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● 2006年を振り返って ●

 今回も、年末最後の更新なので Blogの記録を元に 1年間を振り返ってみましょう。いつも通り、統計情報と、印象に残ったゲームなども挙げておきます。


●アナログゲーム編

 今年のレポートに残っているゲーム会についてですが、JAGAが11回、袋小路が4回、その他のゲーム会が5回ですね。書いていないものもあるかもしれないので、20回ちょっとくらいでしょうか?

 1月〜3月は、ゲームマーケットの準備時期ということで例年回数が減るのですが、3月はお仕事の兼ね合いで 1週つぶれたことが大きく影響して、珍しくプレイ記録 0の月が出ました。以降、8月くらいまではかなりペースが落ちていました。9月以降は、惨敗ゲーム会の開催などもあり、回数が増加傾向にあります。

 3月のゲームマーケットがおおよそ、アナログゲームのシーズンの区切りとなるわけですが、今回は「ほんのきもちです」で多めに生産したときの動きが見られたのが収穫でした。今年はブースにいる方が長かったような気がしました。

 5月のアナログゲームオフも恒例のイベントではあります。今回は 7人と人数自体が少なかったものの、初の一人ですべてのゲームを用意してという感じになりました。普段のゲーム会ともまた趣が違って、ランダムプレイでとにかくゲーム数が多いのが特徴ですね。

 あとは、11月のTGFでしょうか。こちらはまだ手探りの状況が続いています。まったりとした感じではあるので、どうやって活用していくかが今後の課題になるかもしれません。今回は、TGFあわせの新作もなく、去年以上にゆったりとしていました。

 変化といえば、オークションでのゲーム購入を始めたことでしょうか。それに付随して惨敗ゲーム会を何回か開くようになりました。過去の名作もある程度押さえておきたいという気持ちが出てきたのでしょうか?

 それとともに、最近はプレイ率を上げるということも考えつつあります。JAGA前に購入したゲームをすぐに開封してプレイするとか、英語版を買ったらすぐに和訳を作ってプレイするとかそういう感じです。


●デジタルゲーム編

 いたストオフと名がつくものは 10回、京王カップが1回、いたストパーティーが2回ですね。観戦1回を含めて 14回とこちらの回数が増えました。

 2月〜4月まではいたストオフもオフシーズンということですが、それ以外の月は大抵何かをやっていましたね。

 1月いたストオフでは、強制帰還の憂き目を見ました。この月はJAGA、千葉オフでもいろいろとあったりしてかなり劣悪な状況だったりしました。4月以降状況が改善されていますが、遊べるうちに遊んでおけという感覚が強くなりつつあります。イベントのない 3月でしたが、名古屋オフにうっかり顔を出してきました。

 5月に「いたストポータブル」発売で、ポータブルオフが開催されたものの、機材の関係もあり、一部のオフでしかプレイされないようになっています。PSP向けによくまとまっていますが、マップ数が少なめで、対戦に向いたマップが厳選されるのがあるかもしれません。

 6月以降は、新しい試みが次々とという感じでした。横浜対戦会は、新しい場所での開催ですね。ルールもマップも手探りの状態ではありますが、回数を重ねていって欲しいところですね。

 7月の「いたストパーティー」は、いたスト+過去にやった部活動みたいな感じで、まったりとした感じのイベントに仕上がっています。ここで「汝は人狼なりや」がパワープレイされていますし、10月に2回目が開催されました。

 あとは、10月〜12月のクリスタルカップです。こちらは予選、決勝方式の大会形式で、地区別予選が大きなポイントになっています。こちらもまだ手探りの状態ではありますし、2日制のオフでは見られないようなこともあったりしましたが、今後の動きが楽しみです。

 G1は 4回といつものペースに戻ったものの、1月と11月が1日参加で、こちらの方の参戦状況が若干残念なことになってしまいました。他のオフも、例年のペースに戻ったことでしょうか。あとは、参加者の都合がだんだんつけにくくなってくることくらいでしょう。11月オフは、珍しく 8人規模の開催となりました。

 その他のデジタルボードゲームとしては、「焼きたてジャぱん」「いたストポータブル」「悪代官漫遊記」「桃鉄16」とそれなりに数が出ていた方でしょう。携帯ゲーム機でもボードゲームが出る自体になったのは、それだけ定着してきたと言うことなのでしょう。

 「ジャぱん」は天空のレストランを思い起こさせるものですね。対人戦はまだやっていません。「いたストポータブル」はうまくチューニングされていると思います。対人戦マップのバリエーションとあとは、プレイ時間短縮の工夫かと思っていたり。

 「悪代官漫遊記」も意外と遊べるのではと思いました。「桃鉄16」はさらにチューンナップが進み、プレイ時間がますます短くなっています。特にボードゲームは細かいチューニングでプレイ感が大きく変わって来るので、いい動きだと思います。


 今年は、アナログボードゲームが若干減少し、いたストオフ関係のイベントとバランスを取るような感じになりました。1月から3月までは、本当にゲームから遠ざかっていた感じがしましたが、その後持ち直したようです。

 さて、ここからは恒例の今年印象に残ったゲームの発表です。

●外国産ボードゲーム

 今年は、プレイ率を高めようということを心がけたせいか、新作を中心にいろいろとプレイできました。

 「ベガス・ショーダウン」は値段が高かったものの、ちゃんと和訳を作ってプレイしてよかったと思える作品です。飛び抜けた要素はないのですが、安定した感じで楽しめます。プレイ時間は 1時間強ですね。

 「乗車券メルクリン」は、乗車券がついにここまでという感じがしました。最初の数ターンをプレイして、これはいいゲームだと思ったのは久しぶりかもしれません。プレイ時間は 2時間ほどですが濃密に楽しめます。

 「蒸気の時代」は、うわさは聞いていたのですがこれもかなりシビアでコアなゲームですね。こんなにボリュームのある鉄道ゲームが 2時間30分くらいでという驚きがありました。

 こうしてみると、今年は重いゲームが中心だったのかと思います。普段プレイしているのが 30〜90分クラスのものが多かったりするのです。

●外国産カード/ダイスゲーム

 このジャンルで印象に残ったのもいくつかあります。

 「モノポリーエクスプレス」は、7月JAGAで見かけて面白そうに見えたので、直後のいたストパーティー前に買って持ち込みました。単純なバースト系ダイスゲームですし、荒削りな部分もありますが、見た目も含め受け入れられる面白さがあります。

 「タブラの狼」(汝は人狼なりや)は、いたストパーティーで集中的にプレイしました。プレイしてみて初めて、このゲームがウケる理由が何となく分かりました。好き嫌いは分かれそうな作品ではありますね。

 ボードゲームのプレイ率を挙げようとしたため、こちらの方が若干プレイしていないものが多かったりします。ここ数年は、これぞという作品に巡り会えていないかもしれません。プレイしていないだけとか、見落としているだけかもしれませんが。

●国産ゲーム

 Japon Bland での海外進出はあったものの、新作がほとんどなくおとなしい 1年になりました。「乗車券」などの日本語移植が進んで、文化交流の年だったのかもしれません。

 最もプレイしたのは「オーナーズチョイス」でしょうか。プレイ感を考えると 5人でも、3人以下でもなくという感じですし、危ういバランスになっていますが、プレイ時間の短さと要素の抽出具合は評価できるのではと思います。

● コンシューマーボードゲーム

 今年はそれなりに作品数がありました。「いたストポータブル」は、ルールも、チューニングも丁寧にされていましたが、あとはマップの問題でしょうか。対人戦で楽しいものを多くというのはなかなか難しいかもしれませんが。

 携帯ゲーム機への移行が進んでいると言うことで、一時期のPSのように裾野が広がっていけばと思います。いろいろと出てくれば、うっかりしたもの、面白いものも出てくる可能性がありますからね。

●オリジナル(自作)

 新作を出そうかどうか悩んだのですが、結局「シティープラン」のリメイクに落ち着きそうです。ネタがいつも出てくるとは限らないのと、再版を待ち望む声が多いというのはありますね。


●よくプレイしたゲーム

 よくプレイしたゲームのアナログ編は、play:game に登録してある情報から。本当の新作や、先行で和訳した作品などは含まれていないため、誤差があるかもしれません。
 上位から順に挙げると、「ゲシェンク」 9回、「タブラの狼」6回、「モノポリーエクスプレス」5回、「ベガスショーダウン」3回、「オーナーズチョイス」3回、「乗車券メルクリン」3回、「ダイヤモンド」3回、「トランプ、トリック、ゲーム!」3回でした。

 「ゲシェンク」はもはや定番ですね。「タブラの狼」「モノポリーエクスプレス」はいたストパーティーからという感じでしょうか。「ベガスショーダウン」「乗車券メルクリン」は新作で気に入ったものをという感じですね。

 「オーナーズチョイス」は短時間なのと、プレイ人数を探る目的もあり数が多かったのでしょう。「トランプ、トリック、ゲーム!」は、時期によるものと思われますが、トリックテイキングがこの位置なのは珍しいですね。

●よくプレイしたストリート

 よくプレイしたゲームのデジタルゲーム編ですが、いたストオフなどでプレイしたマップのおおざっぱな統計情報です。

 上位から、アメリカ大陸 5回、ソフィーの洞窟 4回、海底都市 3回、飛空挺(SP) 3回、世界樹(SP) 3回、スペースコロニー 3回でした。

 アメリカ大陸は時短効果で、エキシビジョンに登場する機会が多いため。ソフィーは、G1の決勝戦でも多く、人気の高いストリートですね。海底都市は名古屋オフの分をカウントしています。

 世界樹(SP)は人気があるので妥当な結果でしょうか。飛空挺(SP)も同様です。スペースコロニーはここへ来て選ばれる機会が多かったようです。なお、3とGKは区別していません。


 というわけで、おおざっぱなプレイ記録と、印象に残ったゲーム、統計情報で今年を振り返ってみました。振り返ると、今年もよく遊んだという感じがします。

 ページの更新スタイルは、ゲームがプレイできている間はあまり変わらないでしょう。Blogは毎日更新、ページは毎週更新でレポート中心という感じになりそうです。ゲームレビューは機会があればでしょうが、めっきり数が減りました。

 ダイジェストもいろいろなところから見られているようで、毎回いろいろと抽出しながら書いています。たまに抜けがあって直したくなることもありますが、基本的に一発勝負で書いています。

 最後になりましたが、今年もたくさんの方といろいろなゲームをプレイさせていただきました。ゲームプレイなしには始まらないページではありますので、来年もよろしくお願いします。


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