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● カルキュレーション・ノイ ●

 休日の移動中にふと考えついたアイデアです。オリジナルゲームとして扱うのにはあまりにも元ネタを残しているので、がらくた置き場行きになってしまいました。

 タイトル通り元ネタは「ノイ」です。カードをプレイしていき合計数が 101 を越えるとアウトになるゲームです。とりあえず、今回は元ネタを知っている方に向けて書きます(ルールまで書くとゲームを再現されてしまいそうなので)。

 目的は、「ノイ」はもともと数字を足していくゲームなので、もっと複雑な計算を入れてゲームとしてまとめたらどうなるかを試したかったからです。すべてのカードを入れると高校数学程度の知識が(一応)必要です。ゲームをプレイする上では、そこまでの知識はいらないのですが。


- ルールの変更点 -

 ルールの変更点は場の数字に関することだけです。場の数字は 0 〜 100 の整数とします。計算結果が 0 〜 100 までの整数にならないようなカードは出せません。

 元は 101 までですが、計算の都合上 100 までのほうがゲームとして面白くなるので変更しました。分数のかけ算などの計算で答えが整数にならない場合、そのようなカードは出せません。

 また、結果がマイナスになるようなカードも出せません。カードが出せなくなると負けなので、最初の手札がすべて引き算カードだと一発で負けになります。

 また、現在の場の数字を N と表します。これは、一部のカードで N を使った計算をするからです。


- カードの種類 -

 バリエーションなので、カードの種類が一番重要になります。登場するカードの案は、以下の通りです。枚数などのバランスはとっていません。今のところ、カードは全部で 90枚あります。

● 足し算カード
+1 〜 +10 (各 4枚)

 場の数字に足し算をします。通常のカードですね。今回は、分数の演算があるので数字の小さいカードが単純にいいカードにはなりません。場の数字が 101 以上にならない限りいつでも出せるカードです。

● 引き算カード
-1, -10 (各 5枚)

 場の数字に対して引き算をします。結果がマイナスになるようには出せないので気をつけてください。次のプレイヤーに有利に働くのが難点ですが、100 に近づいたときの避難カードになります。また、Double に対して有効な防御カードでもあります。

● 定数カード
100 (7枚)

 場の数字を 100 にするカードです。攻防一体のカードですが、自分の体制が整っていないときに出すと自爆のおそれがあります。今回は 100 から回避できるカードは多く入っています。

● 割り増しカード
×2 (2枚), ×3/2 (1枚), ×5/4 (1枚)

 場の数字を大きくするかけ算のカードです。101 以上にはできないので、当然 ×2 は 51 以上のときには使えません。×3/2 は 66以下の偶数、×5/4 は 80以下の 4の倍数に対してしか使えません。持っているとかなり邪魔なカードです。

● 分数カード
×1/2, ×2/3, ×3/4, ×4/5 (各 2枚)

 場の数字を小さくするかけ算のカードです。×2/3 だけ 100 のときには使えません。引き算カードの直後に使うのがいいのですが、早めに使ってしまったほうが楽でしょう。×3/4, ×4/5 は 90 〜 99 のときには使いにくいのでちょっと注意が必要です。

● 関数カード
+(N mod 10), 5 √N, 40 log10 N (各 2枚)

 複雑な関数を扱うカードです。左から順に、剰余、平方根、対数になります。平方根は中学生程度、対数は高校生程度の知識が必要なので、場合によってははずしてもかまいません。

 剰余は、場の数字を 10 で割ったときのあまり、すなわち場の数字の 1の位の数を加算します。100 のときには効果を発揮しますが、96 〜 99 では出せないちょっと中途半端なカードです。

 平方根は、場の数字の平方根を取って 5倍します。当然、平方根を取ったあとに整数になる必要があります。出せるタイミングと計算後の値は以下の通りです (計算前 → 計算後)。

0 → 0, 1 → 5, 4 → 10, 9 → 15, 16 → 20, 25 → 25, 36 → 30, 49 → 35, 64 → 40, 81 → 45, 100 → 50

 基本的に数字を小さくする働きがあります。普通は 100 にならないと使いどころがない上に、使うと場が 50 になってしまうやりにくいカードです。

 対数は、場の数字の常用対数を取り 40倍します。出せるタイミングと計算結果は次の通りです。

1 → 0, 10 → 40, 100 → 80

 これも 100 以外では使いどころのないカードです。特に 11 〜 99 までの間では絶対に出せないので気をつけてください。

● 特殊カード

 さまざまな効果を及ぼすカードです。

Pass (4枚), Turn (4枚), Shot (2枚), Double (2枚)

 これらのカードの効果は同じです。その他に新カードが追加されます。

Exchange (2枚), Swap (1枚)

 Exchange は手札交換のカードです。Exchange とともに手札をすべて捨ててもとの枚数まで引き直します。そのあとで、もう一度自分のターンをおこないます。手札を圧迫するので意外と邪魔なカードかもしれません。

 Swap は「場の数字の 1の位と 10の位を入れ替える」効果があります。ただし 100 のときには使えません。これも、使いどころの難しい微妙なカードでしょう。


- デザイナーズノート -

 「等式くん」とか NUMERO を考えているうちに、ふと教育用玩具風に「ノイ」もアレンジできそうだと思って作りました。原作の「気楽さ」を多少犠牲にしていますが、いい感じでトランス状態に入れるかもしれません。

 分数を使うことは考えていたのですが、さらに変な関数をということで平方根などを加えてみました。バランスとりが難しいですね。

 どちらかと言えば、ゲームで使う範囲の計算能力を鍛えるという働きがあるかもしれません。なので、元ネタと同じように早打ちをすることをお勧めします。

 テストプレイはしていないのですが、妙なゲームを作ってしまったという感はあります。ヤミゲームに落ちないようにと心配しながら、紹介を終わりたいと思います。


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