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● 第46回いたスト関東オフのレポート ●

 2011年8月27日〜8月28日の2日間で、第46回いたスト関東オフが開催されました。年3回、1月、5月、8月の開催ですが、5月は震災の副次的な影響で1日のみのオフになったので、ひさしぶりの2日開催のオフです。

 今回は8月オフらしく遠征者も多数参加されています。あと、普段は1日のみの参加者が2日参加されることもあり、ふたを開ければ 5卓の大所帯での開催になりました。今回もレポートしていきます。


- 1日目 本戦 -

 今回は、1戦目と4戦目がそれぞれ日本列島(GK)、ジパング(3)固定でミッションありのゲームです。東北エリアを独占する、買い物料1000G以上のお店を作る、買い物料500G以上のいただきをもらうとミッション達成、記念品が贈呈されます。ちなみに、買い物料 1000G以上のお店は、GKでは独占条件、3では3軒以上が条件です。買い物料500Gはどちらも3軒以上ですね。

●1戦目 日本列島(GK)

 1戦目はミッションマッチの「日本列島」です。2500G所持金の広いマップで、高いお店がそこそこ点在していることと、飛び地の北海道、九州があるのが特徴です。ルートの自由度はそれほど大きくないのと、株が買いにくいマップだけに独特の戦い方が要求されます。

 ミッション的には東北ですが、出目がよくなかったので東海道方面に。1週目からお店が買える展開で、中国2軒、関西2軒とそれなりに順調でした。東北は所有者が割れる形に、北海道も手つかず、北陸が早いうちに3軒になってこの動向に注意と行ったところです。

 北陸の増資が入ったものの、中国が 3軒に伸びてエリア的にはマッチレースに。店どりは2強2弱の展開になりました。ワープカードが何枚か出て北陸が早々に独占になったのですが、関東3軒+北陸3軒の形にされなかったのが救いです。北陸の裏側の関西が高め1軒が抜けた 3軒まで伸びたので、買い物料も期待できる形になりました。

 北海道は 4軒まで伸びたものの増資チャンスがなく、九州に至ってはほとんど買われていない状況。関東も一等地の所有者が別れて、北陸をよける我慢比べになりました。九州で何回かクラブを拾えているのが大きかったですね。サラリーがもらえて、中国が 5倍買いで独占まで伸び、チャンスというところで増資するまもなく 3軒に逆戻りに。

 北陸の増資が遅れていた分と、中国が伸びきったこともあり、関西の3軒の増資が完了した時点で、独占の北陸の邦画界もの料が安く、マークのためお客が流出するという事故がありました。1000-2000-4000という並びでしたが、振り込みはこの1軒と甲信越の1000Gでとまり何とかという感じでした。

 そうこうしているうちに、中国に独占が入り、直後に防衛増資が成功。次ターンの5倍買いを阻止して流れをつかみました。4桁のいただきを2回もらい、株をあまり持たない状態で 33番を引き関西の増資済みの一等地を引いて目標金額突破。28000Gくらいのセーフティーリードにはなっていました。

 が、そこから交通渋滞で九州→独占の北海道というルートをとることに。北海道は 10600Gの買い物料のお店が見えることになりました。が、逆に言うと運良く抜ければ、出口の北陸+東海道の 4000Gを回避して花道というところに。結局 2周した後、振り込みもなく東北に脱出、そのまま逃げ切りました。

 最終結果を見ると最大振り込みが 290Gでした。振り込まない、周回できるという基本に乗った形になりました。中盤に証券取引場をとらずというミスもありましたが、そのほかは大きなミスもなくという感じでした。北陸独占の裏にある関西がきいていただけに、関東 3軒をとられていたら危なかったですね。手元の資料によると、日本列島はこれで 10戦 7勝だそうです。

●2戦目 クロス(3)

 2戦目はかなりひさしぶりのクロスです。前回は去年1月の関東オフでしたが、お仕事の都合で移動中だったため参加できませんでした。最大出目 7で広いマップではありますが、何せ銀行周りの縦のラインが強いマップでもあります。

 プレイ順は 3番手で、お店は1軒とられていたもののジェットセンターの一等地を押さえて、空き地が狙える展開に。ちなみに1ターン目でライトアローの空き地はとられていました。ジェットセンターは1軒だけだったものの、2巡目が狙えたので株を買って 200Gの増資、空き地は取れなかったものの銀行停止。まだ空き地が空いていたので株を買い足すことに。

 結局、空き地は取れなかったのでレフトアロー方面に流れましたが、チャンスカードで空き地を獲得、60株所有、90株相乗りの状態でしたが、コンビニインサイダーを決行。これで流れをつかむことにしました。

 流動資産が少なめだったのですが、マークエンジェルに助けられたのとチャンスカードの 5倍買いチャンスでジェットセンターが 3軒に伸びたので、あとは12マスのいたストに入ることに。事故で 900G 3割増しのゾーンからいただきがあったのがかなり大きかったようです。

 ジェットセンターの株価が高かったので、他のエリアの危ない株を押さえて、あとは様子を見てサラリーを取りに行くだけ野お仕事でした。ジェットセンターは独占を入れ、増資が完了し完全にロックされた展開になりました。

 マハラジャも、Zシフトも、クロスシフトも定点ワープも早めに出てしまったので、他のプレイヤーがサラリーを取れないうちに、2周することに。ダウンサークルやソニックリングは独占されていましたが、株を押さえていたり、流動資産がなかったりで攻めにくい展開に。

 こちらは、封鎖が完了したのでひたすら 12マスのいたストを。流動資産ができて 100株越えでジェットセンターを持てたタイミングで増資を開始、株数は 70株まで減ったものの、変動率が保てたので 最終的に株価 111G越えの完全セーフティーで増資をして目標金額突破、事故が起こる要素も何もなく終了でした。

 12マスのいたストは狙えたら狙おうと思っていたのですが、ここまで早いタイミングで決まるとは思っていませんでした。地味に定点ワープなどの事故の目が早めに枯れたことと、序盤でコンビニインサイダーで相乗りしたプレイヤーが流動資産不足に陥ったのが大きかったようです。

●3戦目 雷平原(SP)

 時間が間に合ったので通常通り、雷平原です。3つのループと2エリアの飛び地からなるマップですが、同じループをぐるぐると回れたりします。

 序盤は、比較的店が分かれた展開になりました。右上のループがあまり店が買えておらず、下のサハギン、クサーリクは、所有者が割れました。クサーリクの空き地は神殿が建っています。エイロージュも2-1-1の形でした。

 一番始めに飛び地に行けたので、空き地の飛空挺乗り場と、イクシオンの1当地と4当地を押さえることに。これがメインエリアとなるところでしたが、ここで脱出することに。

 イクシオンの1当地の増資と 600G×2回の収入まではよかったのものの、2回目に飛び地に行ったときは空振りのあげくにマークを取られて周回遅れに。空き店を全部押さえられたのと、左側に3軒ができたりとメインランドがやっかいな状況になっていました。

 左下の クアールが 2軒 - 2軒の形になったものの、飛び地はガンダルヴァが 2軒-2軒で防衛増資済み。イクシオンは 4当地を 5倍買いされて 1軒に減少。独占が望めない形になりました。にもかかわらず、この状況でも猛マークが続いていました。

 クアールを5倍買いで3軒にしたものの、ここを 2回相乗りからの 10株売りでまともに経営させてもらえません。ベヒーモスは 5倍買いで 2軒に落としたものの安全なルートがない状態に。

 逆に注意すべきは増資余りの多いサンダープリンの 3軒と、中盤に 5倍買いした神殿を持ったプレイヤーです。こちらのサンダープリンは 経営させてもらえている状態なのと、2カ所に拠点を構えているので事故が起こったらすぐにという状況でした。4位プレイヤーもエイロージュを 297株まで持っていましたが、これもマークされていないのが不思議なくらいです。

 終盤、予想通りサンダープリンとクサーリクの神殿でゲームが動きました。どちらも振り込んだのは自分でしたが。

 サンダープリンの振り込みの方は、直前に第3者に雷スイッチで 50% → 80% にあげられて 1900G の振り込みでした。なぜ他のプレイヤーの押し上げをとはいいましたが。自分の伸び目に関係ないトップ目の押し上げなので、御法度の手だと思っていますし、トラブルの元になります。

 最後は、クサーリクの神殿で勝負がつきました。そういう事故での勝負の付き方になるとは予想していたのですが、逆転の目が全くなかったことと、エイロージュは逆に「乗らず」という手を取ったので、4位に転落してのゲームセットです。

 3位を取りに行くのであれば、エイロージュを押さえての 10株売りを入れていたはずですが、中盤以降のいろいろがあって思うところがあったので、そんな(完全順位確定となるような)手を打つ気にはなりませんでした。なお、エイロージュ所有者は目標金額直前まで伸びたことを付け加えておきます。

 序盤で先行した状態から、勝ち目が薄い状態にもかかわらず、複数人ブロックでどうしようもなくなる展開です。2回目の飛び地で周回遅れで店が取れなかった時点で、追いつかれ始めていましたからね。対抗策は交渉で引っかき回すことくらいなのですが、展開がそうならなかったので。

 ともかく、1日目は 10点で折り返しです。トップは15点。13点、11点と得点が集中した感じではありました。


 1戦目は伸ばしあいで早く終わったので、つけ麺が間に合いました。というより、これ以上遅かったら間に合わなかったですね。

 カツは時間が遅くなりましたがありつけました。今回は閉会後に人数が集中したこともあり、お店の人にも一言声をかけてほしいといわれていますので、3戦目で早く終わったプレイヤーはエキシビジョンをせずに先行で行ったほうがいいです。

 宿舎は、遅めにはなりましたが、「ゴキブリポーカー」「歌ってボーカロイド」「ゲシェンク」創作ゲームをプレイしています。2日目の朝は、なんと「はなふだ」を通信対戦でプレイしたりとか。最後は手札で三光が完成していて逆転とか。


- 2日目本戦 -

●4戦目 ジパング(3)

 4戦目は久しぶりのジパングです。関東オフでは特別ルールが入っているのでおさらいを。チャンスカードで浮上する本州以外の飛び地は最大で 1周までしか滞在できません。方向転換を引いた場合は歩数がリセットされ、何らかの理由(船を他のプレイヤーに取られた)で、1周しても脱出できない場合は一番近い船に乗ることになります。

 本州に戻る必要はないので、四国→沖縄→四国という移動は可能です。四国、佐渡、北海道、沖縄と通過だけで株が買える株屋をぐるぐると回られるとゲームが停滞することもあり、このような制限になっています。

 序盤、特に島が出るまでは本州の店どりが重要です。上越2軒が危ないと思われたものの、2軒-2軒に割れて一安心。東北は完全に所有者が割れた状態、関東も同様に所有者が割れ、関西は2-1-1、山陰は 2-2 で一等地が空いた状態から、1等地を取られて 3-2の形になりました。

 こちらは、山陰の 2当地と3当地、関西の1等地、関東の3等地と、東北の4等地の 5軒です。本州に店は 21軒しかないので数としては妥当ではありますが、山陰に増資される前に店を集める必要があります。

 そんな中、まだ飛び地が出ていない状態で、山陰の3軒所有者との交渉が入りました。トップとの交渉? と軽くクレームはつけたものの、店数が少ないので対案が出てこずそのまま成立になりました。関西の 3軒 150Gと東北の 2軒 360Gの交換、ただし関西は私が1等地を押さえている状態、東北は逆に一等地を持たれている状態です。関西側が 500G を支払っての成立です。

 ゲーム終了後も「あり得ない交渉」とコメントしましたが、山陰の3軒がある以上資金を渡してはいけないのと、東北は 2等地の5倍買いはできなくとも、4等地は増資後も 180G と5倍買いされやすく、680Gのお店が 3軒で残る形になること。逆に、関西は1等地の 470G が押さえられているため、どう見ても 3軒にしかならないことというのが理由です。

 さらに理由をつけると、トップ目は2軒-3軒の形で選択肢ができますが、もらってきた方は 3軒 1エリアなので相乗りされやすいということもあったりとか。

 山陰の3軒に相乗りをしてじっくり攻めていく場面と見ています。あえてやるとすれば 関東の2軒-3軒交換でお金をもらってくるくらいでしょうか。関西-関東の交換もあったかもしれません。

 結局どうなったかというと、なぜか山陰が本当の終盤まで全く伸びず、東北が伸びる展開に。そして、関西の3軒は増資が間に合わず 150Gを 5倍買いでつぶされることになります。

 島は、四国が上がってきました。山陰の競り合いに負けて新天地を取るために強引に四国を何回も回ることに。自力2軒から5倍買いで3軒に伸ばしましたが、特殊ルールで船の移動がかさみ、周回数が伸びなくなったりという副作用もあります。そして、本土に店がないにもかかわらず容赦ない2回相乗りが 2人から入り、10株売りまで入る始末に。

 四国は独占まで入りましたが、マハラジャはすでに出ていましたし、買い物料は基本的に期待できないのと、相乗りした2人は店どりがそこまでよくないこと、こちらよりも順位がよかったのと、120株程度を行ったり来たりという状態だったので、1回乗りで伸ばした方がいいと思うのですが。

 3戦目に続き完全に嫌われた展開になりましたが、エリア数が少なく交渉も成り立たない状態に。関東2軒と、関西3軒の交換交渉もありましたが、お店価格が関西 750Gに対して、関東 260Gだったので 1800Gを要求したところ、1200G 要求で折り合いがつきませんでした。

 独占ではなく、対抗エリアになり得ないことと、5倍買いされない価格になっていたこともあり、安く売るつもりは全くありませんでした。あと、上越と関西の独占交換が直後にできてしまうというのが大きかったかもしれません。

 終盤も、全体的に株のマークが余りにも甘く、本来の仕事ではないけどといって、トップの株を持って10株ずつ売ることに。このあたりは、次の試合以降できっと御利益があると信じてやっています。こちらの 120株はどんどん下げられていたものの、トップ目の 198株や、5倍買い独占狙いの297株を放置されている状態だったのです。

 終盤は、関東に独占が入ったものの、ようやく山陰の一等地に独占が入り、目標金額突破寸前に。関東エリア所有者が株買いで25000Gを超えますが、10株売りで目標金額を割り込み。ここからは買い物料をもらったプレイヤーがという場面でしたが、結局次のターンにうっかりした理由で、山陰所有者が 25000G越えでゴールしています。

 理由は 10株売りと「1」の目の300Gの買い物料の見逃しで、買い物料と配当金で 10Gほど目標金額を超えたためです。こちらは、トップ目の株を中心には持っていたのですが、あらかた下げ終わっていたこともありましたが、30株くらいの端数株を持っていたプレイヤーが何もせずサイコロを振った結果がこれでした。

 このゲームは結局 4位終了でしたが、とにかく長期戦にもかかわらず、中盤以降の動きがまったく腑に落ちない展開でした。とにかく、もうちょっとやりようがあったのではというのが積み重なっていった感じですね。

●5戦目 スラリン(GK)

 そんなこんなで、5戦目はスラリンです。関東オフではいたストGKのみでプレイできるマップで、比較的時間がかからないとされています。広めのマップで株が買いにくく、飛び地やチャンスカードでの事故が起こりやすいとされています。

 序盤の店どりは、キングスライムが1等地と2当地を含む2軒を取れた以外は、目立った店が取れず、しっかり周回前に目玉に捕まってしまい、完全に流れが来ていない状態と思ったりとか。目玉も若干ロングステイでしたが、3軒まで伸びました。

 とにかく序盤の資金がきついこのマップでは、いかにうまく周回するかがポイントになってきます。脱出後も、相乗りに徹して資金を貯めて、目玉が経営できるようになるのがやっとの状態。店どりとしては2強2弱の2弱の方に入りました。

 スライムつむり3軒が早いうちにできたこともありますが、メタルスライムに早々に独占が入り早い展開になりました。こちらは、目玉のホイミスライムで収入があったので、その資金をメタルスライムの相乗りにつぎこみました。120株-60株くらいだったので、追随できたのが大きいですね。

 中盤あたりで、極端に資金が少なくなったプレイヤーが出て、チャンスが広がることに。スライムレース場を指し値定価で引き取ったり、キングスライムの3軒が手に入ったりして、キングスライムを経営するチャンスができました。スライムつむりは相変わらず 1100 - 700 が見えていますが、キングスライムも同じくらいの攻撃力に。

 とはいえ、10株売りを入れたとはいえ、独占でノーマークでメタルスライムを増資しているプレイヤーが先行し、目標金額突破しそうな展開に。目玉のホイミスライムは 4軒止まりでしたが、単独 60株でお客待ちの状態にしました。

 そして、最終周回でトップがホイミスライムに捕まり、1000G×3回で目標金額を突破しました。最期はスライムナイトの障害物走で 1を振ったら 2位確定ゴールまであったのですが、無事に切り抜けて大きなさしきり勝利でした。

 スラリンの目玉はそこまで当てにしていませんが、今回はかなりうまくはまった形になりました。4軒キープは必須と思っていたこともあり、定点ワープ対策でちょっと増資していたりしていたのがきいていたのかもしれません。序盤は一番周回が遅く、飛び地にまで捕まっていただけによく追いつけたものですね。

 この時点で 3勝の 15ポイント、4位の2試合でもうちょっと得点が取れていたら決勝卓ですが、6位の2番卓で最終戦を迎えることに。点差の関係上、破産させで決勝宅の順位次第という条件は一応ついていたようです。

●6戦目 海底都市(GK)

 最終戦の時点で 17:00 を回っていたのですが、マップ差し替えをやるには早すぎるということで、いたスト3の予定がGKに差し替えになりました。最終戦は海底都市です。いたスト2からのマップで周回の自由度が高く、平均のお店価格がシリーズ2番目に高いマップです。

 こちらは、序盤から順調な周回でした。店どりは良くも悪くもなくという感じで、マゼランラインが 2軒になるものの1等地を押さえられて 3軒までしか伸びない展開に。トリトンセンターが一番早く 3軒になりましたが、いたストGKではあるのでそこまで気にしませんでした。といっても押さえる株は押さえて相乗りを拾いましたが。

 資金繰りの厳しいマップでしたが、たまたま買っていたオクトファームの株が 20% 上がって 400G 近い利益が出たのが大きいですね。相乗りもあわせて、高い店はなかったものの有利な展開に。そして、マゼランラインは 3軒に。目立つところではレムリアラインが 3軒になっていました。ドルフィンベイが1等地があいた2軒なのでワンチャンスが狙えるところです。

 レムリアラインは 2軒まで増資、周回が順調だったのと他のプレイヤーが責めきれないうちにチャンスカードでドルフィンベイの一等地が入り大きなチャンスに。といっても対抗のレムリアラインが自力独占という微妙な展開に。伸ばしに行かなそうな形だったのがせめてもの救いです。

 序盤リードしていた 2人が中盤で 2軒止まりでどん詰まりになったのと、297株持ちとかという危ない株数でブロックが入ったりでじりじりとしている感じに。その間に、レムリアラインの先行抜けを 2回成功させて 2周余計に回れたのが大きかったようです。

 気がつけば、目標金額突破寸前まで伸びていました。レムリアラインが怖いのですが、オクトファームも 3軒まで伸びサラリーを取らずに 1回の増資を目当てにレムリアライン直行の道を選ぶことに。増資は成功したものの 100Gほど届かず、完全な事故待ちの状態に。安全周回のため、50株キープのレムリアラインを所有者にだいぶ下げられたのが影響していますね。

 とはいえ、このまままったりしているとレムリアライン独占+ボセニアタウン3軒所有者に逆転をかけられるのと、297株で変動率が怪しくなっているマリンファクトリーのことがあったので、早めに攻めたのでした。

 どこかにチャンスはと思ったのですが、意外なところから転がり込んできました。18番の強制競売でこともあろうかドルフィンベイの独占店舗が転がってきました。これは、千載一遇のチャンスでかなり値段をつけてでもとおもったのですが、他のプレイヤーに値段をつける理由がなく事実上の終戦宣言になってしまったようです。

 競売購入直後に、ドルフィンベイの増資ができて目標金額を突破。3軒では 100Gちょっとしか増資できなかったので、完全な差し込みです。事故期待でチャンスカードを引いたプレイヤーが、「もう1回進む」でドルフィンベイの 1000Gに突っ込んでゲームセットでした。

 これも、4位終了のプレイヤーは、我慢しただけの展開で思ったより早く終わってしまったので腑に落ちなかっただろうと思います。周回阻止でレムリアラインに 1軒だけ高い店を作っていたらここまで攻められなかったかもしれませんが。

 結局 4勝、4位 2回の20ポイント、2日目4位、総合 3位での終了でした。ちなみに、2位は同点の 20ポイントでしたが 2勝です。関東オフでは、1位回数が優先されず隔日のよい順位をとるので、同点時の条件が不利になりやすいのです。


 ちなみに、5戦目終了時に、早く終わったのでアメリカ大陸のエキシビジョンをやっています。シカゴ 2軒止まりで早めに攻めたもののサンフランシスコに捕まり 3位終了でした。決着は、ハワイのお店を 5倍買いして、ハワイにいた 2位プレイヤーに 2000Gを突破させて、直後にハワイから銀行への強制期間、ウソニアピンでの幕切れでした。

 いろいろな展開がありましたが、そのあたりもあわせての関東オフだと思ったりとか。久しぶりにたっぷりと楽しみました。次回は来年1月、おそらくいたストWiiは出ている時期ですが、SPなどと同じようにミニオフでテストしてから決めるという感じになるとのことです。Wiiの所有者も多そうだったので、場合によっては入れ替えの可能性もありますね。


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