2004年4月22日、第2回とんかつオフがおこなわれました。前回のとんかつオフからわずか 2か月ちょっとと、かなりスパンが短い開催になりました。今回は、お仕事の都合もあって出られるかどうかがかなり微妙だったのですが、うまくスケジュールがあったので参加となりました。今回もオフの様子をレポートしたいと思います。
9:00 ちょっと過ぎに、会場に到着しました。設営もすんだところで開催前のネタ披露の時間ですが、今回はたけさんが面白いDVDを持ってきました。「ペアジャンプ」のDVDですね。
かなりネタ色が強い画像なので、ここでの紹介は省略しました。久しぶりに思い切り面白い画像を見せていただきました。これは、オフ開始前からかなりいいものを見ましたね。
というわけで、本線です。今回は、3卓に拡張されました。ここでとんかつオフのルールがいようについてちょっと説明を。
ストリートは事前に決まっています。今回は、クローバランド、マーメイドシティ、太陽系の 3つです。全体的に、時短マップ、時間のかかるもの、それ以外から1つずつ選んでいるようです。G1ではあまり当たっていないものなどを中心に選んでいるとのことですね。
今回は、資産達成率(0%〜100%で 5%刻みで評価)と順位点からポイントを割り出しています。このポイント制の場合、トップを取ることが大事ですね。あとは、時間制限でしょうか。今回は 1戦目から順に 2時間40分、2時間10分、3時間10分の制限時間があります。
時間切れになると、交渉不可の追加ターンが 10ターン与えられます。時間切れの場合はその時点でゲームセット、順位点と資産達成率は終了時点のもので計算されます。
組み合わせは 1試合目がランダム、2試合目からはポイント順のスイス・ドロー形式ですね。実力の同じくらいのメンバーが当たることになるのですが、同じプレイヤーと当たりやすくなるということもあります。テーブルポイントはないのですが、トップを取ると有利な得点形式なので、2連勝することはかなり大きいですね。
とりあえず、とんかつルールの概要はこんな感じです。さて、クローバランドの紹介へ移りましょう。
クローバランドはいたスト2 からのストリートで、クローバの形のマップが特徴的です。8まで出るサイコロと銀行からの分岐の自由さなど、空き地はないものの、特徴的なストリートですね。
序盤はあまり店を買えない展開になりました。しかも優秀な銀行周りのセントラルリリーを 2軒にされて、やや厳しい展開になりました。2周目から店が集まりだし、2軒エリアができてからこまめな増資という展開になりました。
序盤のポイントはなのはなベイの増資でした。2周する間に相乗りを含めて 7回ほど株を買っていたので、400Gほどの増資で 8G の値上がりになりました。これで、1200Gほどの儲けを確保したのが結構大きかったですね。
その後、2つの葉っぱにエリアを散らす形にしたところで、全員が独占エリアを作る交渉になりました。結局分岐からとおいエリアがすべて独占状態になり、終盤は買い物料勝負の展開になりました。マップの構造上、一等地にグランドタワークラスの店が建っていたのですが、お客様がきたのは、私の奥まった店にあるデパートでした。
1500Gクラスのお店ですが、2回ほど買い物料が入り、19700Gまで伸びて、そのまま何とか逃げ切りました。最後ので目が小さいとちょっと危なかったのですが、何とかなりました。
順位にもよりますが、特に逃げ切る場合は、グランドタワーよりデパートを数多く建てることの方が大事だと思いますね。
2戦目はいたスト3 から、マーメイドシティです。中央の橋がスイッチによって左右に動くという仕掛けのあるストリートです。ルート取りの自由度が橋の動きに依存することと、エリアが 6個しかないので3軒から独占をいかに集めるかにかかってきます。
1周目はあまりお店が買えない展開でしたし、高めが押さえられていたものの 3軒エリアを作られたりと厳しめの序盤でしたが、1周目の半周終了時点で増資した買い物料 120Gのお店に 2回収入があったので、比較的有利に進められました。
相乗りをしたり、2つある 2軒エリアを細かく増資したりしながら何とか食らいついていきましたね。全体的に店が集まらないときこそ、細かい株の扱いやこまめな増資が重要になってくるのです。そうこうしているうちに、最終的にはかなり店が多くなりました。
中盤の手詰まり状態があったのですが、店売りで空き店になったイルカよこちょうの一等地、オルカラーメン(680G)を自力で集めてからは、一気に攻めに行きました。2軒インサイダーで 150株を集めていて、変動率も上がった状態からの3軒でしたし、橋の位置がよく99株を買い足してからのインサイダーの目を一発で出していました。
さらに、道すがらにあった増資チャンスの 2軒のお店をどちらも自分で踏むということまでやっていました。250株で 15Gほどあがるので、1回の増資で 3750Gほど、3回チャンスがあったので一気に 10000G以上をこれだけでもうけました。結局、ワンサイドな展開になって相乗りで引き上げてもらってゴールになりました。
2軒エリアからの粘りのインサイダー、一等地含む 3軒を集めると、このストリートで大事なところをしっかりと押さえられたのが大きいですね。これで、2連勝して決勝卓に残りました。
ちなみに、ほかの卓ですが、この試合ではじめて制限時間超過が出ました。19000Gを越えた時点でだったので、10ターンのうちに決着はつきましたが。あとは、対角線上の 2エリアがきれいにゾーンになったのも始めてみました。4人に対して 6エリアと狭いだけに 3軒エリア 2つでもかなりプレッシャーになるのがわかりました。
2連勝は自分だけだったので、かなりいい条件の決勝卓になりました。4位でも 13000G以上資産を稼げば OK という展開でしたから。3戦目は、太陽系でした。
いたスト2からのストリートで、左半球に似た形のマップですが、サイコロが 7までしか出ない、空き地が多い、高い店が多く奥まった場所にあると、違いは大きいですね。
序盤はいきなり出遅れました。まずは、関所と宿屋のゾーンになっているところで 100G均一を引いてもらったのですが、自分の宿屋にはきてもらえませんでした。直後、コンビニインサイダーに乗り遅れました。これで 800G 程度の差は付きますからね。空き地もそんなにいいものが買えませんでしたね。
ただ、1周目の途中で 2軒にした銀行周りを、サラリー直後のインサイダーに成功しました。途中で買った株をキープできたので、150株程度のインサイダーになり、サラリー直後に 600Gの儲けを叩き出しました。これは 2周目頭としては破格ですね。
その後、お店は多少買えたものの決定力にかける展開でしたね。相乗りをちょっと成功させつつ粘ってはいたのですが、4000Gほどの時点で納税、納税したときは 5倍買いもついてくるので、一気に流動資産が厳しくなりましたね。
中盤は 3軒エリアの撃ち合いでしたね。こちらも交渉で、増資あまりの大きいエリアを渡す代わりに銀行周りを集めて3軒のインサイダーを開始。はじかれたお客さんを拾うという形に持ち込むつもりでした。
が、悲劇はそのあとに訪れました。3軒エリアにつっこんで 500G 程度の支払いが確定するので取っていないマークを取りに、高級デパート方面に足を延ばしました。高級デパートのほかは 250G程度の支払いですから、1回くらい入っても十分にもとがとれるという判断ですね。
分岐に入った直後に空き店を代われて独占に、これで高級デパートはグランドタワーにアップしました。さらに、出足が壬生って居留守記に増資までかけられて、目の前のお店が 6750Gに。直後のターンのダイスが大失投で、大きなホームランになりました。店売りにはならなかったものの、4000Gまで総資産が落ちたうえ、トップが 20000G近くまで載せてゲームセットになりました。
殴り合いのときはやすいうちに抜けるというのがあったわけですが、それが裏目に出ました。まあ、勝負しに行かなければどちらにせよ高くなるのは確実でしたから、しょうがないところはあったのですが。これは、破産しなかったし、店売りで変に延長しなかっただけでもよかったというべきでしょうか。
結局 1位、1位、4位で総合 2位となりました。G2の総合 2位はこれで、3回目だったりしますね。
最終戦が、中盤の展開のまま終わってしまったので、エキシビジョンの時間はありました。アメリカ大陸をプレイしています。エリア自体はかなりとれたものの、最後の一押しが足りなかったですね。
サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、テキサス、ハワイがあつくなるという展開でしたが、フタをあけると最大いただきが 1000台と実にアメリカ大陸らしい展開になりましたね。
試合終了後は、恒例のとんかつの時間でした。今回は 13人だったのですが、「いつもの」を頼みました。13個のとんかつが準備される姿はかなりシュールですね。今回は予約を取っていたこともあり、かなりスムーズに行きましたね。
翌日は、いろいろと準備するものがあったので、私はこの時間で帰宅しました。帰りがけはキラフラさんといろいろと話しながらでした。
第2回のとんかつオフでしたが、小規模のオフならではの楽しみ方になりました。G2として認知されつつあるので、今後ともカツともども楽しみにしています。さいたまオフに続き G2 が増えることはいいことだと思いますね。今回も一緒にプレイしてくださったみなさま、ありがとうございました。