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● 第7回調布いたスト学習オフのレポート ●

 2007年11月23日、前回からおおよそ7か月ぶりに調布オフが開催されました。今回も11月の祝日開催です。対戦結果は非公開のオフですが、簡単にレポートしていこうと思います。


 前回に引き続き、今回も Web周りのとりまとめをやっています。セルフ反省会は文末に持っていくことにして、簡単にルール説明を。

 前回からルール改正はありますが、基本的に関東オフと同じ設定です。今回はDSも対象に入っていた(が、プレイされなかった)ので、そのあたりのルールを追加しました。DSのルールは関東準拠ではありません。

 今回は、連休の初日ということもあり 3卓の構成になりました。調布オフでは3卓は初めてかと思ったのですが、第2回がおそらく3卓だったかと思います(記録は残っていませんでしたが)。3卓の組み合わせ抽選はしばらく組んだことがなかったので、自力で作ってみました。

 調布オフでは、マップ選択は投票+スロットになっています。マップ数は、GK20個、3が30個、SPが15個、DSが10個で、合計65個、人数×9票が加算されるので、今回は 108票が追加されることになります。

 誰も投票していない、いわゆる民意が反映されない可能性もあるのが特徴です(今回の場合、22%以上あるみたいです)。過去に2回ほど、そういうマップが選ばれたことがあります。

 大抵人気のあるものが選ばれるのですが、今回は一番人気がハズレ、1票が当選という展開になりました。そして、それなりに票は集めていたものの、DSマップは選ばれませんでした。

●1戦目 ナルビナ城塞(SP)

 1戦目はナルビナ城塞が選ばれました。これは1票だけ入っていたので、ぎりぎり民意が反映された形ですね。いたストSPからのマップで12エリア、50軒と最大級の規模を誇るマップです。

 大きなループが2つからなり、実質 6エリアを通るとレベルアップできるような形です。分岐は少なく買い物料勝負のマップですが、同じ所をぐるぐる回れるSPらしい部分もあり、それなりに時間がかかるようになっています。

 ここは、いち早く 3軒を作ることに成功し、増資でアドバンテージを獲得したまではよかったのですが、同じ周回をぐるぐると回るような形になったので、店数が偏りすっかり人気のない周回になってしまいました。

 また、このマップもエリア数が多いので、序盤で店がとれなくてもなんとかなるという部分があり、気がつくと店状況が一転していました。飛空挺乗り場もこのマップにしては活躍していましたね。

 こちらは、中盤で流動資産が切れ、5倍買いのチャンスもことごとくスルーし、安全な周回を回らざるを得ない状態になっていました。途中まで3軒が筆頭(のちに4/5軒に伸びますが)なので、買い物料もそこまででもなくなっていました。また、このマップは賞金もけっこう高いので、賞金獲得はそれなりの支払いであればペイするのです。

 序盤店どりの悪かったプレイヤーが気がつけば2エリア独占という状態になっていて、お客さんもそっちの周回に流れ安全周回を取られていました。こちらは、終盤でようやく4軒を作り、流動資産を目減りさせながらの増資で、誰かがはまるのを待つという気が遠くなるような展開に。要所でワープされたりしたのは大きいですね。

 最終的には、安全周回でぐるぐると回っているうちに、目標金額直前まで伸び、32番のお店価格アップでゲームセットでした。増資チャンスなどの状況はありましたが、コマ位置とお客の流れが状況の変化について行っていなかった感はありますね。

 終盤、要所の交渉でひさしぶりに指し値交渉をやりました。190株所有、独占阻止の増資済み 330G のお店を 2000G で売却しています。直接的にはあまり生きなかった形ですし、そこでもらった流動資産を使って増資したお店に止めているので、結果的に順位は上がりましたがもうちょっと早いタイミングで仕掛けた方がよかったかもしれません。

 あとは、他のプレイヤーに絡むので、調布オフのレポートでは特にコメントしないでおきましょう。

 他の卓では、目標を大幅に超えてゴールできずといううっかりがあったようで、これがMVPの決定打になったようでした。

 ひさしぶりにプレイしましたが、賞金額の高さにはびっくりですね。300+レベル×200なので、7レベルくらいで 2000G越えが見えたりします。今回のゲームでは 2300G が出ました。このあたりと、安全周回をぐるぐるとできるので、同じくらいの広さのフリーウェイとはかなり趣が違います。


●2戦目 スラリン(GK)

 2戦目スラリンは、けっこうひさしぶりかもしれません。GKのみで試合数の多かったころの関東オフでは時短マップとしてよくプレイされていましたが、最近はめっきり回数が減りました。

 9エリアからなるマップで、銀行周回と、マーク1つ、マーク3つに分かれています。このマップの特徴は、銀行周りの2エリアがそれなりに株価が高いことです。SP以降は特に銀行周りが安いので、注意が必要です。飛び地は定点ワープが入っているものの、扱いは難しいという印象があります。

 序盤から、高い店をつかんで軽く周回をして好調と思われたのですが、もっと好調なプレイヤーが出ました。上周回ではあるものの株価の安いスライムを自力で3軒にした直後に、チャンスカードで方向転換をゲット、そのまま株を購入して増資までできるというありえない展開で、一気にリードを広げました。

 高いお店ができたこともあったのと、スライムつむりも3軒になり全体的にお店が偏り重い展開になりました。そんな中、目玉に吸い込まれ、扱いが難しい目玉生活が始まりました。

 1周しただけ、スライムの増資に相乗りができなかったこともあり、流動資産は少なかったのですが、逆に逆転の目を見るために、お店を取り崩して、ワープも使って3軒に。直後に2倍で強制売却のカードを引いて、目玉だけ市価臣瀬名がない状態で、定点ワープの残りの店を押さえ4軒になりました。

 この時点で、相乗りされず、お客さんまで来るという状態だったのですが、それほど粘れず、防衛増資をやった程度で終わってしまいました。ただ、ここで得た資金とチャンスカードをいっぱい引いていたボーナスで流動資産ができたタイミングでチャンスカードで株を購入し、本格的に増資ができるようになりました。

 が、フィーバーはそこまで、外に排出されてからは店が1軒もなくかなり戦いにくい状態になりました。空き店を押さえるものの、交渉にもあまり使えず、飛び地に戻ることもなく、増資自体もあまりできませんでした。

 ゲームの方は着々と進み、22番で増資した店を売却、その他のエリアを3軒に伸ばすという暴挙に出られ、ワンサイドゲームでした。逆転の目は、目玉の定点ワープからの連続ヒットのみ(逆に飛ばれると5倍買いで4軒がキープできないため)という状況でした。

 その定点ワープのカードも自分で引いてしまい、そのままゲームセットでした。スラリンで飛び地が鳴かず飛ばずになるケースはよくあるのですが。

 展開的には、スライムつむりがもう少し早い段階で伸びていれば話は変わったかもしれませんが、あの流動資産からはあまり期待できないかもしれません。高いお店は1軒だけだったので、序盤のうちに捨て身で上を回るという手もあったのかもしれませんが。

●3戦目 雷平原(SP)

 3戦目は、順当に人気のあるマップが選ばれました。SPの雷平原です。3つのループと飛び地からなるマップで、同じループをぐるぐると回ることができるのが特徴です。これについては、さいたまオフ、千葉オフでは周回制限を設けていますが、ここでは特に制限はありません。

 2回連続で、エリアだけ取って勝利できなかったということで、名前を変えてゲームスタートしています。

 そんなこんなで、1周目から飛空挺乗り場を建ててぐるぐると回ったり、銀行周りのエイロージュが一気に3軒まで伸びて、前の試合と同じように序盤から周回しにくい展開になりましたし、店どりもけっこう固まっていました。こちらはお店自体があまり買えていなかったのですが、2周目前半で、吸い込まれるように飛び地に行くことに。

 どこかで見たことのある展開でしたが、雷平原の飛び地は2エリア構成であるものの、破壊力には定評があります。まだ手つかずの状態だったので、ここを足がかりにするしかないと思っていました。

 右上の旅の扉から入り、「2」が出たので一等地をゲット。ここは 820/163 の高いお店で 3軒でもかなりの破壊力があります。店が買えていない状態だったので、押さえない理由はありません。そして次のターンに振った目は「7」。うっかりした目を振ってしまいました。手つかずの空き地に到着です。

 伝説のコンボが作れるということで、ノータイムで「酒場」です。この場所から7マスは、どちらから回っても先ほどのお店にぶつかるのです。優勢な状態なら別の選択肢もありますが(逆に酒場側を独占されると怖いので)、なりふり構って入られません。その後2等地もゲットし、残りは空き地と80のお店だけです。

 この状態で、もう1人入り込んで、酒場方面を3軒まで伸ばされたのですが、なぜか 2人とも残りの2軒に止まれず、空だきするもののヒットもせずに外に出てしまいました。

 飛空挺乗り場からの飛び道具や、チャンスカードで空き地をピンポイントで取られるのが怖かったのですが、それもなく、適当に回った後でもう一度飛び地入りのチャンスが。ここで、自力で空き地に止まり飛空挺乗り場へ。その後、飛空挺乗り場に止まって、独占まで持っていきました。

 途中、全然空き地に止まれなかったときにスイッチマスに連続して止まり、問題のエリアは 80% 増しの状態に。そして、程なくして酒場に止まり、全員集合をかけました。

 「7」を出すと 1300Gの80%増しで 2000Gの所からいきなり収入があり、直後の増資チャンスで 80Gのお店をMAX増資、その直後にその店に踏まれるというミラクルプレイもあり、流れは完全に呼び込むことができました。

 その後、飛空挺乗り場の方に都合よく止まり、方向選択権をもらいつつ、増資したので 3200G のゾーンを張れる状態が何回かできあがりました。ここで全員の資産を削り、1人だけ流動資産を持った状態で店売りに持ち込ませてゲームが決まりました。余裕があったので、飛空挺乗り場で外に出て賞金と株を買うこともできています。

 今回は、外に出てからの復旧もかなり早かったです。全員が抜け出したタイミングで飛空挺乗り場に止まり、集合というコンボが 2回くらいありました。総資産が 4000G くらいの時期にそんなコンボになったため、ひどいロシアンルーレット状態になりました。

 「7」で3200Gにひっかかり総資産 3桁のプレイヤーがでて、そろそろゲームセットかと思われたところで、別のプレイヤーが同じ店に入り破産終了でした。

 今回は、かなりできすぎた展開でしょうが、あのお店と酒場のコンボがいかに凶悪かということが分かりました。SPの飛び地は他にもそんな感じのエリアがあったりするので、動向には要注意ですね。


 今回は、ひさしぶりの 3卓開催ですが、いろいろと今後に向けて参考になることがあったかと思います。

 事前準備では、今回は日程の都合があり宿泊の関係でいろいろと調整することになってしまいました。調布オフの場合、1日制のオフですし、場所の提供ができていない状態なので、要綱に書かず、自己解決でというのがいいと思います。

 出席簿は、一部文字化けするなどの問題があるため、メール送付だけは別の対策が必要かもしれません。手作業でそのまま送るというのも手ではありますね。

 マップ決めですが、機材準備/提供の関係もあるので、DSを対象に入れるのであれば、DS枠を作るべきかと思いました。この場合、1戦固定(1〜2戦目)でDSをやるという感じになるかと思います。スロットを2つ用意する必要が出てきますが。

 今回は、参加者の調整なども必要になり、ちょこちょこと動く必要が出てきました。多い分には調整できるのですが、不測の事態で足りなくなるのが一番厳しいですね。

 プログラム組まれているようなものなのでコメントしますが、昼食についてはちゃんと注文票を作って、注文を取るようにしましょう。時間もそれなりにかかって、幹事が出払うのも問題ではあるので、電話予約の方がいいのかもしれません。

 とりあえずは、こんな感じでしょうか。次回はゲームマーケットと重ならない時期がうれしいと希望は上げておきます。


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