摩天楼(GK)

 関東オフではそれなりにプレイしている思われる摩天楼です。いたスト2からのマップで、シリーズ初の多層構造のマップです。ルートの自由度は高いものの、サラリーまでのルートもかなり長く、1Fに高いお店が多いという特徴があります。長期戦になりやすいですね。

 序盤から、いきなりスペード回りのサウスウエストが3軒になりました。それ以外は、動きはそれほどなかったものの序盤からお店が変えない病にかかりかけました。ルート取りの関係で珍しく 1週目から 1Fのマークのない部分を歩くことになりましたが、周回に必須ではない、サウスイーストの一等地 550G を押さえることに。これが後々生きてくるとは思いませんでした。

 サウスウエスト所有者は、サラリー入手後速攻で高めMAX増資をかけ、ルート封鎖に出ることに。他にも高いお店を何軒か押さえていて、ランニングゲームの体制という感じに見えました。が、この増資が運命を分けることに。逆側のサウスイーストが 4軒になり、買い物量が 870G と 330G のいい感じのゾーンができあがりました。

 ここが、序盤に 2回炸裂したのが数値よりも大きかったりします。現金不足が解消され、店取りはブロック中心だったものの、周回がまともにできない展開になりかけていたため、自主競売を拾えるくらいの余裕はできるようになりました。それでもワンサイドゲームには変わりなかったのですが。

 トップはサウスイーストの次はB1Fのハウスブロックに乗り出し、3軒で 2000G のお店が見えることに。逆側のマネーブロックは 200G 位のお店が並んでいたのですが、ここすら安い展開に。まともに周回ができず長期戦の構えになりました。

 ゲームは中盤、歩きにくいところでチャンスカードを引いたら、22番が出たので4軒で増資済みのサウスイーストをいったん売却しました。これで 4000G越えの流動資産が流れ込み、一気に動ける展開に。銀行通過後ノースイーストを5倍買い2回で4軒に、その周回でサウスイーストも4軒に戻し、センターストリートが割れた展開だったので2Fを安全に回れるようになりました。

 あとは、株を買って増資してという感じではあったのですが、ワンサイドゲームだったのが逆に生きて、10株売りがかなり終盤まで飛んでこなかったというのはあります。そのまままったりとぐるぐる回ってと思ったのですが、さすがに店どりの有意差もあり、マッチレースになりました。2Fで増資にもたついていたというのはあるのですが。

 サラリー額が 1800G くらいで、総資産 19000 弱と見ていたのが、買い物量収入と、実際のサラリーが 2100G まで伸びて 20000G 直前まで資産がありました。最後の10株売りが終わって 18500G ですが、後は 198株のフリーの状態に。こちらは 19500G 99株フリーの状態で、何回増資できるかの勝負になりました。3位もじりじりと迫ってきている状況です。

 サウスイーストからの戻りで 2回増資を引いて 20700G まで伸びました。が、198株が生きているので 1回の増資ですぐに追いつかれるような展開。しかも増資をされたらもう間に合わないので 2位確定ゴールにとるリスクもあったりします。結果は、増資チャンスと拾われずにそのまま銀行に逃げ込んでゲームセットでした。

 ワンサイドの展開からよく逃げ込めたと思ったりとか。22番でインパクトを与えたのと、価格戦略がきれいに入り込んだのが大きかったかと思います。終盤はもっと堅く、唯一の伸び目の株を押さえてゆっくりと攻めた方がよかったかもしれません。そうすると3位のプレイヤーまで伸びたり、2400G の事故でゲームセットになったりというのも十分に考えられるのですが。

 オフでは比較的評価が低い、ノースウエストとサウスイーストですが、使い方によっては十分に活用できると思っています。5軒エリアなので、いたスト3ではかなり伸びますし、4軒まで行けば倍売りシフトが組めたりもします。

●6戦目 まちゅぴちゅ(3)

 ここまでのポイントは17点で4位。トップが19点の決勝卓です。前日順位、当日順位の関係もありますが、ほぼ勝利条件という感じではありました。いたスト3からのマップで、最初は6エリアしかない買い物量勝負のマップです。途中から門が開くと分岐ができ、空き地も入り展開が広がります。

 事故が起こりそうなマップではあったのですが、案の定事故が起こりました。序盤から、うみのきゅうでんが1等地含む3軒になり、そうそうに 3桁株数での増資が入りました。門が開いても必ず通る地点が一等地になっているので、これがかなり強力です。ここからの買い物量収入があり、対抗エリアが内と厳しい展開でした。

 最高値のお店があるにじのかいだんが 2軒-2軒と怪しい展開だったのですが、それ以外に目立ったエリアがありませんでした。店数的には 2強2弱の2弱のほうに入っている状態に。5倍買いで かぜのかいろうが 3軒に伸ばせたのですが、直後に引いたチャンスカードで、あろうことか裏側のつきのもんが開いてしまい、買い物量収入が望めない形に。

 その後、運良くうみのきゅうでんの安めのお店に止まったので、5倍買いで 3軒→2軒に落とすものの、その直後に別のお店を5倍買いされ、2軒→3軒に復帰されました。状況が動かないので5倍買い損ではあるのですが、独占が凶悪なこのマップでは特にファインプレイだったことにはなります。

 とはいえ、そんな状態も長くは続かず、チャンスカードで独占が入り、それぞれのお店に MAX増資が入り、全く持って一方的な展開に。裏側のエリアはゲーム終了まで開くことはなく、ダブルスコア以上の結果で逃げ切りでした。最後の最後で独占崩しの5倍買いを4倍交渉で持ちかけて、買ったばかりのお店を 5倍の価値と見て、3軒目のお店をもらってくる変則交渉をやりました。

 門が開けば若干展開は変わってくるのですが、お店価格が全体的に安く、流動資産があふれやすいので、やはり事故マップだと思います。あの展開になると交換交渉で回しようもありません。というわけで、予想通り最終戦のレポートが一番短くなりました。


 5戦目、6戦目が早く終わったので(6戦目はワンサイドで1時間くらいでしたし、5戦目は速攻からの伸ばしあいに近い展開だったので、早かったのです)、エキシビジョンを2戦もやっています。

 5戦目の後は、ソフィーの洞窟(GK)に、速攻での増資合戦、B2FとB1Fの争い、初手の 4、5、7 で所有者の違うお店で 2000〜4000Gが動くマハラジャなどがありましたが、B1所有者がマハラジャから指しきっています。

 6戦目の後は、フリーウェイ(3)。こちらは、銀座がいきなり 700G になったりと怪しい展開ではあったのですが、高輪、原宿、御茶ノ水を3軒ずつに。同ルートには3軒の麻布、独占の銀座が控えていたのですが、手数の差で指しきりました。時間的に微妙かと思ったのですが、最終択終了前にちゃんと終わっています。

 そんなこんなで、今回もたっぷりと楽しみました。序盤のリードを斜め上方向から走られる展開も多かったのですが、地道なブロックが他のゲームで御利益があればとも思っています。ゲームが終わったらどうすることもできなくなるという名言もあったわけですが。

 次回は 5月連休の時でしょうか。また楽しみたいと思っています。


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