■ 天空のレストラン - Tips ■

 かなり間があいてしまいましたが、私のまわりでにわかに「天レス」ブームが起こり Tips が作れそうなくらい対人戦をやりこむことができました。私がプレイした経験を還元する意味も込めて公開しようと思います。「お手軽料理」と同じように思いついたことを思いついたままに書いていくつもりです。
 ちなみに私は、最近かなり周万福を使っています。レシピアップのコツなどもだいぶつかめたので、このあたりも紹介できればと思っています。

- 基本的なこと -

 まずはいつも通り、普通にプレイしていると忘れがちで重要なことを書いていこうと思います。

● MP の切れ目は命の切れ目

 このゲームは高い料理を作って、それを他のプレイヤーに食べさせることによって資産を稼いでいきます。効率よく料理を作るためには魔法は必須ですし、また他のプレイヤーのマスを越えたり、自分のギャルソンを強化するのにも魔法を使ったほうが有利です。
 終盤で MP が 6以下になると、移動は完全に運任せになってしまいます。また、MP が 3 以下になると欲しい食材を引くのも運任せになってしまうのです。というわけで、よほどのことがない限り MP を使い切ってはいけません。

● ギャルソンの強化

 ギャルソンに経験値が入るという概念はなかなかつかみにくいものです。お食事代 100G につき 1ポイント(端数切り捨て)の経験値が入り、5ポイントで半人前(料理が 2つ持てる)、その後 12ポイントで一人前(範囲が 2マスになる)になります。このあたりは覚えておきましょう。
 目覚め前の料理が 1200G 以上がいいのはそんな理由があるからです。ギャルソンの範囲が 1マスと 2マスでは、かなり大きな差になります。相手から効率よくお食事代をとるために、早めのギャルソン強化はとても効果的です。

● 最高料理

 最高料理は、ゲーム終了時にボーナスになります。プレイヤーごとに最後まで残った料理のなかで、一番高いものが対象になります。ボーナスはトップが 10000G、2位が 3000Gです。金額は忘れやすいので注意してください。
 10000Gの差は、感覚的にはそこそこ高いテーブルに 1回直撃するのと同じくらいです。移動は運任せですが、最高料理のボーナスはある程度狙えます。また、2位の 3000G のボーナスも意外と大きいです。現金を集めたプレイヤーに 2位を 2つとられているとそのまま逃げ切られたりします。
 ゲーム中の最高料理の動向は極めて重要です。特に高い料理ができそうなときは気をつけましょう。ちなみに、2位が同点の場合はどちらにも 3000G が入ります。

● 最高テーブル

 ゲーム終了時のマスごとのお食事代のうち、最も高いものが最高テーブルになります。これも、最高料理と同じ計算方法でボーナスが入ります。このボーナスも重要です。
 複数のギャルソンの範囲が重なったら、それだけ高いテーブルができることになります。最高料理が取れなくても、ギャルソンの配置と強化で最高テーブルをとることは十分に可能です。拠点となるギャルソンへの強化アイテムや、持たせる料理、他のプレイヤーのテーブル価格には気をつけましょう。

- シェフ、食材、料理 -

 このゲームは、料理を作ることに重点が置かれています。特に、高い料理をつくることは勝利への大きなポイントになります。ここでは、料理を作る上で欠かせないシェフと食材について書きます。

● シェフの技術

 ゲームに登場するシェフには、得意なジャンルと不得意なジャンルが設定されています。自分の使いたいシェフが必ずしもとれるとは限りませんから、どのジャンルが得意でどのジャンルが不得意かは覚えておきましょう。
 ちなみに専門の技術(A ランク)があれば高額料理が作れますし、調理の難しい食材をそのジャンルに沿ったいい値段の料理に仕上げてくれます。やや得意(B ランク)であれば、お食事代が 2000G 以上の勝負になるものもそこそこ作れるようになります。そこそこ(Cランク)だと、扱いが簡単な食材ならひととおりのものは作れると思ってください。
 逆に Dランク以下はあまり気にしなくていいでしょう。Eランクまで下がるとそのジャンルの料理がほとんど作れなくなります。
 Bランクで重要なところは、舟森の洋食、笠井の和食とイタリア料理、ヤナケアーノのフランス料理とエスニック、ポンチャイの中華です。Cランクで気をつけたいのは、舟森のエスニック(たまにまぎれが起こる)と、ヤナケアーノの中華(意外と弱点料理が作れる)です。

● 食材とシェフの相性

 ゲームで入る食材はさまざまですが、全体的に高額に発展したり、安いメニューしか作れなかったり、特定のジャンルに有効だったりと、さまざまな性質があります。
 いわゆる高級食材はある程度見当がつきますし、どうやっても 1000G 以下のメニューしかできないイナゴなどはともかく、微妙な食材をどうするかが問題になると思います。
 例えば、自分の鍋が空の状態でマグロが入ってきたとしましょう。これを自分の鍋に入れるか妨害に使うかは、シェフの技術に大きく依存します。このあたりにプレイヤーの腕と、料理に関する知識が反映されます。
 マグロを使う料理を考えてみましょう。刺身(和食)には使われそうですし、マグロ→ツナとすればイタリアンにも使われそうです。フレンチは微妙です。エスニックはよく分かりませんが、あまり使われそうにないと思います。中華では扱わない食材ですね。
 これを考慮すると、舟森、笠井、ヤナケアーノ、服部(ある程度は作れそう)は自分の鍋に、周とポンチャイは妨害に使うのがよさそうですね。実際に調べると、舟森、周以外の 4人はトリュフ添伊勢海老ズッパディペッシェ(2500G)、舟森は上刺身3点盛り合わせ(1900G)、周はマグロづけ丼弁当(900G)が最高です。
 最高料理がイタリアンの Cランクで作れるので予想と結果は違いますが、方針としては間違っていないと思います。ちなみにズッパディペッシェには最低 4品必要な上、パンを使うので、ポンチャイで狙うのはちょっときついと思います。
 判断しにくい野菜類については、カンを頼りにするしかありません。たまねぎとかナスとかがどのジャンルでどこまで作れるかはあまり想像できないですからね。ちなみに、たまねぎは和食、イタリアン、フレンチに高額料理があり、ナスはどのジャンルでも微妙です。

● 食材どうしの相性

 食材を使いこなすのにはシェフの技術が必要ですが、料理を完成させるためには決まった食材の組み合わせを作らなければいけません。ねぎのようにたくさんの料理に使われる食材もあれば、ドジョウのように使う料理が大幅に限定されるものもあります。
 受け入れの広い食材はヤミ料理になりにくいので、MP なしで料理を進めることができ、高額料理に入っていることも多いのですが、受け入れの広さから高額料理に絞りにくいという難点があります。
 1品目に受け入れの広い食材が入ったときは、必要に応じて高額料理に向かうようにレシピを進めましょう。例えば、周を使っていて 1品目にねぎが手に入りラーメンのレシピが立っているときには、そのラーメンを作らずにチャンスを広げることもできます。
 レシピにもよりますが、たいていの場合は森に向かってレシピを変化させます。例えば、しいたけが入ってリーチが入ったとしましょう。そのあとで、港に向かいます。そうすると、周の場合だとオイスターソース、フカヒレ、トリュフが入ってくるはずです。
 トリュフははずれですが、それ以外は 2000G 以上の勝負レシピに変化します。オイスターソースが入れば 1800G 〜 3300G (オイスターソース炒め) になりますし、フカヒレが入れば 2500G か 2800G (フカヒレと鶏肉のおかゆなど)になります。
 そのままラーメンを作ったのではうまくいっても 1200G 程度です。オイスターソースを狙っていきなり港に行くと、高い 4品完成のレシピになったり、受け入れが広い状態なのでカレー粉が出てきて 1000G 以下が確定したりすることもあります。
 以上が、食品どうしの相性を考慮したレシピ変化の例です。実際には MP の節約のために何もしないという方法もあるので、状況に応じてになると思います。

● 料理と食材

 シェフの指示通りに食材を集めていけば、その料理をつくることができます。しかし、効率よく料理を完成させたり、高い料理を目指すためには、ときにはシェフの指示に逆らって食材を手に入れる必要があります。
 まずは、効率の良いレシピの勧め方から紹介します。料理に必要な食材が同じ場所から複数手に入る場合、どの食材が入るかはランダムになります。
 例えば、アヒルのガーリックソテー(1200G、3品完成、1:にんにく(街、畑)、1:ダック(川)、1:バター(街)、ワイン(街、港)、レモン(畑、港))に、ダックとレモンが入ってリーチになったとします。
 このときに、次に行くべき場所は街ではなく畑です。街に行くと、不必要なバターやワインが入り完成が遅れる場合があるからです。完成が遅れると、料理が置けなくなるだけでなく MP の無駄遣いにもつながります。もっとも、弱点料理の関係でバターやワインが欲しい場合はその限りではありませんが。
 また、同じメニューでワインが入ったときにリーチをかけにいくとしたらどこがいいでしょうか? これは、川が正解です。その他の場所では、ワインやレモンが入り、リーチにならない場合があるからです。メニューに従う場合は、とりあえずリーチをかけるのが正解です。
 ただ、この場合はものすごい料理への派生もあります。安い料理の食材を使って、別の高い料理のレシピに変化させることをレシピ変化といいます。このゲームの最重要テクニックです。
 先ほどと同じように、アヒルのガーリックソテーのレシピが出ているとしましょう。シェフは笠井を使っています。食材は、バターが入っています。
 ここで、とりあえずリーチをかけにいく(ふりをする)のですが、ここでは川にいかず畑に行きます。川に行くと、アヒルのカツレツキエフ風(1800G)が最高になってしまいます。うまくにんにくが入手できれば、リーチがかかります。レモンでも、リーチはかかりませんがとりあえず OK です(上級者相手ならヤミにされると思いますが)。
 次に、料理を完成させずににんにくとレモンの両方をそろえます。レモンの場合は港でもかまいません。ここまで来ればリーチがかかるはずです。この動きで相手は怪しく思うはずですが、すでに手遅れです。
 必要食材のランプを見るとまだ全部ついているはずです。ここで、思い切って海に行きます。レシピ変化を狙うわけです。ここで手にはいるのは、ホタテ貝かアワビになります。確率は低いもののアワビが手にはいると、アワビのソテープロヴァンス風(6500G)が完成します。
 これはうまく行きすぎな話ですが、もっと狙って作れるようなレシピ変化がこのゲームにはあります。受け入れの広い食材を、うまく高いレシピに絞り込むのがこのゲームの最重要テクニックとなるわけです。
 高額料理が思いつかない場合でも、料理の知識が試されるシーンがあると思います。これまで入手した材料を軸に料理をいかに思い出せるかが勝負を分けるかもしれません。

- ギャルソンとテーブル -

 完成した料理他のプレイヤーに食べさせるには、ギャルソンを雇う必要があります。ここでは、ギャルソンに関係して、高額テーブルの作り方、ギャルソンバトルなどについてを書こうと思います。

● 高いテーブルを作るには

 高いテーブルを作るには、いくつか方法があります。1つは持たせている料理自体を高くすることです。ギャルソンが持てる料理の数は限られているので、勝負をかけるときはできるだけ高い料理を持たせる必要があります。
 もう 1つは、自分のギャルソンの範囲を重ねることです。こうすることで、1品ごとの価格が多少安くても、最高テーブルをとることができます。このとき、ギャルソンの向きとアイテムには気を遣う必要があります。複数のギャルソンを成長させるのは、それなりの手間がかかります。

● ギャルソンアイテム

 経験値を与えるギャルソンアイテムは、早い段階でテーブルを広げるのにとても有効です。MP にお金をつぎ込むのと迷うところですが、1200G 以上の料理を持たせているギャルソンは早めにレベル 2 にした方がいいですし、範囲が広がる場合は、ちょっとお金を使ってでもレベルをあげた方がいいと思います。
 料理価格が上がるアイテムは、メインテーブル以外には買う意味があまりありません。実践ではシークレットブーツかスマイル矯正ギブスになると思いますが、予算に合わせてどうぞ。勝敗を分けることはあまりないのですが、アイテムを売ると 10% の損失が出てしまうので気をつけて下さい。
 買い物の機会を MP のために使うのか、テーブル強化のために使うのかはよく考える必要があります。どちらも勝利のためには必要だからです。

● 弱点料理とギャルソンの強さ

 ギャルソンには弱点料理が設定されており、その料理を渡すと寝返ってしまいます。ギャルソンが寝返ると、所有権が変わるだけでなく、持たせていた料理がすべて売却されてしまいます。これによって最高料理や最高テーブルに影響を与えることもあるわけです。
 高額テーブルを作る際は、ギャルソンの弱点料理に要注意です。レモンやたけのこといった使い勝手の良い食材が弱点のギャルソンは本当に信用できません。無敵にしない限りは、重要な料理を持たせない方がいいでしょう。
 特定の料理が弱点のギャルソンはかなり強いです。経験上弱点料理として作られにくいのは、成金盛り、アワビしゃぶしゃぶ、北京ダック、お新香、黄身焼き、いかすみ、サラダ、ハンバーガー、ミックスグリルあたりです。
 逆に、レモン、にんじん、たけのこ、ナス、バター、ワインあたりは、シェフによっては簡単に弱点料理を作れると思います。

● ギャルソンを流す

 弱点料理を作られやすい、いわゆる弱いギャルソンや、相手に渡したくないギャルソンにヤミ料理を持たせて配置してしまうことを、ギャルソンを流すと呼んでいます。
 選択できるギャルソンを全員流すことによって、新たなギャルソンを見ることができるかもしれません。高い料理を持っていて、いいギャルソンがいないときには必要になるでしょう。
 また、イベントカードの身代わりにもなってくれます。ギャルソンの駆け落ちや、弱点変更などキャンセルできないイベントは多いので、捨てのギャルソンを雇っておいて損はないと思います。
 特に弱点料理の弱いギャルソンは、へたをすれば相手に利用されてしまうことも考えて、立地条件の悪いところに置く必要があります。利き手の関係で、イベントマスに範囲が入ってしまうような場所がお勧めです。

● ギャルソンバトルとバトルアイテム

 他のプレイヤーが所有するギャルソンのテーブル範囲が重なると、ギャルソンバトルが起こります。ギャルソンバトルは、お互いの料理価格を HP に、料理価格の平方根 +13 を攻撃力にしてサイコロを振り合います。
 基本的にサイコロの目はどうすることもできないので、料理価格とギャルソンアイテムが戦力になります。ギャルソンのレベルが高くても、料理価格が低ければバトルでは不利なのです。
 HP と攻撃力の計算式の都合上、高額のテーブルになると料理価格の差が大きな戦力差になります。2000G 対 4000G のバトルでは、まず 4000G の方が勝つでしょう。
 バトルでは、テーブル価格の低いほうが先行になります。テーブル価格が低いときは先手をとれたほうが有利になります。テーブル価格は狙って調整できるわけではないのですが、参考までに書いておきます。
 バトルアイテムですが、「はずれ」がないのはやわらかスパイスです。相手の防御力を 25% 下げるという表記なので、与えるダメージは 4/3 になります。相手の HP が 25% 下がるのと等価ですね。2000G 程度のバトルで、500G 程度の差ならスパイスでほぼ埋まるはずです。
 次に確実性の高いのは、リジェ根です。これは、相手の攻撃が終了したときに相手の攻撃力の分だけ HP を回復させます。高額テーブルになればなるほど回復量が増えますが 1回の回復量は地味です。3000G 以上、いわゆるゲームを分けるバトルが起こりそうなときに買っておくといいでしょう。
 相手のスカに対してはずれになるのがホイの実です。次のターンに受けるはずのダメージがそのまま HP に加算されます。これは、使いどころを選びませんし、事故を防ぐことができるので持っておいて損はないです。
 使う基準としては、★ゾロ(30ヒット, 1/36)、5ゾロ(15ヒット, 1/18)、4ゾロ(12ヒット, 1/12)、9ヒット(1/6)を受けると負けになる場合でしょうか。保険のようなものなので、相手がスカを出しても気にしないことにしましょう。
 その他のバトルアイテムは、おそらく買う暇がないと思います。いつ起こるか分からないバトルに備えるよりも、料理を作るのに必要な MP にお金と機会をつぎ込んだほうがよほど勝利に近づくと思うからです。

- その他の要素 -

 だいたい書きたい要素については書いたのですが、戦略の要になるイベントカードと魔法についてもちょっと触れておきます。

● イベントカード

 イベントカードは、通常版と HP 版で内容が違うので詳しいことは書けないのですが、現在、過去、未来のそれぞれのカードにどんなものがあったかは覚えておく必要があります。
 カードの効果は強力なものが多いので、状況によってひいてはいけないカードやどうしても引きたいカードがあるからです。さらに、何が出たかも覚えておくともっといいでしょう。

● ピコ魔法以外の魔法

 地形マスを変化させるピコ魔法は状況に応じて使うのですが、それ以外の魔法もそれぞれに使いどころがあります。
 終盤にかけてよく使われるバイダスは、高額テーブルを避けるのに使います。6マス以内に危険なテーブル(5000G以上がひとつの基準)があれば、使うのがいいでしょう。あと、使う前に周辺の様子を見ましょう。手前の高額テーブルをよけるつもりが、先にあるもっと高額のテーブルに入ってしまったということはよく起こりますから。
 高額テーブルが並んでバイダスでも抜けられそうにない場合でも、バイダスを使った方がいいことが多いです。ある程度距離を稼いでおくことで、たとえ 1回支払いがあったとしても、2回目以降の支払いを避けることができるからです。
 あと、16時直前にサラリーを取りに行ったり、超高額料理のハイラーンをつぶすのに使う場合もあります。効果が確実ではないので、MP に余裕があるかどうかを確かめてから使いましょう。9MP はかなり大きいですから。
 ★ダスは、主にすぐ手前にある自分のテーブルを強化するために使います。はずれもありますが、テーブルを強化するのは最重要事項なのでチャンスがあれば積極的に狙いましょう。
 また、ゲーム終了間際に高いテーブルを避けるために歩数調整をするのに使うこともあります。時間を進めない働きもあるので、他のプレイヤーの場所によっては、終了間際の食事代をねらい打つことも可能です。また、1/6 で★ゾロも出ますから、最後のテーブル強化のチャンスに賭けるのにも使えます(ただ、さすがになかなか成功しないのですが)。
 最後に、ハイラーンです。これは 27MP も消費するので、そう簡単に使うことはできません。MP があればそれだけ有利になるので、できれば使わない方向でゲームを進めましょう。
 ハイラーンの効果時間は 45分なので、完成できる料理はほぼ 1品でしょう。うまくいっても、2品目を作っている途中で切れてしまうことが多いようです。鍋が空の状態でハイラーンを打つと、次に何が入ってくるかが確定しませんから、27MP を 1000G 台の料理に使ってしまうことにもなりかねません。
 となると、いつハイラーンを打てばいいのでしょうか? 答えは、3000G 以上で最高料理が取れそうな場合です。例えば、ゾロ目を振って材料を入手したらちょうど 3500G のレシピが出たとか、材料から高額料理に変化できるが、途中でリーチが解けてしまう場合などです。
 ハイラーンをかけたターンは他の魔法が使えないので、邪魔な食材を入れる場所も必要になります。他のプレイヤーが全員リーチのときはハイラーンを打つべきではありません。
 とにかく大量の MP を使うわけですから、ハイラーン使用後は「確実に」高額レシピをリーチまで発展させてください。中途半端なレシピ変化を狙っている時間も MP もありません。
 ここでは、MP はあった方がいいといいましたが、高額料理を作るのにはリーチからの変化を狙いましょう。ハイラーンが使えるだけの MP があれば、それだけ他のプレイヤーに危機感を与えることができます。もちろん、高額料理のレシピを保ったまま自分のターンがきたらハイラーンを使えばいいわけです。


 とりあえず、ここまでが Tips になります。誰かが、天空のレストランは語学のようだといったのを思い出します。基本的な事項を覚えたら、あとはレシピというボキャブラリーを増やすことになります。
 レシピを多く知れば知るほど、レシピ変化の予想がつきやすくなり、それだけ高いレシピへの変化がしやすくなるからです。同じ材料を使って、こんな料理もできたという高額レシピへの変化がこのゲームの一番面白いところだと思います。
 経験者と初心者が混ざるときはどんどんレシピ変化を教えてやりましょう。そのほうが面白くなるのではないのでしょうか。


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