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● 天空のレストラン (天レス) ●

タイトル ハード 発売時期
天空のレストラン PS 2000/11/16
時間:180分 (標準的なマップ)
難度:4 (やや難しい)

- 紹介 -

 「タワードリーム」のスタッフが制作した、ボードゲームです。やはりモノポリー的なボードを周回するゲームになっています(スタッフはよほど好きなのでしょうね)。スタッフも「タワードリーム」は、ちょっと取っつきにくかったが、このゲームでは敷居を低くしてあるといっていました。

 ゲームの内容ですが、サイコロを振ってマスを進んでいきます。止まったマスから材料を手に入れます。手に入れた材料の組み合わせから、ペアを組んだ料理人が勝手に料理のレシピを1つ提示してくれます。提示されたとおりに材料を入手して料理を完成させるのが1つの目標です。

 完成した料理は、マップ上のギャルソンに渡すことができます。ギャルソンのいるマスに止まると、そのギャルソンが持っている料理を食べなければなりません(お金を支払います)。ギャルソンが食べさせた料理の額に応じて経験値が入り、より広い範囲に料理を提供することができるようになります。

 このようにして、なるべく高い料理を作り他のプレイヤーからお金をとるのです。最終的にいちばん総資産の多いプレイヤーの勝利となります。ゲーム終了時に高い料理と、食事代の高いマスに対してボーナスがあります。これによって勝敗が分かれることもあります。

 このゲームの楽しみは、なんといっても料理を作ることです。例えば、持っている材料が「鮭」で安い「おにぎり」のレシピを提示されたとしても、あとでレシピにない「しいたけ」を入手すれば、料理人が臨機応変に対応して、そこそこの値段の「石狩鍋」のレシピを提示してくれるようになります。安い料理も、うまく材料が手に入れば高い料理に化けてくれます。このレシピの変化が楽しいです。

 もう1つ、相手のじゃまができることがあります。自分では「にぎり」を作っているのに、いらない「イナゴ」などが手には入ったら、相手の鍋に放り込むことができます(ただし、相手の完成直前はだめ)。材料が変な組み合わせになってしまうと、値段の安い「ヤミ料理」になってしまいます。

 普通の料理だけでなく、ヤミ料理のメニューの豊富さにはびっくりします。「野心的パスタ」とか「地獄のねこまんま」とかというように、ヤミ料理の名前だけを見てもなかなか面白いです。じゃまをされたときにも慰めになります。

 このゲームの難点は、思い切り出遅れてしまうと追いつくのが困難なことでしょう。ゲームの中盤で、自分のギャルソンがヤミ料理しか持っていないという状況になってしまうとかなり大変です(実際そうなったことがあります)。高い料理を作っても、置く場所がないとどうしようもないのですから。

 他には高い料理のレシピが出るかどうかはある程度運任せになってしまうことです(これは、いろいろと工夫できるのですが)。時間を忘れるほど楽しいのですが、プレイ時間がデフォルトの設定だと120分ほどかかってしまうのも難点です。プレイすると、本当に料理が食べたくなるといった副作用もあります。

 ゲーム慣れしたプレイヤー同士でやるのには多少運任せになってしまうようですが、勝っていても負けていても、高い料理でもヤミ料理でも、とにかく「料理を作ること」に楽しみを見いだすといいと思います。そういった意味で「楽しいゲーム」だと思いました。


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