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● ゲームのらくがき 「ダンジョン チャージ」 ●

 恒例のゲームのらくがきですが、ルールはPDFで公開するようにしたので、デザイナーズノートをお送りしましょう。ここだけの話になります。


- デザイナーズノート -

●やりたかったこと

 秋のゲームマーケットは、できるだけ簡単に作れるものをということで、カード 24枚程度のダンジョンゲームを考えていたのですが、1回アイデアがボツになったりしました。バースト系のゲームではあるのですが、なかなかコンパクトに作れないのと情報量が少なくなってしまうので。

 ダンジョンを自分で仕込んで、そこからカードをめくるというのは、「ペアーズ」の「ゴブリンポーカー」や、そのバリエーションの「オークポーカー」を元にしています。相手を陥れることもできるような作りですね。

 単純にカードを置くだけだと面白みがないので、そこから要素を津腰付け加えることにしました。HPはあったのですが、そのほかのステータスと、特殊能力をつけて、能力値の獲得とカードの配置を一緒にしてという感じですね。

 アイテムについては、12枚なので、基本的なものでそろえた感じです。パワー3のモンスターを倒すカードは通称パワーエサですね。セットコレクションの要素も少しあります。

 逆転の「チャージ」は、モンスターだけのダンジョンになってしまったときに、引くメリットがなくなってしまうことから、一斉攻撃で一気に得点できるようにするというバランスに変えました。

 このあたりの調整で、単なるカードめくりのゲームが、かなり重い感じの作品になりました。カウンティングの要素もありますが、見えていないカードのもあるのでそのあたりが悩ましいところですね。

 ドット絵は、ある程度書き起こしました。アイテムは、栄養ドリンクをモチーフにしたものもあったりします。

 影響を受けた作品は「ダンジョン オブ マンダム」ですね。あそこまでシンプルに作ることはできませんでしたが、完全攻略できるダンジョンに仕上がったので、そのあたりを楽しめればと思います。


 これを書いている時点で、1年ルールにより、イベントでの持ち込みはありません。このあたりは、再販オファー待ちになります。


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