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● 横浜ゲーム会 2023年7月 (2回目) ●

 2023年7月9日、2週連続で横浜ゲーム会に参加しました。今回は、新作を中心に色々とプレイしています。プレイしたゲームをレポートしていきましょう。


●レクトベルソ [play:game] [BGG]

 手始めにこちらのゲームをプレイすることに。2人協力のパズルゲームで、立体のブロックを組み合わせて、各プレイヤーから見える面を完成させるゲームです。

 初級カードと上級カードがあり、最初に軽く上級カードをプレイしましたが、難度が高かったので、初級カードでプレイしました。ブロックは 10種と11種の違いですが、一番大きなブロックなので難度は跳ね上がります。

 初級の難度はそこまで高くない感じです。ブロックもそれほど大きくなく、お互いにどれが見えていてどれが隠れるかも比較的シンプルになっているので、まずは仮組みして、調整するという感じです。

 回数を重ねると練度が上がってくるタイプのゲームではあります。多人数プレイの場合、パートナーがランダムに決まるので、初回プレイ時は、回数が均等になるように調整した方がよさそうではあります。

●ヘンズ [play:game] [BGG]

 お次は、こちらの作品をプレイ。カード配置のゲームです。同じ種類の鶏の群れを作っていくゲームですね。

 手札が4枚配られ、2枚を引いて、1枚プレイ、1枚を捨てるというのが大まかな流れです。カードは自分の前に 3×4か4×3の範囲に収める必要があります。

 鶏カードの配置要件があり、隣接しているカードが同じ鶏か、数字がちょうど1違うものかどちらかである必要があります。隣接が複数ある場合、すべてのカードが条件を満たす必要があります。

 得点は、ちょうど半分終了時点で、得点対象となる鶏の群れと、一番大きな鶏の群れが得点になります。一番大きなものを指定してしまった場合は、得点が入りません。あとは、ゲーム開始時に決定するボーナスカードによる得点もあります。

 カード枚数が少ない種類の鶏のほうが、ボーナス得点が少し高いのですが、集めにくいという特徴があります。1枚あたりの得点を考えると、枚数が多めの鶏を単独で多く集めるのが、手っ取り早いような気がします。

 カードの偏りはありますが、2人で集めるカードが被るのはよくないのですが、手札によっては、被らざるを得ない展開もあります。種類が増えると配置がきつくなるのですが、最大要素にしないと得点にならず、難しい配置が得点に反映されません。単純に、2種類を大きく伸ばすのがよいという結果になるのが、少しもったいない感じがします。

●ウッドクラフト [ボドゲーマ] [BGG]

 その次は、こちらをプレイしました。アクション選択とリソースマネージメントのゲームです。

 木材を育てたり、売買したり、アイテムを入手したり、注文を達成したり、人を雇ったり、自分の小屋を建設したりして、得点を稼ぐゲームです。

 アクションは、7択からの選択になりますが、人気のないアクションにはボーナスがつくようになっています。ボーナスは地味に効いてくるので、取らせない動きも大切になります。

 メインは木材の扱いで、注文にも大きく関わってきます。3色のダイスは木の種類を表しており、ダイスの目が木の大きさを示しています。

 木は、植えて育てることができます。また、接ぎ木をすることでサイズを上げることもできます。接着することで、ダイス目の合計にすることもできます。大きな出目は、切断することで小さな出目に分けることができます。

 目標をいかに達成するかですが、木の入手方法と成長方法をうまく仕込む必要があります。人物の能力が役に立つ場合もあります。このあたりは、少しパズル的な要素もあります。

 得点要素は多いゲームですが、ゲームのラウンド数は 14ラウンドしかないので、手がつけられない要素がかなり多いです。空きマスが不安になるほど多いゲームではあります。

 今回は、3人が3種類の得点方法で伸ばしていきましたが、最終的にほとんど点差がつかない展開になりました。微妙なアクションボーナスなども効いてきます。あとは、お金のような扱いのブルーベリーの周りがそれほど潤沢にならないので、売却アクションは必要なときに実行する必要があるかと思います。

●ブリュッセル1897 [ボドゲーマ] [BGG]

 最後にこちらの作品をプレイすることに。アクション選択とマジョリティのゲームです。

 中央の場から1枚カードを選び、自分のカードを配置します。配置するのにはコストがかかります。お金の獲得手段は、装飾品を売却するか、ブリュッセルに行きお金獲得のアクションを選択するか、貴族のアクションで資金を獲得するかのどれかです。

 ブリュッセルのアクションは、お金はかかりませんが、カードを要求されますし、多く配置すると投獄されてしまい、次からのアクションが不利になります。

 お金を稼ぐ手段はそう多くないので、価値が低いカードもかなり重要になってきます。ブリュッセルに多く行くプレイにする場合は、釈放する手段があった方がよさそうです。

 紋章の得点を早めに上げておかないと置いて行かれるのと、3人の場合は、出てこないカードがかなり効いてきます。次ターンに活かすアクションもありますが、必要なカードが十分に出てこないこともあるので。


 今回も色々とプレイすることができました。ちょうど誕生日だったので、ケーキをいただいたりとか。次回は 3連休のどこかになりそうでしょうか。


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