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● 2013年を振り返って ●

 年末恒例の今年を振り替える企画です。今回で 11回目ですね。ジャンル別に、よくプレイしたゲーム、印象に残ったゲームなどを。

 今回は、更新ネタの兼ね合いで、1週間前に先行で公開しましたが、2003年からずっと年内最終更新の情報を載せているので、最終週にもう一度、プレイしたゲームの統計情報を更新しています。


●アナログゲーム編

 ゲーム会ですが、今年はまんべんなく回数をこなした感はあります。作業期間は年2回ですが、ゲーム会のレポートは途切れませんでした。横浜ゲーム会とJAGAがメインではありますね。

 今年は、いろいろなことをやってみようということで、対外的な活動が多い年になりました。

 3月のゲームマーケット大阪は、非ゲーム系のイベントで遠征しているのに、ゲーム系のイベントで遠征しないのはいかがなものか、ということで、参加することにしました。作業期間まっただ中の日帰り強行軍でした。

 4月のゲームマーケットから新しい会場、ビッグサイトでの開催となりました。会場は広いですが、それでも十分な動員数があるイベントになりました。1月の下見から、何もかも新しく、面白いイベントでした。

 6月に急遽参加が決まった「ぷちもりゲームマーケット」は新作は準備できませんでしたが、「ほんのきもちです」を久しぶりに復活させたりとか、TGF以来の体験卓イベントで楽しかったですね。

 7月の東京ボードゲームフリーマーケットは、普段とはまた違った感じの参加で、中古ゲームの放出もやりました。これも趣の違うイベントですね。

 11月秋のゲームマーケットは、ビッグサイト2回目の開催。一巡して去年秋のゲームマーケットのようなそんな感じでした。参加者数は春と同程度とのことです。エッセン直後の強行軍の参加者も多かったようです。

 12月のリトルエッセンは、ゲームマーケットの時期からエッセンの新作が間に合わずに、ショップ+体験卓のイベントということで参加しました。まったりとした感じがあり、このイベントも独特ですね。初回のTGFとかそんな感じもしました。

 出展側 4回、一般参加 2回とおそらく、これまでで一番の参加数になったかと思います。

 Hammer Worksの作品は春が「ダンジョン オーダー」「シティー ブロック」、秋が「アニマル グループ」の 3作品です。過去最大数が出たかと思えば、過去最低の消化率が出たりと浮き沈みが激しいところではあります。今後も、いろいろなところに顔を出せればと思っていたりとか。

 最終週の更新時点での情報で、ゲーム会の回数は、レポートに残っている分で34回でした。年末にもう少し増えます。

 今年一番プレイしたゲームですが、最終週目前で順位が入れ替わりました。今回は接戦でした。

 トップは、「ストライク」と「ダンジョン オブ マンダム」の6回です。前者は上半期を中心に簡単に楽しめるゲームということでプレイしていました。後者は、春のゲームマーケットの作品でこちらも手軽な読み合いの作品です。

 次点は、「サンマロ」「セイル トゥ インディア」「スノウドニア」の 5回です。「サンマロ」は上半期を中心に仮名リプレイしていた印象があります。得点を獲得する手段がいろいろとあり、計画性が要求されるダイスゲームです。

 後ろ、2つはテストプレイなども兼ねていたりします。「セイル トゥ インディア」は春のゲームマーケット後からカウントしています。海外版とゲームフィールド版で更新された、活版印刷の変更案などのテストプレイを含みます。


●デジタルゲーム編

 いたストオフが、関東オフが 3回でしたが、うち1回は他のイベントとぶつかっての1日参加になりました。デジタルボードゲームは、今年は大きな動きがほとんどありませんでした。

 iOSボードゲームも、ちょこちょことプレイしてますが、定番となるような作品がない状態です。「Ascension」と「いたスト for Smartphone」が強いですね。「アグリコラ」はプレイしていました。

 ソーシャルゲームを始めたのは今年の年明けからですね。しばらくブランクが空いたりしましたが、ちょこちょことプレイしています。


●旅行分

 旅行分ですが、今年は遠征ミッションに載せる形が多かったですね。それ以外のところでは、4〜5月の謎旅行、11月の謎旅行ミニだけです。遠征が 3回と、予定で1回遠出があったので、謎旅行は近距離にとどめました。

●その他

 非ゲーム系のとある界隈は、2011年くらいから伸びてきています。勢力が入れ替わってきたりとかそんなことも見られましたが。こちらも、いろいろなところを見てみようという試みを入れています。

 2月名古屋遠征は 2年振り 2回目。洗練された感もありますし、そのところでしかというのは、このジャンルの方が感じられるような気がします。前日の彦根行きは定番になりつつあります。

 3月頭は初の試みを見てみることに。扱う範囲の違いもありますが、全般的には思ったより混雑した感じでした。

 3月末は別のイベントを回避しての参加になりました。諸々の影響が一回りして、規模も落ち着いた感がありますが、相変わらずスタートの混雑はありました。

 5月頭もまた、別のイベントを回避しての参加です。こちらの方が規模の伸びが大きいでしょうか。東京開催は年1回ですし、いろいろと集中するところではあります。広さと規模の関係でまったりしにくいところはありますね。なお、この会場はゲーム系で12月に行っていますが、出展者数、参加者数で趣はかなり変わってきますね。

 秋は 9月末開催で、久しぶりの場所に行ってきました。規模が若干小さくなりましたが、回りやすくなった感もあります。所要時間の点では据わりがいい感じではありますね。場所自体は10年近くお世話になっていたところで、来年度は改装、今回で見納めですね。

 10月中旬の遠征は、去年に引き続きの遠征参加となりました。今回もまさかの参戦があったり、いろいろなイベントがあったりで、バラエティー豊かで楽しかったですね。この遠征は、できる限り続けたいと思っています。

 夏祭りと同じ時期に、公式が関連書籍を出したり(11月にKindle化されました)、秋に商業誌が出たり、先ほど書いた10月イベントで公式が参戦したり(これを書いている12月に新しい動きがあったり)と、動きも見えつつあります。

 なんだかんだで今年は、6回参加しています。数が多くなってきたので、範囲を確認しながら参加していきたいものです。うっかり業が深い話に反応したので、いつものメンバーの一部に情報が流れていますが(夏/冬祭り参加者にはすでにながれています)が、モンスター寄りからキャラクター寄りのあたりが範囲でしょうか。


 さて、恒例の印象に残ったゲーム/作品の発表です。

●外国産アナログゲーム

 上半期を中心にプレイしたのは「サンマロ」です。3回振り直しのスタンダードなダイスゲームではあるのですが、配置の要素があり、プレイ時間がそれなりに長くボリュームがあります。ペンで書き込むところも独特ですね。

 もう1作品「スノウドニア」をあげておきましょう。日本語ルールつきでは入ってきていないかもしれません。ワーカープレイスメントの作品ではありますが、思った以上の切れ味があります。

●国産アナログゲーム

 春のゲームマーケットで偶然入手できた、500円ゲームズ出展作品の「ダンジョン オブ マンダム」です。度胸比べのゲームではあるのですが、プレイ時間の短さと、切れ味の良さ、展開の多彩さがあります。秋にオインクゲームズからリメイクされています。

 もう1つはテストプレイから参加した「セイル トゥ インディア」です。こちらも、500円ゲームズ出展作品ですが、この作品が本当に 500円でいいのと思ったくらいです。金庫番と歴史記録官を聞いたときに、さすがだと思いました。ゲームフィールドから国内版が、AEGからは海外版がリメイクされています。

●デジタルボードゲーム

 今年プレイした中で印象に残ったのは「アグリコラ」のiOS版です。プレイ時間は多少かかりますが、コマの処理などがすべて自動化されるところと、農場経営の心地よさはあります。ゲームバランス自体はシビアではあるのですが。

●その他の作品

 今回、特定カテゴリーを切り出すことにしました。

 いろいろなネタを出しやすい巣鴨ゲーム会でプレイした「男前動物園」と「竜の医学」をあげておきます。どちらもイラストの力がある作品です。今後も、新しい試みを見つけたら、実際に購入して試してみたいと思っています。

 ボードゲーム以外でもいくつかゲーム作品を。iOS/AndroidのMobageアプリ「戦国パズル!! あにまる大合戦」(パズあに)です。ソーシャルゲームなので、合う合わないは非常にあるかと思いますが、武将がいい味を出しています。個人的に、ヒストリカル分に乏しいのでいろいろなものの補完にも使えるような気もします。公式が参戦したイベントでの冊子も見応えがありました。

 もうひとつ、「ブットバースト」も挙げておきます。大きなお友達がうっかりプレイするには抵抗がある、アーケードのガンシューティングゲームです 1か月くらいですが、短期集中で夜の時間に遊びに行ったりとか。魅力的な魔獣が多いですね。

 供給がそう多くないジャンルですが、アンテナを張って草葉の陰から動向を見守りたいですね。


 というわけで、今回は初めての試みとして、1週間前に先行更新、最終週に統計情報とご挨拶を更新という変則的なスタイルにしました。

 今年は、作業期間中でもゲーム会のレポートを止めずにずっと更新を続けてきました。春はゲームマーケットの開催が早まったことで 2月から作業開始、3月に日帰りで大阪行きと慌ただしい感じでした。秋もイベントラッシュの中で創作ゲームの時間を確保した感じですね。とにかく慌ただしかった感じがします。

 新しいことにも目を向けつつ、続けられる範囲で続けていきたいと思います。

 特に、ボードゲームは対戦相手がいないと始まりません。各所でお会いしているみなさま、テストプレイなどで協力いただいているいつものメンバー、そしてこの文章を読んでくださったみなさまに感謝です。


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