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● いたストパーティー2nd ●

 2006年10月8日〜9日にかけて、いたストパーティー2ndが開催されました。7月の3連休に実施した企画の続編ですね。今回もそのときにプレイするものを決めてまったり楽しもうという趣旨の集まりになりました。いつも通りプレイしたものを中心にレポートしていきます。


- 開始前 -

 PS2をうすちいさいものに変えてから、機材提供の機会が多かったのですが今回はアナログゲームを持ってきて欲しいという意向があったようで、ひさしぶりに機材提供なしでした。PS2はすでに 15回ほど持ち出しており、古いマシンの関係もあり 50% 以上減価償却が終了しています。

 そういう意向があったのと、ちょうどいたストパーティーを意識して掘り出し物を落札したりしていたので、アナログゲームもひさしぶりに10を超えるくらい持ち込んでみました。

- 1日目 -

 今回は、ゆっくりと会場入りしたのですが、会場はまだ開いておらず待ち時間になりました。会場が開いてからは、機材のセッティングをすませてという感じですね。

●パルミラ [play:game]

 午前中にいたストと思っていたのですが、テーブルが埋まっていたのでアナログゲームになりました。手始めということでしたが、経済ゲームで掘り出し物の「パルミラ」をプレイしてみました。

 3つの交易品を購入/売却してお金を儲けるというゲームです。紙幣は使いませんし、交易品というテーマにはなっていますが、価格の上下動や配当の要素などは株式ゲームさながらという感じです。後に「モトリーフールの安く買って高く売れ」でリメイクされています。Kniziaの作品です。

 ルール説明をして、いきなりさあどうぞといわれると困るタイプのゲームではありますが、自分の手札と相談してものを買っていくという感じになります。1ラウンド目にいきなり 8 の配当が出たりと波乱含みの展開になりました。今回は 4人でプレイしましたが、流れに乗れないプレイヤーが若干きつい感じになりますね。

 品物を抱え込むこともあり、資金繰りもけっこうぎりぎりという感じです。このあたりは Knizia らしいところといえるでしょう。最終決算は、順番に1つずつ売却していくということもあり、売り抜けも重要になってくるようです。

 4人より、3人の方が面白いという意見も見たのですが、なるほどと思いました。人数が多い場合は自分で流れを作るというより流れに乗っていく感じになるのかもしれません。45分クラスの経済ゲームというのは珍しいですし、収束性もあっていい作品だと思いました。

 ツボが転がりやすいのと、カードの絵柄が地味というのがあり、リメイク後の作品も欲しくなってしまいました。両作品に共通して言えるのは、箱が無駄に大きいということだったりするわけですが。

●Take Stock [BGG]

 お次は、おそらく最新作のプレイレポートと思われます。アメリカで9月に出たばかりの新作をプレイしてみました。当然のごとく日本語訳付きでは出ていないわけで、英文ルールを翻訳しました。5つの会社について、株価を操作したり株券を取得したりして利益を出すというカードゲームです。

 ルール自体はそんなに難しくないのですが、例外が少々あったり、イベントカードがあったりするので、リファレンスシートをまとめておくと説明しやすいかもしれません。

 ルールを見たときには「フリンケピンケ」に近いかと思ったのですが、もっと株価がダイナミックに変化します。株式確保のルールがあったりするので、こちらも流れに乗るゲームではあります。ゲームの終了条件となるカードは押さえられやすいため、イベントカードでの終了条件の方が起こりやすい感じがします。

 手札の巡り、イベントカードの選択というのもあるので、引きに左右されるところはありますが、カードプレイの悩ましさや、株を確保すると手札が減って動きにくくなるあたりが、悩ましいところです。ストックオプションのルールがうまく引き立てていると思います。

 意外とプレイ時間はかかって、4ラウンドで 60分弱くらいかかったかと思います。今回は 4人なので重めの展開になりましたが、人数をもっと多くすると軽い展開になるかもしれません。逆に3人くらいでこってりとプレイするのも面白いかもしれません。

 まず、箱が無駄に大きくないというのが評価に値するかと思います。ラウンド制でプレイされるので、得点はメモを取った方がいいかもしれないですね。あと、カードの状況によっては足の引っ張り合いで大不況になることもあったりします(今回は4ラウンド目がそうでした)。

 ここで昼食をはさみました。近くのつけ麺のお店で堪能してきました。今回の裏テーマは外でゆったりとおいしいものを食べるというのもあったりするわけで。

●タブラの狼 [play:game]

 今回のメイン企画のひとつですね。前回のいたストパーティーで人気を博したため、目玉の企画として登場することになりました。

 1戦目は、占い師を引いたのですが、いきなり1日目、2日目に連続で狼を引き当てました。2日目に狼側の投了でゲームセットとなり、いいルール説明になってしまいました。リアル人狼プレイヤーが2人入っていたので、ターンの進め方など参考になりました。

 2戦目は、村人でのプレイ。占い師も、霊能力者も 2人ずつ出て、誰かが騙りという状態に。予想が割れずに、判断がつきにくい状態になっていました。ちなみに、最初の占いで白確定になったため最終日まで生き残ることになりました。

 ゲーム中、うっかり役割カードが見えそうになって吊られるとか、真占い師が指定ミスをするとかがあったようですが、狩人が1回襲撃阻止をしたこともあり、4人中3票を集めて最後の狼を吊ることに成功し、村の勝利でした。

 3戦目は、狩人だったわけですが、いきなり占い師3人で、霊能力者なしという変な展開に、しかも 1人だけが黒を出していました。実は、今回も真占い師が狼を引き当てていたのでした。

 結果、真占い師の予想した狼を吊って、グレーゾーンを吊ってという感じで絞り込みに成功して、村人側の勝利でした。

 今回は、人間側3連勝でしたが、うち 2回が占い師の一発ツモがあったというのはありましたね。ファミリーゲームとは対局の位置にあるパーティーゲームですが、伝統ゲームとして受け継がれるのも分かるような気がします。人狼の世界は(いろいろな意味で)奥が深いですね。

●世界樹(SP)

 いたストをプレイしていなかったので、このタイミングでプレイしました。クリスタルカップ対策ということで、世界樹(SP)を2卓でプレイしました。

 序盤こそ事故は起こらなかったものの、2週目あたりからだんだん店状況が怪しくなります。右半分の3エリアががら空きになっていたり、ぎんこう下のじんめんじゅがいち早く3件になったりという展開でした。

 じんめんじゅは、若干増資スタートのタイミングが遅かったもののエリアの強さもあり、歩きにくい展開に。その頃私は、右エリアを 2件-2件、左のミノーンを 2件にして、全方向で攻める作戦に出ました。ところが、右のおばけキノコとマンイーターの高い店を最下位のプレイヤーに押さえられたあたりから、すっかり展開が遅くなりました。

 エリア配置的に有利かと思われたものの、展開が遅くなっている間に 5倍買いで銀行周りが伸び出したりして、うかうかとはしていられない展開に。そんなタイミングで交渉合戦が始まりました。

 最終的には、左がピクシー3件、リリパッド独占、中央がいっかくうさぎ独占、じんめんじゅ独占、右がおばけキノコ独占、マンイーター3件、おおめだま独占とどこも歩けない展開に。

 2600G を振り込んで 3100G をもらうような買い物料勝負の展開になりましたが、若干買い物料の安い左側に人が集中し、じんめんじゅとのゾーンが成立している間に目標金額を突破し、そのまま逃げきりになりました。

 こんな買い物料勝負の展開も、このマップの展開のひとつですね。交渉ひとつで一気に歩きにくくなり、買い物料が若干や水泡に人が流れやすくなるというのが特徴ではあります。あと、ホークマンとスイッチを押さえるのもこのマップでは重要になってくるかもしれません。銀行周りが伸びるタイミングが早いと長期戦になりやすいですね。


- 一日目終了後 -

 1日目終了後は、恒例のカツです。いつものとん亭はおそらく今年10回目になるでしょうか。TVに紹介されたばかりということもあり、メニューが限定されていました。昼ご飯が多かったので塩カツ丼にしましたが、やはりおいしいですね。

●オリジナルゲーム(名称未決定)

 宿舎の1ゲーム目は、本邦初公開の超新作を出してみました。まだまだ調整中のため詳細は秘密にしておきますが、とりあえず出せないような作品ではなさそうな感じですね。あとは、いかにオリジナリティを出すかと荒削りな部分をとぎすませていくかでしょうか。TGFに向けた流れのひとつになりそうです。

●冷たい料理の熱い戦い [play:game]

 2ゲーム目は、掘り出し物から「冷たい料理の熱い戦い」をプレイしました。今回は TGIW和訳のルールも持ってきていたのですが、楽しげな訳文もこのゲームを引き立てる要素となりました。

 雰囲気を楽しむゲームではあるのですが、1点や2点のゲンナリ皿になると一気に足が遅くなったりとか、そのあたりの兼ね合いも楽しいゲームなのです。

 ちなみに、このゲームはオークションで競り落としたものなので、最後の最後に値段当てクイズをやってみたりとか。落札価格とロストボールにならなかったのを見ると、相場観は大きく間違っていなかったといえるでしょう。

●シティープラン(第2版)

 人数もそれなりだったのと、ネタをけっこう使い切ってしまった感があったので、ひさしぶりに出してみました。「このカード見たことがない」→「それは見せたことがないから」というコンボもあったりしましたが、何にせよバランス調整としては詰めの段階です。

 初プレイの方もある程度混ざっていたりしたので、全体的に重い展開になりました。このゲームの場合、最速は10ラウンドほどですが、重い展開だと 15ラウンド近くに及ぶので、けっこうプレイ時間が変わったりします。展開よりも長考すると長引きがちかもしれません。

 最終的には、速攻と特殊施設のぶつかり合いになりましたが、わずかに特殊施設の方が得点が上になりました。微調整をして得点を上げたシティーホールが勝負を分けたかもしれません。

 なお、このゲームはTGFでは第2版のデザインになる予定です。イラストは変わりませんが、カードのアイコンなどを変えるかと思います。

●とらぶるスクール [play:game]

 おおよそ 0:00 を回ったあたりということで、この時間にプレイするにふさわしい作品をやってみました。まったりとした時間までゲームをする機会が少なかったので、プレイするのは久しぶりかもしれません。

 3人で4回ほどやりましたが、やはり場の流れにはあらがえないものがあります。こういうのはテンポよくさくさくとプレイするのが一番ですね。やはり、整理運動とかまったりとしたいときに効果を発揮するそんな作品でした。


- 2日目 -

 2日目は早起きするといいことがあるということで、いつも通りプレイしたゲームを投稿したりしていたら、メンバーが集まってきました。ちなみに起きた時間はいつもよりも遅いにもかかわらず、なぜか寝不足状態になっていたりとか。

●タングラムプラス [play:game]

 メンバーが集まるまでの間で、ざっくりとプレイしてみました。畳敷きの部屋でプレイするのは初めてかもしれませんが思わぬところで、ピースが立ったりして趣のある感じですね。

 このゲームの魅力はすぐにプレイできてすぐに終わることと、ぎりぎりのところでピースを埋め込んで大逆転というところでしょうか。個人的には2人ゲームの選択のひとつとしておすすめしておきたいところですね。誰でも楽しめるというのもありますから。

●オーナーズチョイス [play:game]

 4人まで集まったのでプレイしました。前日も会場でプレイされていたのですが、私は参加していなかったので。株を売買しつつ利益を上げていくという経済ゲームですね。

 今回は、YELLOWの株がいきなり下がって始まったり、肝心なところで全然値段が上がらなかったりしたことから、中盤までほとんどのプレイヤーが原点ぎりぎりというくらいになっていました。サイコロの目に翻弄されやすいというのはこのゲームの特徴ですが、展開次第ではこういうこともあるのです。

 後半戦は、それなりに株価が伸びて行きましたが全体的に大きな動きはなく、おとなしい展開になりました。こういうときはファンドダイスにたまった現金や、社長ダイスのボーナスが勝負を分けてくるみたいです。最後のイベントは100の収入で終了しましたが、実は最善手が出ると大逆転があったりしていたみたいです。

 好き嫌いが分かれそうな作品ですが、これだけの時間でこれだけの濃さの経済ゲームがプレイできるのは評価に値するのではと思います。なお、いろいろな人数でプレイした結果、5人はターンが回ってこず、3人以下はトップを止めにくいということで、4人が最適なのではという意見が出ていました。

 ここからは、会場でのゲームになります。9:00 からスタートですが、思ったよりゲームの数は少なかったかも。

●ダイヤモンド [play:game]

 会場では、準備運動と言うことで「ダイヤモンド」をプレイしました。大抵4人以上であれば何人でもOKの引き際だけが大事なゲームです。パーティーゲームの様相は強いですね。

 1ラウンド目がそれなりに長く続く鉱山だったので、得点の差がついたのですが、2ラウンド目は短く、3ラウンド目に至ってはありせんでした。まあこのゲームではたまに見られる光景なのですが。

 4ラウンド目からはそれなりに続いていたので、最終ラウンドが勝負の分かれ目になりました。こういうときに限って、しっかり長いストレートがあったりするものです。トップ争いも熾烈ですが、それ以上に上位との我慢比べもまた重要になってくるのです。

 このゲームは、ルールも簡単でおしなべて誰でも楽しめる類のゲームですね。人数範囲も広いですし、工夫すればけっこうコンパクトに持ち運びができるので、持っておいて損はない作品かと思います。

●シャドウハンターズ [play:game]

 2日目の目玉でしょうか。人数の都合で「人狼」がプレイされなさそうとのことだったので、こちらがプレイされました。シャドウとハンターの抗争で相手サイドを全滅させるのを目指すのですが、独自の勝利条件を持つニュートラルも何人か混ざっています。自分が誰なのかは、最初は秘密の状態です。

 ルール説明を一通り聞いて、8人なのでハンター3人、シャドウ3人、ニュートラル2人という構成でゲームスタートです。序盤は、情報がなくむやみに攻撃をしても同士討ちになったり、陣営がばれたりしやすいので、おババカードで相手の情報をつかんでいくという感じになりやすいですね。

 いきなり最初に、相手の正体が分かるカードが出てきたり、条件付きで自分の正体を明かさなければならないカードを引いたりと波乱があったのですが、この時点で大きな情報操作があったりしました。とかく、中盤まではおババカードの情報で手探りに進めていくという感じになるのです。

 私はというとニュートラルだったのですが、なぜか自分の元にカードが集まりました。「しかしなにもおこらなかった」の連発になったので、実はカードの無駄遣いだったりするのです。ニュートラルの勝利条件を満たさないようにする必要はあるのですが。

 中盤以降は、情報を元に相手を攻撃していくのですが、この攻撃で敵味方の関係が分かってきて、ゲームが終了に向かいます。序盤の誤情報がここに来て影響を及ぼすことに。ハンター側が、シャドウ側のHPを削って数を減らせるチャンスのところで、ダメージを与えるかもしれないカードが出てきて、HPに余裕がある方を削る作戦に出たのです。

 攻撃自体は成功して3ダメージを与え、初の犠牲者が出たわけですが、これがニュートラルの勝利条件に。一人勝ちになりました。序盤のシャドウの誤情報から、ハンターを攻撃してじぶんをシャドウと見せかけておいて、攻撃してもらうという作戦が功を奏した模様でした。

 シャドウ側、ハンター側は情報戦からのシフトがありますし、ニュートラルは自分の目的を悟られないように、勝利に近づいていくという方法になります。独特の流れではありますが、このダイナミズムがこのゲームの面白さですね。

●いたストカードゲーム

 昼食をはさんで、メンバーの関係で簡単なゲームをプレイすることに。かなり久しぶりの「いたストカードゲーム」です。バッティングを避けつつ欲しいお店を手に入れていき得点を稼ぐというゲームです。

 今回は、カードの流れもあり貧富の差が思いっきり分かれました。カードを取れているプレイヤーにリーダー独占が入ったのと、とれていないプレイヤーにバブル崩壊や火災発生が飛び込んできたというのはありますね。リーダーのカード配置はけっこう勝負を分けるわけですが、独占狙いの時は、あえて独占崩しというのも上位のチョイスとしてはあるかもしれません。いや手札がいうことを聞かないことも多いですが。

 最後の最後は、バッティング狙いで得点を取りに行く作戦に出たのですが、それもトップにとられて 12000点越えのトップが出ました。ちなみに私はお店が買えない病になってわずか 2枚、1300点でした。人数的には 4人くらいの方がいいかもしれませんね。

●万里の長城 [play:game]

 お次は、新作のうちプレイしていないものをということでFFG版の「万里の長城」をプレイしました。これは、できればいいかという程度だったのでルールの翻訳はせず、英文ルールを直接確認する感じにしました。Knizia の配置決算系のゲームですね。

 得点タイルはランダムで引かれるのですが、今回はこの流れが悪く変な展開になってしまいました。序盤こそ5点、7点の高得点のタイルがそれなりに出たのですが、中盤から終盤にかけて 4点以下のタイルしかでないようになっていました。こうなると、カードを温存した方が明らかにいいと言うことで、全体的にカードが余る展開に。

 最後の最後で、高得点のタイルが出てきており、みんな手札を温存していたこともあり、こういう展開だとものすごく重い展開になるのは想像できるでしょう。結果、テーブルからはみ出さんばかりのカードが出たあげくに、引き際がなくなり半数が得点計算されないという展開になりました。座り順の関係で得点計算を選んだものの差で順位が決まった模様です。

 今回は、展開が極端というのはあるにせよ、ダウンタイムのあるゲームなので、5人はちょっと多いかもしれません。3〜4人でやってみたいところですね。

●飛空挺(SP)

 今回も、午後の時間までいたストをプレイしていなかったので、ここでやりました。マップはクリスタルカップ予行演習ということで飛空挺(SP)をプレイ。ここもプレイ感が独特のマップで、SPの中では個人的には好きな場所ですね。

 序盤からそれなりにお店が買えて、右に2件ずつ、左もレッドローズが2件という展開になりました。あと、木の店でのインサイダーに成功して序盤から大きなアドバンテージを得ることに。

 右は序盤から3件に伸びていたのですが、空き地が1件とれない状態。なおかつ3件所有者が右の飛び地に捕まってしまい、原点を割るような状態まで下がりました。が、この展開が最終盤にかけて大きく影響してきたりとか。

 左の飛び地も3件まで伸びたものの、神殿が押さえられているという所有者にとってはイヤな展開ですね。あと、株が押さえられやすいのもこのマップの特徴ではあるのです。

 中盤までは、持っている2件、3件のエリアをどんどん増資ししてリードしていきました。レッドローズまで伸びれば相当堅い展開だったのですが、5倍買いに阻まれたりして、そこまでうまくはいきませんでした。右の飛び地は無理無理独占されたわけですが、増資が完了したころに飛び地に捕まり、他のプレイヤーに追いつかれるハメに。

 なんとか脱出して、株を買い戻すものの、本土に戻れないうちに資金を貯められて左側が高くなり、レッドローズを押さえることが不可能な状態に。ここから、インビンシブルが独占になり株をためて目標突破目前までのばしました。この時点でもリードをしていたのですが、右サイドのプレイヤーの大敵になる飛び地へ飛ばされるハメに。ここで若干現金を削られたのが大きいですね。

 あとは、チャンスカードが1巡する直前に 96番でラグナロクに全員集合に。神殿で 2200G を落としたのも大きかったですが、全員に脱出されてラグナロク所有者はトップまでは届きませんでした。

 これで、インビンシブルだけでは届きにくい展開になり、なおかつ客足が完全に左に流れてしまいました。右のプリマビスタは独占に戻っていたため、そこから買い物料が入って逆転されてそのままゴールでした。

 感想としては、右回りは飛び地が厳しいと言うことと、左回りのプリマビスタは強力ですね。歩きやすさでいうと左側のほうが格段に強いというのが、個人的な感想です。

 裏番組は、4時間半に及ぶ超長期戦でした。100ターンを超えて、資産グラフが表示しきれないほどになったのですが、この勝負驚きの幕切れが待っていました。

 暫定トップのプレイヤーが株を押さえた状態で 24500G を超えており、賞金が入って無事に回れれば終了という展開になったのですが、ここで思わぬ場所に増資が入り、25500G に資産が伸びていました。次はトップのターン、銀行手前の休日マスにいたということで、ゴール確定での決着になりました。


 この時点で、20:00 を回っていたので、終了となりました。2日間遊び尽くしました。ネタ切れになったのは珍しいですが、それだけいろいろとプレイできたと言うことでしょう。次のパーティーも参加したいと思うので、そのときはまたよろしくお願いします。


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