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● 「例の企画」 Part 9 のレポート ●

 2002/1/19 21:00 〜 1/20 6:00 の日程で「例の企画」の第 9 回が行われました。今回は、当日の夕方に急遽開催が決まりました。突然の提案につきあってくださったみなさま、ありがとうございました。攻略本とあわせてお読みいただけると、より分かりやすいと思います。


● 1品目 いただきストリート (21:30 〜 23:30)

 「例の企画」恒例の「いたスト」です。ストリートは、希望のあった日本列島でした。例の企画ではかなり人気のあるストリートですね。

 1週目からいきなり 3軒エリア×2 を作られ、荒れた展開になってしまいました。作った本人は「これは負けの展開だ」と言っていましたが、回避しにくい上越と東北を 3軒にされたので、かなり大事だと思いました。私は、ほとんどエリアを作れなかったのでしばらくは、東北と上越の相乗りに走りました。

 中盤は全員が停滞状態にある中、北海道に勝負せざるを得なくなったプレイヤーが 4軒を作り、株もうけの薄いインサイダーをかけ出しました。動物園が 1000G になり、かなり危険な状態だったのですが、ほとんど客が来なかったのです。

 私は、四国の2軒、九州の 2軒、関西の 2軒→3軒と増資余りの薄いところをインサイダーしていたのですが、私がチャンス 33で売った横浜シューマイ(620G)を買われて、200株オーバーの 3軒エリアを作られてしまいました。

 その直後に東海道の残りのお店を 5倍買いして独占。トップに追いつこうとします。トップは、あまりある流動資産を使って、関東に乗り換えを試みました。

 20000G を越えたあたりで、トップのプレイヤーが北海道にはまりだして、一時は追いつかれそうになるものの、回避不能の 3軒エリア 2つがきいてゴール直前に。2位のプレイヤーは東海道の増資チャンスを得て、増資するものの、結局サラリーの時点で総資産が 25000G を越えてしまい、2位確定ゴールになりました。

 私は、関西の一等地を押さえられたり、九州に 5倍買いをしようとしたら、自分で建設ラッシュを引いてしまい、5倍買いのコストが 2.5倍くらいになってしまったりして、出遅れたので 3位でした。ショッピングセンタークラスの店にけっこう入りましたからね。


● 2品目 桃太郎電鉄 V (0:00 〜 3:45)

 今回は「天空のレストラン」を持ってこなかったので、桃鉄をプレイすることにしました。まだ PS 2 がないので、1バージョン落ちの桃鉄 V をプレイしました。プレイ時間と年数を考えて 7年という中途半端な年数にしました。

 序盤は、1年目からいきなり刀狩りカードの攻撃が飛び交う荒れた展開でした。移動系カードや、銀河鉄道カードなど強力なカードが動いたわけです。その中で、私は貧乏神の影響を受けなかったものの目的地にもつけず、ちょっと出遅れ気味でした。

 序盤戦は、とにかく 50% の収益率を持つ物件をどこまで押さえるかと、独占をかけて大きな収益を得るかがポイントになります。目的地が中部から近畿によっていたので、接戦になったわけです。

 中盤は、結構早い段階でキングボンビーが発動しました。このとき、移動系カードを使い切っていたのと、他のプレイヤーとちょっと距離があったのでピンチに。目的地は沖縄で、私が目的地の近くにいましたが、当然到着を見合わせました。

 キングボンビーの悪行は、パネルアタック、デビルを呼ぶ、サイコロ 10個、パネルアタックでした。プレイヤーは上位を走っていましたが、キングデビルを呼ばれたため一気に物件がなくなってしまいました。

 この時点で順位が入れ替わり、銀河鉄道カードを使ったプレイヤーが 1位に上がりました。中盤のビッグイベントのハルマゲドーンは、トップのプレイヤーの物件が東北によっていたので、東北に落ちる確率が高いと思いましたが、意外にも北海道が高確率になりました。

 なかなかハルマゲドーンが落ちないので、うっかり物件を買えないまま、かなりの時間が過ぎ、落ちたところはなんと関東でした。関東は、3位のプレイヤーが合計で 4軒、1億3000万円持っていただけでした。

 そんなこんなで、最後の年になりました。私は、地味な展開でしたが収益を伸ばして 2位に。トップとの差は 5億少々でした。水産王と農林王の軒数が明らかに少ない状態でした。ここでいきなりバブルのニュースが。到着金が 2倍になるので、誰が勝ってもおかしくない展開になりました。

 4月に私が、カードを使って敦賀につきました。ここの物件は安い水産物件が多く、水産王ゲットには欠かせないのです。独占をかけて、水産王にかなり近づきました。この後、農林物件を中心に買いあさり農林王も狙う展開に。

 目的地はどんどん北に向かうなか、トップのプレイヤーが 1回入り、そのあとで、3位のプレイヤーが目的地の青森に入りました。このときに 200軒達成で、リニアカードが入手できました。次の目的地は稚内で、残りマスは 23マス。リニアカードで直接稚内に入って 2連続の目的地に。

 稚内には収益率不明のカニ漁船団(3億)があります。2連続の到着で 10億を超える所持金があったので、収益率次第では独占して大量の利益が期待できるはずです。収益率を見るために 1軒買うと -5% でした。これで、野望はついえたわけです。

 ちなみに最高の 80% が出ると独占をかけて14億2000万ほどの収益が見込めたわけです。場合によっては大逆転があったことになります。

 稚内に着いたあとで、ぶっとびを使ったらなんとハワイに飛んでしまいました。これで実質ゲームオーバーです。黄色駅で、プラチナカードが見えたのでちょっとびっくりしました。

 キングボンビーに苦しんでいたプレイヤーも、ワープで所持金を 0 にして、物件を買い始めました。黄色駅で、もしかしたらカードを手に入れたので使ってみたら、なんと目的地の京都にホールインワンしました。

 ホールインワンには副賞のダイアモンドカードがもらえるのですが、今はバブル期間中。2倍の値段が付くわけです。結局到着金と、ダイアモンドカードの売値 4億2000万で都合 10億を稼いでしまったわけです。

 後数か月というところで、目的地は宮崎に。12月の時点で、私はトップと約10億の差が付いていたので、逆転は難しいと思っていたのですが、黄色駅で引いたカードはなんと虎につばさカードでした。目的地の到着金が 2倍になるので、到着すれば逆転があるわけです。

 結局宮崎の争いは 2回チャンスがあったものの、目的地に入れず。トップのプレイヤーに入られてしまい、ゲームが終わりました。

 最終的には、私は 18億の差を付けられ 2位でしたが、到着金が 6億だったので、虎につばさカードのおかげで逆転があったわけです。逆に、カニ漁船団の収益率がプラスになっていれば、3位になっていたかもしれなかったわけです。

 今回は桃鉄にしては珍しく、最後の最後まで見せ場のある面白いゲームでした。4時間くらいなら 7〜8年もありかなと思ったのでした。まあ、次からの対人戦は桃鉄 X が中心だと思うのですが。


● 3品目 ドラコンクエスト [form 桃鉄 V] (4:00 〜 5:05)

 桃鉄のモードを適当に見ていたら、誰かがドラコンクエストに目が止まりリクエストがあったのでやってみることにしました。

 一応説明を入れておくとドラコンクエストは、沖縄からぶっとびカードを使いいかに遠くに飛ぶことができるかという運だけのゲームです。通常のぶっとびカードとは違い、物件駅以外のマスにも飛びます。海に落ちた場合は、池ポチャで失格になります。

 とりあえず 1回やって見たのですが、「つづけますか?」という質問に「はい」と押しているうちに、気づいたら延々とやってしまいました。

 ぶっとびカードの醍醐味といえばハワイに飛ぶことですが、このモードでも飛ぶことがあるようです。明らかに画面の右下に飛ぶので、ウケが取れるわけです。ボタンを押すときも「右下」という声も聞かれるほどでした。

 結局約 1時間やりましたが、私は一番ぶっとび力がなかったようです。距離も、ウケを狙うところにもあまり飛ばなかったわけです。

 飛んでウケが取れるところはハワイ方面と、沖縄のすぐ後の海。佐世保付近です。ハワイ手前の赤マス、沖縄から 3マス目の海、佐世保隣のフェリー乗り場(記録 10マス, 本州では最低記録)、有田駅(12マス)というのが見られました。

 逆に記録が伸びたところは、能登半島の先端(47マス)、襟裳の1マス手前(47マス)、稚内の1マス右(47マス)などでした。手計算ですが、北海道と本州を結ぶマスの北海道側が 52マスでもっとも距離があると思われます。

 とにかく運だけのゲームですが、メンバーを選べばなかなか盛り上がれると思います。重いゲームの間の余興にいかがでしょうか? 桃鉄 X でも、ドラコンクエスト2 として残っているらしいです。


● 4品目 ディオラムス (5:15 〜 5:45)

 かなり遅くなってしまったので軽くディオラムスをプレイすることにしました。データはデフォルトで、マップはアルマダをプレイしました。全体的に狭いマップなので、早く決着が付くだろうという話です。今回は、ファルガス、ガルガ、ゼクシー、フーマとデフォルトの全員が登場しました。私はガルガを使いました(武器は斧です)。

 マップが狭いので乱戦になることは分かっていましたが、いきなり最初から、必殺→カウンターというコンボが見られました。全員が体力を削られる中、ゼクシーの魔法コマンドで、防御コマントがばれるという場面がありました。回避に対しては必殺思いっきりきくので、うかつに回避できないわけです。

 HP と攻撃力の低いゼクシーが先に抜け、死神になりました。残りの3人は、出目の都合でバラバラになってしまい、ちょっと長期戦の予感が。重い武器を持っていて、なかなか順番が回ってこないガルガが、なんとかファルガスを倒し、フーマとガルガの戦いになりました。

 フーマは死神が1つついた状態で飛び地にいたのですが、ファルガスを倒すために、阿修羅で連続ターンを得ていたガルガが後を追います。ここで、HP に余裕があったので、ワープの出口にまきびしを仕掛けて移動しました。おそらくフーマが 2連続行動になるので、まきびしで殺そうとたくらんだのです。

 攻撃でフーマにダメージを与え、残り HP が 600くらいに。このとき、ガルガのHPは 1600 くらいでした。フーマのターンでは、ワープの出口には止まらずに、ガルガにダメージを与えました。そして予想通り、フーマの連続ターンが。ここでワープから出てしまい、まきびしで 550 ポイントくらいのダメージが。

 まきびしでとどめを刺し損ねましたが、残り HP は 50 くらいになりました。その直後、ファルガスの死神のターンで、ワープマスに止まり死神のリーチに。そして、ゼクシーの死神のターン。2を出せばフーマに重なれるところで、見事に 2 を出しました。

 これで、フーマは死神 3回になり連れて行かれたのでした。連れて行かれるのは、かなり屈辱的な映像が出るだけに、ある意味死神側の勝利といえるでしょう。結局とどめは刺せませんでしたが、私が勝利しました。


 今回は、突発の企画でいきなり桃鉄までプレイされましたが、なかなか面白いゲームになったと思います。私も、ドラコンクエストで 1時間もプレイするとは思いませんでした。

 次回の例の企画は 2月の 3連休を予定しています。今度でおそらく「例の企画 Final」となるでしょう。最終戦の種目では「いたスト」のアレフガルドも予定しています。


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