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● オンラインボードゲーム会 2021年7月 (4回目) ●

 2021年7月22日、4連休初日のオンラインゲーム会です。このタイミングで 18XXシリーズがプレイしたかったので、「1846のGMT第2版」をプレイすることにしました。週明けから差分の和訳をしたりとか。今回は 1ゲームのみですが、レポートします。


● 1846 [play:game] [BGG]

 今回は 18XX.Games でプレイしています。実物は、今月頭にとどいています。まずは、2版の差分から。

 2版は少しだけバランス調整されており、収入が高めの Z都市の中で、使いにくかったシンシナティとほぼ出てくることのなかった C&O の強化のため、個人会社が 2社追加されました。

 1つはリトルマイアミで、シンシナティと右上のデイトンを結ぶ路線を、無料かつ追加アクションで完成させることができるようになります。オレンジのシンボルがついているので、抜ける可能性があります。

 もう1つは、ブームタウンで、シンシナティに+$20のマーカーが置けるようになります。Meat Packing Company と似たような効果ですが、シンシナティは 4方向に伸ばせるのと、$50のルイビルにつながるルートが2本作れるのが特徴です。

 1番手なので、余った個人会社を購入する感じになりますが、まさかの Big 4 が入手できたので、購入することに。この時点で $100 設立の IC がほぼ確定です。最終的に Mail Contract が余りましたが、$70で購入されてスタートになりました。

 個人会社ですが、C&WI と MS が取られたので、結果として Big 4 がとれるようになった模様です。個人的に MSは優先順位を下げているので、意外な感じになりました。予定通り IC を $100×3株でスタートし、$400の資金を持って、2株発行の $580でゆとりを持った経営になりました。これでも運営順は 2番手だったので、2-2-2-3の形になります。

 OR1-1 で Big 4 をいきなり購入して、シカゴ入り。シカゴが安定しない IC のデメリットが解消されます。あとは、東西ルートをいかに通るかですが、シンシナティがとれそうな感じになりました。3人がシンシナティに寄りつきましたが、先着でトークンを置く展開に、これで大分楽になります。

 あとは、誰が次の時代へ進めるかの問題でしたが、少しもつれた形になりました。$137 での設立は初めて見ましたが、これでも中途半端に足りなくなったようです。1ターン伸びた分で MS+ブームタウンの B&O が半配当で持ち直し、デトロイト、シンシナティ、シカゴにもトークンが置けたので逃げ切り体制に。

 ブームタウンは2社が入る形になるとかなり強力です。序盤の配当合戦で収益が上がる会社かZタイルにトークンが置ける会社があるのは大きく違ってきます。Meat Packing Company も中盤で 3両がシカゴに入り $90 を追加で稼ぐ展開になったりします。Mail は最後まで残りますが、中盤は $50 くらいまでしか伸びないのと、現金がゲームが早ければ早いほど欲しくなってくるので、その分の差はあります。

 終盤ですが、PRRが若干の資金ショートで、半配当、半配当で 7/8 列車を買う形になりました。4人以下だとあまり見ないのですが、5人だとたまに $10 くらい足りずにこの手の事故が起こる可能性があるようです。

 最終的に、買う株がなくなって C&O が出てきましたが、パーマネントが 2両走る展開でした。ダブルルートも比較的作れた形でしょうか。$70のB&O所有者が中盤で資金を作っての終了になりました。3列車の出し方がかなりタイトでしたが、中盤で株式枚数が浮くと強いですね。


 ルール説明1時間、プレイは 5時間くらいかかり 19:00 過ぎくらいまでかかりました。「1846」は人数比例で時間が延びるのと、たまに計算がものすごく複雑になるケースがあるのですが、これでも自動計算されるぶん、かなり楽です。


 テストプレイも少し早く回るようになったので、1ゲームくらいプレイできるような感じになりました。しばらくはテストプレイ期間が続きそうです。自分の作品も 8月には出したいところですが。


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