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● 桃太郎電鉄15 ●

 今年は、去年に比べてデジタルボードゲームの新作が少ないのですが、冬の風物詩は健在です。というわけで、2005年12月8日に発売された「桃太郎電鉄15」の紹介でも。


 すでに、デジタルボードゲームの定番になっていますね。年末恒例ということで、舞台も日本に戻って「いつもの桃鉄」になりました。

 ゲームの内容は、シリーズ共通です。日本全国を舞台に、目的地を目指して突き進み、物件を購入したりしてお金を稼ぐゲームです。

 舞台が日本に戻ったということや、新駅・新カードの追加などマイナーチェンジが続いており、変わらぬ面白さになっているのではと思います。快適な操作感は、今作も健在ですね。

 今回のゲームモードは「いつもの桃鉄」と「桃鉄3年決戦」だけです。ゲーム説明、今回の差分紹介、入門モード、バラエティーモードなどは、今回はありません。

 「いつもの桃鉄」は99年楽しんでくださいという意図の元、調整されているようです。長期間やっていないと出てこないようなイベントもあるみたいです。一方の「3年決戦」は、ヘルプメッセージなどを省いた短期対戦専用のモードです。

 前情報では五大ボンビーがあまりにも凶悪すぎて、ギーガボンビー登場の「7」以来の厳しい桃鉄になるかと思ったのですが、そのあたりはバランス調整がされていている模様です。

 カードが比較的買いやすいことと、移動系カードの品揃えがいいということ、さらにPS版以降の桃鉄では珍しく、収益率のいい 3000万、5000万物件の数が多めなので、展開自体はそんなに厳しくはありません。

 その分、桃鉄USAから引き続き、ブロックカードなし、妨害カードの命中率も高めなので、カードによる攻撃は激しさを増しています。ミサイル、ハリケーン、ブラックボンビーなどの存在もあるので、出入りが激しいですね。

 今シリーズに限っては、序盤の展開が作りやすいのと、五大ボンビーの関係もあるので、初プレイは 5〜10年モードくらいのほうがいいのかもしれません。

 さて、ここからは例によってシリーズ比較のコアな話題を。

 「桃鉄15」のマップは、桃鉄G とほぼ同様です。札幌と旭川の間の路線も健在、ナイスカード駅も何カ所かにあります。旧来のシリーズからプレイされている方は、ワープ駅、カード稼ぎに変更点があるので要注意ですね。

 カード売り場は Gと同様、数が多く、品揃えもよく、使い切りの移動系カードの値段も安めの設定です。カードの売値が今回は 1/4 に戻りました。妨害系のカードは比較的高く売れるのですが、使った方がいいことも多いでしょう。

 なお、今回のスリの銀次は、マイナス、カード駅、ナイスカード駅に加えて、カード売り場にも登場します。最後の逃げ切りでカードを売りに走る時には要注意です。

 物件ですが、物件駅がちょっと増えて、USAや、西日本編などと同様 16軒までずらりと並ぶようになりました。USA よりはましなものの独占が若干しにくいですね。増資の伸び自体は 12 以降と同じですが、USA よりのびのいい感じがします。

 先ほども書きましたが、1億円程度の物件でも収益率 50% というものがあったり、300% まで伸びるものもあります。久しぶりに収益率の桃鉄という感じがします。ベース価格を上げるのに、効率のいい物件の増資は効果的です。

 貧乏神はいつも通りですね。キングボンビーは、サイコロ破壊がかなり痛いです。ハリケーンボンビーは、独占物件も優先順位なしでとばしていきます。ミサイルボンビーはお金は減りにくいもののカードなどの被害は甚大です。

 ブラックボンビーは、カードが使えなくなるのが痛いですね。ギーガボンビーはかなり後になっての登場ということで、とりあえず 10年くらいでは出てこないようです。

 名産怪獣は、ナマハーゲン以外はそれほど登場頻度は高くない模様です。ナマハーゲンに追いつかれたときの被害は、貧乏神の悪行を軽く上回り、五大ボンビーに近いくらいの被害になることもあります。

 マイナーチェンジとしては、シリーズでずっとあった三賞と地域王のボーナスがなくなりました。また、ドジラも出てこない模様です。鉄道はありますが、今回は地域別の鉄道になり、路線上にいる限り逃げ場はありません。

 かなり長く書いてしまいましたが、今回は久しぶりの日本編ということで、シンプルにまとまっているのかと思います。出入りの激しいバランスになっているので、対人戦は盛り上がりそうですね。


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