2021年7月25日、1日あけて 4連休最終日もオンラインゲーム会でした。今回は 4人でしたが、18XX系でもという話になったので、ランダムで「1846」が再度プレイされることになりました。今回もレポートをお送りしましょう。
「1846」が連続していますが、今回は 4人で、第2版の追加分についてもランダムで入るような設定にしています。手番は 1番手なので、個人会社は出たとこ勝負になります。
1巡目は C&WI が落ちてきたので、迷わずピックすることに。もう1枚はLittle Miami、それ以外はパスでした。2巡目は何か取らないとお金が余るのですが、Little MiamiとMail Contractなので、前者をピック。$100 消費の $300 で、どの会社を建てるか悩ましいところと思っていました。3巡目は Mail Contract の最後が流れてきてパス。ここから値引きが入りますが、$40 まで下がったので、数字は悪いもののさすがに拾うことに。$260 持ちです。
個人会社をいかにうまく買わせるかが課題になったのと、C&WIがとれてシカゴ行きが確定しているので、資金が多くなる ICを選択、初期株価は $80×3 で $20 あまりよりは、個人会社を買わせる都合で $124×2 で $12 あまりを選択しました。このゲームをプレイしていて、一番高い値付けです。以前に IC を $112×3 というのはやったことがありましたし、そのときは、資金繰りに成功し、Z都市を独占して逃げ切りましたが。
B&Oが$80×3株、GTが$70×3株、NYCが$100×3株でのスタートになりました。逆順のスタートなのですが、先行2社は、小規模会社を持っているので 2列車を1両だけ購入、NYCが2列車を2両購入し、2列車 2両と、フェイズ2列車が 5両残る展開に。
ICは、OR1-2で C&WIを使用することを考えて、セントルイス行きの路線を結び、2-2-3/5を購入。次ORで C&WI のトークンを使って、Big 4 の路線と合流することを考えていました。
OR1-2 で、MSがシカゴ方面に路線を延ばし、デトロイト入りできる形になったので、折り返しの ICのターンで C&WIを$60で購入、デトロイトにトークンを置き、Mail Contract を所持金いっぱいの $76 で購入。ここの運行で $250 を出して、ちょうど 2段階アップのラインに乗りました。株価は $112 → $137 です。会社に $150が入ったので、リトルマイアミを満額の $40 で買い取り、残金 $110 でデトロイトの敷設費用の出る形に。
他の会社は、最善で 2-2 の形なので、配当は大きくは伸びず、この結果、資金は $288 で、ICの株が 2枚買えることになりました。他のプレイヤーは、GTとB&Oは2枚、NYCは1枚株を買える形で、株数差は 1枚ですが、ICの株はすべて自分と会社持ちになったため、この時点で事実上のゲームセットになっていたようです。
OR2-1 で、ICはデトロイトのタイルをアップグレード、トレドにつないで配当 $370、株価は $137 → $165 で 3段階アップのゾーンに、会社への配当が $222 あり、最速で OR2-2 にならないとフェイズ3の列車は出そうにないのと、東西運行ができるので 4列車を購入、この時点で逃げ切りできると確信しました。
OR2-2 は、トレドから南に抜ける路線を作り、3/5を走れる展開に。2列車の1本は$30配当ですが、配当 $500を達成、おそらく最速での 3段階アップで、株価は $165 → $212 に。会社資金は $342、所持金は $362 で、さすがに 2枚は買えませんが、他社株 1枚が買えるようになり、株数でも追いつける展開に。
ICはフェイズ2列車を2両持っているので、他の会社は、無理をしてでも、最速でフェイズ4の列車を出すしかない展開でした。OR3-2で B&O が無配当からの 7/8 列車購入で時代が動きました。ICの配当額は OR3-1, OR3-2 で $730、$760 と 3段階アップ、2段階アップで $212 → $270 → $320 と、うなぎ登りに。
OR2, OR3はほとんどの会社で半配当しか出せない状態でしたが、ICは配当額と株価で次の列車が買える展開になったので配当を出し続け、SR4 の時点で所持金がダブルスコアに近くなりました。5列車購入後、SR4でのICの会社資金は $659 で、1枚購入すれば 7/8 列車が買える展開に。ICの 60%目と、他社株 2枚を購入し、これで株数も追いつきました。
OR4-1 で、ICは 7/8 列車を買い、トークンはシンシナティにしか置けずに、東西運行は1本のみですが、配当は $820、$770 で、株価は $320→$375→$440 に。
SR5は、全員が残りの株を拾う展開に。新規設立のPRRも含めてすべての株が買われ、ICは売り切れ上がりで、株価は $440→$475 に。最終的に配当額は $830、$850でしたが、株価は $475→$510→$550で、最高額まで到達しました。
結果は、$2000以上の大差をつけての大逃げでした。ICの株資産だけで $3300ありますし、配当が出せない OR1-1以外はすべて配当を出し、Mail Contractの効果や他社の半配当も含め、支払われた配当額も全ラウンドトップで、最大で 1株差しかなかったので、経営はパーフェクトでした。IC自体も $440 で株が 4枚買われたので、会社の資金が $2000を超えていました。
MSの路線敷設でデトロイトに入られたのもキーポイントでしたが、1番手に Mail Contract を $40 で取らせたのも、株を2枚買われる要因になったかと思いますし、2列車が 4両しか出なかったのも、$250配当の要因になったかと思います。資金的には Mail Contract は $50 で購入しても、2枚購入は足りていたかと思います。
4人と5人の差もありますが、組み合わせの妙が効いていたかと思います。東西のトークンはとれなかったものの、トークンを取らせて、手数をかけさせる作戦をとっていたというのもあります。1回半配当を出してから、さらに半配当で列車買い、そのすきに 2回配当を出すという流れでしたし。
5人になったので、久しぶりにこちらをプレイすることに。play:game でも 第2版として登録されたので、今回からはこちらでカウントしています。
序盤に、ダブルの資源が 2枚とれる展開ではあったものの、製造品が時代1の終盤まで来ず、軍事も 1枚しかとれず、科学に行けなかったので、資源が1枚だぶつく展開になりました。七不思議はラウンド数通りの開け方をしましたが。
時代2で、資源はそろったものの、軍事も片方にしか勝てない展開になり、省エネで科学をそれなりにそろえる展開に。1セット7点を目標にする感じで組み立てています。
時代3は、両隣の関係でギルドはそれなりのものしか拾えず、隣に渡すと 7〜8点のカードを1枚を七不思議に埋めたり、単独 7点の建物も建ちましたが、得点が伸びませんでした。軍事が半分しかとれなかったのと、科学に向かうタイミングが遅れたのと、市民施設も早めになくなっていたのが大きく影響したかと思います。2人が軍事を諦めると、それ以外のカードが回りやすくなりますね。
というわけで、4連休は「1846」を重点的にプレイしました。まれにある、ものすごくうまくいったパターンですが、OR2-1 で展開が確定するのは珍しいかと思います。最近のゲームだと 2社目のタイミングが大事ですが、「1846」の山場はもっと手前にあるような気がしています。
テストプレイも少し早く回るようになったので、1ゲームくらいプレイできるような感じになりました。しばらくはテストプレイ期間が続きそうです。自分の作品も 8月には出したいところですが。