2001/11/4 11:00 〜 19:30 の日程で「例の企画」の第7回が行われました。今回はインパクトの強い事件が多かったです。今回もいつも通り簡単な展開を紹介しようと思います。
最近は、「天レス」をけっこうプレイしていたので「いたスト」を重点的にやりました。ストリートもかなり選ばれたので、2回目のものも選べるようにしました。最初は、リクエストのあった「日本列島」です。
序盤から、東北 3軒をつくられてインサイダーを始めたところで、ちょうど秋田きりたんぽに止まりました。次のマスが増資済みの山形サクランボ(買い物料 720G)なので、ワンチャンスというわけです(ちなみに私は、上越が 3軒になっていました)。
ところが、他のプレイヤーにチャンス 93の交通渋滞を引かれてしまいました。この時点で、720Gの振り込みはほぼ確定。京都に全員集合を引かれれば助かるのですが、そんなわけはなく 720Gの振り込み。おかげで、かなり展開が遅れてしまいました。引かれた瞬間に「(次の天レスの)正規の料理はないと思え」といってしまいました。思わぬところで名言になってしまいましたね。
結局、東北のインサイダーを順調にすませ、関西も3軒になり楽勝ペースにされてしまいました。私が、上越のインサイダーが終了した頃には、ゲームがほぼ終わっていました。序盤調子の良かった、中部独占、北陸 3軒のプレイヤーも資金不足に悩まされあまり伸びませんでした。また、飛ばされて飛び地勝負になってしまった(そして、チャンス 93を引いた)プレイヤーも、税務署がなかなか踏まれませんでした。
結局関西のインサイダー中に、25000Gを突破され、大差で逃げ切られてしまいました。私は、中盤から盛り返しぎりぎりの2位でした。
2戦目は、最近よくプレイされている「天レス」です。私は順番が 4番目だったので思いっきり周を選びました。他のシェフは、笠井、ヤナケアーノ、服部です。
今回は、ヤミ料理が良くできたものの全体的にまったりとした展開になりました。最近は、弱点料理や、イベントカードの大予言に対してかなりきつくなっています。大予言で、松坂なる牛と伊勢なる海老がほぼ同時に発動してかなり大変な事態になりました。
松阪牛と伊勢海老の両方が入って何とかなるシェフは、笠井くらいしかいませんでした。結局は、全員が高額料理を完成させつつ、つぶし合いになってしまいました。
高額料理ですが、私はトマトと紋甲イカから川でダックを入れて豪華冷菜盛り合わせ(3500G)を完成させました。冷菜系は作りにくいだけに価値ある料理ができたと思います。ところが、ゲーム終了間近の 17:00 にヤナケアーノの最高料理、松阪牛フィレ肉のチーズソーストリュフ添え(5250G)を完成されて、最高料理を取られてしまいました。結局私は、最下位で終了しました。
序盤から中盤にかけてテーブルが作れなかった割には、かなりヤミ料理の率が高かったみたいです。たしか、終盤まで料理を 6個くらい持っていたような気がしました。たしかに、酢 + ねぎで危険なコンボとかがあったのですが(川に行けば、700G 〜 3500G になる)。
2回目の「いたスト」はアメリカ大陸になりました。今回は、南北の 4エリアの一等地がほとんど分かれて所有していたので、全体的にまったりな展開になりました。
また、飛び地のハワイも 4人で2軒、2軒、2軒、1軒とかなり平和な所有状況でした。売却系のカードの対象にもなりましたが、結局買い戻されたりしていました。
私は、フロリダの 3軒と、ロサンゼルスの 2軒がありましたが、株価からフロリダを経営し始めました。そこそこの株数でインサイダーを始めるものの、中盤でなかなかハワイから出られなかった時期があったので、出遅れてしまいました。
序盤にコロラドを 2軒にできたプレイヤーは、一等地がとれなかったためそれ以降が伸びず、かなり苦しい展開に。一方、足の速いテキサスは 3軒までされたところで、インサイダーが早めに終わり、増資済み 2軒のコロラドを 5倍買いして勝負に出ました。
結局一番早かったのは、序盤ケンタッキーとハワイだけしかお店が買えなかったプレイヤーでした。ケンタッキーを独占すると、他のプレイヤーがもたついている間にインサイダーを開始。途中で、軽く乗り換えたハワイから 400G 代の収入を 3回獲得し、なんとか 20000G まで持っていくことができました。
今回は、もたついた展開だったのでケンタッキーが猛威をふるいましたが、本当はもっと激しいストリートですね。私がもっと早くロサンゼルスに着手できれば分からない展開だったかもしれません。結局 2位で終了したと思います。
2戦目があっさりと終わったので、もう1回「いたスト」をプレイしました。今度は、私のリクエストから左半球をプレイしました。
今回の事件は、なんといっても 1周目のスリーセブンでしょう。このストリートでは、所持金が 1500G と少ないためスリーセブンの 1000G はかなり大きいです。資金の心配をすることなくお店が買えますし、高すぎて敬遠されがちなフランスだって経営することができます。
結局スリーセブンを当てたプレイヤーが資金力で、ドイツ 2軒、ロシア 2軒、オーストラリア 3軒をそろえました。他のプレイヤーはというと、私はエジプト2軒。中近東 2軒と東南アジア 2軒、フランス 2軒と東南アジア 2軒という展開でした。
ここで、私は思いきった妨害工作に出ました。インサイダー前のドイツに相乗り目的で 50株ほど買ったのですが、インサイダーに走らなかったため、合計 4回株価を落としました。さらに、オーストラリアについては合計 7回の思い切った妨害工作です。あとで、オーストラリアの増資をみたら 999G に対して 8G しか上がらなくなっていました。
中盤は、私がエジプトを3軒にして 200株以上の大インサイダー(999G 増資で 13G ほど値上がりした)をかける一方、株価 30% アップの当たったフランスを 3軒にされて、いつインサイダーが始まるかがちょっと不安な感じに。中近東も 3軒から独占まで育ち、左半球特有の全員の持ちエリアがある状況になりました。
そのころ、スリーセブンを当てたプレイヤーは、オーストラリアでインサイダーをかけた資金を使い、ドイツを 3軒にしてインサイダーの準備に。ここで、チャンスカードで入手したフランスの 10株を、なんと 5株残しで売ってしまいました。
また、ドイツのインサイダーのスタートも意外と早く 99株から始まりました。計算すると、これでは 18000G くらいで止まってしまいます。
予想通り展開が停滞したので、フランスの 200株スタートの大インサイダーが始まりました。999G 増資 1回でなんと 17Gも値上がり、一気に 7000G 以上稼いだのでした。あと、2回増資されればトップが入れ替わってしまいます。そのころ、やっとドイツを独占し、逃げ切りに行こうという展開に。
終盤は、私がトップのオーストラリアとフランスを避けたところで、中近東のグランドタワーに振り込み、大インサイダーの株を 2/3 ほど失い脱落。逆に、それで資金を得てトップ争いが激化しました。
結局店数による増資チャンスの差で、ドイツのインサイダーが決まりなんとか逃げ切りました。実際に、ドイツの株を 198株まで増やしていればこんなに苦労しなかったでしょうね。地道な妨害よりも、チャンスカードの株価変動の影響のほうが大きいと感じたゲームでした。もちろん、私は最下位になってしまいました。
今回の「例の企画」のレポートはこんな感じです。私は、12月と 1月が忙しくなりそうなのでどうなるか分かりませんし、2月、3月はメンバーがそろうかが微妙なところです。普段から「天レス」や「いたスト」はやられるようになったので、そちらの方に移行するかもしれませんね。
「例の企画」としてプレイされるのは今年度限りですが、もう 1回は「アレフガルド」をやりたいですね。発売日がうまくかみ合えば PS 2 で「いたスト」も間に合うかもしれません。