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● 横浜ゲーム会 2022年6月 (3回目) ●

 2022年6月25日、3週連続で横浜ゲーム会に参加しました。今回もテストプレイ期間中と言うことで、テストプレイが中心ですが、新作もプレイしています。ゲーム数は少ないですが、レポートをお送りします。


●お気に召すといいのですが (仮)

 手始めはこちらの作品を。5人で、未プレイの方も入っていたのでプレイしてみました。先週からの変更がありません。特殊条件勝利が初めて出ましたが、場合によっては出てくる可能性があるくらいなので、ちょうどいいかと思います。

●テストプレイ

 その次は、5人でテストプレイを。こちらも少しバランス調整が入るでしょうか。

●主計将校 1914 [play:game] [BGG]

 時間があったのと 5人ということで、こちらをプレイしました。第1次世界大戦をテーマにしたチーム戦のウォーゲームです。ユーロゲームが中心な横浜でプレイされるのは少し珍しいですね。

 こちらは、最終手番のイギリス/アメリカでプレイしましたが、周辺国で一番戦力があるので、立ち回りが難しいところでした。中王国はドイツが一番戦力を持っています。

 イギリスは、スタートから海軍を持っていますが、上陸が必要になるので戦力コストが高く、イベントカードでの経済制裁と情勢カードでカードの消費を抑えるのがポイントになってきます。情勢カードのトリガーは海軍を 3つ配置していることなので、早めの展開がいいのですが、いいイベントカードを引いたのでスタートから抑止力になりました。

 ヨーロッパ本土はドイツのほうが、フランス/イタリアよりも戦力があるので、パリは落とされそうになります。ロシア方面はモスクワまでは踏み込まれませんが、微妙な領土争いになります。オーストリア ハンガリーとオスマン帝国は、イタリア、ロシア、イギリスとぶつかります。

 序盤は、ドイツがどんどん情勢カードで攻撃力をつけていき、イギリスはどちらかというと消費を抑えるカードが多いので、防御力が上がってくることになります。その代わりに、イギリスには強力な経済制裁が入っているので、それをどのタイミングで打つかがポイントになってきます。うまく、アイルランドのイベントカードを落とせたので、少し余力が残りました。

 中盤から終盤まで、中心国がやや得点をリードした状態になりましたが、最後の 17ラウンド目にはイギリス以外の全プレイヤーがカードを使い切る展開に。1点カードがあったり、経済制裁の減点を入れたり、16ターン目の上陸から、17ターン目に食い破って得点を削っての終了でした。

 最終結果は 1点差で、周辺国側が勝利しました。かなり接戦になるようにできているようですが、稼ぐタイミング、削るタイミングが難しいですね。


 というわけで、今回もテストプレイと新作を中心にプレイしました。7月もテストプレイ期間ですが、3連休は少しペースが落ちそうです。


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