トップ > コンシューマー

● 桃太郎電鉄20周年 ●

 さて、今年もゲーム紹介記事の時期がやって参りました。年度末からゲームマーケット終了まではゲーム会の機会が極端に減ってしまうため、プレイレポートからゲーム紹介へと内容が変わってくるのです。

 今回紹介するゲームは「桃太郎電鉄20周年」です。発売日は2008年12月18日。初代は1988年12月なので、丸20年が経過したことになります。今回は、シリーズの紹介と、いつも通り差分の紹介をお送りしましょう。


 コンシューマーボードゲームの定番のひとつといってもいいでしょう。ここを見ている方には説明不要かもしれませんが、日本全国を舞台に目的地を目指しサイコロを振って進んでいき、物件を買って収益を上げお金を稼ぐのが目的になります。今回の作品もDS版/携帯版に近い作りでしょうか。据え置きゲーム機のものとは若干作りが違います。

 プレイ人数は、今作は 2〜4人の設定が可能です。ひとりプレイの時は3人固定ですが、みんなで対戦を選ぶことでそれ以外の人数設定も可能です。マップは日本全国のみです。ちょっとしたおまけでタッチペンで遊べるミニゲームが収録されています。

 いつもの桃鉄は、今回最大50年の設定で、ゲーム中に変更可能です。初期所持金も1000万円といつもの作品と同様です。数値関係はあまり変化はありません。歴史キャラ、全駅踏破、全物件制覇、全カード制覇などやりこみ要素はあります。大きなイベントはないものの、1人で楽しむのであればこのくらいの長さがいいのかと思ったりとか。

 今回は、桃鉄3年決戦が用意されています。短期決戦専用のモードで1億円+急行周遊カードを所有でスタート、インフレ率は数値は16年目からの値が使われます。カードの価格は1倍のままです。このあたりは、桃鉄16と同じ感じです。

 全体的な話からですが、マップはいつもの桃鉄より若干広くなっています。稼ぎどころなどは大きな変化はありませんが、今までになかった路線がいくつかできており、ループが若干ですが多くなっています。必要マス数で60マスという数値が出てくるので、そのあたりでも距離感が変わってきているのが分かるでしょう。沖縄県の駅数が増えています。

 カード売り場は若干止まりにくいところにあるようです。売られているカード自体にはハズレは少ないのですが、補充のタイミングは難しいですね。

 物件駅は大幅に増えましたが、これは増資なしの仕様のためです。物件数が少ない駅もあったりして、安いところは3000万円から独占が可能です。増資ができないぶん、収益率は高めに設定されています。食品物件は収益率アップのイベントもあります。

 新しい駅は、急行系カードが手に入る急行駅が使いやすい印象があります。宝くじ駅はハズレありで、6等、5等は夏のプラス駅の収入程度なので大きな逆転は狙いにくいかもしれません。冬場でプラス駅に止まるよりも収入はいいでしょう。

 カードは、種別なしで8枚まで持てます。今回は周遊カードの類が多く、より長持ちする特急定期券カードまであります。購入できるカードは主に急行系ですが、刀狩りカードと乗っ取りカードは止まりにくいカード売り場に売られています。防御手段となる武器よさらばカードは今回は売られていません。

 新カードは、所持金のマイナスをプラスに転じる起死回生カードが使いどころによっては強いですね。徳政令カードでマイナスはキャンセルできますし、今回は今まで以上に所持金を0に戻すチャンスがあります。

 移動カードはマップが広くなったので、のぞみ、リニアまで登場します。リニアは30マス固定です。のぞみ周遊までありますね。最寄りの駅カードと、★に願いをカードは到着駅が表示されるようになりました。後者は数回使用できるのでかなり強力なカードです。

 カード価格は急行カードが400万円ですが、強い周遊系のカードがものすごく高く設定されています。カードの売却価格は買値の1/4、今回はカードの価格改定は16倍まで上がります。

 貧乏神関係は、いつも通りという感じでしょうか。新ボンビーは所持金があればどうにかなるという感じですが、カードを使うのに1か月消費するのが痛いですね。ミニボンビーはまれに急行系カードを拾ってきます。ボンビーモンキーは、強いカード3枚から1枚を選ぶように変更されています。

 プレイした感じ、テンポはいつも通りです。このあたりは気を遣っているところではと思います。

 対戦ですが、今回は3年決戦があるので、より楽しめるようになりました。3年決戦は少ない資産で派手な打ち合いになるのがいいですね。名産怪物もほぼ出ませんし、歴史キャラは完全に出ませんが、イベントの類は出現するので、今回は発祥地のイベントが勝負を分けそうです。

 通信対戦も対応で、Wi-Fi対戦もできます。何回かプレイして、切断されることもありましたが、対人対戦ができるようになったのはいい時代になりましたね。

 対人戦におすすめの3年決戦が通信対戦でプレイできるのはいいですね。DS最新版にふさわしい作品だと思います。


トップ > コンシューマー