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● 第21回 千葉いたストオフのレポート ●

 2009年8月8日に、第21回千葉いたストオフがおこなわれました。お盆期間直前のオフということでしたが遠征者も含めて人数が集まり開催となりました。今回もいつも通りレポートをお送りします。


 千葉オフのルールについてですが、特徴的なものはマップが投票制なこと、GKはシャッフルモードが入ることということになっています。空き地は改築なしの1種類1軒のみです(コンビニ、木の店、わらの店、紙の店をのぞく)。

 全3戦の順位点で競い、上位から 5-3-2-1点、破産は0点です。タイブレーカーの条件は勝利数→総資産合計です。SP、ポータブル、DSは目標金額以上は切り捨て、25000のマップは80%の補正が入ります。

 今回のマップ投票は、太陽系(GK)、ビサイド・キーリカ(P)、ソフィーの洞窟(GK)に決まりましたが、後ほど時間の都合でプレイされるマップが変わったりとか。


●1戦目 ソフィーの洞窟(GK)

 1戦目は、いたストGKのソフィーの洞窟です。どのオフでも人気があり、関東オフでもよくプレイされますね。3層構造からなるマップで、ルートの自由度はそれほど高くありません。飛び地のほのおのかべは、基本的に回避不能なエリアで、かつ、定点ワープのカードが2枚入っています。

 GKシャッフルは、ちかすいのいけが高く、つららのかべが極端に安い感じになりました。ほのおのかべは安めで、1軒だけ 550Gのお店が定点以外のところに行きました。

 序盤から見せ取りが悪く、あまり通行量の多くなかったほのおのかべを取りに行くことになりました。が中盤で店の取り合いと、500Gの動物園の5倍買い合戦になってあまりよろしくない展開に。

 高い店が複数エリアにとれていたプレイヤーがいて、長期戦は不利と思ったのですが、どちらかというと株のつかみ合いになったということもあり、積極的に染めに行くプレイにしました。

 中盤の要所は、おそらくまかいのいりぐちの株を買い足して198株 - 99株増資の見送りの場面と、逆に買い足し相乗り増資をとらず、単独 99株増資に入ったところ、あとは、こちらの資金繰りで4人所有になったせんしのはかばの550Gを競売にかけたところでしょうか。

 1番目は、早めに動いて歩きにくい展開にすべきだったような気がします。2番目は変動率がかなり違っていた(120%と、5軒エリアの値下がりで64%)になっていたというのはありますが、B2Fを歩きにくくさせるのには効果があるような気がします。

 3つ目は、よくわからないですが、終盤に聞いてきた感じはします。550Gの現金が大事ではあったので、状況次第と思います。あとは、中盤に自主競売にとらなかった場面も難しいですね。最終的にはその展開が活きていたような気がしますが。

 終盤、630Gが払いすぎのような気もしながら、税務署+ヘリポートが活きた状態で目標金額直前に。このままゲームセットかと思われたのですが、ここでようやく B3Fが活きて、こちらの総資産が +7000Gのびてわからない展開に。

 最終的には飛び地脱出と、税務署振り込みが重なってゲームセットではありましたが、定点ワープのカードが最後の7枚のカードの中に入っていたので、惜しい展開だったかと思います。

 飛び地は水物というのはありますし、4位終了でしたが、ぎりぎりまでよく粘れたと思います。できればもうちょっと増資をかけておきたかったのですが、とりあえずの最善は尽くせたかと思います。

●2戦目 ビサイド・キーリカ(P)

 2戦目は、おそらくいたストオフではほとんどプレイされたことがない、いたストポータブルの対戦です。このマップはかなり変則的ですね。

 3〜5軒エリアからなる8の字形のループと、マップのギミックにあるシンにとばされてやってくる6軒エリアの飛び地からなります。飛び地では全部のマークがそろっており、株屋と銀行へのワープ、大砲マスがあります。先に答えを書いてしまうと、大砲では銀行での効果が出ません。

 1週目は周回自体は早かったものの店があまり集まらず不利な展開に。5軒中3軒の増資済みのお店にはまったりもしましたが、一番は銀行周りの4軒エリアが3軒まで自力でのびたことでしょうか。

 1戦目に近い展開でしたが、こちらは振り込みはしたものの相乗りはちゃんと間に合ったことと、転換点でそろそろ飛び地に行きたい頃合いでチャンス 57番を引き当てたことでしょうか。

 結局、銀行周りに自力独占が入り、MAX増資が1回ずつ入ってからワンサイドゲームのような感じになりました。

 ここから 4軒同士の交渉が入ったり、飛び地を自力で染めたりと着々と準備が入ることに。1人がゴール直前のところから、いろいろとゲームが動くようになりました。

 ゴールまでの秒読みというところで、銀行周りの高額エリアに通らざるを得ない状況に。ここで3700Gの振り込みで目標金額割り込みが発生。収入をもらったプレイヤーは飛び地に引き込まれ、飛空挺乗り場 5倍買い後 5000G近い振り込み+神殿で 7000G ほどの資金が。これでこちらも目標達成に。

 流動資産稼ぎとゴール阻止のため、5軒目の3倍弱の 1800Gで売却したのですが、そこから増資された 4100G に振り込み、こちらも目標金額割り込み。ここから振り込んだプレイヤーがそれぞれ賞金をもらい最終的に全員が目標金額突破に。

 徒競走でしたが、こちらが銀行通過後シンに飛ばされるマスに止まり、ゴールの権利を獲得。2/7の抽選に当選し総資産 3位からのウソ優勝になりました。

 全員が目標金額突破の珍しい展開でしたが、これはこれでおもしろいですね。株の引っ張り合いでもつれることはあってもいただき合戦でもつれるのはなかなかないですね。

●3戦目 アメリカ大陸(GK)

 2戦目の2卓目が遅くなり、こちらのゲームが終わった後で、レイクマウンテンの1戦とすごろくの5マップ制覇までやってようやく終わったというくらいでした。この時点で 18:00 近くなったのでマップ変更でアメリカ大陸になりました。

 シャッフルありということで、ケンタッキーが外側に 800 - 900 を持つ 23Gのエリアになりました。ロサンゼルスが中国状態に、ハワイ顔値頃価格になりました。

 こちらは、序盤に高め2軒のケンタッキーに捕まったものの順調に周回して、早めにロサンゼルスが高めを含む3軒になりました。アメリカ大陸の鉄則として、回避できないエリアは早めに高くするということを実践しました。これがきれいに決まり、序盤で周回できなかった2人の資産を絞り込むことに成功。

 これにより、ケンタッキー所有者に店の負担がかかりスタートが切りにくい状態のうちに、サンフランシスコの3軒が入りこちらも早めに増資をかけて歩きにくい展開に。気がつけばかなりのワンサイドゲームになりました。

 もちろんケンタッキー所有者に流動資産が回れば、株価が高いだけに怖かったりします。1回1400Gを振り込んだりしましたが、それでも勢いは止まりませんでした。

 最終的には第4のエリアとなるコロラドを3軒にした時点で、相乗りを全員乗せる形にし、結果的に対戦相手の心を折らせた展開にしました。こうなると後はゴールするだけでした。店数 17軒はさすがに勝たないといけないゲームですね。

 こちらの卓は 3軒+3軒+2軒+3軒と独占なしだったのですが、もう1卓の方は、自然に独占エリアができるあれた展開になりました。比較的株の持ち合いになったため思ったよりものびない形に。

 この終盤戦がかなりあれた展開になりました。目標金額突破で後はゴールするだけというところから、事件が起こりました。1点張りの 4946G に引っかかりこれにより順位が入れ替えになりました。最初の卓が終了していたので、これが最終的な順位に影響が出ることに。


 結果は、4位 - 1位 - 1位で 11ポイント、最終的に11ポイントは同率トップだったのですが、唯一の 2勝で総合優勝でした。

 似たような振り込み1回で順位が変わるのは実は、第2回のクリスタルカップの決勝であったりとか。特に 1日の試合だとこういう紛れも起こりますね。

 今回も時間の都合でアフターはなかったのですが、帰りがけに夕食をとってという感じになりました。今回は特に楽しい試合が多く、また折を見て参加したいですね。


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