2005年12月3日に、第9回千葉いたストオフがおこなわれました。おそらく今年最後のいたストオフになるかと思います。
これまでは、主にJAGAと重なっていたため参加できなかったのですが、今回は第1土曜日ということもあり、トンカツオフに参加できなかったこともありで、早々と参加表明をしてきました。
初参加のオフということもあるので、特有の部分を紹介しつつのレポートをお送りしたいと思います。
千葉オフは名前の通り、千葉で開催されるということもあり、集合時間の数時間前からオフが始まっています。待ち合わせ場所までの移動に 2時間ほどかかるのです。
とにかく東へ進むという感じで、中央・総武線をこれだけ長い区間乗ったのは初めてかもしれません。ある程度まとまった時間がとれるので、電車内では DSなどをやっていました。
会場について、自己紹介、ルール説明、マップの投票などが行われました。自宅オフということですが、PS2コントローラー以外の機材が幹事側で準備されているのが、ほかのオフとの違いになりますね。比較的軽装でくることができます。
まずは、千葉オフのルールなどを軽くおさらいしておきます。
ストリート選択は、対象マップから重みなしの人気投票になっています。人気の高いものが選ばれます。GKが利用できる場合はGK優先ですが、自動的にシャッフルモードになります。今回は、GKなしのためプレイできなかったわけですが。
ルールは基本的に関東オフ準拠です。空き地は「ストリート全体で各種1軒」の制限があります(コンビニ/木の店のぞく)。対象マップだと、レインフォレスト、ホラーハウス、死の火山、飛空挺、雷平原あたりに影響がありそうですね。
成績は、順位点(5-3-2-1)の合計になります。破産は(一部マップをのぞき)1点減点、破産させには何もつきません。この配点だと、1位を数多くとることが重要ですね。
まさか、いたストオフのレポートで再びここのレポートを書けるとは思いませんでした。「いたスト2」だけに登場するストリートです。今回もストリート紹介から。
初期所持金 2500Gの広いストリートですが、高いお店が点在しており、なおかつ分岐から遠いところにあったりというマップです。左右非対称ですが、基本的に回避できない下側 5エリアが基本的に勝負を分ける場所になるでしょう。
なんといっても、このストリートの目玉は飛び地の竜王の島です。5軒1エリアの飛び地ですが、850Gの竜王の城に直接とばされるカードが入っているのです。サイズが大きいだけで空き地もなく、遊びやすいストリートかもしれません。
序盤は、順調にお店の数を増やすものの、3週目の終盤で竜王の島に捕まってしまいました。事前にチャンスカードで入られており「2番手」の状態で、このときすでに 3軒を所有されていたのです。
結局、振り込みがかさみ、自主競売が必要な展開になりました。が、この時点で下側のエリアが比較的平和だったことと、キーとなるお店を持っていたのが功を奏して、とりあえず、3軒目になるマイラ温泉(580G)を 1500G で出すことに成功しました。
状況にもよりますが、こういう時にキーとなる高めのお店を放出するときは、3倍程度(今回は安めです)が相場と思っています。
竜王の島に長期滞在している間に、竜王の城を含む2軒を買い、交渉で得た資金で安めを 5倍買いして、とりあえず 2000G が期待できるラインまで持って行きました。
その後も、展開が遅いのを利用して、竜王の島を 4軒までのばして、最下位ながらも逆転が十分ある展開に持って行きました。
終盤にかけて、雨のほこら3軒、マイラ独占、リムルダール独占、聖なるほこら独占と、右側4エリアに非常に行きにくい展開になりました。この窮地を、銀行停止と、竜王の島直行で逃れたのは大きいかと思います。
問題の、チャンスカード 85番は終盤まで出てきませんでした。順位も悪いのと、ここまでカードが出ないならということで、20%ダウン、13%ダウンという悪条件も重なり、ほぼMAXまで増資しきり 6800G まで買い物量が上がりました。
結局、残り5枚を切ってから 85番が登場し、一気に 2位に浮上。ここからの買い物料がとれなかったのと、トップが逃げ切る体制に追いつけなく、ぎりぎり2位で終了でした。
が、もう一度振り込みがあったり、33番を引いていたり(5587Gのお店でした)していたら、大逆転は十分にあった位置ですね。展開的にはきつかったのですが、それ以上にゲームに絡めたので、充実感はありました。
なお、別のテーブルはドムドーラの独占が入り、かなり優勢な状態でゲームが進んでいたようでした。アレフガルドは、お店が集まり出すととたんに展開が早くなりますね。
2戦目は、オフではおそらく3回目になるオラクルベリーです。カジノ都市というだけあって、カジノが 3か所にあります。いたストSPの中では珍しく、一筆書きでマークが集まらないストリートです。
最短経路を通るのであれば、ダイヤを2回通過するのが一番ロスが少ないようです。あとは、どこでもカードが手に入りやすいことを生かしたいですね。
ここは、序盤にかくとうじょうと大ぶたいが2軒になったものの、それ以上の進展はなく、比較的まったりとした展開になりました。カジノのバトルコロシアムは、47HP があっさりと倒されたりということはありましたね。
右エリアは、早々と神殿を建てられ、店の所有状態も偏っていたので、かなり早い段階でどこでもカードを使うようにしました。スペード周辺が伸び出すものの、こちらもハートどダイヤの銀行回りを拠点とすることに成功しています。
機会を見つつ、どこでもカードを手に入れ、周回するという消極的なランニングゲームにしました。右エリアはほぼ1人で押さえていたものの、株をしっかりと押さえられている状態で、時間はかかりそうな感じでしたね。
そうこうしているうちに、大舞台を3軒、独占とのばし、かくとうじょうを 2倍売りしてぎりぎりで目標金額に到達する展開に。セーフティーリードをとるためにインサイダーをかけて盤石の体制にしたところで、70番を引かれてゴールされる可能性が出てきました。
結果、私がゴールにたどり着けない間に、一気にチャンスカードから 7を振られてゲームセットでした。
ゲームに影響があるとしたら、売ったあとで実は直撃していた、かくとうじょうの 2倍売りですが、900G の利益は出ていましたし、売らなかったらルート取りが変わっていた可能性もありましたからね。
ちなみに、70番での突破額を見る限り、セーフティーリードの増資はおそらく影響はないかと思われます(どっちみち届いたあげくに、足を引っ張られるというオチもありそうですし)。
70番は事故だとしても、ダイヤ近辺をそれなりに高くしておくと有利になりますね。右周回が高くなったときは効果絶大です。
3戦目は、とんかつオフでものすごい事件があった「死の火山」です。4つのループがあるマップですが、スイッチを踏むことで、ループが 4つの島に分かれます。
いったんスイッチを踏まれると、なかなか外に出られないのが特徴で、お店が固まりやすく、独占などの事故が起こりやすいストリートです。
序盤は、まったりとした展開になるかのように思われたのですが、事故のもとは序盤からできていたのです。
序盤の空き地合戦は、左上に神殿、右下にサーカス小屋と酒場、右上に飛空挺乗り場、左下に料金所という感じでしたが、すでにこのときにコンボがくまれていました。サーカス小屋はすぐに 1000G に育っていたのです。
そして 2周目、島が分かれている状態で酒場に泊まり全員集合。この場所から「7」を振るとサーカス小屋への振り込みが確定する恐ろしいゾーンになっていたのです。この罠に命中し、ゲームが決まったかのように思われました。
中盤も、2000G のサーカス小屋から同様のコンボがあり、さすがに勝負在処のように思われたのですが、フィーバータイムはここで終了しました。場所柄、島がくっついている状態だと弱いエリアではあるのです。
終盤は、株を押さえられつつランニングゲームになるものの、ぎんこう通過もしにくく、うまくのばしあって 15000G 近くまで伸びるようになりました。
結局、目標金額に達成するものの、神殿にとまって目標割り、直後のいただきでふたたび目標到達するものの、その隙に 2000G のいただきとインサイダーで逆転の可能性までありました。が、さすがに順当に終わりました。
ワンサイドに思えただけに、ここまで伸びるとは思いませんでした。死の火山は事故が起こりやすいということですが、逆に言えばドラマチックな展開になりやすいマップともいえますね。
結局、2位 3回の総合 4位で終了となりました。ゲームのキーを握る位置にずっといたこともあり、展開としては十二分に楽しめたかと思います。
アフターは、ラーメン屋まで移動し、今後の話などもしつつという感じに。車で駅まで送ってもらい、解散となりました。
このオフは、会場、移動など幹事の力によるところは大きいと思いました。一緒にプレイしてくださった皆様、そして 2オフ連続で対戦のなかった某氏にも感謝です。
日程の都合がつけばまた参加したいと思いますので、よろしくお願いします。