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- お寿司ライン (Hammer Version) -

 「すごろくや」のサイトで紹介されていた「バトルライン」のバリエーションルールの「お寿司ライン」をみて、実際にやってみたいと思い、若干アレンジを加えて実際に遊んでみました。

 下準備から、ゲーム終了後の感想戦と実食まで楽しかったので、そのときにプレイしたルールをページの方に残しておきます。


●準備

プレイヤーは、それぞれ1人前のお寿司を購入します。
1〜9の番号が振られたお皿と、勝利報酬のお皿2つを準備します。

●お寿司の分配

プレイヤーは、適当な方法で奇数番号のお皿(5皿)か偶数番号のお皿(4皿)のどちらを受け取るかを決めます。
所定のお皿と、勝者報酬のお皿を受け取り、自分のお寿司をそれぞれの皿に分けます。

勝者報酬のお皿には、奇数番号を受け取ったプレイヤーは1個、偶数番号を受け取ったプレイヤーは2個、お寿司を分配しなければなりません。

それ以外のお皿には、残りの食べ物(お寿司、玉子、ガリ)を好きなように分配してかまいません。ただし、それぞれのお皿には必ず何かしらの食べもの(お寿司、玉子、ガリ)を分配しなければなりません。

鮮度が大事なので、お寿司の分配は手早く行ってください。

●ゲームの準備

お寿司の分配が完了したら、番号順にお皿を並べます。
勝者報酬のお皿は鮮度に気をつけながら、適切な場所に保存してください。
それと同時に、ゲームで使用するカードをシャッフルし、プレイ順を決めます(カードを引き、より大きなカードのプレイヤーがディーラーです。ディーラーは後手になります)。

●ゲームのルール

「バトルライン」の通常ルールに従いますが、策略カードは使用しません。
勝利が確定した列の皿は、勝者の元に移動します。
本来のゲームの勝利条件(連続する3皿を獲得する、または、5皿を獲得する)を先に満たしたプレイヤーが、両者の勝者報酬を総取りします。
お寿司の分配があるため、ゲームの勝敗が決定した状態でも、すべての列について決着がつくまで勝負を続行します。
(カードがこれ以上おけなくなった場合はパスしますが、おける場合は必ず置かなければなりません。山札がなくなった場合は、カードを補充せずに続行します。)

鮮度が大事なため、長考は極力避けましょう。また、勝敗の判定は対戦相手も協力し手早く完了させてください。

●ゲームの終了と報酬

すべての列について決着がついたらゲーム終了です。
各プレイヤーは、報酬として勝利した列のお皿を獲得します。また、ゲームの勝者は勝者報酬も受け取ります。

●終了後

カードを手早く片付けて、各自獲得したお寿司を食べましょう。感想戦なども一緒にやるといいかと思います。


 というわけで、実際にプレイしたルールをお送りしました。ここからは裏話などを。

 実際に「お寿司ライン」をプレイしたいと思い、賛同者を集めてやってみようとしたのですが、食べ物が絡むだけにルールはちゃんと決めておきたいということで、ルールを確認しているうちにいろいろとやってみたいことなどが出てきたので、盛り込むことにしました。

 1つは、お寿司の端数が出る可能性があったのと、ある程度自由にお寿司を分配したいということもあったので、1皿お寿司1つから、好きなようにお寿司を分配できるようにしました。

 せっかく分配できるなら、ということでガリのみという分配もありにしています。ちなみにルールには記載していませんが、調味料(醤油、わさび)や、食べられないもの(ばらん)は分配の対象になりません。

 実際にやってみると、本当に真剣勝負ですが、自然と長考できないのがいいですね。実食の最後の方はお寿司が若干乾燥してきたので、本当に手早く進める必要があると思ったりとか。

 最後におまけですが、お寿司ラインで WedgeとかPhalanxといっても雰囲気がわかないということで、日本風に陣形をあててみたりとか。急ごしらえで、歴史的なものには疎いので突っ込みどころなどあるかもしれませんが、公開しましょう。

 魚鱗(ぎょりん):同色で連続した数字3枚
 鶴翼(かくよく):同じ数字3枚
 長蛇(ちょうだ):同色3枚
 偃月(えんげつ):連続した数字3枚
 横陣(おうじん):それ以外

 1〜10の兵士カードもうまくまとまればいいのですが、さすがにそこまでは時間がありませんでした。


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