2024年3月30日、作業が完了して、久しぶりのゲーム会でしたが、諸都合でオンラインゲーム会になりました。BGAは1年ぶりにプレイしましたが、かなりゲームが増えていました。今回もプレイしたゲームをレポートします。
ここ最近、BGAに加わった作品です。Steam版/iOS版もあるので、移植はできそうだと思っていたのですが、BGAのWebインターフェイス用に変更されているものもあります。複数人プレイは久しぶりですね。
BGAでは基本セットの範囲内でプレイできます。UIはSteam版の方がいいですし反応も早いですが、BGA版は日本語化されているのが大きな利点です。
初期カードに、ヘリオンと、ソレッタがあったので、強烈なコンボが初手から打てる展開になりますが、対人戦の場合ボーナスが取れるとは限らないので、いかにTRを稼ぐかがポイントになってきます。
気温が一気に完了し、あとは得点カードをいかに取れるかと、都市がどのくらい建てられるかにかかっていますが、カードがそこまで引けない展開でした。タルシス共和国がいるので都市は早めに建てきられますし。
マイルストーンは2番手で、アワードは 1番手で確保でき、どちらも 5点ずつを取れましたが、その他が伸びにくい形になりました。現金収入が上がらず、そのぶん TRで稼ぐ形になっていました。
BGAでプレイするには十分な感じでした。欲を言えば、プレリュードが入るとプレイしやすさが上がりますが、なければないで十分に楽しめるかと思います。
ここからは、比較的軽い作品が続きます。お次は、同時プレイとタブロービルディングのゲームです。
番号がついたカードを1枚プロットし、同時公開で解決します。数字が低いカードを出した順に、場からカードを補充していき、次のターンへという感じです。
このゲームのポイントは、ゲーム終了時の得点計算にあります。プレイしたカードは逆順で処理されていくため、より後にプレイしたカードのみ得点計算の対象になります。なので、序盤のカードはより高得点が取れるように仕組めますが、終盤のカードは得点になりにくく、調整が中心になります。
あとは、番号が大きくなる順にプレイすると、特殊タイルがもらえますが、得点計算に大きく影響します。これもいかにうまく獲得できるかがポイントで、断絶は避けたいところではあります。必要数が集まれば問題はなさそうではありますが。
カードやタイルの振れ幅はやや大きいので、そのあたりは軽めの作品かと思います。不思議なプレイ感があるゲームでした。
その次は、ホビージャパンで発売されたばかりの作品です。こちらもタブロービルディングですが、出したカードを消費して得点を獲得します。
5色のカードをプレイして、これまでにプレイした同色のカードの効果をすべて適用するか、プレイしたカードを支払ってボーナスカードを獲得するかという選択になります。規定点を稼いだらそのラウンドで終了するので、どこで得点に切り替えるかもポイントになってきます。
比較的シンプルですが、リソースを0にするときつくなるので、どのタイミングでカードを獲得するかにかかってきます。カードが引けなくなると、もっとも多くカードを出しているプレイヤーが、カードを放出する必要があるので、貯めすぎも防止する作りになっています。
比較的短時間で終わる、モダンなゲームだと思いました。バリアントまで入れたほうがいいかもしれません。
最後に、どのような打ち筋になるか聞いてみたいということで、プレイしました。トランプの伝統ゲームです。「5本のきゅうり」のもととなったゲームですね。
スートの概念がなく、スートフォローや切り札の概念はありません。その代わりに、これまでに出されたカード以上のランクのカードを出す必要があり、出せない場合は最弱のカードを出す必要があります。
一番最後のトリックを取ったプレイヤーが敗者となり、出したカードのランクに応じた失点があります。同ランクの場合は後出しがより強くトリックを取ります。
カードも配りきりではありませんし、手札のばらつきも大きく、ローカードがないとかなりきついのですが、悪い手札なら悪い手札なりにどう戦うかという感じになるでしょうか。
4枚くらいローカードがあれば、しのぎきれますし、トリックに取れるくらいの強いカードはリードカードをコントロールできるので強いです。
今回は「6」の同点先出しで失点を逃れた回もありましたが、ほぼ4ウィナーでミドルカードを処理しきって逃げ切った回などで、失点なしで逃げ切りました。
BGAも久しぶりでしたが、色々とプレイできてよかったです。4時間でもそれなりに疲れますが、移動時間がカットできるのはいいですね。