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● 2017年を振り返って ●

 年末最終更新恒例の、今年を振り返る企画です。今回で 15回目になりました。いつも通り、プレイしたゲーム、印象に残ったゲームの紹介と、統計情報をお送りします。現時点で 12/29 までを集計しています。


●アナログゲーム編

 今シーズンは、ゲームマーケットの制作期間の4月と10月をのぞいて、定期的に横浜ゲーム会に参加していました。8月は帰省などのイベントがありしばらく間が空きましたが。

 2月は、ゲストをお招きしてのテストプレイシーズンになりました。英語も交えてボードゲームをプレイするのは、ほぼ初めてですね。去年の1月に1週間ほどアメリカに出ていたので、そのときの経験は役に立ちました。

 3月から制作期間ですが、ゲームマーケット神戸には、制作期間前に参加してきました。ほどよい広さではありますが、まだ寒い時期ですね。ならではのものも多少あります。翌日を考えると 14:00 には戻る必要がありますが。

4月は、作業と天候不順で全く動けない時期でした。土日がほとんど作業で飛んだのと、まともに休めなかったというのはあります。5月連休は長めでしたが、ゲームマーケットもあって、後半が相当慌ただしい感じでした。

 ゲームマーケット明けの 5月も、体調が安定せず、ドクターストップがかかりました。6月から7月にかけて、少しずつペースを戻すことに。あとは、所有ゲームの整理を進めて、初めての大量売却と処分をすることに。数的には 300くらいは減らしたかと思います。これでもさばききれない部分もありますが。

 9月は合間の時期で、ゲーム会ラッシュに。10月から作業シーズンで、11月早めに終わったので少し Essenの新作がプレイできました。12月はゲームマーケットの新作ラッシュという感じでした。

 Hammer Worksの作品は、春が「ほんのきもちです 〜雅〜」、秋が「ダンジョン チャージ」です。前者は、久しぶりに個数を作ったのですが、春の嵐と数の暴力がかなりありました。作業日数も相当かかっています。それを踏まえて、秋はコンポーネントをできるだけ少なくするという目標で作ってみました。

 ゲームマーケットは、秋は2日制で、いよいよ人員不足が本格化することに。1日目は買い出しに出ることになりました。独立性を保ちたいところではありますが、いろいろと限界はあるので、そのあたりは次のゲームマーケットに向けて画策中です。

 ゲームマーケット神戸は、宿でうまく詰められるのと会場の広さ的にはちょうどよかったのですが、来年は大阪開催、インテックスは場所が少し遠いのと、4/1 と作業的に微妙な時期にぶつかるので、参加しない可能性が高そうです。

 さて、統計情報を。定期的なゲーム会は JAGAが 10回。3月はゲームマーケット神戸でお休み、4月は体調不良でお休みでした。作業シーズンでも、アフターには出ていたのですが、このときはそれどころでもない状況だったので。横浜は、予定分含めて 26回ですね。去年とほぼ同じ水準です。

 恒例の今年一番プレイしたゲームです。テストプレイは除きます。また、PGDBに登録されているものがカウント対象です。

 今年の 1位は「ジャンプ ドライブ」の 6回でした。プレイ時間が短いので 1日に 2回プレイされるので、そのカウントが効いています。日本語版は未発売、私家版の和訳でプレイしています。

 2位は、ドイツゲーム大賞候補の「マジック メイズ」の 5回。これも 1日に複数回プレイしたのが効いています。3位は「センチュリー スパイスロード」と「フューズ」の4回です。前者は、7月に集中指定プレイしていますが、独特の感覚がいいですね。後者は、合間にプレイされる機会が多いゲームでした。

 新作中心なので、複数回プレイされるものはそこまで多くないのですが、今年は少し回数的に固まった感はあります。7月〜9月あたりに手中しているのは新作が切れる時期というのもありそうです。


●デジタルゲーム編

 今年は、なんといっても「いたスト30th」の発売があったことでしょうか。いたストオフは、関東オフが 3回でフル参加しています。今後のオフですが、来年1月は試験的に PS4版での開催になります。ハード的にも 10年以上経っているので、入れ替えの時期でもあります。マップがまだそこまで多くないのが難点でしょうか。

 「いたスト30th」自体は、チューニングはかなりよく、プレイはサクサクと進みますね。通信対戦の同期抜けがあったり、DLCラーミアの買い物料問題があったりして、対応が遅いのが気になるところではありますが、どのくらいのペースで DLCが増えるかが今後のいたストオフの運命を分けそうです。

 iOS的には、動きの小さかった感じはあります。ボードゲーム系では「世界の七不思議」がようやくリリースされました。日本語化された「東海道」も今年でしょうか。一番プレイしたのは「Ticket to Ride」の Englandマップでしょうか。特殊能力のコストが少し高い印象はありますが、成長していく感じがいいですね。Standardがオススメです。

 ギリギリこのジャンルに入るもので、「Kemono Mahjong」があります。シンプルな4人打ち麻雀ですが、カナダのインディーズのアプリです。日本式のリーチ麻雀ですが、少しルールが違うところもあります。赤ドラがないのと、30000点持ち、30000点返しなので、地道な感じではあります。流局関連のルールが少しない程度です。

 アップデート前の iTunes で偶然見つけたもので、万人にオススメはしませんが、日本の麻雀のルールを英語で見られるのは面白かったですね。バージョンアップで声が入ったりしています。

 移動中の定番は、「いたスト for Smartphone」から「いたスト30th」に一時的に切り替わりました。とはいえ両方でできるマップは少ないので、気分に合わせてというのはあります。


●旅行分

 今年も、旅行分はかなり押さえました。しばらくこの傾向は続きそうです。

 3月の神戸は、JR神戸の方に初めて出たりとか。宿を会場のすぐ近くにつけられるのがいいところではありますね。旅行分よりも、気分転換の趣が強い感じにしました。

 5月連休は、帰省せずに箱根に。2日時間がとれたので、久しぶりに泊まりの旅行でしたが、イベントの密度が極端なのをどうにかしたいですね。

 8月帰省は、茨城への旅行でした。東京から行った方が距離的には近かったりもするのですが。6号線沿い、茨城県内は見応えがあっていいですね。

 10月は恒例の関西遠征に。前回までは大阪のドーム球場でしたが、今回から場所が変わりましたが、なんとゲームマーケット神戸と同じ場所ということで、ノウハウがそのまま役に立ちました。宿が会場のすぐ近くに寄せられるのと、クロークを利用して荷物問題を解決できたのが大きいですね。

 来年は、まとまったお休みが少しとれるので、どこかに出かけたいと思ったりとか。

●その他

 去年に引き続きですが、年明けからゲームマーケットまでのドタバタで、5月にドクターストップがかかりました。このあたりの兼ね合いもあり、旅行分は帰省と遠征に絞り込んで、週末は体力回復に当てることにしています。

 春のゲームマーケットの制作シーズンと、ゲームマーケット当日のある 4〜5月は天候的に春の嵐になることも多く、今年は台風シーズンが 10月にずれ込んだのでそのあたりの影響はまだ大きいです。作業時期とぶつかるので、ここの負担を下げないと、いろいろと立ちゆかなくなりそうです。

 非ゲーム系のジャンルのイベントですが、興味の方向を分散させるために、定期的なものには参加しています。

 1月は初めて計画的に参加することに。去年は、帰国当日に参加したのですが、今年は無理のない参加ですね。秋葉原での時間つぶしは恒例です。

 5月ミッションは、会場が流通センターに移りました。フライング問題は深刻で、場所的に待機するところがないのであふれかえってしまうのが問題です。攻略ルートとしては少し遠回りですが、川崎→京急川崎→天空橋→流通センターの裏取りが快適でした。来年も同会場なので同ルートになるかと思います。

 8月の夏祭りは、帰省のスケジュールとの兼ね合いで、夏に時間との闘いをやりました。東8 ですが、外から回り込めたので去年の冬よりは難度が下がりました。

 10月ミッションは、5月のときに明らかになりましたが、場所としてはゲームマーケット神戸と同じで、アドバンテージはありました。宿がそれなりに高いのですが、ものすごく距離を詰められるのが利点です。今回は尺あまり対策のデイユースを使用しましたが、同じミッションに参加していた方と遭遇するのは初めてかもしれません。

 来年の1月ミッションは、会場の都合で、Priority必須。すでに押さえたので参加確定です。時間のブレが小さいですが、フラットは入れないのがどう転がるかでしょうか。春のミッションは 4/30 でゲームマーケットとの回避に成功です。来年以降 2020年問題でどうなるかは微妙ですが。


 さて、恒例の印象に残ったゲーム/作品の発表です。

●外国産アナログゲーム

 今回印象に残ったのはプレイ回数の多い「センチュリー スパイスロード」ですね。「ジャンプ ドライブ」もよかったのですが、入手性に難ありなので。どちらも所有済みです。

 長時間ゲーム枠は「テラフォーミング マーズ」がよかったです。日本語版は出ていますが品薄でエキスパンション待ちです。大箱系では珍しく購入の検討に入ります。

●国産アナログゲーム

 今年の作品で印象に残ったのは「アニマーレ タッティカ」でしょうか。11月末が初出なので、統計的には不利な時期の作品ですが、解析を久しぶりにした作品です。創作系枠では、「ポーカーブル」と「ごいたブル」がなるほどと思わせる作品でした。

 身の回りの作品としては、「ねずみ海賊 ラッタニア」が一番印象に残っています。テストプレイ回数も相当多く、上級ルールがかなり暴れた感はありました。

●デジタルボードゲーム

 今回は「いたスト30th」で決まりですね。基本的な出来はいいので、対人戦を試してみたいと思います。


 さて、統計情報を中心に振り返ってみました。去年あたりから、負荷をいかに減らして続けるかが課題になってきています。とはいえ、ゲーム会自体は継続して続けたいですね。

 恒例の挨拶ですが、ボードゲームは一緒に遊ぶプレイヤーがいてこそのものです、ゲーム会やイベントでお会いしたみなさま、いつものメンバー、応援してくださってみるみなさまに感謝です。


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