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● オンラインボードゲーム会 2020年10月 (2回目) ●

 2020年10月10日、台風の接近が予想されたので、オンラインボードゲーム会が続いています。今回も、新しく登場したものを中心にお送りします。


●インカの黄金 [play:game] [BGG]

 ゲームマーケットの作戦会議のあとで、こちらをプレイすることに。5人でしたが、脱出のタイミングが難しいですね。序盤に 1桁宝石が合計8枚も出てくる渋い展開でした。

●郵便馬車 [play:game] [BGG]

 お次は、こちらも新しく入ってきました。ゲーム自体は古いですが、ドイツゲーム大賞を獲得した、カードマネージメントとルート構築のゲームです。

 都市カードを引いて、プレイし、ルートを構築して郵便網を作っていくゲームですが、各ターン特殊アクションが使えるのが特徴でもあり、手数に大きく影響するところではあります。カードの引きもありますが、地道な手数勝負の部分もあります。

 土地のつながり方も独特で、早取りのボーナスもありますが、微妙につながっていないところがあったりします。あとは、ドイツを舞台にしているので地名の慣れも必要かもしれません、色分けされているのと紛らわしい地名はないのですが、どこに何があるかが分かりにくいかもしれません。

 ルート完成時のコマ配置が、1地域のすべての都市か、各地域に1つずつのどちらかになるのも特徴で、余ったコマは失点になるのと、早取りの要素がぶつかっているところが悩ましいのです。

 追加アクションの扱いと、地名にいかに慣れるかがポイントですが、名作だと思います。

●ブーメラン オーストラリア [play:game] [BGG]

 お次は、こちらのゲームをプレイ。ドラフトと得点記入のゲームです。Draft & Writeというよりも、「ヨット」とかに近いかもしれません。

 オーストラリアの各都市のカードをドラフトで獲得していき、地域の早取り、シンボル合わせなどで各ラウンドの得点が決まり、用紙に記入していきます。全4ラウンドですが、早取りの要素や、ラウンドごとに得点を埋めるところがあったりします。最初のカードと最後のカードで決まる、独特なブーメランボーナスもあります。  日本語訳とBGAのベースとなった原文ルールがかなり違っていたので、参考程度にですが、獲得したカードは見えるので、カードを絞る感じではあります。2枚組のボーナス点の 9点は強めでしょうか。ラウンドによって、得点が入りやすい要素が変わってくるのが面白いところです。

 軽い感じのドラフトゲームでしょうか。

●ザ クルー [play:game] [BGG]

 その次は、BGAに登場したこちらの作品をプレイ。BSWでは相当数プレイしています。協力型のトリックテイキングです。

 キャンペーンモードと、シナリオを指定してプレイすることができます。現状はベータ版なので、日本語訳が進んでいない状況ではありますが、英語で書かれているので多少扱いやすいでしょうか。

 BSWもUIは独特でしたが、BGAも通信回りのインターフェイスが独特です。通信を使うときはリード前に、通信カードを指定し、公開するカードを指定し、どの場所にチップを置くかを指定するという流れになります。チップの置き場所は、一意に決まるので自動化しても問題ないと思うのですが。

 ゲーム自体は相変わらずという感じです。同期の関係で操作ミスが発生しうるところは注意が必要かもしれません。指定したプレイヤーが 0トリックと、1でトリックを取る特別ミッションはどちらもクリアしています。

●世界の七不思議 [play:game] [BGG]

 最後は、こちらをプレイ。第2版でプレイしています。

 2版は得点差がつきにくくなったのと、七不思議の1段目が作りにくくなったことはあります。昼と夜が一致していれば、資源バランスは比較的とれるのですが、ランダムになると必要な資源が偏ることもあります。対岸で届かないところに同じ資源が必要なプレイヤーがいるとゲームシステム上厳しいですね。

 1の時代で、資源が集まりにくい展開になったので、一部は購入することにしました。ちょうど East Trading Post が出てきました。あとは、灰色をちゃんと押さえておくのも重要です。基本的には基本資源は3つ、製造品は1つずつ入手できるようにすれば、七不思議以外はカバーできるので、それ以上の資源は余剰になります。

 2の時代の序盤で、Caravansary がとれない資源状況で、コストとなる木 2つを入手しましたが、対岸で Caravansary が取られました。それでも、3の時代に入るときには資源はカバーできました。

 3の時代はギルド中心でしたが、七不思議の段数でボーナスが入るギルドが捨てられて、拾われる事態が発生し差し切られました。やはり得点はそこまで差がつかなかったことと、軍事よりも、ギルドを取っておいた方が、対岸の得点の伸びを防げたという感じでしょうか。


 というわけで、作戦会議とオンラインゲーム会になりました。参加要項が届く頃に、また作戦会議が入ると思われます。


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