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● 第62回いたスト関東オフのレポート ●

 2017年1月8日、第62回いたスト関東オフが開催されました。今回は、別件と重なる可能性もあったのですが、うまく回避しての参加となりました。今回も簡単にレポートしましょうか。


●1戦目 宇宙星雲(3)

 1戦目は、いたスト3の宇宙星雲でした。初出は初代いたストからですが、初代に近い仕様なのはいたスト3の方ですね。独特の移動ルールとエリアの関係があるマップです。

 このマップは、いかに外周にお店が買えるかと、いかにうまく周回するかがポイントですが、今回は周回がかなりうまく進みました。外周のお店は 3件しかなかったものの 1周目、2周目がほぼ最速ペースで周回できたので、流動資産に余裕ができることに。

 こうなると、内周に入るタイミングで、どうやってエリアを伸ばすかがポイントになります。早い分だけ、先取りできて、イーグルライン 3軒の増資が余裕で間に合い、ベアーラインが 2軒から 5倍買い含む 4軒に。ここが 180株での単独インサイダーができたので、かなり余裕がありました。

 チャンスカードからの抜け道なしで 800が 2回と、1400が 2回の収入がもらえたのも大きかったですね。他のぷいレイヤーは周回もままならない状態だったので、流動資産は 3人合わせて 2000G程度、それに対して、1人で流動資産が 6000G越えしていたので、あとはのっぺりと周回すればOKという感じでした。

 終盤はさすがに交渉が入り、4軒が乱立しましたが、増資が間に合わないうちに 3回目の 1400で目標突破。増資も 2回入り、22000越えでスムーズにワープを踏んでのゴールでした。

 久しぶりに、楽な展開での終了でした。このゲームで株もうけ 12000G越えの最大株もうけをとっています。いたスト3の4軒の増資あまり12倍の効果もありますね。

 12:30 に終了したので、昼食はつけ麺に、2卓だと時間差が出にくいのですが、1時間弱の差があったので、久しぶりに出かけられました。

●2戦目 浮遊大陸(3)

 2戦目は、いたスト3の浮遊大陸です。このマップは GK初出ですが、スタート位置が違ったりといった変化もあります。空き地の選択と、安めの 5軒エリアの 4軒以上の増資あまりの差があるので、シリーズの差もありますね。

 序盤にいかに周回できるかがポイントでしたが、やや捕まりがちでした。ヘリポートは1つ建てられましたが、店数が若干少ない状態に。

 2周目の終わりに、1軒だけだったスモールロードの空き店に 3連続で止まり、自力独占に。最後は流動資産が少し足りなかったので、珍しい、所持金不足でのお店を売るコマンドを使いました。銀行は 2つありますが、このマップは銀行周りが高いので牽制になるのです。

 とはいえ、ここもいかに周回できるかがポイントです。逆側の銀行は比較的安い状態だったので、そちら経由での周回で、株数を貯めて、押さえ込む形になりました。

 終盤は、いかにうまく交渉で回すかですが、フェザーエルが 4軒で大きく育ったこともあり、ワンチャンスでの銀行突入のタイミングがありました。歩けない展開の場合、先独占が有効になる場合もありますね。

 目標金額は突破されて、5000G差をひっくり返すのは難しかったのですが、増資のタイミングがうまくいっての 2位終了でした。事故の事故狙いなので、若干不利な状況ではありましたが、銀行周りをぐるぐるとできるのは強いですね。

●3戦目 ソフィーの洞窟(3)

 この時点で 8ポイントは単独首位、とはいえ点差がついていないので、ほぼ全員が優勝条件でした。最後は、いたスト2が初出のこのマップです。ここも、空き地と増資あまり12倍で大きく変わります。マイホームもありますし。

 序盤、4ターン連続の1で、地下水の池が独占するという荒れた展開に。B2Fは不利だと思われたのですが、ここまで荒れると有力になってきます。地下水の池は、銀行となりがいち早く増資され、1周目で破産ギリギリのタイミングもありました。

 B3Fの状況も気になるのですが、コンビニインサイダーを 3人が成功させたりとか。それでも、周回できない状況はあまり変わりません。B1Fは殴り合いの展開で、B2F、B3Fの状況次第でしたが、4軒まで伸びて一気に怪しい展開になりました。

 こうなると、流動資産をいかに獲得できるかですが、B2Fで株が買えないのと、B3Fからの脱出後に地下水の池に阻まれて、悪魔の沼地経由でさらにワープというルートを通ったりで、流動資産的にピンチな展開に。

 こうなると速度的に B3Fが早く、交渉をまとめることになりました。

 流動資産獲得のため、B3Fの 80G のお店を 5倍で指し値交渉、B2Fの氷の崖の 4軒目 80G を 600Gで売却、B3Fの4軒目と、B2Fの4軒目+1軒を 600G もらう形での交換などなどで、トップをいかに歩かせないかということに注力しました。3000G の支払いも出ました。

 これでも、B3Fの脱出が間に合わず、トップが目標金額近い状態に。3軒エリアを切り崩すかといったところで、トップのマイホーム誘導に使える B2Fのヘリポートを 9倍の 1800G で指し値交渉に。これは成立しませんでしたが、ヘリポートに止まれる目を振っていました。B1Fが歩けない展開なので、価値はあったかと。

 結局は、B3Fの振り込みが 10000G近くまでかさんで、総資産 4000Gでの最下位でした。これでも、身売り交渉がいろいろとできるので、エリアが1つでも残っているうちは楽しい展開ではありました。

 地下水の池の増資ポイントは、一長一短ですが、中盤からは裏目になったようです。悪魔の沼地方面に客が流れるのと、サラリーがとれず他のプレイヤーの流動資産が貯まらず、動きにくい展開になったのがポイントですね。逆にすると B1Fが全体的に回れなくなる代わりに、B3Fからの脱出率があがります。


 ここまでの得点が効いていて、総合 2位での終了でした。手なりで十分行ける展開から、じりじりとした展開、交渉でうまく切り崩していく展開と、いろいろと楽しめました。次は 5月の連休でしょうか。


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