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● 「例の企画」 Part 4 のレポート ●

 「例の企画」の第4回が 2001/9/8 11:00 〜 3:30 の日程で行われました。今回は、私の家で行ったため、ゲームの模様をビデオに納めることができました。今回は、いつもよりちょっと詳しくお伝えできると思います。

 今回は、keashe さん、candra さん、英一さん、そして Hammer が参加しました(以降は敬称略)。攻略本といっしょに見ていただけるとより分かりやすいかと思います。


● 1品目 いただきストリート (11:00 〜 12:15)

 「例の企画」では恒例のいたストです。メンバーの間でもだいぶ定着しましたね。今回は、空き地のあるストリートということで、ソフィーの洞窟になりました。

 ソフィーといえば、地下3階の炎の壁ですね。最初に 5〜7 が出れば行けるのですが、最初に出したのは candra だけ。もちろん、炎の壁に飛びました。次のターンで candra が地下 3階から脱出。入れ替わるように、英一と keashe が地下3階に入りました。

 また、このストリートでもうひとつ注目すべきところは空き地ですが、keashe が自力で地下2階の吹雪のほこらに税務署を建てたあとで、チャンスカード 75 で 2倍の値段で炎の壁に宿屋を建てました。炎の壁のもうひとつの空き地には、英一がヘリポートを建てていました。

 candra が地下1階の悪魔の沼地に関所を建てると、そのあとで keashe が同じエリアに動物園を建てています。しかし、この動物園はチャンスカード 18 番で 2倍で強制売却。そう、keashe は空き地しか持っていなかったのです。

 全員が1周くらいしたところでのエリアの状況ですが、魔界の入口が candra 2軒、Hammer 1軒、悪魔の沼地が Hammer 2軒、candra 1軒、雪の回廊が candra 2軒、つららの壁が英一 2軒、Hammer 1軒、注目の炎の壁は英一 2軒、keashe 2軒、candra 1軒といったところです。2周目に入って、candra がいきなり魔界の入口を 3軒に伸ばすと、そのあとで悪魔の沼地に動物園を建設しましたが、その動物園を Hammer が踏んで 5倍買いしました。

 2周目のサラリー直前、Hammer は 262G の店を目前に流動資産が 247 しかなく、危険なつららの壁のゆらめきランプ店(130G)を競売に。英一に渡ったら大変なことになるのですが、流動資産の関係で店の少ない keashe が 190G で買いました。

 2回目のサラリーが入りインサイダーが始まる頃、英一がタイミング悪く競売で買えなかったゆらめきランプ店(130G)を 5倍買い。これで、つららの壁を 3軒に。Hammer は自力で氷の崖を 3軒にするも、キーとなる火炎の腕輪店(450G)は candra が所有。keashe は炎の壁のヘリポートを 5倍買いしました。

 序盤から中盤にかけたこのあたりから、運不運が出てきます。運が良かったのは candra、魔界の入口を飛び越えた直後に チャンスカード 12番で、インサイダーを開始。そのあとも、チャンスカード 71 番と 62 番を相次いで引き、一気に流動資産を増やし、さらに雪の回廊を 3軒にしました。

 逆に運が悪かったのは keashe、炎の壁から脱出したところで 4を振り 875G の店をよけるために、遠回りの 100G の動物園へ。直後に Hammer がその動物園を踏んで 500G になりました。

 このあたりで、マハラジャが登場。いきなり 2を出して candra に 875G を献上。次に 4を出して Hammer に 448G を献上して、去っていきました。これで、candra の総資産が 10000G くらいになりました。追いかける Hammer は 5000G くらいとかなりの大差になりました。

 終盤は、大量の流動資産を持った candra が魔界の入口のインサイダーを終了させ、大量の株を持って雪の回廊にインサイダーを仕掛けました。英一はつららの壁を、keashe は炎の壁をインサイダーするのですが、増資回数と株数の差から、なかなか追いつきません。Hammer は動物園を 2000G まで育てるものの、自分の店を全く踏めません。

 candra がゴール直前に、地下2階の階段直後のチャンスにいる keashe をねらい打つために増資、英一の 2248G の店とのゾーンを作り、それが炸裂 518G の収入を得て、最後の増資でとどめを刺しました。

 結局、candra が 23212G とダントツでゴール。2位は Hammer で 9386G、3位は英一の 7405G、4位はゾーンに 3回もはまった keashe で 4493G でした。

 しかし、candra のいただき、振り込み回数はそれぞれ 21回、16回に対して、Hammer は 25回、11回。振り込み総額も半分以下なのに、こんなに差がついてしまいました。あとで調べたら、Hammer はお店を 12軒持っていたにもかかわらず、1周目のサラリー終了後の 310G だけしかインサイダーができなかったことが分かりました。

 持っていたエリアが、悪魔の沼地と氷の崖と分岐点の奧にあるエリアだったのですが、狙ってよけにくいエリアを自分でとことんよけて進んでいたようです。分岐点近くにあるエリアだったら、狙ってよけやすい分、狙って踏めますから、そのあたりは一長一短なんだなあと思ったりしました。


● 2品目 天空のレストラン (13:00 〜 16:15)

 2品目も恒例の「天レス」です。「例の企画」がもとでこのゲームを購入した方が 2人になりました。それだけ、ウケがよかったのでしょう。マップはほぼ一巡したので、デリシャスビーチにしました。

 一番大事なシェフ選びですがプレイ順に、「天レス」初挑戦の英一がポンチャイを、keashe が舟森を、candra が笠井を、Hammer が周を選びました。ちなみに「例の企画」中、笠井で勝った人は誰もいません。

 1周目は、笠井のかなり調子がよくキッシュロレーヌ(1400G)と、豚肉のミルクロースト(1400G)と目覚め前の最高クラスの料理を次々とたてます。それぞれ、ジェロニモとアリス・リデルに持たせました。さらに、ジェロニモは別れのワインからひと踏みであっという間に一人前に育ちました。

 2周目に入って、他のプレイヤーがあまりいい料理を作れない中、keashe が西洋きのこうどん(1250G)を完成させたあと、たまねぎで玉子丼(600G)のレシピがたちました。これが、今回の展開を分けるレシピになりました。

 このあたりでシェフが目覚めたので、英一の韓国の海鮮チゲ鍋(2500G)をつぶすために keashe が邪魔をしました。Hammer も含めて、誰も大事なことに気づいていなかったのです。次の順で、Hammer と candra がお互いにつぶさなければと思い出しました。

 Hammer が警戒した理由は、たまねぎと卵でリーチがかかるので、下手をすればすきやき(3200G)までの発展があると思ったからです。しかし、keashe は米を入手しようと畑に行ったところでたけのこが入り足踏み。絶対に街に行くと思っていたので正直な話びっくりしました。

 これで、当面の危機はないと思ったので Hammer は自分の料理を進められるようになりました。しかし、candra だけは、事情が違っていました。玉子丼はどんぶり物なので、ジェロニモの弱点料理になるのです。candra はつぶすことができずに keashe に米でリーチがかかってしまいました。

 candra は豚しゃぶ(1450G)、海老のマリネトリュフ添え(2040G)、スパゲティペペロンチーノ(1400G)など、高額料理をどんどん作るのですが、いつ寝返るかという不安があります。

 そうこうしているうちに、keashe がジェロニモを踏み、カツ丼(玉子丼から変化、650G)で寝返り。チャンチャン焼き(1800G)も渡して、強力なギャルソンに早変わりしました。

 中盤の料理合戦ですが、candra はキッシュロレーヌからリーチをかけ、すき焼きに発展させました。はやり、すき焼きへの発展はかなり使いやすいですね。これが最高料理になりました。また、直後にコイのユダヤ風(1550G)と、伊勢海老とトリュフのマリネ(2500G)も作っています。

 Hammer も八宝菜(1800G)やミックスピザ(1600G)を2回作るのですが、なかなか高額には至りません。keashe は上刺身3点盛り合わせ(1900G)を作りテーブルを強化、英一は 1000G台の料理が中心でした。

 この中盤までに、keashe の 3000G くらいの 2箇所の拠点に客が相次いで入り、keashe だけ総資産が 35000G を突破していました。他のプレイヤーは 10000G 台です。

 終盤にかけては、ギャルソンバトルがかなり起こりました。Hammer の拠点である、光源氏(3500G)に英一の那須与一(1500G)が攻めてきましたが、これは光源氏の勝ち。その直後に candra のねね(4050G)が攻めてきて、大きなバトルになりました。これは、★ゾロでねねが勝ちました。これで Hammer の拠点が 1つ減少しました。

 今度は、candra のジェロニモ(4150G)が伸びて、Hammer の拠点であるジュリエット(450G)とマタハリ(1550G)のところにぶつかりました。結果は言うまでもなく、ジェロニモの 2連勝。candra のもうひとつの拠点だった越前屋(2040G)に keashe の北条政子(3780G)がぶつかり、順当に北条政子が勝ちました。

 このバトルで、Hammer の拠点がほぼ全滅しましたが、keashe の資産はそのまま伸び続けました。終盤にかけては、英一がアワビと鶏ととうふの蒸し物(2000G)を作り料理の 2位に。最高テーブルは、candra のねねが 8100G まで伸びたのですが、所持金が 50000G 以上ある keashe が接客神髄をジェロニモに持たせ 8190G に、ところが、candra がねねにスマイル強制ギブスを持たせ 9780G とトップを奪回しました。

 終了間際の 17:00、最後のサイコロで Hammer が candra のねねに止まり 7280G の出費。料理を売るハメになり最下位に転落しました。

 結果は、keashe が 71000G のトップ。料理とテーブルでトップをとった candra が 54031G で2位。最高料理の 2位をとった英一が 12980G で 3位、最後に大きな振り込みをした Hammer が 8177G で 4位でした。

 今回は、keashe がジェロニモを寝返らせてから幅広く攻め、中盤で大量の現金を集めたのが勝因でしょう。全体的にまったりとした展開になったのも、勝利を助けたと思います。やはり弱点料理の存在は大きいですね。

 ちなみに、今回はビデオに録画したので出てきた 1200G 未満の料理(26品)はすべてチェックすることができました。これで、お手軽料理が久しぶりに更新できます。レシピ表示に協力してくれた参加者に感謝です。


● 3品目 ガイアマスター (16:30 〜 18:30)

 3品目は初登場の「ガイアマスター」です。私以外の全員が初プレイだったので、ルール説明をしながらプレイを進めていきました。マップは西風の都、シングルのノーマルモードで 30ラウンド勝負です。

 最初は、ラッキー能力の関係上重要なキャラクター選びです。プレイ順に、candra がジガーを、英一がゴライアスを、keashe がティアラを、Hammer がメグメグをとりました。なんと、戦闘系のラッキーを出すキャラがいません。

 このゲーム、ノーマルモードにすると序盤がかなり地味なのです。モノポリーの 1周目のように淡々と土地を買っていく展開になります。交渉ができない(その分土地は戦闘で奪い取る)ので、よけいにそう感じるのかもしれませんが。

 序盤 15ラウンドの時点で、ラッキーでの追加行動を連発した candra の土地が多く、次に多いのがやはりラッキーで土地をもらった keasheです。その手のラッキー能力のない英一と Hammer は土地が若干少なくなっています。

 この時点で、ただで土地をもらった分 keashe が総資産 3545 でトップ、2位との差は 600 ほどです(このゲームのお金の単位 Z [ゼニー]なのですが、数字の 2 と間違えやすいので省略します)。

 土地の所有状況は、ゴブリンエリアが candra 2軒、英一 1軒。トロルエリアが keashe 2軒、candra 1軒となっています。ちなみに、トロルエリアには温泉が 2つで通行料が +60% になっています。

 このゲームの見所はこれから、土地を奪うためにバトルが続くわけです。15ラウンド目の Hammer のターンに、candra のキマイラ街に対してカードでバトルを仕掛けます。実は、キマイラエリアは Hammer 1軒、candra 1軒ですが、空いているキマイラ門に 3進むで止まれることが確定しています。

 バトルは、candra が勝ち土地を守ったものの、Hammer は予定通り土地を買って、キマイラエリアを 2軒に。バトルのあとは、HP が減っているということで、連鎖が起こるわけです。

 直後の16ラウンド目、HP が減っている candra に対して、英一がバトルを仕掛けますが、防御に成功。keashe がちゃっかりラッキーでドラゴンエリアを 2軒にしたあとで、またバトルが。

 17ラウンド目の candra の行動で、前の試合で HP が 47 まで下がった Hammer に対して、ヒドラエリアの2軒目をかけて、戦闘を仕掛けます。結果は、返り討ちにあいラッキーで 2倍の治療費を奪われました。

 みんなバトルカードを捨てていたりして、しばらく攻めるチャンスがないまま進み 21ラウンド目。candra がHP が減ったままの Hammer にリベンジマッチを仕掛けます。結果は、candra の勝利。これで、ヒドラエリアが 2軒に。ところが、その直後 keashe のラッキーで、空いていたヒドラ門がとられてしまいます。

 同じ 21 ラウンド目の Hammer の行動で、さっきの戦闘で HP が 74 まで減っていた candra にバトルカードで戦闘を仕掛けます。キマイラエリアの独占狙いです。ところが、これは返り討ちにあい HP が 0 に。治療費を取られますが、ジガーの HP も残り 28 まで削りました。

 ここで、2枚目のバトルカードを発動。リターンマッチに勝利して、キマイラエリアを独占しました。これで、Hammer の総資産は 4573 に、トップ keashe との差を 200 くらいに縮めます。

 22ラウンド目、ゴブリンエリアの 2軒目をもらいに英一が candra に攻めますが防御成功。ちなみに相手の 2軒目を奪うのにはお金が倍かかります。同じラウンドの keashe のターンに、さっきの戦闘で HP が 36 まで減少した英一のドラゴンエリアの土地をかけてバトルをします。

 HP の差で keashe が英一を倒し治療費をもらった上で、ドラゴンエリアを独占しました。ちなみに、1つ前の戦闘は、Hammer 的にはちょっと疑問手だったりします。この時点で keashe の総資産は 6272 に。2位との差を 1700 まで広げました。

 この戦闘の余波はまだ残ります。続く 23 ラウンド目、倒されて HP が全快した candra が、消耗した keashe のヒドラエリアの土地をかけて戦闘します。これは、6 HP 差でぎりぎり防御成功。その直後に、英一がさらに消耗した keashe にミミック街をかけて、戦闘を仕掛けます。これは keashe にとどめを刺して、攻撃成功。ミミックエリアを 2軒にしました。

 同じ 23ラウンド目、keashe が女神像の建っている Hammer のキマイラエリアを踏んで 522 の出費、ラッキーは発動しなかったものの、一気に所持金を削りました。この現金を使って、キマイラエリアの 2軒をバンクにしました。踏むと 2000 オーバーの出費になります。

 しばらく地味な展開が続いて 26ラウンド目。candra はイベントカードで大不幸を引いて 513 の支払い。現金が足りずに、建物を崩すハメになりました。同じターンに、英一が candra のミミックエリアの土地を戦闘で奪い、ミミックエリアを独占します。

 続く 27ラウンド目、英一がイベントカードで不幸を引き 217 の出費。ここまでの総資産は、トップが keashe で 6609、2位が Hammer で 5393 でした。直後の keashe のターン終了時に悪夢のラッキーが。なんと、独占していた Hammer のキマイラエリアの土地が奪われました。

 バンクにしなかったのがせめてもの救いでしたが、大きなダメージを受けました。このイベントが終了したあとの総資産は、keashe が 6909 に対し、Hammer が 4073 で 3位に後退。なんとイベントひとつで 1320 も持って行かれました。

 29ラウンド目に、最下位の candra がイベントで略奪を引き全員から 680 ずつを奪います。これで 3位に浮上しました。その直後に、candra が keashe のヒドラエリアの土地を狙いますが、戦闘に敗北。残り HP を 1にされてしまいます。それに乗じて英一が、candra に戦闘を挑み、治療費と土地を奪います。

 30ラウンド目は、HP の全快した candra が戦闘マスに止まれば、keashe の土地を奪うチャンスだったのですが、戦闘ができず地味に終了しました。

 最終結果は、1位が keashe で 6830、2位が英一で 4773、3位が滑り込みで 2倍の給料をもらった Hammer で 3844、4位が candra で 3419 でした。

 総論としては、悪夢のラッキーでトップがほぼ確定したのですが、その前段階でちょっと後押しされていたようです。軽いノリのゲームですが、局面が大きく変化する戦闘と、シンボルの配置は慎重にといったところでしょうか。

 このゲーム、対人戦は初めてでしたが、思ったよりも時間がかかるゲームです。ドカポンほどでないにしても、すさむゲームかもしれませんね。


● 特別企画 料理イベント (18:30 〜 21:00)

 今回の特別企画は、エセ料理人 Hammer が粉ものを作ろうという企画です。実は、1週間前に同じようなものを作り、小麦粉が余ったので思いついた企画なのですが。

 料理の 1品目は下町名物のもんじゃ焼きです。料理についての詳しい話は BBS に書いたので省略します。水が多すぎで 1回目はドロドロに。ちょっとヤミ料理ができてしまいました。これは、ほぼ自分で処理して 2回目、今度はうまくいきました。全部で 3回分作ったのですが、あとになるほど出来がよくなりました。

 で、次のメニューは焼きそば。具に豚肉、にんじん、キャベツ、ニラ、ほんのちょっとだけピーマンを入れました。3人前を 2回に分けて作りましたが、どちらもなかなかの出来でした。

 最後は、お好み焼きを作りました。粉が少なかったので、かなり大きいものを 2つ作るようにしました。1つ目は冷凍のシーフードミックスとキャベツを具に作りました。フライパンで作ったのですが、裏返したときにギャラリーから拍手が。量が多いので、思ったよりも力のいる作業です。

 2つ目は、豚肉とキャベツで作りました。豚肉がかなり残ったので、肉が主体のお好み焼きになりましたが、それらしくできあがったと思います。

 フライパンや食器を片づけて終了。時計を見ると、21:00 近くになっていました。思ったより時間がかかりました。これは、料理が好きな人じゃないとちょっと間が持たないかもしれませんね。でも、もう 1回くらいやりたいかな?


● 4品目 いただきストリート (21:30 〜 0:00)

 4品目は 2回目の「いたスト」です。今回は Hammer の家でプレイするということで、SFC 版を用意しました。ストリートはもちろんアレフガルドです。

 経験者の Hammer や candra も久しぶりのプレイになります。やはりポイントは竜王の島になります。この点は他の参加者にも伝えました。ところが、Hammer が最初のサラリーをもらった時点で誰も竜王の島に飛んでいません。

 エリア状況は、雨のほこらが candra が回り道をして 2軒に、マイラは candra がマイラ温泉(580G)を含む 2軒、Hammer と keashe が 1軒ずつ。ドムドーラが英一 2軒、Hammer が武器屋ユキノフ(420G)の 1軒、candra が1軒。死の砂漠が Hammer 2軒、candra と keashe が 1軒ずつ。ラダトームが Hammer 2軒、candra 1軒です。

 2周目は、candra がインサイダーを進めると同時に、チャンスカード 33番でロト石版店(390G)を 3倍で売却。さらに、増資済みの槍の店オークと、マイラ温泉から合計で 450G の収入がありました。

 この時点でエリア状況が若干変化しました。英一がドムドーラのパフパフの部屋(72G)を5倍買い。ドムドーラを 3軒にしました。また、Hammer はチャンスカード 73番と自力で、増資済みの雨のほこらを 2軒にしました。

 注目の竜王の島ですが、keashe が飛ばされるも、暗闇の回廊(100G)だけを買ってすぐに脱出。そのあと英一がチャンスカード 85番で竜王の島へ。これを即購入しました。これで、インサイダー途中のドムドーラの株を売り抜けて勝負に行くつもりです。

 Hammer が2回目のサラリーをもらう頃、竜王の島にいる英一は、大魔導の館(350G)とロッジ毒の沼地(150G)を立て続けに購入し 3軒にしました。このあたりで candra が笛の店フェアリー(60G)を 5倍買いし、マイラを 3軒にしました。

 いったん竜王の島に飛び、竜王の城に 340G を払った Hammer は、すぐに島から抜けるもののマイラ温泉の 507G を回避するために、サラリーを断念。あとで考えると資産から 3回目のサラリーは 900G 以上あるので、つっこんでしまったほうがよかったかも。

 このころ、英一が暗闇の回廊(150G)を5倍買いして竜王の島を 4軒に。危険エリアを完成させました。残り 1軒は空き店のまま島を脱出。

 ここで、英一はチャンスカード 74番でお店を 2倍で競売。ガライの焼き鳥ヘルコンドル(180G)を売却。流動資産が少ない状況で、candra が 380G で購入しました。これが、今後の展開のポイントに。実は candra はガライの踊る宝石店(650G)を持っていて、なおかつ増資がほぼ終了していたのです。

 他のプレイヤーの流動資産も加味すると、売り抜けたドムドーラのマーニャ劇場(576G)や、2軒を崩しますが聖なるほこらのバーしびれクラゲ(340G)あたりを売ったほうがよかったと思います。どっちみち竜王の島で勝負するつもりですから。

candra がマイラの増資を終了した時点で、総資産は 11530G、2位はサラリーがしばらくない Hammer の 6203G です。そろそろ差が開き始めました。

 このあたりで、またエリア状況が変わりました。英一が竜王の島を独占。candra はチャンスカード 75番で keashe のリムルダール 3軒目をブロック。さらに、マイラの最後の店を 5倍買いし独占に。keashe は鍵屋魔法使い(120G)を 5倍買いし、リムルダールを 3軒にしました。

 マイラに2回目の挑戦をする Hammer は 1015G のマイラ温泉直撃の目を出して回避。さらに、戻り道は分岐点から 4で、3600G のマイラ温泉に直撃の目が。これで、2回目のサラリーも失敗です。この間に、マハラジャが登場して、1015G のマイラ温泉を踏んでいきました。

 ここからは、candra がマイラを売り抜けたあとで、ガライのインサイダーでちょっと流動資産を増やし、メルキドに着手し始めました。見張りの塔ゴーレム(800G)を含む自力 2軒から、5倍買いを繰り返し最終的には独占まで持ち込みました。

 Hammer は死の砂漠を5倍買いし 3軒に。そのあとで、チャンス 18番を引き増資済みのゴールドマンサロン(1076G)を 2倍で売却。一気に流動資産を増やします。英一は、自分でチャンス 86番を引き竜王の島へ。増資チャンスを増やします。keashe はリムルダールの株を 275株までためて、臨戦態勢になっています。

 このあたりで、candra が 19000G 弱で、独走態勢に入っています。2位との差は 10000G くらいです。ここで、Hammer のマイラ 3度目のトライになります。5倍買いされて安くなっている、笛の店フェアリーを踏んで、勝負というところで、チャンス 83のバシルーラが。メルキドのあたりまで飛ばされてしまいます。

 あとは、candra がメルキドを増資して、目標金額を突破。keashe もようやく増資ができて、資産を一気に増やしました。チャンスカードが 1周して竜王の島に入ってくれる可能性もあった英一でしたが、ワープのカードはどれも不発でした。

 終了間際、Hammer はようやくマークをそろえ、あと6マスでサラリーというところまで来ましたが、次の出目はなんと 1。よりにもよって一番高い、槍の店オークに止まってしまいました。さらに、直後に candra がゴール。結局サラリーはもらえずじまいでした。

 最終的な結果ですが、1位が candra の 28018G、2位はインサイダーができた keashe で 12140G、3位が Hammer の 9289G、4位は英一の 7850G でした。

 このゲームの総括ですが、アレフガルドは意外とよく考えられたマップだということが分かりました。高い店が真ん中あたりにあるのでよけにくいのです。PS 版にも移植して欲しかったと思ったのでした。


 今回は全4戦でゲームの方はこれで終わりでしたが、家にある本などを見てまったりしているうちに 3:30 くらいになってしまいました。ボードゲームの攻略本のそろいはやたらいいですからね。

 今回も長い間つきあってくださった参加者のみなさま、ご協力ありがとうございました。だいたいやりたいゲームはひととおりプレイしたので、あとはリクエストに沿ってというかたちになりそうです。長文を最後まで読んでくださりありがとうございました。


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