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● ドカポン・ザ・ワールド ●

 今回から、新作をプレイした感想などは「雑記」として書くことにしました。これまでは、タイトルごとのコーナーで分けていたわけですが、だんだん積み重なってきて、古い情報が混ざるようになりましたから。

 1回目のテーマは、2004年11月3日に発売された「ドカポン・ザ・ワールド」です。


 RPG風のボードゲームとして有名な「ドカポン」シリーズの新作がPS2に登場しました。このシリーズは、1993年からのもので、息の長い作品ですね。今回は、タイトル通り世界各地が舞台ということで、「ドカポン 3・2・1」に近いようなマップ構成になっています。

 ゲームの基本的な流れは、RPGのように敵を倒してレベルアップしたり、武器や盾を購入したりすることで、どんどん強くなっていき、ボスモンスターを倒して村を開放したり、他のプレイヤーを襲撃していろいろなものを奪ったりすることで、お金を稼ぐゲームです。

 このゲームの特徴は、なんといっても妨害のしやすさでしょう。他のプレイヤーに呪文をかけてダメージを与えたり、戦闘中に乱入して手柄を取ったり、襲撃してものを奪ったりと、妨害の手段はさまざまです。

 戦闘は、じゃんけんのような読みあいになっています。多少の能力値の差があっても、読みあい次第では十分戦局をひっくり返せます。

 シリーズをプレイしている方向けに、今回のチェックポイントなどを。

 今回は、DXとは違って、村解放がメインになりました。基本的に、解放している村の価値が総資産のかなりの割合を占めることになります。このあたりは旧作と同じ感覚ですね。

 「お宝」はなくなりましたが、村を開放して放っておくと「名産品」が入ることがあります。これも、固定資産になります。あとは「装飾品」の一部が特殊効果を持つお宝に相当します。

 「怒りの鉄剣!」から導入された「銀行」は今回は世界平和金庫になりました。金庫破りの危険性はない、安全な固定資産ですが、お金を引き出すこともできなくなりました。

 アイテムなどは、名称が違う場合もありますが、基本的にはシリーズ共通です。マップは広いもののループなども多くあり、狙ったマスには比較的止まりやすいですし、アイテムマスなども多めの感じです。あと、DX とくらべて、ダンジョンが狭くなりました。

 職業システムが入ったため、レベルアップ時の能力割り振りは全自動になりました。職業を選ぶことが、そのまま成長ののびを選ぶことになります。熟練度は、戦闘回数に関わってくる感じなので、一般マスでの戦闘も大事です。

 DXの時は、パロディー満載で昔ながらの「ドカポン」という感じでしたが、今作はパロディーはほとんどなしで、ドカポンという世界を仕上げています。このあたりは、今作のコンセプトかもしれません。

 ゲームモードは、シナリオの他に週数と、総資産制限のゲームがあります。後者の方は、比較的短期戦になることでしょう。

 全体的な感想ですが、バランスがとれて成熟した感じがします。今作は、通常の宝箱にもいいアイテムが入っているので、そのあたりを足がかりにできる感じですね。金宝箱の金額も意外とあります。

 職業システムは、長期にわたるシナリオモードでは面白くなりそうですが、短期決戦のモードだと今ひとつ消化不良のまま終わってしまうかもしれません。本当に楽しむなら、じっくりとシナリオモードですが、数日がかりになってしまいそうですね。


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