■ 天空のレストラン - シェフについて ■

 「天空のレストラン」のコーナーを作ったので、シェフ別のポイントを私なりにちょっと紹介します。自分の経験にもとづいて書いているので、間違いがあるかもしれません。また、あまり使っていないシェフもいます。

● 舟森 七三郎

 和食が得意なシェフです。和食のサブジャンルに当たるそばも得意です。次に得意なのが洋食です。エスニックもそこそこいけます。得意な地形は海と畑です。豊富な寿司、刺身系のレシピと、鍋物が中心になります。
 使いやすさは、そこそこです。食材の対応は、よほど苦手なものがでない限り大丈夫です。特に苦手なのはフォアグラですが、1300G の料理は作れるのでそんなに気にしなくていいでしょう。
 作る料理の特徴ですが、高額料理は多いが品数も多いことがあげられます。特に 5000G オーバーの料理はすべて 5品完成です。また、レシピが絞りにくいのも欠点です。高額料理は主に刺身と鍋物なのですが、軸となる食材が固まらないと、どのレシピになるかが分かりません。
 実用的には妨害をかいくぐって 2000G 以上の鍋物を作れるかにかかってくるでしょう。または、海に連続で行って刺身系の高いメニューを目指すのも手かもしれません。いずれにせよ、使いこなすにはそれなりの技術が必要です。
 たまに、うどんスタートの寄せ鍋(1800G, あと4品必要)など、極端に品数がかかる場合があるので気をつけて下さい。あと、ギャルソンの弱点料理を一番作りやすいという特徴があります。

● 笠井 太郎

 フランス料理が得意なシェフです。サブジャンルの洋食も得意です。次に得意なのが、イタリアンと和食です。それ以外のジャンルは苦手ですが、作れる料理はかなり幅広いです。得意な地形は港と森です。フォアグラ、トリュフがポイントになります。
 ゲーム中で一番使いやすいシェフだと思います。食材もかなり器用に対応します。苦手なのはフカヒレくらいでしょう。高級食材なら、ほとんど何でも高額料理に発展させる腕を持っています。
 作る料理の特徴は、品数も少な目で発展させやすいことです。高級料理も 4品完成が中心で、レシピを発展させて作るのが多いためかなりやりやすいです。中には 3500G で3品完成の料理もあります。
 攻略のポイントは、レシピ変化にあります。2000G 以上の料理を作るのはレシピ変化が必要になるからです。森のトリュフをいかに入れるかにかかってくるでしょう。勝負となる料理を一番安定して作れるといった強みがあります。
 中華系の食材は苦手なので、鍋に入ってしまったらあきらめましょう。あと、ギャルソンの弱点料理が作りにくい(器用すぎるため)といった難点もあります。

● ポンチャイ

 エスニック料理が得意なシェフです。サブジャンルのカレーも得意です。次に得意なのが、中華とそのサブジャンルのラーメンです。イタリア料理もそこそこいけます。
 普通に使っていると、一番使いにくいシェフだと思います。食材自体はどんなものでも器用に使うのですが、高額料理が圧倒的に少ないことと、その割には品数がかかること、レシピが読みにくいことが大きな弱点です。
 作る料理の特徴は、安い料理の割に4品完成が多いことです。高級料理はあまり作れませんし、レシピが読みにくいので発展させるのにもリスクがあります。
 攻略のポイントは、レシピの組み立てにくいエスニックを捨てて、2番目に得意な中華で攻めることです。オイスターソースを入れる際にカレー系のレシピが邪魔になるのが難点です。
 どちらかといえば、エスニックの料理を楽しむのに徹したほうが面白いかと思います。

● ヤナケアーノ

 イタリア料理が得意なシェフです。イタリア料理にはサブジャンルがありません。次に得意なのがフランス料理とエスニック、そしてカレーです。中華と洋食もそこそこいけます。得意な地形は港です。
 使いやすさは、そこそこです。食材には器用に対応しますが、ポンチャイほどでないにせよ高級料理が少ないからです。レシピはそこそこ組み立てやすいです。
 作る料理の特徴は、パスタ、ピザ系の3品完成の安い料理と、5品完成を中心とした高級料理に分かれます。高級料理は最高が 5200G で、全体的に数が少なく、5品完成がそこそこ入っているのが特徴です。
 攻略のポイントは、1500G 程度のパスタやピザを数多く作ることでしょう。パスタやピザは受け入れが広いので、邪魔されにくいのが特徴です。固め打ちしてテーブルボーナスを狙うのがポイントになります。料理ボーナスは 3000G あたりのものが出たらあきらめたほうがいいでしょう。
 いろいろなところでいわれるほど難解なシェフではないと思うので、イタリアンの特徴である、ピザやパスタをどんどん作ってください。

● 周 万福

 中華料理が得意なシェフです。サブジャンルのラーメンも得意です。次に得意なのがそばで、カレーもそこそこいけます。ダックが出る川を一番有効に使えるシェフです。
 使いやすさは、やや使いやすいです。食材の対応力は一番ありません。大トロや、フォアグラ、トリュフなど苦手な食材が結構あります。和食にも洋食にも対応していないからでしょう。ただ、中華料理の発展性はかなり優れています。
 作る料理の特徴は、安くて手間のかかるラーメンか、高級で4品完成が多い中華になります。正規の料理で一番高い北京ダック(8000G)は狙って作ることもできます。他にも発展させて作れる高級料理が結構あります。
 攻略のポイントは、北京ダックに持ち込めるかどうかと、オイスターソースを入れるかでしょう。2000G 以上の料理は笠井の次くらいに作りやすいはずです。高級食材とオイスターソースの炒め物が作りやすいです。あと、北京ダックは必殺の料理なので、レシピは暗記してチャンスがあったら絶対ものにするつもりで行きましょう。
 苦手食材の多さと、手間のかかるラーメンと癖のあるシェフですが、いったんはまってしまえば高級料理を連発する、ものすごいシェフへと豹変します。うまくいけば、ラーメンを1品も作らずにゲーム終了までいけます。

● 服部 ゆき子

 オールラウンドなシェフです。全ジャンルそこそこの腕を持っています。
 使いやすさは、やや使いにくいです。食材の対応力は一番です。どのジャンルでも作れるから当たり前ですね。高級料理をほとんど作れないのがポイントです。
 作る料理の特徴はないといえばないのですが、安くて作りやすい料理が多いことでしょうか? 対応力が一番高いため、ヤミ料理にされにくいのが特徴です。
 攻略のポイントは、ヤナケアーノと同じです。1500G 〜 2000G の料理をいかに作れるかです。思い切り安ければレシピ変更を狙ってもいいのですが、ある程度の値段になってしまったらリスクがあるのでそのまま作ったほうがいいでしょう。
 最高料理のボーナスはほとんど取れないと思ってください。その分、正規の料理を量産して、テーブルボーナスを狙っていくのがポイントになるのではないのでしょうか?

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