2023年9月16日、2週連続の横浜ゲーム会に参加してきました。テストプレイが中心でしたが、今回も情報を公開しつつ、プレイしたゲームをレポートします。
手始めは、こちらをプレイ。記憶系のゲームで、今年のドイツゲーム大賞の推薦リスト入りしています。
手書き風の絵が描かれたカードを、各プレイヤーが名付けて、ルールに従ってウラ向きで渡します。渡すときに、名付けられた名前を呼ぶ必要があります。渡されたプレイヤーは、名前が合っていると思えばそのまま受け取り、間違っていると思えば、指摘します。
指摘されたら答え合わせをおこない、間違っていれば渡した側、合っていれば渡された側が失点になります。失点となったカードを取り除き、新しいカードを1枚追加して、名付けたうえでプレイを続行します。これを、誰かが既定の失点がたまるまで繰り返していきます。
ルールを聞くと動きは予想できそうな感じですが、カードの枚数は余り増えない代わりに、ウラ向きのままの状態でカードがあちこちに移動するので、どこに行ったかを覚えておく必要があります。
メモリー系なので、好き嫌いは分かれそうな感じですが、手軽にプレイできるタイプのゲームでした。
その次は、秋向けのテストプレイを進めることに。デバッグしたところの確認とバランス調整、UIの確認が中心です。新要素を入れてみたのですが、そちらはうまく動きました。UIの調整といくつか修正案をいただいたので、反映させる予定です。次回で、テストプレイは終了でしょうか。
テストプレイが続きますが、こちらはまだ公開できない作品です。
さらに、秋の新作のテストプレイをすることに。詳細については、もう少し情報が出てからにしましょうか。少しひねりのあるトリックテイキングゲームですが、基本的なところは、マストフォローのトリックテイキングゲームです。スートフォローをいかに逃れるかが、ポイントになるかと思います。
その次のテストプレイは、公開できない作品です。ボリューム感のある作品です。
最後に、こちらの作品をプレイしました。ホビージャパンの YouTube でプレイの様子は配信されていました。
蜂の一団になって、巣作り、花蜜の獲得、蜂蜜の精算、売却で、契約を達成したりするゲームです。最近の流行か、いろいろな要素を複合的にさせるゲームですが、収束は早めです。
蜂の巣を作るためのタイル獲得は、ワーカープレイスメントの要素があります。すでに配置されている場所には、コストが余計にかかる「センチュリー ニュー ワールド」に近い感じです。タイルの配置はパズル的な要素があります。
蜂の巣を特定の形に組むと花蜜を入手できるようになります。形によって手に入るものが違うので、慣れが必要かと思います。契約達成とリソースマネージメントの操作もあります。
日本語版の説明では経済ゲームとありましたが、お金を入手するだけなので、どちらかというと契約達成型のゲームだと思います。
プレイした感覚ですが、思ったよりも収束が早い感じでしょうか。ボード上の要素がなくなっていくことと、ゲーム中に順番が変わらないこともあり、先手番有利です。4人の4番手はワーカーが増えますが、プレイ順が後ろになるので、プレイングがかなり難しいと思います。3人のほうが、よさそうな気がしました。
今回も、テストプレイを中心にお送りしました。来週まではゲーム会に参加しますが、9月最終週からは、しばらく制作期間に入ります。