トップ > コンシューマー > いただきストリート

● 調布いたスト学習オフのレポート ●

 2004年12月11日に、調布いたスト学習オフがおこなわれました。ここのところは、1日規模のオフが続いています。私が参加予定のオフでは、いたストSP発売前の最後のオフということになりますね。今回も恒例のレポートをお送りしたいと思います。


- オフ前日まで -

 前日までということですが、今回の調布オフから機材提供ができるようになりました。新型のPS2を DQ8 に会わせるタイミングで購入したからです。自宅ゲーム会にも使えますし、持ち運ぶ用事もあるわけですからね。ということを表明していたら、本当に前日に機材提供のお願いが来ました。


- 試合前 -

 これまでのオフの中で、一番近場ということで、集合時間 30分前に出発して、余裕を持って会場入りできるくらいでした。8人規模のオフと言うこともあり、すぐに人数はそろいましたが、いたストSPの話などを若干はさみつつ、開始は 10:00 くらいでした。


- 本戦 -

● 試合前

 試合前に「苦手マップ」の投票がありました。今回は学習オフとのことで、投票された順位によって、いつものマップスロットの確率が変化するという感じです。

 決まったストリートは、ドリームワールド(3)、スペースカフェ(3)、浮遊大陸(GK) でした。そのあとで、開票をしたところ、上位 2つはきれいに選ばれませんでした。しかも、スペースカフェは投票なしでの選出です。まあ、カフェが得意だというのは、あまり聞かないのですが。


● 1戦目 ドリームワールド(3)

 学習オフの復習と言うことで、今回はストリート紹介もちょっと詳しくやりましょう。1戦目はいたスト 3 のドリームワールドです。いたスト2から登場のストリートですが、3では別物に近いストリートになっています。

 いたスト2のストリート番号順で行くと、初めて空き地が登場するストリートということで、空き地の基礎が楽しめるストリートではあります。外周 4エリア、内周 2エリア、銀行まわり 2エリアの合計8エリアという、エリア数がやや少ないストリートです。

 いたスト3の場合は、サイコロが 7まで出るので、よりテクニカルなストリートになっています。序盤の空き地に何を建てるか、エリアの取り方、内周の使い方など基本的な部分を押さえることができます。いたスト 3 の場合は、外周のうち 2エリアを取るのが一番強力かという印象が、個人的にはあります。

 序盤は、全員がバラバラにお店がそろうまったりとした展開になりました。注目の空き地は、ヘリポート、税務署、コンビニ、料金所という、いたスト3では珍しい、バラエティーに富んだ組み合わせになりました。私は、珍しく税務署を建てています。

 中盤は、税務署が効果的に働きました。500〜700G クラスの収入が複数回転がり込んできた時点で、5倍買いされたわけですが、この時点で外周が十分経営できる流動資産を稼ぐことができました。内周よりの展開だったおかげで、バーチャル 3軒と、30%上がったマウンテンが 2軒という布陣になりました。

 注目のジェットコースターのカードは、その中盤に出ました。スピードコースは 3軒まで揃えられていたものの、増資なしの状態だったので、大きな支払いはありませんでした。この全員集合で流れが決まった感があります。

 総資産が 10000G を超えるころには、マウンテンエリア 3軒、バーチャルエリア独占まで持って行き、両方の株を 100株オーバーで持つ状態に、なおかつ相乗り株もしっかりと握って、ゲームを決めました。

 外周のうち 2エリアに高いお店があると、完全に回避することは不可能ですから、ちょこちょことした収入とインサイダーの利益でそのまま逃げ切りました。

 いたスト 3 の場合は、7まで出るサイコロの影響で、センターパークとミラクルエリアが若干弱くなったという印象があります。2つ目の外周がそろいだしたら要警戒でしょう。

● 2戦目 スペースカフェ(3)

 2戦目は、いたスト3 から登場のスペースカフェです。いたスト3の中でも、もっとも難解なストリートです。スイッチで回る中央のブリッジをわたりきるか、定員 1名のシャトルに乗らないと、マークのあるエリアに行くことはできません。

 このストリートは、同じエリアをぐるぐると回れるのと、資金に余裕があるのと、強力なチャンスカードが何枚かは言っていることから、事故が起こりやすいと言われています。事故が起こらなければ、長期戦になりやすいストリートです。

 序盤のシャトル合戦や、空き地合戦には大敗しました。結局自力で空き地を取ることができずに、あまりエリアもできないまま、まったりとお店をひろう展開でした。自分以外の全員が自家用ヘリをもつという、このストリートらしい展開になりました。

 中盤は、やはりシャトルの配置に悪意が芽生えてくるのか、なかなか周回がはかどらず、外周のお店がそろいだしてきました。今回は特にヘリポートが不調だったらしく、あまり有効活用しているシーンがなかったような気がします。

 すいせいギンザに独占が入った瞬間に 1800G の収入が 2回あったので、勝負はほとんどあったような感じでした。これに対抗するには、大円に税務署か、独占エリアが必要なのですが、きれいにトップに押さえられていました。

 最後の最後に、わくせいモールの 600G のお店が競売になり、独占のチャンスはあったものの、1600G くらいまでついてしまったので、泣く泣く引き渡すことに。勝負どころがあったとしたら、あのお店を指し値でもらってくるくらいしかなかったような気がします。

 結局、大円で株が買えたのとインサイダー回数の差で 2位で終了しています。

 スペースカフェは、ワンサイドになったときは仕方がないところもありますが、ある意味交渉のしどころが多いストリートなのかもしれません。まだまだ知らない世界があるような、そんな感じもします。


● 3戦目 浮遊大陸(GK)

 3戦目は、いたストGKから浮遊大陸です。銀行が 2つあり、5軒エリア 4つを含む 10エリアと、かなり広いストリートです。5軒エリアの空き地の選択や、銀行まわりとのゾーンがお店の取り方ではポイントになるでしょう。

 ストリートの特性としては、意地悪な位置にあるワープです。これに引っかかっているといつまでたっても銀行に戻れないという現象が発生します。その分、サラリーは高く設定されています。

 序盤は、2ターン連続でお店が買えず、2枚目に引いたチャンスカードが場合によっては大変なことになる 74番(2倍で強制競売)でしたが、お店がないので無効という珍しいことになりました。

 このストリートは 1500G しか初期所持金がないので、3周目からが本番になるのですが、有利な方向にワープに捕まったこともあり、比較的周回は早かったです。空き地は、ヘリポート、税務署が建てられましたが、同じサイドに宿屋、関所をはさむようにしました。

 この空き地のチョイスがなかなか有効だったようで、宿屋もいやなタイミングで 100G くらいに達していましたし、関所も勝負どころまでに 180G に育っていました。

 今回は、銀行まわりののびが遅かったのと、自分のエリアがはっきりと作れたというのもあって、楽な感じでインサイダーすることができました。2軒エリアも含めると 3エリアを渡り歩くように、相乗りを避けながらのインサイダーでした。5軒エリアで 13G 伸びるインサイダーになったのは大きいでしょう。

 終盤も、銀行で相乗り株を押さえて、4軒まで取られたエリアのヘリポートを 105番の5倍買いで落として、事実上ゲームセットでした。あとは、相乗りされても安全なリードになっていたので、そのままインサイダーして、54番で 100G を払って銀行に行ったら、サラリーで 2200G 以上入りゴールインでした。

 浮遊大陸は、いかに銀行に行けるかが重要ですが、銀行に行けたときに何をするかも重要だと思います。株を押さえ忘れて逆転されたこともありますし、逆にノーマークのエリアができてそのまま逃げ切ったりと、とにかく株で事件が起こりやすいです。狙えるものでもありませんが、チャンスカードも積極的に引きたいですね。


- 終了後 -

 2戦目のスペースカフェが長期戦だったのと、3つとも長期戦になりやすいストリートが並んだこともあり、20:00 くらいに終了になりました。MVP投票は、別卓の 3戦目の熱戦がそのまま反映された感じになりました。

 今回は学習オフということでしたが、個人的にはいろいろと学習できたかと思います。幹事の飛鳥川さん、キラフラさん、ヘルパーに回ってくださった、てくてくさんに感謝です。

 ちなみに、終了後は昼に行けなかったウナギをリベンジしました。安く上げるのも、豪華に行くのもどちらにでも行けそうな感じですね。機会があったら、途中下車して食べに行こうと思います。


トップ > コンシューマー > いただきストリート