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● 第58回いたスト関東オフのレポート ●

 2015年8月29日と30日で、第58回いたスト関東オフが開催されました。今回はかなり久しぶりに2日連続のオフになります。試合数は多いですが、簡単にレポートしましょう。


●1戦目 死の火山(SP)

 1戦目は、かなり久しぶりの死の火山でした。序盤から空き地がとれたので、左下のエリアを固めての展開にしました。ヘリポート2つと神殿がとれたのは大きいですね。いち早く 3軒にできましたが、独占はとらずに空き地回収を中心に。同じ島に対抗エリアを作られたのは少し痛いですが。

 銀行回りの島が 2-2 と、1等地含む 3軒に分かれたのですが、中盤の島が分かれる展開で、誰もワープから脱出しない珍しい展開になりました。銀行の島は株購入機会がある代わりに、3連続ワープマスで安定しないという難点があるのですが、今回の脱出率の低さは珍しいですね。

 とはいえ、神殿のアドバンテージで総資産は伸びて、マッチレースになりましたが、独占の力は大きく逃げ切られました。2位終了でした。終盤で周回が稼げなかったのが大きいですね。もっといえば、中盤の最初のチャンスで抜けられてしまったのも大きかったりとか。この時点で 2400を討ち取っていれば間違いなくスピードが落ちていたので。

●2戦目 ドリームワールド(3)

 2戦目は、いたスト3のドリームワールドです。GKとは最大出目も、空き地構成も違うのでかなりの違いがあります。チャンスカードの臨時収入とカジノの 80Gで少し資金が浮いていたので、半周後にコンビニインサイダーをやることに。ヘリポートと税務署はとられていましたが、資金的なアドバンテージはありました。

 序盤の店状況で、センターストリート3軒、サファリエリアの安め3軒、税務署、ヘリポートに対して、他のプレイヤーが対抗できず、キーとなる店を押さえられていた状況でしたが、思ったよりも詰まる展開に。

 こちらは、マウンテンエリアの2軒が本線になるかと思ったら、ミラクルエリア 2軒と、スピードコースの高めを引いて、スピードコースが本線になりました。この2軒だけで、10000G越えになったりとか。中盤でヘリポートの5倍買いで3軒に、税務署に止まっての 5倍買いで資産を落としますが、ワンチャンスは十分にある状態ですね。

 トップはセンターストリート独占で伸ばしつつあるものの、株ためも入って、他のプレイヤーはプリンセスエリア 3軒とバーチャルエリア 3軒の展開に。終盤はマッチレースになりましたが、バーチャルエリアの増資が効いた形で、差しきりになりました。税務署の収入もあり、目標金額突破寸前の 2位終了でした。

 最大出目 7の効果は大きく、センターストリートは若干価値が下がりますね。いたスト 3は腐ってもコンビニというところはあるので、あの店構成で 10000Gに載せられたのもこのおかげではあります。

●3戦目 クローバランド(3)

 3戦目は、いたスト3のクローバランドです。チャンスカード 95番と101番があるので、少しだけGKとは違います。

 序盤からセントラルリリーの下2軒を揃えられる展開に。店どりはそこそこでしたが、06番のワープでショートカットできたのが大きいですね。とはいえ、しだれなみきみちがゴルフ場含む2軒になって、ワンサイドの様相になりました。

 このゲームは、盤外の様子やメンバーの関係で、1対3の構図になったりとか。そのくらいのアドバンテージは確かにありましたが。こちらは、3軒になかなかできずに、交渉のタイミングを見計らっていたところですね。

 セントラルリリーは 3軒止まりでしたが、しだれなみきみちの方が伸びて、交渉で揃えて歩かせない展開にしました。3軒が次々にできあがっていき、目標金額突破を、独占交渉からの 4400G うちとりで阻止しました。このあたりが、このゲームの山場ですね。

 最後はしだれなみきみちの確定 2800での幕切れで、3位終了でした。やはりこのエリアも要注意というところはあります。全体的に面白い展開になりましたね。


 アフターは、ひさしぶりにとんかつを。そして、宿が取れなかったので、メンバー1人をつれていったん帰宅。次の日の朝に再度会場入りすることに。

 恒例の花札は、会場で実施されました。4か月でマイナスに突っ込む荒れた展開で、136点の最高スコアが見られました。


●4戦目 呪いの館(GK)

 お次は、GKの呪いの館です。メモリカード必須のため、分身が多数存在したりとか。空き地の選択肢が狭く、マイホームもないので、いたスト3とはかなり変わってきます。

 1週目から全員で飛び地に向かう展開に。序盤に税務署に 3回支払ったり、キラーストリートが早々にヘリポート含む 4軒になったりして危ない展開に。そこそこ周回が早かったのはまだよかったのですが、資金不足に苦しむことに。

 キラーストリート 4軒+マッドダイニング 4軒の形にされたり、飛び地もアーマゲドンが高め含む 2軒になったりで、自分のエリアは、グレイブロード 2軒のみという展開に。2週目以降も飛び地をからめて周回がとれたのは大きく、アポカリプスが 2軒になったので、そちらで持ちこたえることに。ヘリポートも 5倍買いしています。

 中盤は、持ちエリアが分かれましたが、クラブ回りの周回をすることに。2回通って、2軒エリア 2つというのはよくないものの、どこでもカードが温存できたのが効いて、周回数だけは増えました。6周でサラリーは 2100Gまで伸びるので、周回効果が大きいですね。

 終盤、キラーストリートとマッドダイニングが高くなり、歩かせない交渉に入ることに。こちらは蚊帳の外でしたが、170株持ちの4軒目と、封鎖の 4軒目という交換に出ました。ここの増資回数を 2回で目標金額ギリギリとみていたようです。

 結局封鎖はある程度効きましたが、それよりも、ルートどりの関係で増資回数が大きく膨らみ、ノーマーク 170株の 6回増資、株儲け 16000G越え、総資産 29000G の大きな記録が出ました。このくらいになるとゴール強制で、うっかりした振りこみでの順位入れ替えの可能性はありますが、2位終了でした。

 勝負手なので、仕方がない部分はありますが、ノーマークの増資はやはり怖いですね。

●5戦目 左半球(GK)

 お次は、久しぶりに GKの左半球です。このマップ、対人戦と対COM戦でかなり様相が異なります。株持ちのテクニカルなマップですね。

 序盤から、店が多く買える展開で、インドとドイツを2軒にされましたが、オーストラリアを 3軒にしていち早く封鎖させる展開に。2強2弱の様相を呈していました。

 中盤、早めに動こうとしたプレイヤーが、フランスの 700 を持った状態から、フランスの 390 と、インドの 170を入れ替える 2軒同士の交換のところです。ここは、どう見てもフランス所有者が有利で大きく現金をもらうところと思われたのですが、こともあろうに、総定額から 1000G 近く離れた状態で交渉が成立しました。これは大きく抗議しています。

 対抗エリアのインドが、トップの 2軒持ちで伸び目がほとんどなく、逆にフランスは高め2軒でくずせない形になるところですね。交渉直後にトップがインドの 170を 5倍買いして一気に変な展開になりました。

 こちらはトップのエリアを警戒しつつ、手広くオーストラリア3軒、東南アジア 2軒、ドイツ 2軒、中近東 2軒と持っていたので、均等に上がる展開はトップを止めるために有効ですが、余計なエリアが 1つ増えたようにしか見えない展開になったので。

 トップ目は、インド 3軒までは確定しましたが、そこからの手がなく、ドイツもこちらが先行で 5倍買いで 3軒にしたので、株の封鎖はしているものの手が出せない展開に。株が大きくブロックされていることもあり、インドの変動率はしっかりと落としています。

 結局はロシアを 280G 1軒から、2軒を5倍買いして 3軒にする展開に。3軒構成をことごとく抜けているので、これでも流動資産が残るのは怖いですね。結局ロシアも相乗りしてしっかり変動率を下げることにしました。

 終盤は、こちらが中近東3軒、ドイツ3軒、エジプト3軒、オーストラリア独占、東南アジア2軒で幅広くとりましたが、インド独占、ロシア3軒、フランス独占、中国独占というのがほぼ最終形に。

 トップ目が目標金額に近づいたので、交換交渉をすることに。といっても中近東の1軒と、東南アジアの2軒で歩かせない交渉でした。フランス所有者のフランスの裏エリアなのと、エリアどりからかなり不利な条件でしたが、4倍くらいの評価額で成立。こっそり100株を持っていたみたいで、微妙なマッチレースに。

 最終的には、トップがそのまま逃げ切る形になったものの、株撤収が抜けていたので、もう1人がしっかりと株売りをしていたら延長戦があった展開でした。中盤の交渉もそうですが、やるべきことをしっかりやっているだけに、納得のいく結果では決してないですね。勝負をあきらめたら、そこでゲームが終わってしまいますし。このゲーム自体は 2位終了でした。

●6戦目 アメリカ大陸(3)

 ここまで 0勝でしたが、最下位なしで 13ポイント、トップとの差が 4ポイントの決勝卓です。条件が 1位-3位でも少し微妙なので、普通にプレイするだけという感じですね。

 序盤から店が固まらず、シカゴの増資済み1等地に振り込み、資金も少ない状態に。中盤時点でこちらはコロラド2軒のみ、他のプレイヤーはテキサス3軒、ロサンゼルス3軒で収入源ありでしたが、トップがシカゴ2軒の大きな流動資産持ちで、ワンサイドに近い形に。追いかける側に資金がない展開でした。

 こちらのコロラドは 3軒まで伸びるものの、トップ以外も5倍買いで崩す展開に。このあたり、少し歩かせない展開になれば、ひっくり返りもするのですが、メンバー的に少し望めないかと思っていたりとか。

 変則的な順位条件のため、ワンサイドゲームが変な方向に動くことに。トップのプレイヤーは、優勝条件を見て、破産させか、1位-4位条件を目指すべく 5倍買いで資産を伸ばさないように動くことになりました。その結果、シカゴ3軒、ハワイ4軒まで伸びることに。

 とはいえ、この店どりで、独占まで伸びないと変な事故で結局順位構成が変わらずに終わりそうな予感はしていました。ハワイの強制ワープもありますし、目標金額突破はゴール必須になるので。

 予想通り、シカゴの 2600とか、ハワイの 1200 とかに捕まって、そのまま目標金額突破、1位-2位での終了となったため優勝条件にはなりませんでした。こちらは、お店 4軒まで減らされた上に、ハワイで振り込んだタイミングでのゴールで 3位終了でした。

 ワンサイドになる前ですが、トップのブロックはあったものの、全員でワンチャンスにかけすぎて流動資産を枯らせてしまったのが大きかったかと思います。アメリカ大陸なので、もちろんワンチャンスは有効ではあるのですが。折り合いがつかないといわれましたが、下位同士での押し上げ交渉ができなかったのが心残りですね。対抗馬ができないとどうしようもないので。


 というわけで、久しぶりに2日間 6戦まるまる楽しみました。8月は 2日制にしたいということで、今後どうなるか楽しみなところではあります。次は1月ですが、少し状況が読めないところはあります。


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