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● 横浜ゲーム会 2020年9月 ●

 2020年9月5日、2か月ちょっとぶりの横浜ゲーム会です。感染状況も少し落ち着いてきたのと、9月以降はメリハリをつけてという感じです。久しぶりだったので、新作を中心に色々とプレイできました。今回もレポートをお送りします。


●プッシュ [play:game] [BGG]

 手始めはこちらから。バースト系のカードゲームです。カードを引くか止めるかで、引いたカードに応じて列を作っていき、ほどよいところで回収していくゲームです。バーストしたり、ペナルティのカードを引くとダイスを振り、カードを失う可能性があります。

 カードは順番で獲得していくので、他のプレイヤーにペナルティを与えることもできるようになります。1手使えば得点を確定させることはできますが、そのあたりのバランスが悩ましいところです。

 中盤で多少点差がつき出しましたが、バーストしないことと、適度なタイミングで確定させることが重要ですね。

 3人でプレイすると、逃げ切りが強い感じではあります。人数が多いと手じまいができなくなったり、ダウンタイムが長くなったりはするのでそのあたりが悩ましいところでしょうか。4人くらいがちょうどいい感じだと思います。

●マスターズ オブ ルネッサンス [play:game] [BGG]

 その次にプレイしたのはこちらです。すでに日本語版が発売されています。「ロレンツォ イル マニフィーコ」のシリーズではあります。

 リソースマネージメントが中心のゲームでしょうか。エンジンビルド的な要素も少しだけありますが、そこまで構築できないうちにゲームが終わりますね。材料を集め、変換して、目的となるカードを購入し、能力を使ってゲームを有利に進めていくゲームです。

 中間目標となるカードと、獲得したカードの能力を使い、いかに得点を稼ぐかがポイントになりますが、持てる資源の数に限度があり、この縛りが悩ましいですね。変換すれば、制限に関係なくなりますが、1手使ってしまうのが悩ましいところです。後半のカードの入手するためには、変換は必須になります。

 あとは、信仰ポイントをある程度稼ぐことも必要になってきます。誰かが既定のところまで進んだときに、あまりに遅れているとボーナス得点がもらえなくなります。場合によっては、信仰ポイントで走りきりということもあるでしょうか。

 カードを7枚獲得するか、信仰ポイントを最後まで進めたらゲームセットですが、思ったよりも短時間で終わる感じです。なので、変換でエンジンを組むことに注力すると得点が足りずに終わる感じでしょうか。

 資源の獲得が、パズル的な要素になっていてここが、ひとひねりしています。プレイ時間は少し延びますが、配置の妙はあります。

 3人でもほどよくプレイできる感じでしょうか。それなりに手軽に、それなりにパズル的に、資源の変換なども楽しむことができるゲームです。最終的に、ほぼ点差はつかず、終了条件は切られたものの、資源数の差で逃げ切りました。

●テケン [play:game] [BGG]

 お次は、こちらの作品から。ダイスピックで資源を獲得し、アクションをして得点を稼ぐゲームです。ダイスの場所と出目に応じてアクションが決まりますが、ダイスの色も重要になってきます。要素がかなり多いゲームです。

 メインアクションは 6個+資源獲得ですが、ターンごとにとれるダイスととれないダイスがあったり、ピックしたダイスの出目と色に応じて、プレイ順とペナルティを決める要素があります。

 資源を獲得し、獲得した資源を使ってアクションをしてというゲームですが、ダイスピックのタイミングは 16回しかありません。生産力を上げたり、他のプレイヤーに便乗するアクションを取ったり、最終得点計算に向けた建物を建てたり、人口と幸福度を上げたり、特殊な効果のあるカードを獲得したりとさまざまです。1手あたりが重いこともあり、どのアクションも強力です。その分1手の重さもかなりあります。

 得点を取る道がたくさんあり、かなり悩ましいのと、初手から突き放されたかのような自由度があるので、かなり悩ましいところです。初期の手札によってという感じはします。

 初期から人気を上げて、第1決算で早めに得点を獲得することと、有効な能力を先に引くことを目的に動きました。人気が上がると、最終得点計算に関わるカードの選択肢が増えるのが大きいですね。

 特殊能力も最小限にしたので、資源を拾う手が多めではあったのですが、それでも得点の伸びは大きかったですね。他のプレイヤーが使えないダイスを使える用にと方向性をできるだけ散らすようにしました。

 最終的には、効率的にボーナスカードを取れた分で逃げ切れました。決算も狙ったところ以外はそこまで得点にならなかったのですが。

 人数的には 4人の方が各得点ゾーンのバランスがとれるような気がしますが、競争がかなり激しくなりますし、ダウンタイムも長くなるので、そのあたりが悩ましいですね。とにかく要素の多いゲームです。

●パンデミック ホットゾーン [ボドゲーマ] [BGG]

 お次は、こちらをプレイ。すでに日本語版が出ています。「パンデミック」のミニマル版です。

 舞台はアメリカを中心に一部メキシコとカナダが入っています。ゲームの目的は「パンデミック」と同じですが、病原体の種類は 3種類、マップも狭い分、移動も限られています。アクションも若干少なくなっていますが、元の要素はほとんど入っている感じですね。

 カードの引きがよかったので、早い段階で1つ処理できたのが大きかったですね。難所への移動が少なく、アトランタ中心で間に合いました。特殊カードもきれいなタイミングで間に合ったのは大きいですね。

 4手詰めリーチから、1手節約しての終了でした。最終ターンだけ、2回目のエピデミックがあったので、運が悪いとアウトブレイクの連発で危ない場面がありましたが、特定のカードを3枚連続で、かつ、1枚目にアウトブレイクしたばかりの場所が出ることが条件でした。

 4人までで、かつ、特殊能力のバリエーションは少ないものの、最低限の要素で楽しめるのにはいいような感じでしょうか。「チケット トゥ ライド」もミニマル版がありますが、こちらの方が、きれいなミニマル版になっている感じですね。

●重箱 [ボドゲーマ] [BGG]

 お次は、こちらをプレイ。メビウス敏からの作品です。

 タイルを獲得後に配置し、できるだけ同じ食材が見えるように配置して得点を稼ぐ、パズル系の要素が大きいゲームです。食材のタイルはドミノのようにダブルタイルになっており、配置制限もあります。高さによる制限もあるのが悩ましいですね。

 通常ルールでは、配置もそこまで厳しくはなく、点差がつきにくい感じでもあります。ファミリーゲームに近い感じでしょうか。ボーナス点が入る要素はあるのですが、そこまで点差がつかないゲームではあります。

●Medici the Dice Game [play:game] [BGG]

 最後にプレイしたのは、こちらの作品です。まだ日本語版は出ていませんが、「メディチ」のダイスゲーム版です。Roll & Write系のゲームです。

 要素は「メディチ」らしく、商品の価値と種類でマジョリティをあつめるというところですが、獲得できる商品がダイスで決まります。親権が重要なゲームで、「ガンツ シェーン クレバー」タイプのゲームで、親が選択したダイス以外のものをその他のプレイヤーが使う感じです。

 得点の入り方は、「メディチ」とほぼ同じですが、さすがに書き込める数が多めです。タイは高い得点がとれるのと、10点ボーナス、20点ボーナスのラインがかなり高めに設定されているので、うまく順位ボーナスが取れることが大事かもしれません。

 メディチ風の Roll and Write という感じでしょうか。独特な雰囲気はあります。プレイ人数が 4人までなので、「メディチ」や「メディチ カードゲーム」のような多人数に対応していないのは少し惜しい感じでしょうか。


 2か月ぶりでしたが、色々とプレイすることができました。10月下旬まではオフラインの回数もそれなりに入れる予定です。


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