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● 第68回いたスト関東オフのレポート ●

 2019年1月13日、第68回いたスト関東オフが開催されました。今回は、PS2での開催、2卓分のメンバーが集まったので 2択での開催です。久しぶりに時間がかかるマップも多く出てきましたので、いつも通りのレポートをお送りしましょう。


●1戦目 飛空艇(SP)

 1戦目は、久しぶりのSPの飛空艇です。前回プレイしたのは 30thの飛空艇なので別マップとして扱います。初期所持金 2500G、目標金額 25000G のマップですが、本土は 6エリアと狭く、飛び地が 3エリアの構成です。本土は神殿が強い印章があります。

 大砲マスにより周回を崩されやすいのと、83番、86番、95番、96番と周回を崩すカードが多く入っているのが特徴です。本土のエリア数から、3人くらいまでしかまともに回れない感じですね。

 4番手スタートでしたが、序盤から有力な店が買えず、周回が遅れて、神殿に2回捕まる展開に。この時点で、有力なお店はなかったものの、各エリアの高めのお店を押さえていたこともあり、交渉で切り離しつつ、飛び地を染めることを狙う感じにはなりました。

 2回目の神殿に捕まった時点で、このままでは普通にゲームにならないので交渉で流動資産を作り、飛び地を狙うことに。1200Gの支払いで、資産は減点割れになりましたが、お店を 1500Gで売って、当座の現金を作ることに。これにより、3件エリアを1つ与えることにはなるのですが。

 ここから、唯一空いている右下の飛び地を狙う展開でしたが、先に入られてしまいました。本土にも 3軒+2軒のお店を持っているプレイヤーでしたが、これにより展開が大きく詰まりました。

 本土 3軒のプレイヤーは、3軒+2軒に。飛び地のプレイヤーは、2軒目から空き地に酒場を建てる展開に。しかし 3軒までしかそろわず、飛び地から脱出。周回遅れと神殿の 2回振り込みで一気に位流動資産が減る形になりました。

 本土は 3軒+2軒が他にもいたので、こちらは手がなくなり、一等値のあるところから 5倍買い 3回で無理矢理独占エリアを作るしかない展開になりました。

 神殿は、3回目に入られたところで、さすがに 5倍買いされましたが、600G 2回と、1000G 1回で、軽く 2000G近くの浮きになりました。この資金を有効活用して、5倍買い連打までは進みましたが、左右サイドが 3軒+3軒の堅い展開を作られることに。

 飛び地も伸び始めたところで、2回飛び地に捕まり、3軒 MAXの 1600G×3回の振り込みで、資産が伸ばせませんでした。とはいえ、独占を崩したりと手を尽くして飛び地からの脱出待ちの展開を取ることに。

 結局は、本土を持ったプレイヤーが手数の多さで差しきる展開になりました。資産は伸びず 4位終了でした。終わったのは 13:30 くらいと時間はかかりました。

 このゲームのポイントは、本土左右のバランスと手数の有効活用に合ったかと思います。序盤のトップ目のプレイヤーは、飛び地まで手を伸ばさずに、地の利を活かして早めに 3軒+2軒を伸ばす展開にした方がよかったかもしれません。もうひとつは、79番は本土の神殿よりも、飛び地の 110Gで独占に取った方がよかったかも。これで手数が増えて飛び地で逃げ切りまで見えてきます。

 左右の 3軒+3軒の形は相当強いですね。うち1つは中盤戦で 4倍超の値段で出して作らせたのですが、ここに大きな対抗エリアが出なかったこともあります。

●2戦目 フリーウェイ(GK)

 2戦目は、今回唯一の時間がかかりにくいマップです。フリーウェイは、最近もプレイしているでしょうか。いたスト2からのマップで、歴代1位の平均お店価格を持つマップです。買い物量勝負ですが、独特のうち回しになります。

 序盤から、新宿 2軒、九段2軒と好調、うまくマーク2つからワープに捕まり、新宿 3軒、九段 3軒、九段の増資をいち早く進めて好調のスタートでした。このマップは、いち早く高いお店を作るのがアドバンテージになるので。

 とはいえ、ここからが全く動けない展開でした。3周目のお茶の水-麻布間のワープに 3回捕まる展開に。そのうちに、銀座 3軒+渋谷3軒と外側を押さえられる展開になりました。ここは手数を活かしてあっという間に高いお店が並ぶ展開になり、大きなアドバンテージを取られることに。

 3回目のワープの後、ハートがとれない状態でしたが、新宿の独占がある「7」を振ったので、独占にとることに。増資が進みませんが、新宿は何もなくてもお店が高いので。

 高輪 3軒を作られたりもしましたが、結局 2つの 3軒の効果が大きくそのまま逃げ切られる展開でした。トップ目のワープの捕まり方が絶妙で、九段-新宿ルートを全く通らない展開になりました。ルートの自由度は低いですが、ワープと銀行停止が大きなターニングポイントになることがままあります。特にこのマップは銀行停止が強い印象はあります。

 中盤の出遅れが響いての 3位終了でした。結局新宿は最終盤に1回しか増資ができず、この遅さになると西口カメラ一点張り、3回増資で 6894Gを討ち取るくらいしか逆転の目はなさそうだったので。

●3戦目 原始時代(3)

 3戦目は、いたスト3の原始時代です。いたストGKからのマップですが、周回が広く時間がかかります。いたスト3は定点ワープの行き先が正しく設定されており、空き地は 3軒で選べるのでヘリポートが強く、増資あまりが大きいのが特徴です。

 序盤、いきなり定点ワープに遊園地を建てられて、そこに振り込む展開に。税務署よりは 100G安いのですが、資金繰りが厳しいマップでの出費は痛いですね。ちなみに、3ゲーム連続で 4番手のスタートです。

 序盤の特筆すべきポイントは、本土左、左上、右下と 3か所にヘリポートを作られ、右上に税務署まで作られ、空き地をほぼ独占される展開に。このマップでこの移動力は驚異でしかありません。本土左は一等値を含む 3軒までそろっていました。

 そのほかのエリアが多少詰まる形になったこと、銀行周りが 2-1-1 に割れたこと、2周目以降で 99番を引き資金繰りが解決、18番で 1000G近い収入をもらったことから、銀行を通過し株を買う展開を選択しました。これでも、銀行周りに早々に捕まると痛いところではあるのですが。

 ターニングポイントは右下のヘリポートを1軒 5倍買いで崩せたことでした。これにより、じりじりとした展開で3軒を作ったりと活用できることに。左下を徐々に伸ばしつつ、隙をうかがっていました。右上が染まりだしたのでサラリーがもらえない展開ではあったのですが。

 もう1つは、本土右のレッドマウンテンが、1軒-3軒の状態から、5倍買い連発で 3軒-1軒まで押し返したところでしょうか。増資あまり 1000Gを含む、3軒ともきれいに増資ができたことと、残り1軒も5倍買いができる形になったことが大きいですね。これで 2軒+3軒+ヘリポートで戦える形に。

 中盤で 500Gの遊園地に振り込みましたが、ここで 5倍買い、一等地を含む 3軒で、残り1軒も安いお店に。2エリアで戦う形ができあがり、ライバルは銀行周りが染まらないことといった感じでした。

 トップ目は、レッドマウンテンの独占があり、流動資産のショートを起こしていたので、そのすきにじりじりと伸ばす展開に。銀行周りが 3軒になったときには総資産が 15000Gくらい、3軒+3軒が完成した状態でした。

 相対的にリスクが下がったので、1周周回をして、最後の増資でぎりぎり 20000Gを狙う展開に。結果として 19800G までしか伸びませんでしたが、流動資産があったので、ひとまず 300Gほど増資できる株を買い、株価アップで 20000Gを少し抜けてのファイナルラップ狙いでした。

 ここで 2巡目のチャンスカード、引いたのは 62番で 1500Gの収入。直後 63番の株価アップが、買いだめしていたエリアにそのままあたり 1300Gの資産アップ、行動終了後に 22000Gを超えるほぼセーフティーリードになりました。

 当然ながら、交渉で銀行周りが染まるのですが、一発で 2000Gが動く展開もあったりでじりじりとしていました。最後は、チャンスカード手前からの6で抜け出してのゴールでした。

 ここを1位終了し、6ポイントのタイブレークで 4位入賞でした。今回は得点が1か所に固まったので、1勝以上が4人、6点に 4人が固まる結果になっていました。


 次回は、5月の連休中、5/3 か 5/5を予定しています。久しぶりにゲームマーケットのない連休で、他の予定が入り込みそうな感じもするので、日程選択はお任せして、可能であれば参加するという感じにしようと思います。どちらにせよ予定とぶつかる可能性があり、日程決定までに確定できないと思われるので。


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