2001/8/2 11:00 〜 20:45 で「例の企画」の第3回が行われました。今回もプレイしたゲームを、展開を入れながら紹介しようと思います。
1品目は、すでに「例の企画」では恒例となった「いただきストリート」です。今回は、いたストオフの調整も兼ねて行いました(といっても、普通にプレイしただけなのですが)。プレイしたストリートはスラリンです。
序盤は、いきなり1の2連発でスライムつむりが 2軒になったり、メタルキングとキングスライムの高い店を押さえるプレイヤーがいたりと、多少波乱含みの展開でした。
1周目の終わり頃、高い店を押さえていてほとんどお店が買えなかったプレイヤーがチャンスで 33 番を引き、アストロン金庫店(800G)を3倍で売却、一気にトップに躍り出ました。その一方、外側上部に 2軒エリアができたりしていました。
1周目終了直前の、残り流動資産 500G ほどで目玉(ホイミスライム)に突入したプレイヤーがいました。他のプレイヤーがほぼ 1周する間脱出できないでいました。
中盤は、スライムつむりの2軒を 100株程度で増資し、そこにお客さんが来て有利な展開になりました。そのプレイヤーは、上部のスライム、メタルスライムをともに2軒ずつ持っています。対抗勢力としては、先ほど 3倍で手放したアストロン金庫店を買い戻し、メタルキングを2軒にして株をためはじめたプレイヤーがいます。
私は、キングスライム 2軒、バブルスライム 2軒、スライム 2軒とバラバラに持っていて、スライムの増資を少々したところでした。サラリー直後にスライムつむりの 330G を踏んでちょっとつらい展開になっていました。
終盤は、スライムつむりを持っていたプレイヤーが中盤以降伸ばすエリアがなく、メタルスライムを 5倍買いして、むりやり3軒にしつつ 300株近くをためていました。その一方、メタルキングと、キングスライムにお客さんが何回か入り、メタルキングのお店を5倍買いして、200株オーバーの3軒にしました。
私も、バブルスライムの安いお店を 5倍買いで切り崩して、200株オーバーで独占に。さらに、序盤から目玉に飛んでいたプレイヤーも、スロットでスリーセブンを当てた資金で株を買い足して 100株で増資をしているうちに独占に。誰が勝ってもおかしくないような展開になりました。
最終的には、2着の私がメタルキングの 1000G オーバーの店を踏んでその資金で増資されてゲームが終了しました。株もうけが 13000G オーバーで 2着というのもなかなか珍しい話ではあります。
2品目も結構恒例となった「天レス」です。今回のマップはサンクチュアリでした。シェフは選んだのが早いほうから、笠井、周、舟森、ヤナケアーノです。私は、舟森を選びました。
目覚め前は、笠井が 1200G オーバーのメニューを乱発し 3品も完成させる一方、舟森は安いメニューしか立たず、1200G オーバーはなし。周とヤナケアーノはなかなか料理を完成できずに、笠井がそのまま走った感じになりました。
目覚め後も、しばらくは高い料理も高いテーブルもできずに、そのまままったりと周回。全員所持金が 10000G オーバーとかなり余裕のある展開になりました。タイムスリップも出たので長期戦の様相です。
中盤からテーブルがまとまってきて、所持金ではヤナケアーノのプレイヤーが若干リードしていて、序盤抜け出していた笠井のプレイヤーがヤミ料理しか作れずに、ハイラーンも不発に終わり、シャトーブリアンステーキ天空ソース(6000G)もヤミ料理に落ちて、後退していました。
終盤に、ヤナケアーノがリーチからの変化でチキンソテーアルシデュク(2400G)を作って最高料理に。テーブルは、トップが舟森のテーブル、ほとんど同じ金額で笠井のテーブルが続いていました。ギャルソンバトルによって、テーブルトップが入れ替わり、2位にヤナケアーノのテーブルが入ってきました。
6000Gのテーブルが並ぶ16時台に、舟森にトラフグが入り、海で大トロを手に入れ刺身2点至福盛り合わせ(2200G)のリーチに、時間の都合上これを発展させずに完成させて2位の料理に。最後は、ヤナケアーノのプレイヤーが周のプレイヤーに 7000G を振り込んで、僅差になったところでゲーム終了。
最終結果は、わずかに所持金が多く合計 13000G のボーナスで、ヤナケアーノのプレイヤーが勝利しました。1位から3位までの差は 4000G ほどと、高額料理の 1つや 1回の振り込みで変わってきたところだったと思います。
今回は、全般的に動きの少ない地味な試合でしたが、慣れてくるとこんな感じになるのではないかと思いました。プレイ時間は 3時間45分とかなりかかりました、「例の企画」ではすべてのゲームでタイムスリップが起きているのでこんな感じになるのでしょう。
3品目は「例の企画」初登場の「タワードリーム」です。メンバー的にアクワイアを知っている人がほとんどだったので、それと対比させながらルール説明をしていきました。
序盤はいつも通りに会社が乱立する展開になって、タワーもいくつか建ちました。序盤の時点で残りそうな会社は、レベルの高い松越と、独占会社から参入されたマリオ物産、タワーが建っていて3レベルのホープ軒がありました。
まわりにつぶされそうな会社は、マリオ物産には、ウニ道楽、さくらTVなど4社くらいが、ホープ軒の近くには独占会社のポラーリ、新日空、バブル証券などがあります。
私は、松越のサブと、ホープ軒のトップ(タワー付き)、ちどり運送の暫定トップ(誰もフロアを建設していない)、ポラーリの独占などがありました。
中盤は、マリオ物産に他の会社をどんどん合併されて資金を稼ぎ、早々とウッボーにしてしまいました。この時点でマリオ物産のフロア数は 2人が 20弱でほぼ同点でした。
逆にホープ軒と松越はなかなか合併できずに、広がらないでいました。ここで、ホープ軒のタワーをつぶすために松越に合併し、松越がウッボー直前になりました。一時、松越がマリオ物産に合併されそうになりましたが、泥試合を避けるために見逃しました。
結局松越がなんとか13レベルを超え、ウッボー2社が残りました。安いうちにフロアを建てていたのと、私の会社を次々と合併したので、私は松越のトップに 2フロア差まで詰め寄りました。
このあたりで、自分のはぐれ置きのランドマークに独占会社ができる形になり、迷わずバブル不動産を作りました。この会社は独占確定という非常に強力なもので、配当金 7875G が確定しました。
終盤のフロア争いは、マリオ物産の方でも、松越の方でも熾烈でしたが、所持金がぎりぎりになったり、サラリーマスにちょうど止まったりして、最終的にはどちらもトップが入れ替わっていました。
最終的なフロア価格は、マリオ物産が 1260G、松越が 1000G でした、最終決算の結果、松越のトップを奪取した私が 15000G 差で勝利しました。
プレイ後の感想としては、「これはコンシューマじゃないとできない」とか、「ラインフィーが分かりにくい」とか、「とりあえずサイコロを振るまでは何も考えなくていい」とかとありました。
私の感想としては、「タワードリーム」の対人戦は初めてでしたが、会社の性質をつかむことと、どれをつぶすかといった計画性が大事だと思いました。
今回の場合は、ウッボーになってからの伸びがよいマリオ物産が、かなり早い段階で広がった一方、フロア価格がステップアップする松越に、フロア価格 500G のじきにフロアを建てる時間が長かったことが総資産の差になったのでしょう。
4品目は 2回目の「いたスト」です。前は自由度の低いマップだったので、今回は海底都市になりました。
チャンスカードが多いこのストリートでは、やはり思うように店が買えないプレイヤーが続出し、序盤から苦しい展開になる中、私だけが順調に店を買っていく展開になりました。
中盤で、私はオクトファーム 2軒と、マゼランライン独占、さらにボセニアタウン 2軒とかなり楽な展開に。対抗勢力は、トリトンセンター 3軒、レムリアライン 3軒とドルフィンベイ 2軒、マリンファクトリー 2軒とアトランライン2軒と各プレイヤーそこそこでした。
チャンスカードの株価上下が1箇所に固まり、私が 100株強所有していたオクトファームが 20%と 30%アップを受け、上昇率がものすごいことに。一方、トリトンセンターは 10%と 20%ダウンを受けて一気にピンチに。
上昇率がものすごいことになっているオクトファームを合計 570G増資しただけで、株価は 30G オーバーに。買ったのが 12G だったので、流動資産が予定の 1.5倍以上にふくれあがりました。
結局、その資金をそのままマゼランラインにつぎ込んで、300株オーバーで増資して逃げ切りました。最後に 1周したチャンスカードで 62 番を引き、3200G の収入で勝負を決めました。
トリトンセンターの方も 6G から株をため初めて、なんとか上昇率を元に戻していったのですが、増資すべき店がなかったので、追いつかれませんでした。
今回は、いただき回数と振り込み回数を見ても、楽勝だったのが分かる結果でした(自分だけ振り込んでいないし、いただき回数も多い)。ただ、チャンスカードの 43 と 45 の 2回の税金で 1000G 近く支払ったりもしていましたが。やはり、上昇率は大事だと思った試合でした。
最後は、時間の都合で軽く「ディオラムス」をということになりました。今回は、デフォルトのデータでプレイしてみました。今回は、詳しい展開は省きますが、必殺技とカウンター、特殊攻撃と回避などの読みあいが勝負を分けた感じでした。
実はまだデータをコンプリートしていないので、武器くらいはコンプリートしてやりたいところです。
以上が、今回のレポートでした。合計プレイ時間は 10時間、昼間にプレイしていてもかなり疲れるものです。今回の企画に協力してくださったプレイヤーのみなさま、ありがとうございました。だいたいネタは出そろった感じがしますが、またやろうかと思います。