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● 第50回いたスト関東オフのレポート ●

 2013年1月21日〜1月13日の2日間で、第50回いたスト関東オフが開催されました。関東オフはついに50回を迎えました。初参加は 2001年の第14回、定期参戦は 2002年の第17回からです。ここ最近は年3回の開催です。

 1月オフは遠征者も参加しやすい日程ですね。今回は 4卓の開催となりました。特別企画は特にありませんがいつも通りレポートしましょう。


- 1日目 本戦 -

 今回は、両日ともに 4卓の開催です。抽選は1日目のものがそのまま使われますが、メンバーの入れ替えはあります。マップは事前抽選済みです。

●1戦目 浮遊大陸(GK)

 1戦目は、長期戦が予想される浮遊大陸から。いたストオフではそこそこの相性です。銀行が2つあることが特徴のマップで、ワープの配置から事故が起こりやすいマップではあります。銀行に戻るためには 2つのワープを超えなければなりません。

 序盤は周回こそスムーズでしたが、ろくに店が買えない展開になりました。空き地はおろか普通のお店も買えません。1周目終了時点での店数はわずか2軒。そのうちにお店をそろえられます。

 店どりが有利なプレイヤーが2人出て、3軒エリアを大量に作られる展開に。こちらも流動資産を足がかりにはしたのですが、エリアが全くできない状態のままゲームが進みます。

 最終的には、高額店舗が店どりを上回る展開になりました。育つのが遅かったのもありますが、交渉で動いたので歩けない展開になったというのもあります。こちらは交渉できるエリアはなく、お店価格が30%上がったインナーウェイだけになりました。出入りの少ないいたストです。3位で終了しています。

 エリア数が多く、店数が多くなりやすいので交渉しにくい形になると逆転がきついのですが、今回はまさにそんな形になりました。

●2戦目 ゴールドソーサー(SP)

 2戦目のゴールドソーサーはいたストオフではそれなりに出現します。本土5エリア、飛び地1エリアと6エリアの狭いマップです。関東オフでは目標金額が20000Gに増えています。いたストWiiでもヨッシーアイランドとして登場しています。

 マルチタップの不調でいきなりノーゲームになったりしましたが、序盤から店どりが大きくばらけた展開に。極端にお店が買えるプレイヤーと全く買えないプレイヤーが出ました。Sスクウェアは早めに3軒になり、お店どり的にはほぼ1強状態に。Sスクウェアの相乗りの乗れたプレイヤーはお店がないものの流動資産が入っています。

 そのままランニングゲームかと思われたところで観覧車ラッシュが。お店のないプレイヤーが 4軒、こちらも入り込んで 2軒という展開に。流動資産があるので残りの2軒は風前の灯火に。

 こちらは、店が育つ前に脱出できたのですが、その間に本土が歩きにくい状態に。Sスクウェアの交点が育ったので、逆回りをせざるを得ない展開になりました。

 お店はなかったものの、トップ目のプレイヤーが飛び地にはまったタイミングで、飛び地のお店の増資済み 160Gを 1000Gで売って、資金を獲得することに。周回の時にSスクウェアに捕まったものの、トップの長期滞在で上位勢が分からなくなりました。

 その間に下位どうしでコースターとゲームセンターの独占交換をしましたが、エリア的にはどちらも微妙だったりします。そうこうしているうちに最下位のプレイヤーが飛び地送りに。

 これも長期滞在モードになり、6000Gくらいの総資産がじわじわと削りきられて破産まで行きました。店売りギリギリのところから、1700Gの振り込みで破産という感じです。こちらは飛び地に捕まらなかっただけの 3位終了でした。

●3戦目 回転寿司(3)

 序盤から周回は順調でお店がないといういつも通りの展開に。レジラウンドは早めに全員集合が出て、中盤頭に旬を迎えたのですが、何とか抜け出して本土のお店勝負に。

 総資産 16000Gくらいまではリードを保てたものの、高い店ができはじめてからが伸びない展開になりました。サラリーをもらってあと1回増資してという場面だったのですが、2位のプレイヤーが銀行方面に入り、チャンスカード 8番で進まされてそのまま確定ゴールに。タイミング悪く 3位での終了でした。

 この手の事故は起こるので、確定ゴールの可能性があるときは内周に入らないのが鉄則ではあります。といっても、外周を回り続けられるかが若干微妙ではあるのですが。

 このゲームいただき回数はわずか6回でした。3試合を通して振り込み総額は 7000G台とかなり少なかったのですが、いただき総額は 5000Gだいと記録的な少なさです。


 宿舎では、春のゲームマーケット向けの作品をプレイしたりとか。朝の時間帯は恒例の「はなふだ」がプレイされています。あとは、「ラブレター」もプレイしています。


- 2日目 本戦 -

●4戦目 クイーンバニー(3)

 今回は本戦前のコメントもなく、いきなりいきましょう。いたストGKからのマップでルートの自由度が高いのが特徴です。初期資金が 1800Gと少ない割に周回に時間がかかるので序盤のルートどりと、マーク封鎖が大事になってきます。今回はいたスト 3なので独占の増資余りが多いのです。

 序盤からいきなり独占が入ったり、銀行回りが 3軒になったりと荒れた展開になりました。こちらは最初は店があまり買えなかったものの、周回はかなりスムーズに進み、流動資産に余裕がある状態に。

 とはいえ有力エリアはシーサイドデッキの3軒だけ。エスケープボードは早々に独占、センターブリッジ、テイルブロック、アンカーラインがそれぞれ 3軒ずつと普通に考えると絶望的な展開に。

 とはいえ、これだけ店をそろえていて、他のプレイヤーが流動資産切れで苦しむ中で、あえてお店をつかませる戦略をとりました。シーサイドデッキの事故で中盤に資金を削ったのも大きく、12000G くらいまではリードしていましたが、センターブリッジの一時独占でかなりひどい展開に。独占直後に 1000Gを振っています。

 とはいえ、未増資のお店を5倍買いでつぶし、何とか周回ルートは確保。競売の影響でガルウィング 3軒はとりましたが、トップ目の増資チャンスの多さと、エリア数の多さで、手数で勝負すると間違いなく負ける展開に。中盤に来てチャンスカードで収入が入ったりで、20000G 近辺で逆転されそうに。

 サラリーを獲得しての増資合戦になりました。こちらは、株価が30%あがったシーサイドデッキで勝負する傍らで、変動率の低いテイルブロックの 150株で応戦。増資回数が 1回多かったのと、相乗りで支援が入ったのでギリギリ逃げ切りました。このゲーム株もうけで 15000G以上を出しています。

 攻め手を絞られて、セオリー通りルート封鎖をされていたら、間違いなく逃げ切れなかった展開でした。あのエリア布陣で逃げ切れたのは、タイミングがちょうどよかったとしかいいようがありません。

 ちなみに、最終局面のシーサイドデッキの株価は 137G でした。70株くらいしか持てませんでしたが、対人戦でここまで株価が上がるのは非常に珍しいです。

●5戦目 クローバランド(GK)

 序盤から店どりがよかったものの、高い店をいきなり作られて何とも周回しにくい展開に。銀行回りは 2軒ずつに割れましたが、こちらは一等地を 5個も持っていたせいで資金繰りに苦しい展開に。

 中盤、アネモネリバーの 5倍買いから 250株増資で流動資産が一気にできて、銀行回りの状況によっては怪しい展開に。ここで独占交渉を入れたのですが、結局事故が全く起きずに、アネモネリバーの 1200Gに 3人が振り込む展開に。

 メラコイ公園の自力3軒とか中盤まではスムーズにいっていたのですが、流動資産が足りなくなるのは珍しいかもしれません。相乗りを嫌って高いお店が作れなかったのもありますが、全般的に現金ができなかったのが大きいかも。梅雨理系のカードが1枚でも出ていたら違っていたかもしれません。

 思ったよりも荒れなかった展開で、1エリア半で届かれた感があります。250株の相乗り警戒はあったのですが、ちょうどお店のないプレイヤーだったので相乗りしたまま先に進まれたりとか。プレイヤーによっては3回目の上乗せ直後に下げ入るので、このあたりは組み合わせの妙かも。自分だったらこの場面は相乗り株を外して、下げに走っていました。

 このゲームは振り込みのタイミングとサラリーのタイミングが合わず 4位終了でした。

●6戦目 ソフィーの洞窟(GK)

 最終戦はいたスト2からのソフィーの洞窟です。初手の5からヘリポートという王道パターンで、B2Fを押さえつつ、B3Fも空き地2軒をとるという順調な展開でした。B3Fは定点ワープはとられたものの3軒止まりだったので、まだ歩けるという程度に。

 B1F、B2F、B3Fときれいに分かれた展開になりました。ヘリポートがあるとB2Fでも十分戦えるのですが、奥目の吹雪のほこらが伸び出したりと若干怪しい展開に。

 それでも、15000Gくらいまでは伸びたのですが、飛び地が猛威をふるいました。5倍買いで独占近くまで持ち込み、まさかのパンダをギリギリで5倍買い、この時点まで総資産が 17000G 対 4500Gくらいでした。ここから、しばらくB3Fの長期滞在が。まだ、輝きの宝石店のワープカードが出ていなかったのですが、素で踏んで 5000G越えの振り込みがあったり。

 一時期はサラリー獲得で逃げ切れたのですが、ここまで来ると破産しないようにするのが精一杯でした。もう1人も 5000G越えの振り込みがあり、順位自体は 3位終了でしたが、このゲームの振り込み総額は 19000G越えでした。

 このメンバーでは、激しい乱打戦意外に考えられなかったのですが、終盤が見事にこんなことになりました。これも、巡り合わせの妙で、パンダの5倍買いを仕掛けてくるプレイヤーは、今回のメンバー以外ではほぼいないでしょう。これだけ乱打戦になると逆に楽しくもあるのですが。


 結果は 1勝 9ポイントの終了でした。2日参加で初の最下位でしょうか。2日目の後ろ2戦は激しい打ち合いで楽しいいたストでした。やりようがない展開よりもこのくらい荒れるとまた楽しいですね。3戦目の回転寿司は珍しく乱打戦になったような。

 次回ですが、優勝できなかったので日程選択権はありません。機材提供にリアルに影響するのでどうなるかですが、都内にはいるので、用事が終わったら参加することはできるかと思います。


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