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● いたストDS(全般) ●

 今回は、旬のネタということで「いたストDS」の紹介をお送りします。ここをコンシューマーゲーム目的で読まれている方は、大抵ゲームの内容についてはご存じかと思われるので、機能比較などを中心にお送りしましょう。

 これから「いたスト」を始めたいという方は、いたストSP(ゲーム全般編)に簡単な説明がありますし、一度プレイしてみることをおすすめします。


- 前作からの変更点 -

 例によって、前作からの変更点です。

●全般的なこと

 「いただきストリート」の根本は初代から変わりません。メインのバランスも 2作目以降でほとんど変わっていないので、マイナーチェンジとマップバリエーションが中心になります。

 今回は、いたストDSということで、「ドラゴンクエスト」と「スーパーマリオ」からキャラクターが登場します。キャラクターは各シリーズから11ずつ、合計で22ですね。セリフも健在ではありますが、前作以上にスピードを上げてやっているとなかなかセリフまで確認できなかったりとか。

 音楽も、両シリーズから登場しています。DSというハードの関係上、音源はそれなりですが、選曲はそこそこいいのではと思います。チャンスカードの曲選択は、なかなかだと思いました。あと、目標金額突破がシリーズで1曲ずつに減っていますが、そのぶん優勝の音楽がシリーズごとに違っています。

 マップ数は、ポータブルと同じく 14です。シリーズの中では少ない部類に入ります。移植マップは、SPから「トロデーン城」と「死の火山」、いたスト3の「ホラーハウス」を移植した「クッパ城」の3つです。目標金額が 15000未満の小さいマップが 4つほどあります。

 今回は、自分のコマはキャラクターではありません。ゲーム開始時にパーツを組み合わせて作って、着せ替えショップでいろいろと装備品を購入して楽しむという趣になっています。装備品は、ツアーモードのクリアと、ゲームの結果に応じてもらえるコインで購入することが可能です。

 いたストポータブルと同様、ゲームの結果によって「いたスト賞」がもらえます。今回は、全員に獲得のチャンスがあり、達成度合いによって、金、銀、銅の3種類に分かれており、コインの枚数も違います。あとは、強い対戦相手に勝利したときに、多くのコインがもらえるようになっています。

 今回は 1人専用のモードとして、ツアーモードがあります。最大で全2戦のツアーで、1戦終了時点で離脱も可能。はじめのうちは勝利条件も緩いですが、後半の方は優勝が条件になってきます。ネタバレは避けますが、中盤から終盤にかけてが一番きつかったように感じました。

 今回は、初期状態で 4マップしか選べず、ツアーモードをクリアすることでマップが増えていきます。こればかりは、クリアしてもらう以外に方法はありません。私がプレイした限り 12時間ほどで全マップが出せました。

●オプション設定

 今回も、PSPと同じく、セリフ、ゲームスピードの両方が変えられるようになっています。ゲームスピードの「超はやい」は、PSP並みかそれ以上、セリフはシリーズで最も早い表示かと思います。ロード時間もないので、かなりさくさくとプレイできます。

 カジノは、今回は「スロットのみ」と「ぜんぶ」の選択です。カジノの細かい話は後述します。プレイ順は、「そのまま」と「ランダム」から選択可能です。

●コンピューターキャラクター

 今回のコンピューターも、それなりに強いです。キャラクターごとにD〜Sランクが割り振られていて、Sランクモードはない模様です(変化のためには欲しいですが)。

 Dランクは株の枚数制限1/5と増資制限100Gがかかっています。Cランクも株数制限1/2と増資制限200Gがかかっていますが、店の安さのせいもあり、意外と侮れません。

 Bランク以降は行動制限はありません。Aランクから改築インサイダーも仕掛けてきますし、10株売り、乗り換え、全撤収もやってきます。Sランクの強さは、ポータブルより若干弱く感じました。交渉は積極的ですし条件変更もこなすので、成功率が高くなっていますが、自主競売はしてこない模様です。

 ルートどりは、PSP版と同じくランクを問わず賢くなっています。ワープ先の選択先もマークがとれてお店が買えるところを選んできますし、1周目から振り込みを避けてお店を買いに行く場面も見られました。ただし、先を見る力はそんなに強くないので、侵入方向で回避できる奥目の高めに弱い傾向にあります。

●画面周り

 今回、DSでドット数が減りどうなるかと思ったのですが、かなり見やすく親切になっています。「このお店は5倍買いできます」の表示が出るようになったのと、5倍買いで画面で手持ちの流動資産と、現在のエリアの株が確認できるようになったのは大きな変化といえるでしょう。

 総資産画面は、プレイ順ではなく、自分が一番上に来るようになっています。サイコロ順の時にサイコロマークが付いたりと細かい工夫がされています。総資産達成率は出なくなった模様です。

 交渉は、再交渉(条件を変更しての交渉)が可能になったのと、差額を調整するが付いたのは大きいですね。負担額の比率が棒グラフで表示され、こんな感じというのが分かりやすくなっています。

 なお、買い物料ですが、今回も5桁はちゃんと表示されます。

●マップ全般

 マップの各論は別で紹介する予定なので、全般的な話を。新しいギミックは今作に関しては特にありません。

 「株屋」は 3以前の「証券取引所」とポータブルの「株屋」と同じです。停止しないと株が買えません。登場するマップも2マップと少なめですが、どちらも戦略のキーとなる場面も出てきそうです。

 「大砲マス」は、主に飛び地とセットで登場します。今回は飛び地マップもそれなりに数があるので、登場の機会は多いですね。今作は、マークの回収に加えて、銀行の効果も適用されます。賞金、株購入が可能ですし、目標金額越えでの到着は即優勝です。

 ポータブルを踏襲して、同じ所をぐるぐる回れるような状態にはなっていません。また、ポータブルにまして銀行が奥まった位置にあるため、全体的に株が買いにくい印象があります。これにより、相乗りの回数が減り結果的にプレイ時間の短縮につながっているかもしれません。

 今作も、いたストポータブル並に、お店価格が安くなっています。初期所持金の少ないマップもありますが、全体的に資金繰りは楽なマップが多いですね。

●カジノ

 今回のカジノは、4種類です。

 「いただきスロット」はいつものスロットですが、リールがだいぶ変わっています。ワープや株のダブルリーチも見られるようになりました。スリーセブンは、SP仕様のレベル×500Gに戻っています。

 「あみだドカン」は3択のくじ引きですね。とりあえず、効果音は聞いてみる価値ありです。1/3 がハズレ、残りがコイン(レベル×10G×1〜8)またはどこでもカード、最後の1つは「?ブロック」です。ブロックの中身は、1コイン、10コイン、どこでもカード、スーパーキノコ、毒キノコを確認しています。

 スーパーキノコは、文字通り自分のお店 1軒が 20%アップと、最近のシリーズでは珍しいお店価格を変動させる効果です。交通の要所は増資あまりが小さいので、思わぬ効果があることも。

 「モンスターコロシアム」は DQ3の格闘技場ですね。生き残ったモンスター(複数の可能性あり)にかけていれば、レベル×10〜100Gの収入になります。現金だけの移動なので、SPのチョコボレースに近いですが、必ず誰かが当たるので面白さは上がっています。メッセージスピードが遅いのは難点ですが。

 「銀のタロット」が今回の一番の色物でしょう。2枚のカードを使って「だれが」「どうなる」かを占います。「だれが」の部分は、トップ、最下位、ランダム、手番プレイヤー、全員の5択です。

 「どうなる」の部分は、どうでもいいものと、ものすごいものが混ざっています。どうでもいいものから順番に、レベル×10Gの収入、ラッキーチャンス、ハートマークがとれる(マップにより重要度は違います)、休日、深夜料金、次のターン最大出目が出る、建設ラッシュ、どこか遠くに飛ばされるという感じでしょうか。

●チャンスカード

 ほぼいたストポータブルと同じです。変更されたのが、トリプルスロットの代わりに、銀行から50Gもらうと、自分のお店すべてが +10Gの2枚が入っています。どちらも非常に微妙な効果ですね。

 仕様が変わったカードは、「現金100Gで〜できる」がいたストGK以前の仕様に戻りました。手持ちの現金がなくてもOKです。銀行復旧、チャンス以外の好きなところにワープ、増資とどれも強力な効果ですね。

 「ラックの種」は、つながっているマスのみが影響を受けます。これは「いたスト3」仕様でしょうか?

 お店価格変動は、SP以降と同様で「増資あまり」が調整されます。なので、実購入のお店が30%値上がりすると増資あまりがほとんどありません。逆もまた成り立つため、20%ダウンが入ったエリアは増資あまりが大量にあります。

 ポータブルで変更のあったパルプンテは、DSでは元に戻った模様です。

●空き地

 空き地の仕様は、3以降のものに戻りました。建物は木の店含む 7種類で、FFが抜けたので飛空挺乗り場が気球乗り場に変わりました。それぞれについて、3軒ずつの緩い制限です。空き地の数自体が少ないですね。

 関所以外の買い物料が発生する空き地では、配当金、分け前も発生します。なので、神殿狙いの5株も有効になっています。ただし、休日以外の状態変化の影響を受けません。今回、踊る宝石は特殊な建物の支払いをします。神殿については確認していませんが。

 木の店は 1000G のため、購入後に株価が上がりますが。株売り後のタイミングで株価がアップします。なので、GK以前でよく見られたコンビニインサイダーがしにくくなりました。特に今回は、「死の火山」「クッパ城」の空き地マップが復刻しているので、このあたりの仕様の違いは要注意です。


 とりあえず、全般的なことを中心にまとめてみました。マップの各論と、Wi-Fi対戦を中心とした対人戦についても折りを見て紹介していければと思っています。


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