「例の企画」の第5回が 2001/9/29 14:30 〜 5:30 の日程で行われました。今回は、昼スタートだったのでかなり遅くまでプレイしていました。いつも通り簡単にプレイの様子を紹介します。
個人的には「例の企画」のメインはこのゲームと考えています。だいぶプレイ回数も増えてきましたね。今回は、クイーンバニー号をプレイしました。
序盤から、中盤にかけてエリアの店が固まる展開になりました。いつもなら軒数状況を簡単にお知らせできるのですが、今回は列挙するのが大変なほどです。
最終的には、私がエスケープボード 3軒に対し、他のプレイヤーはアンカーライン、シーサイドデッキ、フロントエリアが 3軒ずつ、ガルウイングの独占とチムニーロード、マリンプールが 3軒ずつ、センターブリッジの独占とテイルブロック 2軒という展開でした。
私のフロントエリアの相乗りしたを拒むかたちで、流動資産をほぼ全部使ってアンカーラインのレストランメリージェーン(700G)を購入し 3軒にされたので、所有する約 40 株を 15株、10株、10株と 3回に分けて売ってインサイダーを妨害しました。
この妨害が効いたのか、中盤以降は銀行まわりのセンターブリッジ対右の 3エリアという構図になりました。はじめは右 3エリアが大幅にリードしていたのですが、放置されたフロントエリアとサラリー止めの効果から、センターブリッジが逆転。
ところが、右3エリアの所有者がインサイダー株をうまく売り抜け、乗り換えに成功しそのまま目標金額に達成しました。私は、店が変えない展開になったので 4位でした。
店が買えない展開はきついのですが、銀行に近づきにくくなった段階で相乗りを蹴られたのがもっときつかったです。相手は残り流動資産が 200G でほぼ 1周残っていたので、変動率を落とすしかなかったのです。
2戦目は強いリクエストのあった天レスです。メンバーも攻略本でだいぶレシピ変化を研究しているらしく、導入した本人よりも詳しいかもしれません。今回は、妖精のテラスをプレイしました。重要なシェフですが、笠井、舟森、ヤナケアーノ、周が使われました。私は前回に引き続き周を選んでいます。
この「例の企画」では、ある意味呪われてシェフともいえる笠井。通算成績は、2位が 1回でその他はすべて最下位というさんざんな結果になっています。
今回も、笠井は序盤からいい料理を作り、エリア固めをうまくいっているのですが、ヤナケアーノのプレイヤーが軽い料理を中心に品数を稼ぎ勢力を広げていました。周はラーメンだらけにはならないものの全体的に安めのレシピが多く立ちちょっときつい展開になっています。
まったりとした展開が続いたまま中盤に、ここでヤナケアーノのプレイヤーに集中して入り現金が 30000G を突破しました。舟森のプレイヤーが高額料理を作って追いかけるのですが、総資産差が 20000G 以上と射程範囲を大きく外れています。
2000G 台の料理はたくさん作るものの、テーブルを展開できずに所持金と MP が尽きてきた笠井のプレイヤーが、所持金不足に陥り料理を売るはめに。結局、3000G 〜 5000G くらいのテーブルが並んでいるところで、総資産が 0 になり食い倒れになってしまいました。ひさしぶりの食い倒れです。
結局、序盤のリードをそのまま守ったヤナケアーノのプレイヤーが勝利しました。今回は、3000G 台の料理も登場せず、バトルもほとんどないおとなしい展開でした。
今回は、天レスを 2回やるという計画があったのでちょっとブレイクにディオラムスをプレイしました。私の中途半端なデータを使いました。
今回の登場キャラと武器は、ファルガス(斧)、ガルガ(弓)、フーマ(短剣)、花魁(杖)で、マップはソロモンの夜マップを使用しました。ちなみに私はガルガを使用しました。
序盤は、近距離武器を持つファルガスとフーマが接近して HP を削りあう展開で、ちょっと離れたところにいたガルガが、射程範囲をうまくついて 2回攻撃をしたりしました。出目がよかったせいか 3人に 4回ヒットが見られました。これだから、弓はえげつないですね。
最初に倒されたのは、ファルガスでした。弓の2回攻撃を避けるために、接近を試みるのですが出目が小さく格好のえじきになっていました。ガルガの 2回攻撃を 2連続でよけた時点で防御コマンド「回避」が発覚。すぐ後に、近くにいたフーマに必殺で攻撃されて、とどめを刺されました。
次にえじきになったのはフーマでした。こちらもガルガに対して距離を詰めるのですが、ガルガの出目がかなりよくなかなか追いつけません。そんなところで、ガルガがアイテム「龍の血」を入手。その直後の、フーマの出目が悪く、2回攻撃を受ける場所にしか移動できませんでした。
ガルガのターンで早速「龍の血」を使用して、フルパワーの弓 2回攻撃が炸裂。合計で 2500 近いダメージが入り倒されました。このあたりでガルガは、スピードが上がる「韋駄天のわらじ」も入手していました。
こうなってくると、死神のターゲットはガルガに集中します。弓の攻撃が届かないくらいに距離をあけていた花魁も、接近しないと不利なので徐々に距離を詰めます。杖の魔法を当てて 1000 近いダメージを与えるのですが、弓の攻撃の前に HP がだんだんなくなっていきます。
死神に対しても、うまく距離を置くようなかたちで移動し、ガルガは死神 1つで余裕がありました。接近戦になって、出目が悪いと一気に倒されてしまう状況で、「韋駄天のわらじ」の影響で花魁に対して 2連続行動になりました。これにより、HP を削りきりゲームセット。
今回は、出目がよかった(最大 6 に対して 5 と 6 ばかり振っていた)せいもありましたが、弓の強さが表に出た試合でした。
いたスト 2ゲームも恒例となりました。今回は、空き地のあるストリートということで、ドリームワールドをプレイしました。
今回は、序盤から荒れた展開になりました。最初の 2周で、全員が内周に飛ばされるという展開になり、最初に税務署を建てたプレイヤーが、他の全員から税務署で買い物料を奪いました。
私が税務署に止まったときに、無理を承知で 5倍買いしました。この時点で、1人のぞいて全員の総資産が 2000G を割っていました。
結局、税務署を買ったプレイヤーが有り余る流動資産で、マウンテンエリアを 3軒に、一方内周ではいつの間にかスピードコースが 3軒になっていました。私は、プリンセスエリアが 2軒だけでした。
せっかく5倍買いした税務署もチャンス 79 番で 3倍で買い戻されてしまいました。中盤は、センターパークの独占が起こり、前の試合と同様銀行に行けない展開になってしまいました。一方、5倍買いによってマウンテンエリアの独占が起こりました。私も、プリンセスエリアを 3軒にはしました。
ただ、センターパークを独占したプレイヤーがマウンテンエリアの丸太屋スライダー(デパート)に打ち込み、店を売るハメになりました。これで総資産が 3桁になってしまったところで、チャンス 95 番で内周に全員集合がかかりました。
最終的には、内周から脱出できずにスピードコースの店にはまり破産でゲームセットしました。「例の企画」で破産が起こったのはこれが初めてです。
結局、買い物料をもらっても序盤の大量リードには全然追いつかずに終了しました。私は、破産時の買い物料で逆転され 3位でした。
2回目の天レスです。「例の企画」で 1日に 2回天レスがプレイされるのはこれが初めてです。今回は、サンクチュアリでプレイしました。
シェフ選びですが、今回は服部とポンチャイが両方入りました。あとは、周と問題になっている笠井です。私は、3連続で周を選んでいます。
今回の目覚め前は、笠井はいつも通り高い料理を作っているのですが、周も調子よく料理を作っています。ポンチャイはカレーばかり、服部は意外と足踏みが多く量を稼げないでいます。
序盤から中盤にかけては、ポンチャイのプレイヤーが料理をばらまいてコンスタントに収入を得ていました。今回は、目覚め後の周が絶好調でした。リーチからの派生で伊勢海老の最強五目チャーハン(2200G)を作ると、ちょうど空いていた孫悟空に持たせて無敵状態になりました。
ところが、直後のイベントカードで料理のお引っ越しを引き、無敵が解除に。料理はアリスリデルが持っていたのですが、一人前になってからなかなか入ってくれません。
笠井は、今回は目覚めてからそんなに調子がふるわず、停滞気味に。ポンチャイも服部も高い料理が作れないシェフなので、しばらくまったりとした展開になっていました。そんな中、周がタケノコと椎茸でリーチを書けたあと川に移動し、コイを入手。コイの甘酢あんかけ(3000G)のリーチに発展させ、最高料理になりました。
終盤にかけては、笠井のプレイヤーと服部のプレイヤーの 5000G くらいのテーブルどうしてギャルソンバトルが起こりました。テーブル価格は 1000G 近く高いものの、振り込みが多くアイテムがそろわなかった笠井のプレイヤーが破れ、事実上脱落状態に。
給料が切れた後は、1踏みで順位が変わるという微妙な状態に。周のプレイヤーは最高料理がほぼ確定ですが、テーブル価格は、服部のプレイヤーが若干高い状態になっていました。中盤まで大きくリードしていたポンチャイのプレイヤーも、拠点の料金が低く差を詰められつつあります。
終了間際に、ポンチャイのプレイヤーが周のプレイヤーに打ち込み、周のプレイヤーが暫定トップに立つと、残り 5分で周のプレイヤーが服部のプレイヤーのテーブルに振り込み再逆転。そして、終了間際に服部のプレイヤーが周のプレイヤーに振り込みゲームセットとなりました。
結局、1000G 少々の僅差で私が勝ちました。それにしても、今回は周が絶好調でした。品数のかかる冷やし中華系のメニューがほとんど立たず、1500G 以上の料理を 6品くらい完成させていました。
あと、ポンチャイが松阪牛と黒豚で天空ちゃんこ(8000G)のレシピが立ち、つぶそうとしたら豚肉を引いて天空のシュラスコ(5000G)に変化しそうになったのを確認しました。天空料理から天空料理への変化は、なかなか見られないと思います。
最後に、ここのところ力を入れている「キングスコート」のアレンジを、テストプレイを兼ねてまったりと 3ラウンド 27ゲームほど行いました。
新カードもいろいろと入れてプレイしてみました。バランス関係の話題はコーナーの方に書きますが、UNO よりも中毒性があるという感想をいただきました。考えてみるのとプレイしてみるのでは、カードの強さなどが違うということが認識されました。
ちなみに、このメンバーはゲームになれている人が多いので説明はカードの効果のみ、使い方は自分で考えましょうというスタンスをとりました。こうすることで、意外な使い方が見えてくるかもしれませんから。
結局今回の合計プレイ時間は 15時間でした。意図せずゲームの内容などが、いたストオフに近いものになってしまいました。今回も、昼間から夜中までつきあってくださったみなさまに感謝します。