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● 第6回 調布いたスト学習オフのレポート ●

 2007年4月29日、今年から昭和の日になりましたね。4月と11月の祝日でほぼ定例となっている調布オフですが、今年もまた迎えることができました。対戦結果は非公開のオフということで、簡単に概要だけレポートという感じにします。


 今回は、いろいろな事情が重なり、私のほうで出席簿、要綱、募集取りまとめなどをすることにしました。とりまとめをするにあたって、要綱で改変されていない部分をすべて改変し、調布オフにカスタマイズした形に設定しなおしました。

 基本的に関東オフと同じルールですが、マップの抽選方法が違うことと、結果が非公開な部分が差分になりますね。空き地のルールは、以前はさいたまオフに近いルールの記載だったのですが、実情と異なっていたため、関東オフ準拠にあわせています。

 出席簿については、アナログゲームオフの実績があるので特に苦労することなく作成しました。CGIを最新のものにするくらいでしょうか。あとは、募集を出して参加者を募って、確認メールを出してというのが一連の流れですね。

 調布オフでは、マップ選択は投票+スロットという感じになります。マップ数が GK 20個、3が 30個、SPが 15個なので、55+人数×9票での抽選ですね。投票されていないところが選ばれる確率はそこまで高くはない(が、それほど低くもない)ということになっています。

 たいていは人気順に選ばれやすいのですが、今回は投票のなかったものも含め、人気がそれほど集中していないものが選ばれています。

●1戦目 まちゅぴちゅ(3)

 1戦目は対人戦ではかなり久しぶりになる「まちゅぴちゅ」です。マップ選定されるオフでは選ばれにくいことから、ここと関東オフくらいでしかプレイされる機会のないマップですね。

 例のごとくマップ紹介をしましょう。6エリアからなる本土と、チャンスカードによって拡張される4エリアから構成されています。マップが拡張されていない段階ではまったくの一本道のため、基本的に買い物料勝負になります。
マップが拡張されると多少ルートの選択が出てきます。

 ほかの買い物料勝負のマップよりもさらに、3軒以上のエリアをいち早く作ることが大事になります。株が買いやすいこともあいまって、資金がだぶつきやすいため 5倍買いの基準がほかのマップよりもゆるいかもしれません。

 拡張部分は 6軒エリアで、空き地が2つ含まれるため、コンビニの取り合いなどが起こりやすいです。株価の上昇は比較的緩やかですが、コンビニがあれば 3軒でも大量の増資あまりを確保することができます。

 序盤こそまったりとした展開になったものの、マップが拡張されないうちに 3軒が乱立する展開になりました。当然買い物量狙いで早めの増資を仕掛けてきており、500G クラスの店が要所に出来上がることに。

 独占エリアもでき、分岐狙いでMAX増資が入ったのですが、これは迷った挙句 5倍買いで 3軒に。ここでの高いお店とのゾーン阻止のために空き地に予約が入ったりという場面もありました。

 両側の回避できない階段エリアが独占近い状態になり、3軒→独占をいったりきたりしていましたが、79番での独占が最終的な決まり手になりました。その後5倍買い→交換交渉でお互い独占に持ち込み、あとは買い物料勝負に。資産差があったこともありましたが、3500G のいただきをいち早くもらい、サラリー込みで目標金額突破。

 直後独占させたエリアを通過する必要がありましたが、チャンスカードで 53番を引いて強制勝利でした。53番でかつパターンは久しぶりかもしれません。


 今回は、時間のかからない展開だったため、機材の準備なども込みでまったりと昼休みを取りました。調布オフ名物といえば、うなぎで今回も一斉注文をとっての昼食に。最近、昼食の時間をまったり取れるオフはほぼないので、調布オフならではかもしれませんね。


●2戦目 カジノタウン(GK)

 2戦目は、こちらも久しぶりかもしれないカジノタウン(GK)です。一時期大量にプレイされていた時期がありましたが、めっきりプレイされなくなりました。

 縦 4ライン 8エリアと、横2ライン 2エリアからなる広いマップで、あみだくじの要領で進んでいきます。マップの名のとおり 4つもカジノがあります。最大出目が「6」と小さくワープもあるため、事故が起こりやすいマップとされています。

 あとは、空き地が多いことも特徴として挙げられるでしょう。GKの場合は立てられるものに制限があることもあって、最後のほうは仮設店舗とか商店しか残らないこともあります。

 序盤は、ワープに阻まれ、70番を取ってしまい出遅れて、増資に乗り遅れる展開になりました。お店自体はそこそこ変えていたのと、動物園があったこともあり、しばらくは自主競売で様子を見ることにしました。なので、中盤まではあまり大きな動きはできない状態でした。

 独占エリアが少なかったこともあり、全体的に展開が重くなってきたことと、銀行周りが 2軒ずつ担ったことから、無理にゲームを進めるようにどんどん動いていきました。

 結果としてパンダ動物園を含む 3軒と、独占という硬いエリアが完成しました。増資チャンスはそれほど多くなかったのと、独占エリアを高い目で 2回ほどスルーされたことはありましたが、気がつけば十分勝負ができるような状態になっていました。

 最後の最後で、銀行3マス手前のカジノでスリーセブンを出し目標金額突破。ところが、その直後に増資が入り再逆転されて銀行に入れない展開になりました。結局、そのまま 2位でゲームセットになりました。

 スリーセブンを出すと負けるというジンクスがありますが、今回はまさにそんな感じになりました。対抗策は下部を押さえることだったのですが、直前まで3軒でワンチャンスという状態からの 5倍買いと、銀行周りをスルーされたのでそのあたりは仕方がなかったかもしれません。

●3戦目 海底都市(GK)

 3戦目は、誰も投票しなかった「海底都市」が選ばれました。調布オフで、無投票当選があったのは確か 2回目だったかと思います(前回はスペースカフェ)。

 ルートの自由度が比較的高く、サラリーまでの距離が長いマップです。4方向2エリアずつと、銀行周りの 1エリアの9エリア構成で、すべて4件のエリアです。

 このマップの特徴は、お店価格の高さにあります。平均お店価格はフリーウェイに次いで 2番目の高さで、集会も長いため資金不足に陥りやすいのです。エリア数は 9個ありますから、序盤の資金繰りが勝負を分けることにもなります。

 あとは、比較的いいチャンスカードが多く入っていることでしょうか。方向転換やワープ系のカードはほかのマップよりもはるかに価値があります。サラリーが高いのも特徴で、時には勝負することも必要になってくるのです。

 序盤にトリトンセンターを2件押さえてからは、かなり楽な展開になりました。3周目にオクトファーム 3軒、マリンファクトリーの1等地を含む2件という展開になり、結果的に相乗りを楽によけられる形になりました。

 マリンファクトリーは証券取引所を含むエリアなのも大きいですね。ここを安全に通れるようにしておくと、株を買うことができるためよりやりやすくなるのです。

 さらに、要所のお店を自力で止まったり、チャンスカードなどで抑えられたりしたのが大きかったかも知れませんん。これにより、交渉でかき回すこともほぼ不可能な状態になり、5000G以上の差がついたため、2位争いの勝負に変わっていきました。

 結局、最終的にはマリンファクトリーに増資しようとしてできないまま、株買いで目標金額をこえ、そのままゴールという感じになりました。勝負のあやがあったとすれば、トリトンセンターの株買い増しを1週目で決断したことかもしれません。2回目の株価アップに加えて、チャンスカードで 300G ほど利益が出ましたから。


 今回のMVP投票は、スリーセブン負けで獲得しました。基本的に、負け試合を勝負できる形に持ち込んで負けた感じなので、MVPはうれしいおまけかもしれません。

 20:00過ぎにはすべての日程が終了し、アフターもやって解散となりました。ここのところ、時間が長くかかるオフが多いので、こういうまったりとした感じのものもあってもいいのではと思ったりしました。


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