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● 横浜ゲーム会 2021年12月 (2回目) ●

 2021年12月18日、2週間ぶりの横浜ゲーム会でした。先週はクローズドのゲーム会なので 3週連続ですね。今回もできる範囲でレポートをお送りします。


●マイルストーン [ボドゲーマ] [BGG]

 手始めは、こちらの作品から。Amigo のリアルタイム、協力型のダイスゲームです。

 各プレイヤーは1枚ずつ、マイルストーンカードを引き、他のプレイヤーに後悔しない状態で手元に持っておきます。

 リアルタイムで6個のダイスを振り、出目に応じたマイルストーンの達成を狙います。ダイスは、1個以上振る必要はありますが、キープすることもできます。他のプレイヤーのマイルストーンは分からないので、残したダイスを参考にしながら、砂時計が落ちきるまでの3分で、できるだけ多くのマイルストーンの達成を狙います。

 ルール自体はシンプルですが、他のプレイヤーの狙いをうまく捉えるのも大事です。早さは重要なので、迷うならダイスを振ったほうがいいのですが、全取り替えだとマイルストーンが進展しない場合があります。

 アクション要素もあるので、好き嫌いは分かれるかと思いますが。プレイ時間は短く、軽くプレイできます。似たようなゲームとして「ヒューズ」がありますが、こちらの方が、もっとスピーディーな感じです。個人的には、こちらの方が好みでした。

●テストプレイ

 お次は、テストプレイ案件を。今回もプレイ時間はかなり短くなりました。要素もだいぶ固まってきたので、完成が楽しみなところです。

●Whirling Witchcraft [play:game] [BGG]

 その次は、こちらの作品を。すでに 2022年に日本語版が出ることがアナウンスされています。ドラフトとリソース変換のゲームです。

 変換の入力と出力がかかれているカードをドラフトし、そのあとで、材料を変換して、隣のプレイヤーに渡します。渡された材料は、ストックされますが、入りきらなかった分が、自分の得点になります。ドラフトと材料を渡す方向は逆なので、不思議な感覚はあります。

 プレイ時間は短いですが、リソース変換で攻撃するというのが斬新です。4〜6ラウンドでゲームが終了するので、比較的短時間で終わります。基本ルールと上級ルールの両方でプレイしましたが、どちらもいいと思います。ラウンドが経過すると、変換対象が増えるので、それだけ攻撃が激しくなります。

 今までにない要素をコンパクトにまとめたというところが、このゲームの特徴だと思います。一部カードの効果に言語依存があるので、日本語版があった方が良さそうです。

●スタンピード [ボドゲーマ]

 その次は、秋のゲームマーケットの作品から。ダイスを使った、競りとセットコレクションのゲームです。

 ダイスがお金になっていて、握り競りなのですが、実際の競り値はダイスの出目に依存します。振れ幅はそれなりにあるので、欲しいものがうっかり競り落とせなかったりします。お金を使うとダイスが減るのですが、中盤の補充があったりするので、少し攻め気味にいってもいいかとは思います。ただし、破産すると脱落なので、やり過ぎは禁物です。

 カード枚数は若干多いですが、ダイスでの値付けが面白いところですね。マジョリティに勝てない場合の得点化の要素もあるので、そのあたりも悩ましいところではあります。

●クラウドエイジ [play:game] [BGG]

 最後にプレイしたのはこちらです。レース、デッキ構築、タブロービルディング、アクションフォローのゲームで、決められたラウンド数で、戦闘をして都市を開放したり、目的を達成することで、名声を稼ぐことが目的になります。要素がかなり盛られています。

 デッキ構築、タブロービルディングでの強化はありますが、リソースを直接獲得するときに、スリーブで一部の情報が隠されたカードから、どのくらいのリソースが入手できるかを検討するところが、独特な部分ではあります。ここだけファミリーゲームにかなり寄っています。

 ラウンド数はそれほど多く無いものの、要素はかなり多いので、ある程度の計画性は必要です。得点獲得の手段はいくつかありますが、ユニークカードやミッション固有のところが強い印象はあります。早めの収入を上げておくのも重要です。

 ボリュームたっぷりのゲームでした、プレイ人数は 4人までですが、3人がちょうどいいような気がします。


 というわけで、今回もオフラインのゲーム会でした。ここから先は、帰省なども挟むので、しばらくはオフラインのゲーム会はお休みで、諸々の状況によりますが、1月中旬頃から再開でしょうか。


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