トップ > コンシューマー > いただきストリート > 第3回 アナログゲームオフ
2003年7月20日に、私が企画のアナログゲームオフが開催されました。蒸し暑い中お集まりいただいたみなさま、ありがとうございました。ここでは、オフでプレイしたゲームを結果と写真を交えながらレポートします。
いたストオフの翌日ということで、オフの参加者はほとんどそのまま 9:00 に会場入りしていました。私は、持ってきたゲームを出したり、他の方からのゲームを見たりと、かなりあわただしくなりました。OKAZU さんが、前回に引き続きいろいろと持ってきてくださったので、ここで調整をしたりしていました。
開会までの間には、前回のアナログゲームオフに引き続き OKAZU さん提供の「ハイパーロボット」がプレイされていました。人数の制限がないことや、手軽にできることからかなり人気がありましたね。
あまりの人気ぶりに、私は「次のオフまでに買って持ってきます」という宣言をしました。前々から、買おうかどうか迷っていたゲームなのですが、あの場所であれだけウケるなら買っても損はないでしょう。
10:00 くらいには、準備も一通り終わり、メンバーもほとんどそろったということで、開会式をおこないました。今回は、軽くメンバー紹介をしてすぐに 1ゲーム目ということにしました。
とりあえず、参加表明では 13人となっていたのですが、プレイヤーの人数を数えると 14人もいました。最初は「ブラフ」を 2卓同時にと考えていたのですが、人数がはみ出してしまったので、肩慣らしに盛り上がりそうで、大人数のプレイが可能な 2つを出してみました。
今回の秘密兵器の 1つです。プレイスペース広島で通販してまで購入したゲームで、当初は持ってくる予定はなかったのですが、多人数でわいわいできそうなゲームが欲しいと思ったので荷物に加えたのでした。
カードに書いてある「手」をまねするのが目的ですが、中にはどうやってもまねできないものが入っています。いちばん遅く手を出してしまったプレイヤーにペナルティーがあります。
プレイヤーの人数は 7人とだいぶ多かったのですが、かなり盛り上がっていたみたいでした。結局カードを全部使い切るまでやっていたようです。
|
さすがに、7人以上のゲームは持ってきていなかったのですが、せっかくだからということで縁起物の「6ニムト!」をやってみました。
これだけ人数が多くなると、パーティーゲームの色合いが強くなってくるのですが、盛り上がるという点では問題ないような気がしました。55番の松井は 2ラウンド目に登場するものの、いきなり 103番で封印されて、終盤まで残ってしまうという展開に。
1ラウンド目のゲーム中に kobaさんが到着、2ラウンド目から入っていただきました。こういう場合の失点は中央値を取るのがいちばんいいような気がしますね。
|
失点を少なく押さえたたけさんが勝利しました。スピーディさんの 0 点もかなり珍しいですね。人数が多くなると、失点が平均化されてしまうのはゲームの特性上しょうがないのでしょう。
午前の全体企画ということで、かなりひさしぶりに「メルティングポット」をやってみました。今回は 15人が参加する、これまでで一番多い人数になりました。
詳しい投票数などの結果はおまけコーナーに回すとして、こちらでは戦況と結果を。今回は 15点、30点、35点と比較的余裕を持った構成にしました。
このゲームも、いちばん経験している方だと 3回目になります。1ラウンド目は様子を見るという意味合いが強いのですが、今回はかなりすごいものを見せていただきました。開票作業をして、一発で結果が分かりました。なんでしょうか、これはみんな読み過ぎなのでしょうか?
途中で PDA にしこんでおいた集計用の Excel にバグがあったり(順位が 0位と表示されていた)したのですが、予備で電卓まで使ってゆったりと集計をしました。そして結果発表です。
「225に対して、81で敗北です。何をやっているのでしょう?」
思わずそんなふうに進めてしまいました。得点獲得者はトップタイの kobaさんと村田さん、3位のエルミートさんで +15点ずつ、最下位は OKAZUさん、こおひいさん、ねーぽんさん、たけさんの 4人がタイで -22点ずつでした。4人も重なるといったら、あの数字を投票したに違いないでしょうね。
平均は Izayoiさんが獲得して +15点です。ちなみにこのラウンドの平均は 5.40 でした。
1ラウンド目で大きく敗北しているので、2ラウンド目はがんばりましょうといった感じにしました。30点は 2ラウンド目にしてはちょっと高めですが、余力はしっかりとあるはずなので大丈夫だと思っていました。
開票では、思いっきり手を抜いた方は少なかったものの、みんな中途半端に手を抜いた感じでいました。あまり 30台の数字が見られなかったので、ちょっといやな予感がしましたね。
結果は「450に対して、391で敗北」でした。このラウンドでは思いっきり手を抜いたプレイヤーが損をした形になりました。
得点獲得は、1位のスピーディさん、2位のてくてくさん、3位のOKAZUさんでそれぞれ 30点ずつの獲得、ペナルティーは13位のグリグリ警部さん、14位の山崎さん、15位の風船さんで -60点です。このマイナスを受けるとほぼゲームから脱落になってしまいます。
平均はたけさんで30点の獲得です。このラウンドの平均は 26.07 でした。
2連敗というのは以前にもあったのですが、明らかに内容が違います。というのもこの時点で全員の残りポイントが 1000以上あるのです。最後は全力で行くプレイヤーもいるので勝利するだろうと思うのですが、これまでの 2ラウンドを見ると 3連敗もあり得そうな感じでした。
開票は、予想通りに上下に割れる展開になりました。勝利を目指して思いっきり投票する人もいれば、別のものを目指して思いっきり手抜きをする人もいましたね。結果は計算してみないと分からない感じでした。
最終戦の結果は楽勝と思っていたのですが「525に対して、530でぎりぎり勝利」でした。下手をすれば、3連敗もあったわけですね。
得点獲得は 1位の Izayoiさん、2位のつかCさん、3位のグリグリ警部さんでそれぞれ +70点、平均は村田さんで +35点でした。ちなみにこのラウンドの平均は 35.33 でした。ちなみに上位 3人はそろってかなりの数を入れています。
これだけ、手抜きになった展開も珍しく、最終ラウンド終了時点の残りポイントもみんなけっこう取っていました。いちばん少なくて +8、多いプレイヤーは +99点でした。全体の結果はこちらです。
プレイヤー | ラウンド1 | ラウンド2 | ラウンド3 | 残兵力 | 得点 | 順位 |
Izayoi | *7th (15) | 12th | 1st (70) | 8 | 93 | 1 |
ウィザード・T | 4th | 6th | 12th | 30 | 30 | 11 |
エルミート | 3rd (15) | 11th | 7th | 35 | 50 | 7 |
OKAZU | 12th(-22) | 3rd (30) | 4th | 12 | 20 | 12 |
グリグリ警部 | 6th | 13th(-60) | 3rd (70) | 25 | 35 | 10 |
こおひい | 12th(-22) | 4th | 6th | 25 | 3 | 13 |
koba | 1st (15) | 4th | 13th | 40 | 55 | 5 |
スピーディ | 5th | 1st (30) | 14th | 34 | 64 | 4 |
たけ | 12th(-22) | *8th (30) | 9th | 40 | 48 | 8 |
つかC | 10th | 9th | 2nd (70) | 10 | 80 | 2 |
てくてく | 8th | 2nd (30) | 10th | 25 | 55 | 5 |
ねーぽん | 12th(-22) | 7th | 4th | 25 | 3 | 13 |
風船 | 10th | 15th(-60) | 15th | 99 | 39 | 9 |
村田 | 1st (15) | 10th | *8th (35) | 29 | 79 | 3 |
山崎 | 8th | 14th(-60) | 10th | 61 | 1 | 15 |
合計 | 81( 5.40) | 391(26.07) | 530(35.33) | 498 | ||
敵兵力 | 225(15.00) | 450(30.00) | 525(35.00) | |||
結果 | 敗北 | 敗北 | 勝利 |
優勝は Izayoiさんでした、最終ラウンドで勝利することが順位を分ける結果になりましたね。マイナスを取らないで、どこかで勝負をかけるというのが勝負を分けるところでしたね。
いつもそうなのですが、今回は特に開票作業が面白かったです。1, 2ラウンド目の負けっぷりはなかなか見られるものではないですからね。
11:45 くらいに「メルティングポット」が終了したので、1時間ほどお昼休みを取りました。前回はここでクイズ企画などがあったのですが、今回は会場が暑かったのか、みんな食事に出かけていたようでした。ここで、たけさんと村田さんは出かけられました。
12:50 からゲームを再開。早めに全体企画をということで「タイムイズマネー」の全体企画版をプレイしました。ルール説明のあとで、私が 1回お手本でプレイ。久しぶりだったので、手が思うように動かず 530点しかいきませんでした。
順番は「6ニムト!」のカードで決めてひとりずつプレイをするという形式にしました。
はじめのうちは、なかなか時間の感覚がつかめなかったりしてタイムオーバーが続出するものの、スピーディさんが 15秒ボーナスを早めに出して、現金で 750点を獲得。6秒オーバーで 630点に。
終盤に見せ場がありました。kobaさんが 35秒の持ち時間に対して 35.78秒で 60点ボーナスをたたき出すと、Izayoiさんの出目が好調で 45秒で現金 810点、2秒オーバーで 770点を獲得、そのあとのエルミートさんが 45秒に対して 45.42秒という記録で 840点をたたき出しました。
最終的な結果はごらんの通りです。
プレイヤー | 制限時間 | タイム | 金額 | 枚数 | 枚数/タイム |
Hammer (参考記録) | 45 | 43.74 (-1.23) | 550 - 20 = 530 | 18 | 0.412 |
ウィザード・T | 30 | 59.85(+29.85) | 670 - 580 = 90 | 20 | 0.334 |
てくてく | 40 | 45.79 (+5.79) | 560 - 100 = 460 | 15 | 0.328 |
風船 | 30 | 42.35(+12.35) | 490 - 240 = 250 | 14 | 0.331 |
スピーディ | 45 | 51.28 (+6.28) | 750 - 120 = 630 | 20 | 0.390 |
グリグリ警部 | 35 | 38.98 (+3.98) | 510 - 60 = 450 | 12 | 0.308 |
OKAZU | 40 | 37.43 (-2.57) | 610 - 30 = 580 | 18 | 0.481 |
ねーぽん | 40 | 45.50 (+5.50) | 500 - 100 = 400 | 15 | 0.330 |
山崎 | 45 | 41.23 (-3.77) | 520 - 40 = 480 | 16 | 0.388 |
koba | 35 | 35.78 (+0.78) | 400 + 60 = 460 | 11 | 0.307 |
Izayoi | 45 | 47.88 (+2.88) | 810 - 40 = 770 | 25 | 0.522 |
エルミート | 45 | 45.42 (+0.42) | 780 + 60 = 840 | 24 | 0.528 |
こおひい | 35 | 56.68(+21.68) | 730 - 420 = 310 | 19 | 0.335 |
なんと、エルミートさんが三冠王に輝きました。まさか、時の王のタイムボーナスが 2人出ると思いませんでしたし、富の王の枚数平均も 0.006 の僅差になるとは思いませんでした。事実は小説より奇なりということはあるのですが、やってみるものですね。
このゲームはギャラリーも盛り上がるといった意味で、全体企画にしてみたのですが、いかがでしたでしょうか。
14:00 くらいになってしまったのですが、ここからは本編の開始です。最初に 60分くらいのゲームということで、OKAZUさん提供の「ニューイングランド」、Hammer から「カルカソンヌ」、ねーぽんさんのルール説明で「ババンク」という取り合わせにしました。
3つとも方向性のかなり違うゲームで、選ぶのに苦労された方もいらっしゃったかもしれません。
このテーブルは、ほとんど観戦するまもなかったのですが、かなりの接戦だったようです。船が活躍した試合だったという話でした。結果は以下の通りです。上位から下位までが 6点に収まるということは、3マスの開拓 1回分の差になります。
|
私のテーブルの隣でプレイされていたのですが、あり得ない展開だという声が聞こえました。4ラウンド目のチップで 300,000 を超えるテーブルができたという話でした。
最終的な結果は次の通りなのですが、なんと銀行が破産してしまったようです。トップが 3,000,000 を超えているのですが、一桁間違えたのかというくらいのものすごい金額が入ったようでした。
|
私が混ざってのカルカソンヌでしたが、みんな思い通りのタイルがなかなか引けずに苦労していたようでした。欲しいタイルは他人に引かれるというのはこのゲームを象徴しているようですね。ちなみに得点計算のルールは最新版の第3版でやりました。2マスの都市の得点が大きいのが特徴ですね。
中盤で、私以外の各プレイヤーが 10点以上の都市を完成させる中で、都市に乗り遅れてコマを使い切ってしまっていました。修道院は終盤に乱発し、ウィザード・T さんが得点を伸ばしていました。私はというと、いちばん大きな草原の所有権の乗っ取りに成功していました。
最終ターンに、私がいちばん欲しいタイルを引いてゲームセット。最後の都市で 8点、草原のボーナスで +6点を稼いで逆転しました。終盤に 4ターンくらい全然動けなかったので、どうしようかと思っていました。
|
午後の部その 2 は、せっかくなので「カタン」をやろうということになりました。慣れないうちは「カタン」は長引くということで「操り人形」と「ドリームファクトリー」という時間がかかるゲームをあわせてみました。どれも本格派、どれも方向性が違うゲームということで、この回も迷われた方が多いかもしれません。
この時間から近場の鈴木さん、Lindwurm さんが来られたのでさっそく参加していただくことに。「ドリームファクトリー」は OKAZU さんが、「カタン」はこおひいさんが、「操り人形」は Hammer がルール説明をしました。
OKAZUさん提供の映画を作るゲームです。出演者として作者のライナ・クニツィーアも登場します。作者らしい絶妙な競りのゲームだそうです。ちなみに、私はまだ未プレイのゲームで、これもやってみたいゲームではあるのですが、主催者が贅沢を言ってはいけませんね。
途中経過は見ていなかったので結果だけですが、だいぶ接戦になったみたいでした。競りのが面白いという声も聞かれたゲームです。これは、機会を見つけてやってみたいものです。
プレイヤー | 得点 | 順位 | 初挑戦? |
エルミート | 60 | 3 | Yes |
koba | 40 | 5 | Yes |
OKAZU | 63 | 2 | Yes |
山崎 | 65 | 1 | Yes |
ねーぽん | 60 | 3 | No |
「ドリームファクトリー」がかなり早く終わってしまったので、OKAZUさんがルール説明で「キングルイ」をプレイしていました。こういう時間が空いたときのゲームを用意しておいて正解でした。王様よりも食べ過ぎない程度にほどよく料理を集めていくゲームです。
こちらも、けっこう接戦で全員が得点を稼ぐ展開になったようです。
プレイヤー | 得点 | 順位 | 初挑戦? |
koba | 52 | 3 | Yes |
山崎 | 46 | 4 | Yes |
ねーぽん | 53 | 2 | Yes |
エルミート | 57 | 1 | Yes |
ウィザード・T | 43 | 5 | Yes |
私のテーブルでは、いたストオフでもかなり久しぶりになる「操り人形」をプレイしました。今回はドイツ語版ルールをそのまま使っています。
序盤はみんなが建物を建てあう拮抗した展開でした。風船さんが暗殺されてちょっと遅れるものの、全員が建物 6軒以上という非常に煮詰まった試合になりましたね。建物の得点で有利な近場の鈴木さんと、てくてくさんを追いかける形で私が 7軒まで建物をのばしていました。
最後は私が暗殺者のいない場面で、建築家をとって 9軒まで建物を建ててぎりぎりで逆転しました。最終ターンまで本当に分からない展開になりましたね。
|
こおひいさんのリクエストで「カタン」を準備してきたのですが、他のテーブルの都合もあってすっかり任せっきりにしていました。グリグリ警部さんとスピーディさんが初挑戦です。
かなり遅い展開になっていたようでしたが、結果を見ると Izayoiさんのワンサイドゲームだったみたいです。慣れないうちはなかなか難しいものがあるのですが、面白いという感想をいただいたので、このあたりが「カタン」の魅力なのかもしれません。
|
この時点で、kobaさんとウィザード・T さんがお帰りになり、13人で夕方の部をむかえることになりました。いつの間にかバジリコさんが来られていましたね。
今回は、そんなに時間のかからないゲームということで OKAZUさんから「パリス」、Hammerのルール説明で「ケープからカイロまで」、風船さんのルール説明で「マジカルアスリート」の 3ゲームになりました。
「パリス」は手頃な長さのコマ配置ゲーム、「ケープからカイロへ」も短時間で終わる競りゲーム、「マジカルアスリート」ははちゃめちゃなレースゲームということで、派手なものから渋いものまでを取りそろえてみました。
「パリス」は、OKAZUさんのルール説明のもとでプレイされていました。基本を押さえた決算系のゲームということで、けっこう静かにプレイされていたみたいです。
最終決算では黒が抜けていたらしく、決算で当て込んでいたプレイヤーはダメージを受けていたようです。除外されたお店のボーナスでも届かず、近場の鈴木さんが勝利していました。
|
こちらは、用具がカードとペンとメモ帳だけというかなり渋いゲーム「ケープからカイロまで」をプレイしました。入札で地形を買ってそこから路線を引いていくゲームで、どの地形を買うかという戦略と運のバランスのいいゲームです。
序盤はなかなか進めなくても、あるところから一気に追い抜けるというのがこのゲームの面白さで、序盤では出遅れていた、私やてくてくさんが最後の方では前の方に出てきていました。川のボーナスをうまく活かし、大量の現金を使って最後の地形をわたったてくてくさんが勝利しました。
|
他の 2つのテーブルが比較的静かなゲームなだけに、このテーブルは特に盛り上がっていましたね。ねーぽんさんからリクエストがあった「マジカルアスリート」です。
一見するとすごろく系のレースゲームなのですが、ドラフトで集めるキャラクターの能力がこのゲームを面白くしています。普通のすごろくではありえないような能力も、他のキャラクターと合わせてしまえば、面白いことになるわけです。
レースの方は、序盤で 2連勝をした風船さんが勝利していました。
|
途中までは全体企画があったので、ゲーム間にはほとんど何もやられていなかったのですが、午後の部と夕方の部の間で、近場の鈴木さんが面白い企画を持ってきていました。
親の人が「プレイヤーの 1人だけ」に分かるような絵を描いて、それを当ててもらうというものです。「ビーチバレー」というお題に太陽を書いてしまっただけでほぼ全員に当てられたりと、微妙な絵を書くことが要求されます。
「サザエが 3個」→「サザエさん」とか、「トランプを横から見た図」とかは誰も分からなかったようです。ちょうどひとり正解を出したのは「何かの本」みたいな絵から「教科書」という答えでした。これは、絵がうまい人が有利になるとは限らない、面白いゲームでした。
夕方の部が終わったあとにも時間があったので、「ブラフ」と「シュネッケンレンネン」をプレイしていました。こちらには私が参加していたのですが、「ブラフ」でのお手製のついたては思ったよりも隠蔽効果が高くできていました。ゲームの方は一番最初に脱落してしまいましたが。
「シュネッケンレンネン」は、どちらかといえば運の要素の強いゲームでしたね。戦略性がないわけではないのですが、まったりと楽しむゲームなのでしょう。
その裏では、「ヴィラ・パレッティ」がプレイされていました。職人芸の建て方でしたが、思ったよりも崩れずに時間ぎりぎりまで持っていました。
閉会式は、全体企画の表彰ということで、「メルティングポット」で Savior of the Land の称号と取った Izayoiさんと、「タイム・イズ・マネー」で全部の称号を独り占めにしたエルミートさんに表彰状を授与しました。今回は MVP もなかったので、最後にひとこと総評を入れて終了となりました。
レポートのあとがきということで、改めて総評を入れましょう。
今回で私が主催してから 2回目になる「アナログゲームオフ」でしたが、いかがでしたでしょうか。前回の反省点をふまえて、あまり準備をしないで来たのですが、人数に対応できたという点ではうまく行ったと思いました。
ゲームの選択は、最終的には会場で決めようと思っていたのですが、今回も OKAZUさんが来てくださったおかげで、きれいにゲームを組み合わせることができました。それぞれのゲームの紹介をもうちょっとしたほうが、選びやすかったかもと思っていたりします。
こんな感じで、その場のプレイヤーの数からいくつかゲームの候補を選んでやっていくという方式が、このアナログゲームオフにはぴったりなような気がします。また企画するときは、全体企画をおとなしめにして、もう 1ゲームくらい余計にプレイできたらと思っています。
それにしても、気がついたらのべ 17人のプレイヤーが参加する、大きな企画になっていました。蒸し暑い中参加してくださったみなさまに感謝をしつつ、プレイレポートを終わりたいと思います。ありがとうございました。そして、第4回もはやいうちにできればと思っています。
トップ > コンシューマー > いただきストリート > 第3回 アナログゲームオフ