2008年10月18日に、第18回千葉いたストオフがおこなわれました。今回は第3週の開催にもかかわらず、ゲーム会の方がずれ込んだため参加することができました。というわけで、今回も簡単にレポートしていきます。
千葉オフのルールですが、マップは人気投票で決定します。前回から選定マップが一新されており、2回で1周期のため今回も新しい組み合わせになります。事前に人気投票を取っての結果なので、民意が反映されていることになります。
構成は、各シリーズが入り乱れていますが、奇数回がPSP、偶数回がDSになっています。今回はDSでの開催です。
カジノはGKはスロットのみ、3はラッキーパネルなし、DSはすべてです。GKではシャッフルモードが入るのも大きな特徴です。
順位点は、5-3-2-1点、破産は0点です。タイブレーカーの条件は勝利数→総資産合計です。SP、ポータブル、DSは目標金額以上は切り捨て、25000のマップは80%の補正が入ります。
今回のマップ投票は票が固まりました。世界樹が過半数の得票数を得て当選。ドリームワールド、日本列島も票を伸ばしました。
第1戦目は、自分の周りではSPの中で一番人気のあるマップではないかと思われる世界樹です。今回もマップ紹介をしていきましょう。
4軒×8エリアのマップで左右のループと真ん中を結ぶ2本の橋からなるマップです。マップ上の仕掛けとしてはホークマンとスイッチがあり、ホークマンは逆側のループへ移動することができます。スイッチは2本の橋が長い1本の橋につながるもので、これによりルートが制限されることになります。
1周目ですが、いつも通りに近いくらい半周で1軒しか店が買えませんでした。半周通過後じんめんじゅ2軒ですが、それ以外に目立ったエリアができませんでした。
2周目、店が少ないのでおばけキノコの1等地を取ってからじんめんじゅ3軒、リリパッドが1軒→3軒とものすごく店が買える展開に。ただし、マークを取らずに店に割り振ったためこれで半周以上の遅れが出ることに。ここから、銀行周りのいっかくうさぎが3軒に伸びるものの、全員が流動資産不足で相乗り増資が許容されることに。
バシルーラもありましたが、ここからしばらく周回が遅くなったことと、銀行に立ち寄ることができず、相乗りされる一方の展開に。株が買えたころには相乗りされたリリパッドの株を買ってというのが精一杯でした。
これが、ミノーンやおばけキノコのような銀行よりのエリアなら活用しやすいのですが、持っていたのがじんめんじゅとリリパッドだったためスイッチの状況がないと人が流れてこないエリアに。これでも事故が起これば十分狙える場所ではあるのですが。
結局は、株が枯れてしまい、事故を狙うため株を下げつつ空増資をせざるを得ない状態に。総資産 14000G で 3000G越えの店ができたので、33番で届くと思われたのですが、条件がそろった直後に引かれてしまいました。結局はそのまま事故が起こらず、資金が伸びずにそのまま4位でゲームセットでした。
結局の所 3軒に伸ばして以降全く動けず終わってしまったのですが、先に増資すべきエリアはじんめんじゅの方がだったかもしれません。ただ、5倍買いできるときにはしておけというのはありますし、リリパッドの出口も2回ほど4桁で捕まえているので、それだけが要因でもなさそうですが。
2戦目は、オフでプレイするのはひさしぶりかもしれないドリームワールド(GK)です。8エリアのマップで、外周と内周に分かれており、それらをクロスする形で銀行への道があります。外周はメインルートのため地盤になりやすいのですが、お店価格の高いものから安いものまであり、攻め方が難しいと思われます。そしてシリーズ初の空き地登場マップですね。
1周目、空き地は取れたもののここでも店が買えない病が発動しました。マウンテンエリアは見事に4色に染まり、あとはミラクルエリアとサファリエリア1軒だけでした。銀行周りのセンターストリートも押さえはしたものの、あからさまな1強3弱のため、いつ崩されてもおかしくない状況でした。
中盤も結局、ミラクルエリアが3軒になったもののそれ以上の店がなく、敗者復活の内周も染まり出すような状態に。エリアの関係で、宿屋が中盤で 200G近くまで伸びたのですが、ミラクルエリアの5倍買いで手を動かしてから、客足がぱたりと止まりました。
中盤で、次のプレイヤーにようせいのまちの200株増資があったりして、結局この増資で2強2弱の展開になりました。しかも増資後に、飛び地突入からの1で、ミラクルエリアを経営するだけの資金がなくなりました。
あとは、少ない株数で調整しながら増資するという厳しい状態で、ずるずると下がる一方でした。最後の最後はマッチレースでしたが、ギリギリで順位が決まったようです。最後の10株売りで順位変動をさせてしまったかもしれません。結局4位で終了しています。
最大出目6でも、他にエリアがない状態のミラクル1点経営は無理がありますね。外周に店がなく動きようがない展開だったのと、ことあるごとに高いお店に捕まっていたというのはあるのですが。
あとは、手番の関係もあり、ようせいのまちの10株売りをしていた方がよかったのかもと思ったり。ただ、あの時点ではミラクルエリアを経営する資金がなかったので、やったとしても苦しいのには変わらないとは思います。あとは、サファリの3軒目を現金で譲ってミラクルの運営資金を作るくらいしか思いつきません。
人気のあるマップですが、対人戦はひさしぶりかもしれません。いたスト2からのマップで、11エリアの広いマップです。中部4エリアはルートの選択権がありますが、基本的にルートの自由度は低めで回避不能なエリアをいかに早く育てるかなども重要ですし、飛び地も効いてくるマップです。
1周目右周回が1人、左周回でストーキングされるという幸先の悪いスタートでしたが、ぎんこう停止などで右が染まりだし、クラブ周りが2色に分かれました。が、九州で空き地含む3軒が取れて勝負になる展開にしました。
中盤は、九州のお店からの収入と、北海道に建てておいた税務署が火を噴いて、リードを保つことに。ここから自分で九州に入れず、他のエリアもなかなかのばせないじりじりした展開になりました。交渉で、関東3軒と北海道4軒がそろい、これが今後の勝負を分けることに。
こちらは、相乗りに生きるしかないのですが、予想通り北海道が火を噴くことになりました。増資用のエリアとして北陸が余っている状態になったので、これが終盤に効いてくることに。そしてこちらは、5倍買いで東海道、関西、中部を3軒ずつにするものの、たいした収入が入らずという状態に。
結局、北海道が先に伸び出し、目標金額突破目前に。ここで独占した関東に直撃狙いの押し上げ増資が入りゲームが動くことに。こちらもサラリーが入れば分からない展開だったのですが、北陸のお店に弾かれてサラリーがなくなりました。
押し上げ増資だったので、なんとかして資産を削る必要があり、独占させる交渉のターゲットになりました。中部の3軒目は利害関係が一致したので定価で持ってきたのですが、独占店舗を持ってくるのにお金がかかり 4位に転落。結局誰もはまらず通過されて4位のままゲームセットでした。
中途半端にリードしてしまったので、5倍買いを中心にするしかなかったのですが、もうちょっと順位が悪ければ(北海道の伸びが早ければ)、交渉で揃えあうというのもあったかもしれません。
あとは、最終盤の独占交渉ですが、正直な話、順位が落ちる条件でやる気はしなかったです。サラリーがなくなって、多少延長したところで、抜けられる可能性の方が高いこと(目標突破が2人いたので)と、直撃の可能性があるといっても、エリアに入り込んでいる状態なので、あげる側のリスクで考えられるのは「2」の2000G直撃くらいだからです。
3戦オフの3戦目でかつ、この順位点で 3位を取っても意味がないと思って受けましたが、そうでなければ、おそらく蹴っていたことでしょう。(黙っていれば 3位キープはできると思っていたので、無駄に順位を落とす必要はないのです。)
成立させるなら、おそらく関西あたりの店を出して増資あまりと引き替えに、それなりの相場で交換というのが正解でしょうか? ゲーム延長の交渉なので、できるだけ順位を動かさないというのが原則で、かつ、エリアを持っている方に選択権があるので、そのあたりは強気に行けるとは思っています。
結局の所、4位 - 4位 - 4位 で、3戦オフでは初の3タテでした。最終戦はともかくとして最初の2戦は、肝心なところで何もできていないような気がしました。最後の1戦の順位はゲームを動かしに行ったというのはあるので、コメントのしようはありません。
なお、終了後にちょっとだけ時間が余ったのでピクトイメージDSをやりましたが、こちらで最後差しきり勝利をしています。アフターのラーメンも堪能しました。
ここのところ千葉オフでは調子が悪いわけですが、これに懲りずスケジュールがあれば参加したいと思います。