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● オンラインボードゲーム会 2021年7月 (3回目) ●

 2021年7月17日、オンラインゲーム会が続いている状況です。緊急事態宣言に入ったのでもうしばらく続く感じになるでしょうか。今回はテストプレイができなかったので、その分色々とプレイしています。レポートをお送りしましょう。


● ラマ [play:game] [BGG]

 手始めにプレイしたのは、こちらの作品から。BGAでも 5人でプレイするにはちょうどいい感じの軽いカードゲームです。ゴーアウト系のゲームですが、失点をもらって途中抜けもできます。どこまで粘るかが試される感じのゲームです。

 カードの巡りはそこそこで、大きな失点が抑えられる感じではありました。1が4枚手札に来ていたので早々に抜けて、場札がラマでカードを引く様子を見ていたりとか。最後に偶数地獄の手札からうまく上がれて、失点10を返却して差し切りました。

● トロワダイス [play:game] [BGG]

 お次も、5人でプレイしています。BGAに入ったばかりの比較的新しい紙ペンゲームです。「トロワ」自体が未プレイではあるのですが。ダイスピックして出目と色に応じた場所に書き込みという感じですが、親権は関係なく好きなダイスを取ることができます。出目操作能力も、色操作能力もあるので、そのあたりでうまくプレイするという感じでしょうか。

 ゲーム中盤から襲撃の要素があり、数字を埋められなくなります。得点要素がいろいろとあるのでどの方向に行くかを早めに決めたほうがよさそうな感じでした。最終盤で同点でしたが、残りの材料の差で1点差し切った形になりました。出目操作能力は、そこそこの自由度があるのと、タイミングによっては襲撃で埋められなくなるのでそのあたりが悩ましいところです。

● フラックス [play:game] [BGG]

 ここからは 2卓に分かれて、BGAでなかなかプレイする機会のないものをやってみました。3人くらい出ないと、座っているだけでゲームが終わったり、いつまで経ってもゲームが終わらなかったりするこのゲームをやってみることに。

 テキストはすべて日本語化されていますが、相変わらずルールの変更がかなり大きいです、1枚引き、1枚プレイが初期状態ですが、5枚引き4枚プレイになっていました。コントロールできない場になったり、配置制限があったりすると一気にゲームが長引きます。今回は、1山切れるくらいで終わったので適切な時間だと思います。

● ヴィア マジカ [ボドゲーマ] [BGG]

 お次は、久しぶりにこちらをプレイすることに。いわゆるビンゴ系のゲームではあるのですが、出てくるものに偏りがあるのと、配置できる個数の制限が厳しいのが特徴です。

 今回は、初期手札が偏っていたので、そのまま失速した感じになりました。一番出やすいものがほとんどなく、最初に完成したのが能力なしの得点だったりすると目も当てられない感じになります。このあたりは、リメイク元よりも簡易化した分だけ、偏りが大きくなったのかもしれません。ボーナス得点が早取りだったりするので、いったんはなされると追いつきにくい印象はあります。

● ルクソール [play:game] [BGG]

 その次も、久しぶりにプレイしました。遺跡発掘のゲームですが、カードプレイでコマを進めるスゴロクタイプのゲームです。手札は 5枚ありますが、順番は変えられず、両脇にカードしかプレイできず、真ん中に補充するという独特の制限があります。

 アブストラクト的な要素と、カードのランダム性がほどよく混ざった感じのプレイ感です。得点バランスはというと、タイルの得点にそこまで差がつかず、コマ位置とゴールに到達したときのボーナスが大きいような気がします。今回は、全員が進めるカードが引けなかったですね。ワープで得点を伸ばしたりしましたが、セットコレクションがかち合ってしまったので、コマ位置とゴールの有無で点差がついた感じになりました。

● マラケシュ [play:game] [BGG]

 その次は、こちらをプレイすることに。プレイするのは久しぶりですね。全員共通のコマをダイスで動かして、絨毯を敷き詰めていき、他のプレイヤーに踏ませてお金を稼ぐのが目的になります。

 3人の場合は盤面が広いので、どのように拠点を作るかと、どのように相手に踏ませるように仕向けるかがポイントになります。安全策をとると、拠点が散りやすくなるので、そのあたりのバランスが悩ましいですね。次のプレイヤーの動きが、その次のプレイヤーに影響するので、流れができやすいゲームかと思います。

 中盤に拠点を作るべく勝負をしたのですが、うまくまとまらず、終盤に 10台の振り込みが 2回あったので、お金がほとんど残らずにゲーム終了でした。3人の場合、パワーバランスを取るのが難しいですが、今回は1人勝ちの展開なので 2人がかり絨毯を潰しに行くのがよかったのかもしれません。

● ザ クルー [play:game] [BGG]

 最後は、5人で残りの時間を使ってプレイしています。日本語化されてミッション1からですが、5人の場合は難度が極端に高いですね。トリック数が少ないのと、人数が多いので事故が起こりやすいという感じになります。

 ミッションのフレーバーテキストも日本語化され、各種メッセージも分かるようになっています。UIは癖があるので少し慣れが必要ですが。BSEよりもプレイしやすいので、こちらが主流になるかと思います。多人数については、後続の作品でリバランスされているので、そちらも気になるところです。


 というわけで、今日は久しぶりに、いろいろな作品をプレイしています。そろそろ秋向けのネタも進めたいですね。


 テストプレイも少し早く回るようになったので、1ゲームくらいプレイできるような感じになりました。しばらくはテストプレイ期間が続きそうです。自分の作品も 8月には出したいところですが。


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