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● いたストポータブル(マップ編) ●

 「いたストポータブル」のネタということで、前々からやってみたかった全マップ紹介をやってみましょう。例によって文章のみなので、伝わりきれないところもあると思いますが、実際にプレイして確かめてみてください。


●ラダトーム城(P)

初期所持金:1200、目標金額:10000、最大出目:6、エリア数:5、賞金:250+150×レベル

 最初のストリートは、例によって小さな買い物料勝負のマップです。従来のシリーズでいうところの「マハラタ諸島」「かいがら島」「おかしの国」「アレクサンドリア」に相当するマップです。

 所持金との比較だとお店価格はやや高めで、基本的に全マスを通るような仕組みになっています。ということで、いかに早く3軒にして買い物料を取ることができるかがポイントでしょう。従来のこの手のマップよりも銀行周りの分岐がある分、ちょっとだけ増資テクニックがあります。基本的に分岐から遠いところから増資していくのがいいですね。

 株を買う機会は多いですが、多少の相乗りは買い物料で取り返すつもりで早仕掛けしてしまっていいでしょう。目標金額からいって 3軒止まりになることは多いですが、独占で1回増資しただけで、このマップでは驚くほどの買い物料のお店ができあがることでしょう。

●クリスタルタワー

初期所持金:1200、目標金額:10000、最大出目:6、エリア数:5、賞金:300+100×レベル

 こちらも、小さなマップです。いたストSPの「トロデーン城」とほぼ同じ構造です。違いはドラゴンエリアのお店が 100G から 200G になったことだけです。チャンスカードの構成も若干違い、43番が消え、35番が出て、62番が出てと、株が若干重視されるようになりました。

 多少の周回自由度があるので、3軒のエリアができ出すととたんに周回が重くなります。こちらも初期所持金に割にお店価格が高めなので、最初の 2週くらいは資金繰りに厳しくなりやすいです。あと、銀行周りのくらやみのくもはお店価格が高いものの、株を買うときに通過する交通の要所です。3軒でも十分に強力ですね。

 全体的に、所持金不足に気をつけながら 3軒、独占を作って増資で稼ぐというやり方になるでしょう。見た目よりもルートの自由度はあるので、増資の時に交通の流れなどにも気を遣う場面が出てくるかもしれません。あと、狭いマップ全般に言えることは、お店が極端に少ないプレイヤーには厳しいことでしょう。

●ラーミア

初期所持金:1700、目標金額:17000、最大出目:7、エリア数:8、賞金:300+150×レベル

 ここからが、本格的なマップです。DQ3のラーミアをかたどった4つのループからなるストリートです。周回が長く、お店価格が極端に安いものが少ないことから、最初の1週だけは資金繰りが厳しいです。ぎんこう城へ行きにくいの距離が遠いのもこのマップのポイントでしょう。ルートは、両翼は1回しか回れません。そのほかは自由に周回できます。

 交通の要所となりやすい、アッサラーム、イシスは押さえておくと買い物料収入が大きいです。お店価格は安いものの、スペード、ハートの下にある 2軒のお店は回避不能の場所にあり、最重要ポイントです。3軒増資済みでも買い物料は 262G / 210G ですが、この収入も侮れません。この2エリアと、銀行周りのアリアハンは株を制する上で重要なポイントになるでしょう。

 5軒エリアのロマリアは、銀行までの距離が近くコンスタントに増資チャンスをとれるのが利点です。つばさの4エリアは銀行までの距離が遠いという難点がありますが、値段が高めのお店が多く 3軒からでも十分に活躍します。両翼のエリアは、旅のつばさの真上にある 2軒が、2回通る交通の要所です。

 銀行近くの 3エリアは株を制するという意味でもとても重要です。このあたりの軒数が伸び出したら要注意です。株を買いにくいので、相乗りの判断、株の選択には十分注意を。流動資産がないと厳しいマップでもありますから。

●古代図書館

初期所持金:1600、目標金額:16000、最大出目:7、エリア数:6、賞金:300+100×レベル

 こちらは、6エリアの小さなマップです。星形をしておりますが、変わるマークをうまく使えば 8マスショートカットすることができます。ターン数にして 2ターンくらいの差ですから結構大きいです。分岐点では自由にルートを選ぶことができますが、分岐点自体が少なめなのでシビアな選択を迫られる場合もあります。

 ここは、交通の要所となるのはアクアブレス、かえるのうたとゴブリンパンチの 3エリアです。ここの3エリアは、ほとんどの場合通過するルートで回避がしにくいという特徴があります。それ以外のエリアでも 3軒以上のエリアができれば安全地帯を確保しつつ、他のプレイヤーのレベルアップを妨げることができます。ここも、比較的お店の値段が高めなので、1週目の資金繰りには注意です。

 狭いマップながらも、いたストらしい基本的な戦法が使えるマップではあります。ルート取りにもよりますが、若干株が買いにくいのが特徴で、銀行停止がありがたい局面もしばしばあります。

●聖風の谷

初期所持金:2000、目標金額:20000、最大出目:7、エリア数:8、賞金:300+100×レベル

 4つのループからなる横に広いストリートです。両翼の扱いは「ラーミア」に似ていますが、大砲マスの存在と分岐のルールの違いで性格はかなり異なります。分岐はぎんこう城からは同じループに戻れないようになっています。また、両端のループは 1周限りです。

 このマップは、銀行に帰りやすい構造のため、銀行周りの 4つのエリアがかなり強力です。その中でも回避が不可能な守り人の集落、がけの洞くつの2エリアが凶悪です。銀行周りのエリア初期株価がは 4G 〜 7Gと極端に安いのです。スペード、ハート隣のマスは回避不能です。守り美との洞くつは株価が 4G と安く、5倍買いで独占まで持って行きやすいエリアです。しかも交通の要所になりますから要注意です。

 外周は、銀行までの距離の遠さがあるので不利といえば不利ですが、周回を制するのと 3軒から実用的な増資あまりがあるので、中盤の資金作りにはちょうどいいです。大砲マスが利用できるのも大きいですね。今回は大砲の移動先がマークの場合マークだけ回収することができます。これによって思わぬところで周回できたりすることもあります。

 チャンスカードが比較的派手というのも特徴でしょうか。この広いマップでワープ系のカードは強いですし、47番のパルプンテは安いお店が多いので、上がるにせよ下がるにせよ大きな動きになります。今回下がるパターンでは 15〜19G くらいまで落ちるので、株価が大暴落するシーンもあります。増資するときにはちょっと気を遣ってみるといいかもしれません。

 ぎんこう城を通過する機会が多いマップなので、株の押さえあいが発生しやすく長期戦になりやすいかと思います。また、要注意エリアが育ち始めたら、交渉などで全体の流れを速くしてやるといいかもしれません。

 あとは、80番の建設ラッシュも重要です。ぎんこう城まわりの吹けば飛ぶようなお店も、あっという間に 250G近いお店に変貌しますから。なお、28番のトルネコが入っていないので、超高額店舗を作るときには気をつけましょう。33番、18番、74番はありますが、22番はありません。

●魔列車

初期所持金:1500、目標金額:15000、最大出目:6、エリア数:8、賞金:200+150×レベル

 お次は、やっかいなスイッチの登場するマップです。先頭車両と中央部、後方車両の3つのブロックに分かれていて、連結スイッチを踏むことで中央部が先頭車両にくっついたり、後方車両にくっついたりします。ルート取りですが、車両を移動できる際には必ず他の車両に移動しなければなりません。分かりにくい分岐なので注意が必要ですね。

 最大出目が「6」という足の遅いマップです。スイッチの具合によって大幅にレベルアップが遅れることもあり、事故が起こりやすいマップです。2週目くらいまでは資金繰りに苦しみやすいのですが、スイッチに嫌われるとうっかり 3軒や独占ができやすいマップでもあります。

 エリアとしては、ぎんこう周りのイフリートが頭ひとつ抜け出しています。最大出目やルート取りの制限もあり、いろいろな意味で強力です。そののエリアは中央車両の前側、後ろ側、先頭車両のフェニックス、それ以外のエリアの順でしょうか?

 安全地帯をつぶすようにエリアがとれると相当有利になります。このマップの場合、3軒からでもそれなりに買い物料が出ますから、3軒以上は要注意です。

 スイッチを踏まれるとぐるぐると回らされる部分ですが、先頭車両は 3軒からでも十分強力です。ここの空き地には神殿を強くおすすめしたいですね。5倍買いの恐怖はありますが、メンテナンスフリーでの高額収入には価値があります。後方車両は、初期所持金と、株価と立地条件から使いにくい印象があります。空き地は神殿は真っ先につぶすべきですがそれ以外が難しいです。飛空挺、お店、関所などがありえますね。

 このマップは、スイッチによる事故が起こりやすいので、スイッチに嫌われて同じところをぐるぐる回らされたとしても、粘り強くプレイしてみてください。エリア数はそれなりにあるので、とくに後ろ車両のエリアは思わぬ敗者復活の地になるかもしれません。一番高額な 730G のお店があるのはこのマップなのです。

 チャンスカードは引いてうれしいワープ系が入っていますが、現金100G が必要なものも 2枚あるので多少の現金は取っておきましょう。また、とれなかったマークが大量にとれるかもしれない 91番のエーコが入っていたりします。28番のトルネコはここにはいません。

●リーザス像の塔

初期所持金:2000、目標金額:25000、最大出目:8、エリア数:8、賞金:300+200×レベル

 この作品で唯一の 25000G 目標のマップですが、とてもそうには見えない広さです。大きなループと、それにつながる小さな2つのループからなるマップで、小さなループは1周しか回れません。エリアの買い物料を2倍にする「テンションマス」の存在が大きいです。

 基本的に買い物料勝負で、大きなループの4エリアが主戦場になります。銀行周りは 3軒以上になるととても危険で、所有者は株を制することができるようになります。株を買いにくいマップなので、やはり株の選択は重要になってきます。

 小さなループは周回が選べるので、回避されやすく重要度は若干落ちますが、エリア数が少ないので贅沢を言っていられない場面も往々にしてあります。3軒エリアが 2つありますが、2軒からそれなりに増資できて株価ののびが 33% 増しなので、序盤からの重要な資金稼ぎになります。また、マーク手前のマスは回避不能で、お客さんが止まりやすいという特徴があります。

 テンションマスは使いようによっては大きな武器になります。3軒でも 2000G 近い買い物料がとれたりしますし、独占状態であれば、大きな壁になります。序盤の小遣い稼ぎの 150Gが、シャレにならない 300Gに化けたりもします。ちなみに買い物料2倍のエリアを、もう一度指定すると、元の買い物料に戻ります。これもテクニックとして覚えておきましょう。

 周回ボーナスが高いので、損益分岐点を意識しつつ地道に周回していくのが吉でしょう。高いお店ができはじめたら我慢比べの開始です。チャンスカードで1周稼げたりすると大きかったりするので、(狙っては止まりにくいですが)積極的に狙ってみるのも手でしょう。また、ここでもトルネコは登場しません。

●オペラ劇場

初期所持金:2000、目標金額:20000、最大出目:7、エリア数:10、賞金:300+150×レベル

 このシリーズの中でも広いマップの部類に入るオペラ劇場です。長い直線と上下に分かれたループが特徴です。マークが上下の部分に分かれているため半分の5エリアを通ればだいたいはレベルアップできるようになっています。スイッチを踏むと直線部分とループのつながり方が変わります。

 分岐ですが、同じループは1周までしか回れず、ループから出られるときは強制的に出なければなりません。スイッチの踏まれ方によってはいきなり道がつながって強制排出されたり、いつまでたってもぎんこう城に戻れないということもあります。大砲マスも2つあり、場合によっては脱出などにも使えます。

 基本的にルートの自由度は高くないので、3軒、4軒のエリアをいかに早く作れるかがポイントになってきます。ぎんこう城から続く直線の 4エリアは基本的に回避不可能なので、買い物料が高くなると大きな脅威になります。また 2つの 6軒エリアも回避しにくく、3軒、4軒まで伸びやすいので、一発勝負に向いているかもしれません。

 それ以外のループ内の4エリアは基本的に回避されやすく優先順位こそ落ちるものの、通路近くの方はゾーンになったりすることもあり、侮れません。エリア数は多いので、多少店状態が悪くてもなんとかなる可能性は高いですね。

 空き地の選択ですが、ここでも神殿はかなり光ると思います。分岐点の逆側が高いお店になっているので、3軒以上になったときにかなり難しい選択を強いられることにもなるでしょう。また、ルートの選択肢が少なくぎんこう城に戻りにくいため、飛空挺乗り場もいいでしょう。さらに、所持金に余裕が出やすいので、木の店、わらの店でそのまま戦力として使うのもアリですね。

 安定してぎんこう城に戻れないので、株の選択が重要になることもしばしばあります。特に直線は決まったマスに止まりにくいので、5倍買いの決断も早いほうがいいでしょう。また、目標金額を超えてからもなかなかゴールできずにいろいろな意味で熱い展開になることも予想されます。ルートの自由度が少ないマップでは交渉も重要になってきます。

 買い物料に傾倒したマップではありますが、これまでにないタイプのマップで、個人的には面白いと思いました。

●世界樹(P)

初期所持金:2000、目標金額:20000、最大出目:7、エリア数:8、賞金:300+200×レベル

 DQ4の馬車をモチーフにした、変わった形をしたマップです。馬の部分は2つのループが、車の部分も2つのループがあり、ルート取りの方法が何通りかあります。分岐ですが、ぎんこう城の通過時は左右の折り返しができません。また車輪部分は1周しかできません。それ以外は自由に分岐ができます。

 このマップは、ぎんこう城周りのバトランド、ブランカ、エンドールが交通の要所になります。特にバトランドはエリアの大部分が回避不能の場所にあり、株価も 4Gと極端に安いので、独占に持って行かれるとかなり強力です。車輪部分のリバーサイドの変わるマークはルート取りのアクセントになります。5軒エリアなので、軒数を増やしやすいという利点もあります。

 奥目のエリアは基本的に増資あまりに期待という感じでしょうか。高くするとお客さんが来なくなってしまいますからそのあたりは注意です。とにかく、ブランカ、エンドールの分岐点のお店と、バトランド全体の動向には要注意なのです。自由度が比較的高く、ぎんこう城による機会も多いことから株の持ち合いになりやすいかと思います。

 このマップには、33番のカードが登場しません。28番は出ますが、それ以外に大もうけできるようなカードが少ないので、地道な勝負になるかと思います。65番の5倍買いチャンス、79番の3倍買いチャンスが両方とも入っており、47番のパルプンテや、80番の建設ラッシュは入っていないので、防衛増資はお早めに。

●ビサイドキーリカ(P)

初期所持金:2000、目標金額:18000、最大出目:7、エリア数:9、賞金:300+150×レベル

 いたストSPでも登場したマップのリメイク版になります。マップの構造は大きくは変わっていませんし、飛び地に飛ばされるシンも健在ですが、最大出目が 7になり、飛び地にも 6軒エリアができました。ぎんこう城の分岐はちょっと変則的で、通行止めがないときは左右の同じループには戻れず、通行止めがあるときは好きなルートを取ることができます。

 ぎんこう城まわりの4エリアにいる状態でシンと重なったときに、飛び地に飛ばされ、ぶつかったエリアが通行止めになります。通行止めになると、マークのところで折り返さなければなりません。今回は、シンが4マス動く場合もあり、2か所が通行止めになることもありえます。

 ルートの自由度は低く、比較的資金繰りが楽なので早いうちから 3軒以上のエリアを作って増資というのがメインになるかと思います。本土は、奥目エリアのマーク隣りの2軒をのぞけば回避できないお店になっています。株が買いやすいので、株の押さえあいや、ため込みが重要になってくるでしょう。

 本土でお店がなかなか買えない場合や、高いお店に近づきそうな場合わざと飛ばされるという手もあります。飛び地は脱出率がそこそこ高いですし、6軒エリアになっているため、思わぬ増資ポイントになる場合もあります。また、空き地が2つあるのも特徴ですね。

 空き地の選択ですが、神殿もいいですが、増資ポイントのために普通のお店にしてしまうのもありかもしれません。左側に酒場を建てると 4以外で脱出できない(1は大砲ですが、全員集合直後は抜け出せない可能性がある) という状態になります。狙って止まりにくいのと、高額買い物料を狙うのには広い飛び地なのが難点ではありますが、逆転狙いという意味ではアリかもしれません。

 ルートの自由度こそ少ないものの、攻めるタイミングに悩ましいマップだと思います。

●聖地ゴルド

初期所持金:2000、目標金額:20000、最大出目:7、エリア数:11、賞金:300+150×レベル

 いたストポータブルの中で最も大きなマップです。2つの大きな飛び地があり、本土のエリアと入れ替わる回転スイッチの存在も大きいです。分岐はぎんこう城の下の休日マスのところだけ、マイエラから入ってくる場合はぎんこう城に向かう方向にしか行けません。それ以外は自由に周回できます。回転スイッチでエリアが入れ替わったときもプレイヤーの向きは変わりません。

 普通に周回すると何かと時間がかかりますが、飛び地を使えば一気にマークが回収できるかもしれません。ただし、飛び地には高いお店が多く、資金不足に陥りやすいという難点もあります。初期状態では空き地は飛び地の中にしかないので、そのあたりの兼ね合いもありますね。基本的には、本土のぎんこう城周りのトラペッタ、トロデーン、マイエラの 3エリアが便利かと思います。

 飛び地との入れ替わりになるかもしれないエリアは、安定感こそないものの可能性が広がるエリアではあります。3軒以上になったらスイッチも考えた動きが必要になるかもしれません。一方で飛び地奥目のエリアは通行量に大きく依存しそうです。回避しにくい下の旅の扉につながっている、右側の飛び地のほうが若干有利かもしれません。

 下側の2エリアは、回避されやすいという難点はありますが、5軒エリアのため軒数が伸ばしやすいのと、右側の旅の扉からの脱出でねらい打ちにできる可能性がちょっとだけあります。

 序盤の資金繰りが若干厳しく、飛び地をぐるぐると回らされるとかなり厳しいです。安定した収入で早いうちに動きやすい体制を作っておくのがいいような気がします。ここも株が買いにくいため、相乗りも含めた株の選択は悩ましいです。

 空き地の選択ですが、全体的に神殿は脅威になりますね。また、本土との入れ替えになるところでは飛空挺乗り場もかなり使いやすいです。4軒エリアなので、木の店の株価の伸びも大きいですし、飛び地の脱出率が低いことから、奥目の空き地には酒場という選択まであります。

 ここも 28番のトルネコが出てきません。しかし、95番の全員集合、88番のテレポなど事故が起こるカードが入っています。79番、98番の 3倍、4倍買いチャンスも見逃せません。

●ダーマ神殿(P)

初期所持金:1800、目標金額:20000、最大出目:7、エリア数:7、賞金:300+100×レベル

 3つの円からなるマップです。初期所持金は少ないものの、最大お店価格がなんと 390G とおそらく歴代で一番安いでしょう。そのため資金繰りにはそんなに困りません。分岐の制限はなく、いたストポータブルの中で一番自由度の高いマップかもしれません。真ん中の飛び地に 1軒だけ空き地があります。

 狙って止まるのは難しいですが、ぎんこう城が分岐から深い位置にあることから、ぎんこう城周りのせんしエリアは重要です。ここも、初期株価 4G と安いため、独占に持ち込まないと買い物料が上がりませんが、止まれさえすればすぐにでも 5倍買いできるようなお店ばかりです。とうぞく、ぶとうかは比較的通りやすい場所ですね。

 まほうつかいエリアは分岐から若干奥まった場所にあり、押さえるとダイアのマークを制することができます。買い物料狙いにはなりませんが、レベルアップを遅らせることができるでしょう。本土の残りは増資あまり確保のエリアになりますね。

 飛び地は基本的に回避不可能ですが、脱出率が比較的高く長期滞在は望めません。空き地の選択ですが、6マスしかないことを利用して地味に関所とか、基本に忠実に神殿とかが考えられますが、普通にお店にしてしまったほうがいい場合もあるでしょう。酒場は脱出率の高さと反対側にあるお店が安いこともあり、おすすめはしません。

 基本的に、高額店舗をよけつつ周回を進めていくという方法になるかと思います。ぎんこう城が遠いので株の扱いには要注意ですが、全体的に株価が安いのでとりあえず株を押さえておくということも十分可能なのではと思います。

 チャンスカードですが、目につくところでは 36番、54番、58番と現金100Gでうれしいカードが全部あるので、それなりの準備はしておきましょう。79番、98番、65番と 3〜5倍買いチャンスもすべてあり、お店価格の安さも相まってうっかり独占も起こりやすいでしょう。80番の建設ラッシュもあるので、5倍買いなどのタイミングには要注意ですね。

 そのほかにも飛び地の事故を誘発させる83番バシルーラ、96番自分以外誰かのところに全員集合、88番テレポが入っていたり、81番のメダパニがあったり、28番のトルネコや37番のお店価格 30%アップなど固め打ちからの一発逆転も狙えるカードが入っていたりとかなり派手です。

●ビュエルバ

初期所持金:2000、目標金額:20000、最大出目:8、エリア数:8、賞金:300+150×レベル

 広さはあるものの 8の字型のマップです。エリア構成は上下で非対称になっていますが、全体的に安いお店が多いのが特徴です。シュトラールマスに止まることで、多少のルート選択ができるようになっています。ぎんこう城の分岐は上下のループをぐるぐる回れないようになっています。いたスト3のムーンライトクルーズを小さくしたような感じですね。

 基本的に買い物料勝負のマップです。3軒以上をいかに早く作って増資できるかがポイントですが、最大出目が 8と大きいので回避率は若干高めです。ぎんこう城やシュトラールマスを活用することで若干危険地帯への距離を広げることができるかもしれません。

 エリアとしては、ぎんこう城周りは増資チャンスの点から有利です。浮き雲通りは幅こそ狭いものの回避不可能なエリアなので、独占になったときは要注意です。そのほかには、シュトラールマスからの「1」や「2」をねらい打ちにするのも作戦としてあります。とくにルース魔石鉱の 480G のお店はこの手の店にしては価格が高く効果が大きいのです。

 奥目のエリアは、通行量こそ少なくなるものの回避しにくいという利点はありますし、高いお店が点在しており、3軒から4桁の買い物料が狙える場所でもあります。

 買い物料勝負のマップでは、5倍買いのタイミングなどが重要になってきます。また、誰かが独占したときは、交渉などで積極的に場を動かす必要も出てくることでしょう。賞金の周回ボーナスが 150G と高いので、時には旅立つ勇気も必要になるのかもしれません。

 チャンスカードは、36番、54番、58番の 100G 支払ってうれしいカードが全部あるので、100G の現金は持っておくといいでしょう。18番、22番、74番の 2倍売りカードはありますが、33番は入っていません。また、28番もないので、どちらかといえば一点増資より手広く増資をしていった方がいいのかもしれません。ただし、20番のポーションと23番のハイポーションがあります。

 81番のメダパニや68番のスーパーハイテンションもあるので、思わぬ事故が発生する可能性もあります。

●飛空挺(P)

初期所持金:1500、目標金額:20000、最大出目:8、エリア数:9、賞金:300+150×レベル

 シリーズおなじみの「右半球」「左半球」の移植版です。今回は最大出目が 8なのと、増資あまりの関係で 2 と GK に近い感じですが、チャンスカードだけは 3からの引き継ぎになっています。4つのループからなる自由度の高いマップで、ぎんこう城で直進しかできない以外は自由に分岐を選ぶことができます。

 いたストポータブルは、全体的にお店価格が安く資金繰りもそんなに厳しくないのですが、ここだけはいたスト2のマップです。最初の 2周くらいはかなり資金が厳しく他のマップのように楽には行きません。

 自由度が高いマップなので、独占して買い物料というより、安全を確保しつつ株を駆使した戦い方が重要になってきます。比較的お店価格が安く、タイムリーな 5倍買いが大事になってくることが多いのです。

 ファルコンの 490G のお店、セルシウスの 380G のお店、ヒルダガルテの 390G のお店は足がかりになりやすいと思われます。エリアの他のお店が安いため、5倍買いでつなげやすいからです。また、ラグナロクは初期株価 16G と、いたストポータブルの中では最高値です。他のマップにはない、乗り換えで運営するようなエリアなので、扱いには要注意です。

 チャンスカードは、いつも通り大きな事故が起こるカードは入っていません。50番が入っているのが新鮮なくらいです。28番はあるのですが、もともと買い物料を期待できるマップではないので、過度の期待は禁物です。まあ、33番は入っているので、それを狙うという手があるかと思います。82番のラックのタネは、ファルコン、ラグナロクの高めのお店に当たる可能性があります。20番ポーションもありますね。

 従来のシリーズと同様、3軒、独占を作る課程と、粘り強く安全地帯を使っていくこと、株の乗り換えなどのテクニックが要求される本格的なマップです。


 というわけで、かなり長くなりましたが、全マップの紹介でした。マップの数だけゲームがあるというのがいたストなので、いろいろとプレイしてみてお気に入りのマップを探してみてはいかがでしょうか。

 また、バトルロードのモリーのことばにあるように、マップ固有の戦い方もあるので、マップになれることがそのマップでの強さにつながることにもなります。いろいろとプレイして、そのあたりのカンを養うのもいいかもしれませんね。


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