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● 2008年を振り返って ●

 毎年最終更新の恒例行事となりました。今年1年を振り返って、Blogの記録を元に統計的なものを中心にお送りしましょう。今回は2本立てということで簡単に。


●アナログゲーム編

 ゲーム会の回数は、レポートに残っている分で JAGAが9回、その他のゲーム会が 21回でした。レポートに残っていない分もある程度はあるはずで、去年と同様にいろいろとプレイしているかと思います。

 今年最もよくプレイしたゲームは、「レースフォーザギャラクシー」の14回、続いて「ドミニオン」の11回、その次が「お先に失礼しまーす」「パレード」の4回でした。未発表の創作ゲームは含まれていません。

 今年は1月から4月のゲーム回数が少ないような気がします。4/29のゲームマーケットに向けた作業で2月〜4月は当然のごとく回数が減るのですが、1月は18TKのテストプレイ会が中心でレポートに残っていなかった分もあります。2月中旬まではいろいろと創作ゲームを中心に楽しんでいました。

 2月中旬から4月下旬までは、まるまるゲームマーケットの準備期間でした。今年は初めてボードつきのゲームを作ったのですが、これが過酷な作業になりました。作業期間は実に9週間、「東京乗車券」のボードは製作に26時間ほどかかっています。いろいろな意味で限界を見た感じの準備期間になりました。

 毎年毎年、作業は楽をしたいというのもありますが、いろいろと作り込んでいるうちにどうしても厳しくなってしまうという所はあったりします。来年もすでにネタは決まっているのであとはどんな感じになるかですね。

 ゲームマーケット明けの5月から12月まではかなりの密度でゲーム会をやっていたような気がします。

 新作旧作を織り交ぜていろいろとプレイするという感じでしたが、今年は特に豊作だったという印象を受けました。去年の9月からずっと18TKをプレイしたというのもあるかもしれませんが。

 ゲームマーケットの準備期間があまりにも大変だったせいか18TK効果があったせいか、次の創作ゲームの作品も比較的早い段階で準備はできていました。「東京鉄道網」はプレイするたびにプレイ時間が短くなってくる様子が手に取るように分かりました。

 「地下鉄漫遊記(仮)」は、前々からやりたいと思っていたものが、いろいろと結びついて作ってしまった作品ではあります。こちらはじっくりと暖めていきたいと考えています。

 大きな企画では、「アメリカ横断鉄道ゲーム会」でしょうか。前回の反省を活かして、2日間で7ゲームプレイするというのが目標でしたが、うまく収まったのではと思います。

 あとは、「実際乗車券」も一度やってみたかった企画ではあります。これだけチケットを引くのが怖い乗車券はそうありません。こういううっかりした企画がまたできればと思ってみたりとか。

 下半期はほとんどゲーム会のレポートかいたストオフのレポートが更新ネタになり、ネタに困らないような状態になっていたかと思います。


●デジタルゲーム編

 いたストオフは、8回参加しています。内訳は関東3回、千葉3回、調布2回です。

 ここ最近のオフでは、楽に勝てる展開になった覚えがありません。千葉オフの3連敗もありましたが、とにかく最近は動かなければどうしようもない展開が続いているような気がします。関東オフのジパングで、ひさしぶりに33番の派手な勝ち方をしたくらいです。

 それ以外の活動は、比較的おとなしいような気がします。過去の資産もいろいろとあったのでそちらを楽しんだという感じでしょうか。自宅ゲーム会に付随して「桃鉄3年決戦」を何回かプレイしていますが、このあたりの流れも大切にしたいものです。個人的に、3年決戦はかなり洗練されてきていると思っています。


 今年は去年同様、アナログゲームが多く、いたストオフ関連のイベントが若干減った感じです。ゲーム関連に費やす時間はあいかわらず多いですね。

 ここからは、恒例の印象に残ったゲームの発表です。

●外国産ボードゲーム

 今年は、新作を中心にいろいろとプレイできました。プレイ回数は少ないものの「ストーンエイジ」「キープクール」「空中庭園」などいいゲームに出会えました。最近は3人〜4人ゲームの層が厚くなっているようなそんな感じもします。重いゲームはまだまだプレイしていないものもたくさんあります。

 あとは「1846」をプレイできたことでしょうか。18xx系で人気があるというのも頷けるようなそんな感じのゲームになっています。プレイ時間はこのシリーズにしては短いですね。展開もけっこう早いです。

●外国産カード/ダイスゲーム

 今年はこのカテゴリーが当たり年だったのではと思いました。

 「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」今年一番プレイしたゲームで、思い入れもあります。同時行動のルールと、慣れれば1プレイ20分程度というのが大きな強みだと思います。もう一つは年末からですが「ドミニオン」が驚異的な追い上げを見せています。両方の共通点は短時間で密度の濃いゲームプレイができることです。

 「魔法にかかったみたい」は、プレイ回数は少ないものの、読みあいのきいた面白い作品です。「交易王 海の英雄」はルールはかなりシンプルですが、3人でも4人でも趣の違うゲームになります。

 この4つの作品は、末永く楽しみたいカードゲームですね。ここ数年このような作品に出会えていなかっただけに、かなりの豊作だと思っています。

 小箱カードゲームですが、Amigoのカードゲームも今年の作品はよかったですね。ひねりのきいた競りゲームの「ビザンツ」、シンプルでも読みあいの妙がある「テネキー」はどちらもいい作品だと思いました。

●国産ゲーム

 今年は、去年よりさらに動きのない年になりました。「パレード」は去年のゲームマーケットが初出ではありますが、無駄のない我慢比べのカードゲームでよくできていると思いました。

●コンシューマーボードゲーム

 今年も、DSの年ですね。「ドカポンジャーニー」「カルドセプトDS」「桃太郎電鉄20周年」が今年の新作です。後者2つはWi-Fi対戦にも対応しております。

 あとは、Xbox360を購入したので、今年の作品としては「チケット・トゥ・ライド」もありますね。通常版、ヨーロッパ、USA1910までがプレイできます。でも一番プレイしたのは「カルカソンヌ」だったりします。

 「いただきストリートMOBILE」は、今年12月から通信対戦対応になりましたが、まだまだ対応機種が少なくこれからという感じです。

●オリジナル(自作・それ以外)

 鉄道ゲームの勢いは止まらず、「東京鉄道網」「JNR」「蒸気の時代 首都圏マップ」「トランスTK」「地下鉄漫遊記(仮)」がテストプレイされ、去年の「18TK」「東京乗車券」とあわせて 7種競技の首都圏版が一通りそろってしまいました。

 TGFはその他の作品もあわせてかなり盛りだくさんの内容になりました。ゲームマーケットの生産も考えると、創作ゲームの種類を増やすのはありませんが、いろいろとネタを暖めていければと思っています。あとは「東京乗車券」の再版希望が多かったのも印象に残りました。


 今年のゲームの記録を振り返ってみました。こうしてみると、去年以上によく遊んだ年だと思いました。

 ページの更新スタイルも変えていません。Blogは雑記中心の毎日更新、ページは毎週土曜日更新でゲーム会のレポートが中心です。ここのところちょっとレポートの比率が上がり、内容が短くなってきたためBlogのダイジェストとの差をどのようにつけていくかが課題になりそうです。

 今年も、いろいろな方々といろいろなゲームをプレイできたかと思います。日々のゲームがこのページやHammer Worksの原動力になっています。来年もよろしくお願いします。


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