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● 第15回 千葉いたストオフのレポート ●

 2008年2月9日に、第15回千葉いたストオフがおこなわれました。今回、幹事長が一番の遠征といううっかりな自体がありましたが、無事に開幕されました。今回もレポートをお送りします。


- 本戦 -

 千葉オフのルールのおさらいを。マップは、投票による決定です。ここ最近は偶数回と奇数回で対象マップが異なります。今回は、GKの前半マップといたスト2のアレフガルド、いたスト3、DSが選択可能マップになっています。

 カジノは、2は設定変更できず、GKスロットのみ、3はラッキーパネルなし、DSは全部です。いたスト2でラッキーパネルが選ばれた場合は、開始時にTVの電源を消します。空き地は改築なし、普通の店舗以外はゲームを通して1軒の制限があります。そして一番の特徴ですが、GKはシャッフルモードがあります。

 勝利点は、ストリートごとに 5-3-2-1点、一部マップをのぞいて破産は 0点です。同点の場合は1位の数、総資産合計がタイブレーカーになります。

 今回は票が集中しました。8人で6票獲得というのはかなりの人気だと思います。そして、DSは選ばれませんでした。


●1戦目 フリーウェイ(GK、シャッフル)

 1戦目は、千葉オフでプレイされることが多いフリーウェイです。いつも通りマップの紹介を。

 フリーウェイはいたスト2から登場のマップで、東京都心を舞台にした12エリアのマップです。周回自体は6エリアを通過すればできるような仕組みになっています。このマップの特徴はなんといってもお店価格の高さにあります。また、ルートの自由度が極端に低く、いち早く3軒以上を作り、買い物料を手に入れるかが勝負になってきます。

 エリア構成は、ものすごく株価の高いエリアはあまりできず、全体的に散らばった感じになりました。出足から 2連続の「1」で青山2軒から、ワープに捕まって一気に3軒に。すぐの増資はできませんでしたが、比較的早い段階で 99株の増資を入れて4桁のお店を作りました。

 序盤のうちに1回収入があり、展開が楽になるかと思われたのですが、他のプレイヤーが次々と3軒を作り出し、現金の動きが少なく、こちらも振り込みがかさんであっという間に序盤のアドバンテージがなくなってしまいました。

 銀行周りはすぐに増資できるという利点はあるもののの銀行停止に弱いという欠点もあり、今回はそれで交わされることが多かったような気がします。

 マッチレースにはなったのですが、中盤で自力独占を作り勝負は時間の問題というところで、交渉のチャンスがやってきました。渋谷と青山の独占交換の機会があったのですが、値段が折り合わずにできませんでした。

 自分が流動資産のない状態で渋谷に向かっており、独占が入ると平均で 1700G くらいのお店が4軒並ぶという事態になる一方、こちらは、未増資のお店が2軒あり、2000-1400-600-300とかそんな感じの布陣にしかなりません。お店価格のさもあったので、おおよそ 1500くらいをもらってくる交渉かと思ったのですが、値段が全然折り合いませんでした。

 そのあとで、素の状態で猛威をふるった新宿と隣の九段の交換チャンスがありました。最初は独占交渉で 新宿600-2800-600-2400と、九段 250-900-600-250 という形にして現金をもらってこようとしたのですが、こちらも現金が折り合わずでした。

 収入期待値は難しいのですが、新宿が1000くらい、コマ位置の関係で九段が250くらいでしょうか。増資済みのお店があとに残り攻め手になるのと、決めてエリアがそこしかないこと、即収入がきたいできること、順位差なども加味すると 1500くらいを引っ張ってこれればと思ったのですが。

 最終的に、逆交渉でデパートを2軒もらい、1400-300-1200と、125-450-125 の形で現金を動かさずまとまりました。こちらとしては、耐える展開にすればよかったので(青山独占もあったので)形にはなりましたが、逆は厳しかったのではと思います。

 結局は、高い店が作れず、作られずでゲームがまったりと進み、そのまま目標金額突破、ワープで花道ができてゲームセットでした。

 こちらは、中盤に収入が止まり4位終了でした。いずれにせよ、3軒2エリア、4軒3エリアができた時点で勝負が決まるのは時間の問題、ただし相乗りでお店価格が伸びていない状態だったので、追いかける側がもっとリスクを負って追いかけてもよかったのでは、と思いました。

●2戦目 アレフガルド(2)

 いたスト2のアレフガルドはひさしぶりですね。いたストオフでプレイできるのは、現状では千葉オフだけです。いたスト2にしか登場しないマップで、DQ1のアレフガルドを舞台にしています。

 2500G持ち、11エリアと広いマップですが、高いお店が点在しており、ルートの自由度もそれほど高くはありません。マップの特徴として、奥目に高いお店が多く回避しにくいことと、マップ中央に鎮座する竜王の島の存在があります。竜王の島は、マークこそ集まらないものの 8マスの中に5軒1エリアがあります。そのうち2軒は定点ワープの対象です。

 ここも序盤はスムーズに周回し、リムルダール、ロトの洞窟と2軒を作りちょこちょこと増資を書けて波に乗ることに成功しました。高いお店が極端に少なかったのですが、他のプレイヤーの動きも遅く、怖いのはドムドーラの安め3軒くらいという状態でした。

 現金に余裕があったので、竜王の島がとれればゲームになると思ったのですが、自分から入ったにもかかわらずお店をとれずに排出されたり、そうしているうちに城を含む2軒を買われ、定点ワープが2枚とも出てしまいました。

 こうなってくると、高いお店がなく全体的に厳しい場になってきます。目標金額は 25000G と長丁場で周回だけでは稼ぎきれないのは分かっていました。うまくリムルダールの3軒目にとまって5倍買い、ここで相乗り合戦に。

 唯一のエリアなので、基本的に株価を大事にしようとしていたのですが、相乗りでほぼ全員100株〜120株程度と株数が煮詰まっているところで、多めに株を盛っている直前のプレイヤーから意味のない10株売りが入りました。増資チャンスもなく、買い物料でも戦えるエリアなので、ここは徹底的に排除する方向に走りました。

 持ち株を、次のステップになる株数40株を残して売却。この売り方をすると、他のプレイヤーも株を持ちにくくなり、全員が同じ程度にまで株を撤収し、4回下げの展開に。株価もそれなりに上がっていたので、これだけで 5〜6Gは下がることになるのです(逆に、相乗りされた状態から見ると変動率も25%ほど下がります)。

 その後、リムルダール独占のチャンスがやってきて迷う場面になりました。1800G ほどかかるため、流動資産が少なくなり、他に支えとなるエリアがないため台所事情が厳しくなることが予想されたのですが、この時期に独占エリアがとれるのは大きいと判断し5倍買いを実施。

 その直後に竜王の島に捕まり、流動資産を大幅に減らしましたが(自主競売まで出すことになりました)、増資ができればいつでも形になるという状況でした。

 が、ここからいくら待ってもお客さんが来ないひどい状態が続きました。トップ目から相乗りされるのは分かっていたので、変動率を大事にせず、相乗りも無視してただひたすら大きな店を作る状態に。なので、最後はMAX増資で 6Gくらいしか上がらなくなっていました。最終的には 2400-1800-7000-2600 という形にしました。

 終盤になっても誰も現れず、周回などで現金は稼ぎ、店売りにはならないものの、まったりとした展開になってしまいました。トップ目は竜王の島を持っていたので、時間をかければかけるほど島が強くなるのが目に見えていました。

 そして最終盤。守りの展開にしていたこともあり、最終的に増資でマッチレースの展開になりました。サラリーをもらって逆転、ただしリムルダールに向かうという願ってもない形に。さらにマハラジャも登場している状態です。

 トップ目は、竜王の島から脱出し、目標金額を突破していない状態で銀行を通過するのがベストという展開でしたが、振った目が中途半端でカジノか、リムルダール方面の大勝負か、トップ目の3軒があるマイラかというところで、カジノを選択、出ているゲームは「ビンゴ」でした。

 これは、うっかりなことが起こるのではと思ったのですが、案の定、現金を引き当て微妙に目標金額を突破。次のターンに2位確定ゴールを決めてゲームセットでした。

 こちらは、最後にマハラジャから 2600 をもらったものの4位終了でした。試合結果を見るといただき総額が 3500しかなく、マハラジャをのぞけば 900 という状況でした。数字で見ても、収入をもらっていないのは明らかだったでしょう。ゲーム的には、アレくらいしかなかったでしょうし、中盤の株売りはどちらでもそう大きく変わっていないでしょう。

 最後の最後、勝負を分けたカジノですが、原因はもっと前にあったような気もしました。相乗りをせずに、もっと早く竜王の島で資産を稼いで抜け出したり、終盤で一気に軒数を崩されたドムドーラも、空増資で5倍買い阻止に走った方がよかったのではと思いました。守りに走っていた分、竜王の島の相乗りを許して、最後に走られた感があるので。

●3戦目 回転寿司(3)

 3戦目は、こちらもひさしぶりの回転寿司です。いたスト3に登場するマップで、文字通りスイッチを通過すると外周のお店が配置が回転するというギミックがあります。

 マップの特徴としては、最大出目の大きさと、店の少ない内周に入れる機会が多いため、いただき回数が極端に少なくなることが多いことでしょうか。飛び地のレジラウンドは、全員集合が入っているものの、ワープマスから入るパターンは少なく、でたらめな魔法、あらしの魔法あたりの事故を期待する方が早いくらいかもしれません。

 ここは、序盤から全員が店の買えない展開でしたが、早めに2軒をとり株を150株程度までためたところで、無料増資のカードを引いて、280Gの無料増資と、株価3Gアップに成功し、リードを取ることができました。レジが怪しくなり出したのですが、こちらは全員集合が出て店どりがばらつきました。

 中盤は、3軒のオンパレードに、2強2弱の展開になりました。1軒予約チケットを使われたりもしたのですが、30%アップした、がりストリートの1等地(1040/208)を自力で引き当て、3軒でも戦えるエリアを手に入れました。これで3軒エリア3つで外周での事故が期待できるようになったのです。

 銀行周りの争奪戦が熱かったのですが、株数 270-150-50-100といったところで、うっかり5倍買いが入り、株価が暴落するサブプライムローン問題が発生したりしました。結局終盤まで銀行周りの動きは鈍く、3軒止まりになっていました。

 終盤は、4軒の増資と、3軒株ための増資、3軒3エリアで事故狙いの周回とマッチレースの様相を呈しており、サラリーで目標金額突破後の戦いになりました。チャンスカード引いて 33番とかで勝負が決まる形ですね。

 ぎりぎり逃げ切れそうな形だったのですが、スイッチの関係で1100Gのお寿司が流れてきてわずかに逆転。そのまま多きなで目が出て 29G差のゲームセットでした。ゲーム延長を望むなら、振り込み直後に勝負エリアのレジラウンドの株を下げるのが正解でしょうが、すでに目標金額突破がいる状態なので、いずれにせよキングメーカーになったことでしょう。

 回転寿司で、大きな目が出てうっかりゴールというのは過去(確か、さいたまオフ)に事例があったりします。最大出目が8と大きいのと、方向選択権があったりするのでトップ争いに絡むときは十分に注意が必要なのです。このゲームは2位で終了しています。


- 終了後 -

 今回は、4位-4位-2位の5ポイント、総資産差で7位でした。3ゲームとも勝負の形を作ることはできているのですが、最終戦以外は全然流れが来ていない感じでした。

 天気が悪かったことと、雪の予報も出ていたので早めにアフターになりました。いつものところでFF4〜5の話とか、今後の予定とかそのあたりの話が中心だったでしょうか。

 他のオフのない時期に入れたいということなので、次はいつになるか分かりませんが、また機会があれば参加したいと思います。


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